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20新しい世界
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『探査』をして得られた情報は驚くべきものだった、フリーはもう分かっているようだったから、だから俺はささらになるべく落ち着いて真実を告げた。
「ささら、ここは地球じゃない。多分だが、フリーが産まれた異世界だ」
「えぇ――――――!? 私たち異世界に来ちゃったの!?」
「和樹の言う通り、ここは僕が最初にいた世界だよ。ささら」
そうしてフリーのダンジョンから見下ろす景色は緑色の森が広がっていたが、一部ダンジョンになっている場所もあった。きっと今頃、覚醒者でいることを選んだ人間はこの世界のどこかで目覚めてパニックだ。
「覚醒者を、というか人類を集めないとな。フリー、ささら」
「そっか、他にもこっちに来てる人いるんだね。和樹、フリー」
「和樹にささら、僕に乗ってちょっと一回りしよう!!」
そういうとフリーはドラゴンの姿になった、成長したフリーは俺とささらの二人ぐらいなら、一緒に乗せられるドラゴンの大きさにまでなっていた。
「ささら、大丈夫か? フリー、ゆっくり飛んでくれ」
「大丈夫だよ、和樹。ああっ、あそこに人がいるよ!! フリー!!」
「じゃあ、そこに着陸するね。和樹、ささら」
そうして下りた先には十人くらいの人間が朽ちた以前は人間の住居にいた、ここが異世界だと彼らに説明すると当然だが泣き出す者や怒り出す者がいたが、もう既にどうにもならないことだった。
「ささら、爆買いした食料あったよな。十日分くらい、ここに出してくれ」
「いいよー、携帯食料でも無いよりマシでしょ」
「フリーも手伝う」
他にもテントやナイフとりあえず生活に必要そうな物を置いていった、そしてとりあえずここは日本の街にしようとそこの覚醒者と話し合った。それからはあちこちで保護した覚醒者を日本の街に集めていった、一人が良いという者には強制はしなかった。
「『耐えぬきし地面への結界』」
「おおっ、レンガみたいな土壁だーー!! 和樹、細かい!!」
「集落がすっぽりと入ったね、ここの人間も少しは安心かな」
そして結界術を応用して集落の周囲に高い土壁を作った、レンガみたいじゃない実際にレンガと同じくらい固くして作った壁だ。門も木で作ったから、これでゴブリンや狼の夜襲は心配しなくていいだろう、ちなみに集落では俺が山ほど買っておいたサバイパル術の本が実際に使われていた。
「『魔法矢』!!」
適応が早い者はイノシシやうさぎなどを狩って、肉を皆で焼いて食べるということをし始めた。じきにそれが売り買いするようになると俺は思った、なぜなからこの世界で全滅した人類の貨幣が残されていたからだ。
「ささら、他の物は山ほど買ってきてるのに、なんっでコンドームが無いんだよ!?」
「えへへへっ、忘れちゃってた」
「わざとじゃないよな」
「絶対わざとじゃないです、ささら誓います」
「……フリーに弟か妹、できるの早くなりそうだなぁ」
「きゃっ!? ささらちゃん孕ませられる宣言だぁ!!」
ささらは日本からこれから必要となる物を沢山買いこんでいた、だがコンドームは一箱も買ってきていなかった。まぁ、これからこっちの世界で人類は増える必要があるんだし、それを考えると必要の無い物といえなくもなかった。
「街の中にもカップルがいるもんなぁ」
「いいことじゃん、産めよ増やせよ!!」
「カップルって何?」
「カップルっていうのは付き合う二人の人間のことだ、フリー」
「二、三年のうちに子どもができそうね」
「僕の弟か、妹もよろしく」
「ははっ、任せとけ。フリー」
「ああん、孕ませられる」
「ささらが安心して出産できるようにフリーのダンジョンを綺麗にするね」
そうして人間が増えると争いが起こるのもまた事実だった、日本の街では日本の法律を使っていたが他ではそうじゃなかった。だから、弱い覚醒者を奴隷するなんて事件も起こった。
「その子たちを放さないと後悔するぞ!!」
「そうだよぉ!! 現代最強の和樹が相手になるぞ!!」
「うるせぇ、ここじゃ法律なんか知るか!?」
「女たちは俺たちのもんだ」
「やれるもんならやってみな!!」
俺はささらに以前言っていた、短距離の『転移』での戦い方を見せた。
「俺の腕が!?」
「なんだ、奴はそこにいるのにどうして!?」
「いでぇ、いでぇよ!!」
要するに手足だけを『転移』して攻撃するのだ、これはこっちも魔力操作を間違えると手足を失うので、結構な集中力がいる技だった。こうして奴隷にされてた女の子たちは日本の街に連れて帰った、各自それぞれ仕事を見つけるはずだ。言っても聞かなかった男たちは見捨てた、こっちは日本じゃないのだ。それぞれの更生を待っている暇なんてなかった。
「Hello, will we be friends??」
「えっと、フレンド、オーケー。オーケー!!」
別の国の覚醒者たちも日本と同じようにこの異世界に飛ばされてきていた、言葉が通じない相手とは身振り手振りでどうにか会話らしきものをした。中には何か国語か覚えているという覚醒者もいて助かった、言葉が違うだけで戦うのも馬鹿らしいからだ。
「さぁ、ささらちゃんと和樹の熱い夜のお時間だよ!!」
「フリーはどうした?」
「ダンジョンの奥の音が聞こえない場所で寝てるから大丈夫!!」
「それなら遠慮なくささらに触れられるな」
こっちの世界に来てから他の覚醒者に構ってばかりで、ささらとろくに愛し合うこともできていなかった。俺はささらにキスをしてささらの弱いところから指で責めていった。
「あっ、あっ、和樹のもの入れられるの久しぶりぃ!! やぁん、どんどんっていっぱいしてぇ!!」
「ささら、気持ち良いか? 生でやってるからな、フリーの弟か妹ができるかもな」
「気持ち良い!! すっごく気持ち良いよぉ!! だから続けてささらのこと犯してぇ!!」
「ささらは乳首も弱いよなぁ、ささらの中が気持ちいから俺も出そうだ、ほらぁ!!」
「はぁん、すっごく幸せ!! やん、今きっとフリーの男とか妹ができてるよぉ!!」
「それなら一滴残らず下の口で飲み込んでくれ、弟がいいかな? 妹がいいかな?」
そうやってささらと愛し合ったら、本当に一年ちょっとでフリーに妹ができた。ささらは安産で俺は出産が心配だったから安心した、今はささらはフリーの妹にお乳をやっていた。
「ささら、僕の妹!! 小さい!! 可愛い!!」
「ふふっ、赤ちゃんのうちは弱いから慎重にかわいがってね」
「おいおい、俺は仲間外れかよ」
「和樹も一緒、いっしょにさくらを可愛がる!!」
「桜の花があったから、さくらって和樹のネーミングセンス!?」
「いいだろう、綺麗な花なんだから!!」
「フリーも抱っこする!!」
「気をつけてまだ首がすわってないから優しくね」
「フリーも立派なお兄さんだな!!」
こんな感じで俺たちは元気でいる、ささらのご両親に挨拶できなかったのが残念だ。だから俺は研究を進めている、一度繋がったことのある二つの世界だ。また再び繋げることができるのかもしれなかった、向こうの世界ではダンジョンと覚醒者が消えて、大騒ぎになっているのかもしれなかった。
「フリー、ささらとさくらを守っててくれ。俺は狩りに行ってくる」
「うん、フリー頑張る!!」
「頑張って、和樹!! 現代最強!!」
俺はささらたちをフリーに頼んで、今日の食事を狩りに行ってくることにした。もうイノシシやうさぎの解体も血抜きも手慣れたものだ、しかしささらの言うそれだけは勘弁して欲しかった。
「もう、俺は現代最強とかなりたくない!!」
「ささら、ここは地球じゃない。多分だが、フリーが産まれた異世界だ」
「えぇ――――――!? 私たち異世界に来ちゃったの!?」
「和樹の言う通り、ここは僕が最初にいた世界だよ。ささら」
そうしてフリーのダンジョンから見下ろす景色は緑色の森が広がっていたが、一部ダンジョンになっている場所もあった。きっと今頃、覚醒者でいることを選んだ人間はこの世界のどこかで目覚めてパニックだ。
「覚醒者を、というか人類を集めないとな。フリー、ささら」
「そっか、他にもこっちに来てる人いるんだね。和樹、フリー」
「和樹にささら、僕に乗ってちょっと一回りしよう!!」
そういうとフリーはドラゴンの姿になった、成長したフリーは俺とささらの二人ぐらいなら、一緒に乗せられるドラゴンの大きさにまでなっていた。
「ささら、大丈夫か? フリー、ゆっくり飛んでくれ」
「大丈夫だよ、和樹。ああっ、あそこに人がいるよ!! フリー!!」
「じゃあ、そこに着陸するね。和樹、ささら」
そうして下りた先には十人くらいの人間が朽ちた以前は人間の住居にいた、ここが異世界だと彼らに説明すると当然だが泣き出す者や怒り出す者がいたが、もう既にどうにもならないことだった。
「ささら、爆買いした食料あったよな。十日分くらい、ここに出してくれ」
「いいよー、携帯食料でも無いよりマシでしょ」
「フリーも手伝う」
他にもテントやナイフとりあえず生活に必要そうな物を置いていった、そしてとりあえずここは日本の街にしようとそこの覚醒者と話し合った。それからはあちこちで保護した覚醒者を日本の街に集めていった、一人が良いという者には強制はしなかった。
「『耐えぬきし地面への結界』」
「おおっ、レンガみたいな土壁だーー!! 和樹、細かい!!」
「集落がすっぽりと入ったね、ここの人間も少しは安心かな」
そして結界術を応用して集落の周囲に高い土壁を作った、レンガみたいじゃない実際にレンガと同じくらい固くして作った壁だ。門も木で作ったから、これでゴブリンや狼の夜襲は心配しなくていいだろう、ちなみに集落では俺が山ほど買っておいたサバイパル術の本が実際に使われていた。
「『魔法矢』!!」
適応が早い者はイノシシやうさぎなどを狩って、肉を皆で焼いて食べるということをし始めた。じきにそれが売り買いするようになると俺は思った、なぜなからこの世界で全滅した人類の貨幣が残されていたからだ。
「ささら、他の物は山ほど買ってきてるのに、なんっでコンドームが無いんだよ!?」
「えへへへっ、忘れちゃってた」
「わざとじゃないよな」
「絶対わざとじゃないです、ささら誓います」
「……フリーに弟か妹、できるの早くなりそうだなぁ」
「きゃっ!? ささらちゃん孕ませられる宣言だぁ!!」
ささらは日本からこれから必要となる物を沢山買いこんでいた、だがコンドームは一箱も買ってきていなかった。まぁ、これからこっちの世界で人類は増える必要があるんだし、それを考えると必要の無い物といえなくもなかった。
「街の中にもカップルがいるもんなぁ」
「いいことじゃん、産めよ増やせよ!!」
「カップルって何?」
「カップルっていうのは付き合う二人の人間のことだ、フリー」
「二、三年のうちに子どもができそうね」
「僕の弟か、妹もよろしく」
「ははっ、任せとけ。フリー」
「ああん、孕ませられる」
「ささらが安心して出産できるようにフリーのダンジョンを綺麗にするね」
そうして人間が増えると争いが起こるのもまた事実だった、日本の街では日本の法律を使っていたが他ではそうじゃなかった。だから、弱い覚醒者を奴隷するなんて事件も起こった。
「その子たちを放さないと後悔するぞ!!」
「そうだよぉ!! 現代最強の和樹が相手になるぞ!!」
「うるせぇ、ここじゃ法律なんか知るか!?」
「女たちは俺たちのもんだ」
「やれるもんならやってみな!!」
俺はささらに以前言っていた、短距離の『転移』での戦い方を見せた。
「俺の腕が!?」
「なんだ、奴はそこにいるのにどうして!?」
「いでぇ、いでぇよ!!」
要するに手足だけを『転移』して攻撃するのだ、これはこっちも魔力操作を間違えると手足を失うので、結構な集中力がいる技だった。こうして奴隷にされてた女の子たちは日本の街に連れて帰った、各自それぞれ仕事を見つけるはずだ。言っても聞かなかった男たちは見捨てた、こっちは日本じゃないのだ。それぞれの更生を待っている暇なんてなかった。
「Hello, will we be friends??」
「えっと、フレンド、オーケー。オーケー!!」
別の国の覚醒者たちも日本と同じようにこの異世界に飛ばされてきていた、言葉が通じない相手とは身振り手振りでどうにか会話らしきものをした。中には何か国語か覚えているという覚醒者もいて助かった、言葉が違うだけで戦うのも馬鹿らしいからだ。
「さぁ、ささらちゃんと和樹の熱い夜のお時間だよ!!」
「フリーはどうした?」
「ダンジョンの奥の音が聞こえない場所で寝てるから大丈夫!!」
「それなら遠慮なくささらに触れられるな」
こっちの世界に来てから他の覚醒者に構ってばかりで、ささらとろくに愛し合うこともできていなかった。俺はささらにキスをしてささらの弱いところから指で責めていった。
「あっ、あっ、和樹のもの入れられるの久しぶりぃ!! やぁん、どんどんっていっぱいしてぇ!!」
「ささら、気持ち良いか? 生でやってるからな、フリーの弟か妹ができるかもな」
「気持ち良い!! すっごく気持ち良いよぉ!! だから続けてささらのこと犯してぇ!!」
「ささらは乳首も弱いよなぁ、ささらの中が気持ちいから俺も出そうだ、ほらぁ!!」
「はぁん、すっごく幸せ!! やん、今きっとフリーの男とか妹ができてるよぉ!!」
「それなら一滴残らず下の口で飲み込んでくれ、弟がいいかな? 妹がいいかな?」
そうやってささらと愛し合ったら、本当に一年ちょっとでフリーに妹ができた。ささらは安産で俺は出産が心配だったから安心した、今はささらはフリーの妹にお乳をやっていた。
「ささら、僕の妹!! 小さい!! 可愛い!!」
「ふふっ、赤ちゃんのうちは弱いから慎重にかわいがってね」
「おいおい、俺は仲間外れかよ」
「和樹も一緒、いっしょにさくらを可愛がる!!」
「桜の花があったから、さくらって和樹のネーミングセンス!?」
「いいだろう、綺麗な花なんだから!!」
「フリーも抱っこする!!」
「気をつけてまだ首がすわってないから優しくね」
「フリーも立派なお兄さんだな!!」
こんな感じで俺たちは元気でいる、ささらのご両親に挨拶できなかったのが残念だ。だから俺は研究を進めている、一度繋がったことのある二つの世界だ。また再び繋げることができるのかもしれなかった、向こうの世界ではダンジョンと覚醒者が消えて、大騒ぎになっているのかもしれなかった。
「フリー、ささらとさくらを守っててくれ。俺は狩りに行ってくる」
「うん、フリー頑張る!!」
「頑張って、和樹!! 現代最強!!」
俺はささらたちをフリーに頼んで、今日の食事を狩りに行ってくることにした。もうイノシシやうさぎの解体も血抜きも手慣れたものだ、しかしささらの言うそれだけは勘弁して欲しかった。
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