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3-27絶対に連れ戻したい
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「嫌ぁ!! アクアはシエルと一緒にいるの!! これをリッシュ!!」
「何を言っているのさ、日本に帰ってあたしと一緒に暮らすんだよ」
「アクア!!」
「チビ!!」
「アクア様!?」
「マミ、どうして!?」
そうしてアクアとマミは一緒に異世界へのゲートに吸い込まれてしまった、俺たちドラゴンの三人はその異世界へのゲートを維持しているから動けなかった。リッシュも同じだ俺に預けられたペンダントがあったからゲートの中には入れなかった。俺はどうしよう、どうしようと焦った。早くアクアを取り戻さなければ、アクアは二度と俺の手の届かない異世界へ帰ってしまうのだ。そんな時だった、冷静で懐かしい女性の声が聞こえた。
「落ち着きなさいアルカンシエル、この異世界へゲートはわれが引き継ぎます」
「母上!?」
突然現れた俺の母であるセーメイオンは俺と魔力を合わせて、そして異世界へのゲートを維持する役目を代わってくれた。俺はいろんな疑問があったがそれは後にして、すぐに異世界へのゲートをくぐろうとした。そんな俺に母であるセーメイオンはとても大事なことをいくつか教えてくれた、そう大きな声で叫ぶように俺にこう言った。
「アルカンシエル、その中ではドラゴンになってはいけません、そんなことをすると異世界へのゲートがバランスを崩してしまいます。そしてその中では魔法も使えません、それを承知で異世界へのゲートには助けに行きなさい!!」
「分かりました、母上!!」
「シエル様!! これをお持ちください!!」
「リッシュこれは!?」
「さきほどアクア様が投げられたものです!!」
「これは『魔法の糸』か!? ありがとう、リッシュ!!」
「この『魔法の糸』を僕が持っています、その糸を辿ってお気をつけて行ってください」
アクアは異世界へのゲートに連れ込まれる寸前にリッシュに、『魔法の糸』という『魔法の道具』を投げて寄こしていた。この糸はどんな色にも変わりどこまでも伸び続けるという糸だった、俺はその糸を辿って急いで異世界へのゲートに飛び込んだ。すぐに白い空間が現れていろんな時の流れが入り口となっていた、俺は糸を頼りにアクアの元へと走った。
「いや、アクアを放すの!!」
「何を言っているの? 一緒に日本へ帰りましょう」
「アクアはシエルと一緒にいるの!!」
「駄目よ、そうやってあたしの娘も男についていって死んだ」
「はぁ!? 一体何を言っているの!!」
「死んだ娘がやっと帰ってきた、今度こそはあたしは逃がさないわ」
俺がアクアとマミを見つけた時、二人は全く噛み合わない会話をしていた。マミの方は正気を失っているように見えた、アクアを亡くなった自分の娘だと思いこんでいるようだった。マミは刃物をアクアに突き付けて脅していた、だから俺は慎重にでも素早く二人に近づいていった。レンやユヴェリーアそれに母上が、どのくらいこの空間を維持できるかが分からなかったから急いだ。
「アクアを放すんだ!!」
「シエル!?」
「あんたかい!? あたしの娘をとっていったのはあんたか!?」
「アクアはマミの娘じゃない!! 正気を取り戻すんだ!!」
「そう、アクアはマミの娘じゃないの!!」
「何を言ってるんだい、ほらっ、確かにあたしの娘だよ」
「その刃物をこっちに渡せ!!」
「アクアのことを放して!!」
「駄目だ!! そうしたらまたあたしの娘がとられてしまう!!」
俺はアクアとマミの背後から飛びかかったが、マミのアクアを拘束する手は恐ろしいほど強かった。ドラゴンの俺でも引きはがせなかったくらいだ、そのくらいマミはアクアに執着していた、そしてアクアに刃物を向けて俺を脅してきた、たとえ脅しであっても俺はアクアを人質にとられれば、二人から離れるしかできなかった。
「シエル!?」
「あたしの娘をとる男、あんたを殺してやる!!
「それならほらっ、俺はこっちだぞ!!」
「シエル!!」
「そんな手に引っかからないよ、あたしが放した娘をとる気だろう!!」
「正気に戻れ!! あんたの娘はもう死んでいる!!」
このままだと時間だけがどんどん過ぎていってしまう、俺が何か他に手がないか探してみた。でもアクアは刃物で脅されていて動けなかった、そしてこのマミという女にはアクアを放す気がなかった。俺たちは睨み合いを続けたまま時間だけが経っていった、このままだと俺たちはこの真っ白な空間である時の道で彷徨いつづけて死ぬかもしれなかった。その時だった、アクアがマミの隙を見て動いた。
「ごめんなさい!! アクアはシエルが好きなの!!」
「あ?」
「アクア!?」
アクアがいつも持っている解体用のナイフでマミの脇腹を刺していた、今まで人間を傷つけたことのないアクアが初めて人間を傷つけた。アクアに刺されたマミは信じられないという顔をして、そうしてふらふらとよろけて時の入り口に一つに落ちていった、俺はナイフを持ったまま震えているアクアを抱きしめた、ナイフを固く握っている指を少しずつ開かせて、ナイフをアクアから放した、そしてアクアの持っていた鞘に納めた。
「うわああぁぁん!! シエル!! シエル!!」
「アクア、よくやった。よく戦った、アクアは凄いよ」
「ひっく、初めて、ひっく、人を傷つけた、ひっく」
「アクアは自分の身を守ったんだ、何も悪いことはしていない」
「シエル、こんなアクアでも好きでいてくれる?」
「ああ、俺はアクアが大好きだ」
俺はそう言ってアクアのことを抱きしめた、アクアはまだふるふると体が震えていた。俺は今までアクアには人殺しをさせないようにしていた、無意識にアクアのことを想ってそうしていたのだ。でもアクアはそんな俺の気持ちを知りながら、それでも初めて人を傷つけた。それは俺と離れないためだった、それなら俺がアクアを嫌いになることなんてなかった、俺はアクアのことを大切に強く抱きしめた。
「シエル、アクア十五歳になったよ」
「え?」
「今日が誕生日だったの、もうアクアは大人なの」
「ああ、そうか。アクア、あめでとう」
「アクアはシエルが好きなの、シエルはアクアが好き?」
「ああ、アクア……」
俺はアクアに家族として好きかと聞かれているのではないと気がついた、アクアは一人の女性としてそして俺を一人の男性と見て好きなのかと聞いているのだ。返事を待っているアクアは顔を真っ赤にして、それから両目に涙をいっぱいためていた、俺がそんなアクアが可愛くて仕方なかった。だからアクアのことを思いっきり抱きしめて、そうして初めてアクアに家族としてじゃなく、一人の男として愛していると伝えた。
「アクア、君を愛しているよ。一人の男として君を愛しているんだよ」
「ほっ、本当にシエル。アクアのことを愛してる?」
「ああ、ずっとアクアがそう言ってくれるのを待っていたよ」
「そうだったの? アクアの言葉を待っていてくれたの?」
「そうだ、アクアが大人になって俺を愛していると言ってくれるのを待っていた」
「アクアは、アクアは、とっても嬉しいの!! アクアはシエルのことをずっと愛してるの!!」
そうして俺たちはお互いに愛を伝えるとキスをした、口と口とは触れるだけの可愛いキスだったが今の俺たちには十分だった。そうして俺たちは早く出口を探さなきゃいけないことを思い出した。アクアが持っている『魔法の糸』はまだ切れてはいなかった、だからその糸をたよりに俺たちは出口へと向かっていった。
「シエル!! 『魔法の糸』がここで切れてるの!?」
「何を言っているのさ、日本に帰ってあたしと一緒に暮らすんだよ」
「アクア!!」
「チビ!!」
「アクア様!?」
「マミ、どうして!?」
そうしてアクアとマミは一緒に異世界へのゲートに吸い込まれてしまった、俺たちドラゴンの三人はその異世界へのゲートを維持しているから動けなかった。リッシュも同じだ俺に預けられたペンダントがあったからゲートの中には入れなかった。俺はどうしよう、どうしようと焦った。早くアクアを取り戻さなければ、アクアは二度と俺の手の届かない異世界へ帰ってしまうのだ。そんな時だった、冷静で懐かしい女性の声が聞こえた。
「落ち着きなさいアルカンシエル、この異世界へゲートはわれが引き継ぎます」
「母上!?」
突然現れた俺の母であるセーメイオンは俺と魔力を合わせて、そして異世界へのゲートを維持する役目を代わってくれた。俺はいろんな疑問があったがそれは後にして、すぐに異世界へのゲートをくぐろうとした。そんな俺に母であるセーメイオンはとても大事なことをいくつか教えてくれた、そう大きな声で叫ぶように俺にこう言った。
「アルカンシエル、その中ではドラゴンになってはいけません、そんなことをすると異世界へのゲートがバランスを崩してしまいます。そしてその中では魔法も使えません、それを承知で異世界へのゲートには助けに行きなさい!!」
「分かりました、母上!!」
「シエル様!! これをお持ちください!!」
「リッシュこれは!?」
「さきほどアクア様が投げられたものです!!」
「これは『魔法の糸』か!? ありがとう、リッシュ!!」
「この『魔法の糸』を僕が持っています、その糸を辿ってお気をつけて行ってください」
アクアは異世界へのゲートに連れ込まれる寸前にリッシュに、『魔法の糸』という『魔法の道具』を投げて寄こしていた。この糸はどんな色にも変わりどこまでも伸び続けるという糸だった、俺はその糸を辿って急いで異世界へのゲートに飛び込んだ。すぐに白い空間が現れていろんな時の流れが入り口となっていた、俺は糸を頼りにアクアの元へと走った。
「いや、アクアを放すの!!」
「何を言っているの? 一緒に日本へ帰りましょう」
「アクアはシエルと一緒にいるの!!」
「駄目よ、そうやってあたしの娘も男についていって死んだ」
「はぁ!? 一体何を言っているの!!」
「死んだ娘がやっと帰ってきた、今度こそはあたしは逃がさないわ」
俺がアクアとマミを見つけた時、二人は全く噛み合わない会話をしていた。マミの方は正気を失っているように見えた、アクアを亡くなった自分の娘だと思いこんでいるようだった。マミは刃物をアクアに突き付けて脅していた、だから俺は慎重にでも素早く二人に近づいていった。レンやユヴェリーアそれに母上が、どのくらいこの空間を維持できるかが分からなかったから急いだ。
「アクアを放すんだ!!」
「シエル!?」
「あんたかい!? あたしの娘をとっていったのはあんたか!?」
「アクアはマミの娘じゃない!! 正気を取り戻すんだ!!」
「そう、アクアはマミの娘じゃないの!!」
「何を言ってるんだい、ほらっ、確かにあたしの娘だよ」
「その刃物をこっちに渡せ!!」
「アクアのことを放して!!」
「駄目だ!! そうしたらまたあたしの娘がとられてしまう!!」
俺はアクアとマミの背後から飛びかかったが、マミのアクアを拘束する手は恐ろしいほど強かった。ドラゴンの俺でも引きはがせなかったくらいだ、そのくらいマミはアクアに執着していた、そしてアクアに刃物を向けて俺を脅してきた、たとえ脅しであっても俺はアクアを人質にとられれば、二人から離れるしかできなかった。
「シエル!?」
「あたしの娘をとる男、あんたを殺してやる!!
「それならほらっ、俺はこっちだぞ!!」
「シエル!!」
「そんな手に引っかからないよ、あたしが放した娘をとる気だろう!!」
「正気に戻れ!! あんたの娘はもう死んでいる!!」
このままだと時間だけがどんどん過ぎていってしまう、俺が何か他に手がないか探してみた。でもアクアは刃物で脅されていて動けなかった、そしてこのマミという女にはアクアを放す気がなかった。俺たちは睨み合いを続けたまま時間だけが経っていった、このままだと俺たちはこの真っ白な空間である時の道で彷徨いつづけて死ぬかもしれなかった。その時だった、アクアがマミの隙を見て動いた。
「ごめんなさい!! アクアはシエルが好きなの!!」
「あ?」
「アクア!?」
アクアがいつも持っている解体用のナイフでマミの脇腹を刺していた、今まで人間を傷つけたことのないアクアが初めて人間を傷つけた。アクアに刺されたマミは信じられないという顔をして、そうしてふらふらとよろけて時の入り口に一つに落ちていった、俺はナイフを持ったまま震えているアクアを抱きしめた、ナイフを固く握っている指を少しずつ開かせて、ナイフをアクアから放した、そしてアクアの持っていた鞘に納めた。
「うわああぁぁん!! シエル!! シエル!!」
「アクア、よくやった。よく戦った、アクアは凄いよ」
「ひっく、初めて、ひっく、人を傷つけた、ひっく」
「アクアは自分の身を守ったんだ、何も悪いことはしていない」
「シエル、こんなアクアでも好きでいてくれる?」
「ああ、俺はアクアが大好きだ」
俺はそう言ってアクアのことを抱きしめた、アクアはまだふるふると体が震えていた。俺は今までアクアには人殺しをさせないようにしていた、無意識にアクアのことを想ってそうしていたのだ。でもアクアはそんな俺の気持ちを知りながら、それでも初めて人を傷つけた。それは俺と離れないためだった、それなら俺がアクアを嫌いになることなんてなかった、俺はアクアのことを大切に強く抱きしめた。
「シエル、アクア十五歳になったよ」
「え?」
「今日が誕生日だったの、もうアクアは大人なの」
「ああ、そうか。アクア、あめでとう」
「アクアはシエルが好きなの、シエルはアクアが好き?」
「ああ、アクア……」
俺はアクアに家族として好きかと聞かれているのではないと気がついた、アクアは一人の女性としてそして俺を一人の男性と見て好きなのかと聞いているのだ。返事を待っているアクアは顔を真っ赤にして、それから両目に涙をいっぱいためていた、俺がそんなアクアが可愛くて仕方なかった。だからアクアのことを思いっきり抱きしめて、そうして初めてアクアに家族としてじゃなく、一人の男として愛していると伝えた。
「アクア、君を愛しているよ。一人の男として君を愛しているんだよ」
「ほっ、本当にシエル。アクアのことを愛してる?」
「ああ、ずっとアクアがそう言ってくれるのを待っていたよ」
「そうだったの? アクアの言葉を待っていてくれたの?」
「そうだ、アクアが大人になって俺を愛していると言ってくれるのを待っていた」
「アクアは、アクアは、とっても嬉しいの!! アクアはシエルのことをずっと愛してるの!!」
そうして俺たちはお互いに愛を伝えるとキスをした、口と口とは触れるだけの可愛いキスだったが今の俺たちには十分だった。そうして俺たちは早く出口を探さなきゃいけないことを思い出した。アクアが持っている『魔法の糸』はまだ切れてはいなかった、だからその糸をたよりに俺たちは出口へと向かっていった。
「シエル!! 『魔法の糸』がここで切れてるの!?」
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