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2-17デビルウルフに囲まれる
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「ウンディーネ、どうか僕たちをデビルウルフから助けて欲しい」
僕の願いにウンディーネはうんうんと首を縦に振った、だから僕とソアンは用心しながら建物の外にでることにした。建物を出た途端にまたデビルウルフが襲ってきたが、今度は僕が呼んだウンディーネがその攻撃を防いでくれた。僕たちを襲ったデビルウルフの頭に水が水球のようになってとりつき、デビルウルフはその水球の中で溺れてしまった。
「ソアン、ウンディーネが援護してくれる!! 敵を恐れることなく数を減らしていこう!!」
「はい、リタ様!! この私にお任せください!!」
僕は短剣で近くにいるデビルウルフに向かっていった、そうしてなるべく近づいて相手が飛びかかってきた、その瞬間に短剣で喉元を刺し殺して素早く短剣を抜いた。その間に僕は他のデビルウルフから狙われるが、それはウンディーネがまた水球を生み出して攻撃して防いでくれた。
ソアンも同じような状態だった、飛びかかってきたデビルウルフを大剣で真っ二つにしていた、その隙に襲ってくるデビルウルフにはウンディーネ、その素晴らしい精霊の放つ水球が襲い掛かっていた。僕とソアンはウンディーネに守られながら戦ったが、いったい何匹いるのか敵の数はいっこうに減る様子を見せなかった。
「ソアン!! ここにはもう用がない!!」
「はい、リタ様!! 出口まで走りますか!!」
「ここに立ち止まっていると、デビルウルフが何匹でてくるか分からない!!」
「ええ、わかりました!! 私はリタ様についていきます!!」
「よしっ!! 出口はこっちだ!!」
「はい、リタ様!!」
デビルウルフの群れは飢えているのかしつこく僕たちを襲ってきた、それとも魔物の本能がそうさせるのかもしれなかった。僕は短剣しか武器がないからそれを振るってデビルウルフたちを怯ませつつ走った、時々振り返ってソアンがきちんと後ろについてきていることを確認した。ソアンは大剣でデビルウルフを斬り飛ばしながらちゃんと僕についてきた、そんな僕たちをウンディーネはずっと守ってくれていた。
「ソアン、出口だ!! 中に入れ!!」
「はい、リタ様もお早く!!」
やがて出口である岩で囲まれた黒い穴に辿り着いた、僕はソアンを先に入らせて最後までついてきたデビルウルフ、そいつの鼻先にまた短剣で一撃をくらわせて僕も出口に入った。カイトが言っていたとおりにデビルウルフは厄介な相手だった、一匹なら僕とソアンでも余裕をもって相手できるが、相手が群れだとすると今回はウンディーネの援護がなければ危なかった。
「リタ様、ご無事ですか!?」
「ああ、ソアン。君こそ大丈夫かい」
「はい、私は大丈夫です」
「良かった、僕もだよ」
僕たちが無事にエテルノのダンジョンから出たら、ウンディーネは用がすんだと感じたのか、僕がお礼を言う前に精霊たちの世界へと帰っていった。僕たちはお互いに無事なことを確認して、まだお昼にもなっていなかったので、またエテルノのダンジョンに入る列に並びなおした。そうしてもし精霊がいなかった時のことを話しあった、もしもウンディーネがきてくれなかったらの話だ。
もしも僕たちが精霊の加護を得られなかったら、精霊というものは気まぐれだからそれはよくあることだった。そうなった場合はさっきは遺跡を背にしながら、僕とソアンで前からくるデビルウルフだけ倒していく、それが最適な行動だったに違いなかった。背中から攻撃されるのを防げるし、前からの攻撃だけならお互いに気をつければ、僕たち二人なら十分に戦うことができると思った。
「今回は精霊がきてくれたし、古代遺跡の建物があったから良かった」
「もしも精霊のウンディーネがいなくて、森のど真ん中だったら危なかったです」
「遺跡に行く前にデビルウルフ足跡は無かった、用心していたけどやはりこのエテルノのダンジョン、ここは思った以上に危険だな」
「はい、リタ様。私もそう思います、命が一番に大事です」
「ああ、無理な行動は止めよう。それでも駄目な時いざとなったら、クレーネ草の薬がある」
「……私はあのお薬は嫌いです、リタ様の健康に良くありません」
ソアンは僕のことをよく心配してくれた、確かに僕の健康を考えるとクレーネ草の薬は良くない、魔法を使えるようにしてくれるが代償に副作用をもたらすからだ。それに薬自体にも本当に僅かだが毒性があるのもよくなかった、薬というものは病気でなければ飲むものではないのだ。どんな薬でもその僅かな危険はつきものだった、ましてや毒草が材料のクレーネ草の薬では言うまでもない。
それは僕もよく分かっているが、どうしても僕の魔法が必要な時があるだろうとも思っていた。今回のように運良く精霊が来てくれない時や、広い場所でデビルウルフの群れに囲まれた時、そんな時にはクレーネ草の薬を使うしかなかった。エリクサーという薬を探すために、危険な薬を飲むという矛盾があるが、それだけ万能薬であるエリクサーには魅力があるのだ。
「さて、ソアン。そろそろ昼食にしておこう」
「ええ、リタ様。立ち食いできるお弁当で良かったですね」
僕とソアンはエテルノのダンジョンに入る列に並びながら、宿屋で作ってもらったパンに具を挟んだ昼食を食べた。新鮮な野菜と肉が入っているパンで食べやすくてなかなか美味しかった、ソアンが一生懸命にもぐもぐと大きなパンを食べている姿が可愛かった。さぁて、次はどこの場所に出るだろうか。このエテルノのダンジョンは中のどこに『転移』するのか、それが分からないのが厄介なところだった。
もしかしたら『転移』する場所にも法則があるのかもしれなかった、そう思いついて僕は今までエテルノのダンジョンに入った大体の時間と、それで地図上のどこに出たのかを書き記していくことにした。図書室などは建物の中だったが、窓から外が見えていたから大体どこの建物か推測できた。だが圧倒的にまだエテルノのダンジョンに入った回数が少なかった、だから『転移』する法則までは解明できなかった。
「さて、ソアン。そろそろ順番だ、準備はいいかい?」
「ふぁい、リタ様。はぁ~、ごちそうさまでした」
「うん、ゴチソウサマ。それじゃ、行くよ」
「ええ!! 行きましょう!!」
そうして僕たちはまたエテルノのダンジョンに入った、今度はどんな場所かと身構えていたら、別にどうということはない森と青い空がまた広がっていた。そこで僕たちはいきなり唐突な再会をした、僕たち以外のエテルノのダンジョンに来ている人間に会ったのだ。しかもそれはよく知っている人物だった、僕たちは彼女もここに来ているとは知らなかった。
「おや、リタさんとソアンさん。どうしてここに、お久しぶりですね」
僕の願いにウンディーネはうんうんと首を縦に振った、だから僕とソアンは用心しながら建物の外にでることにした。建物を出た途端にまたデビルウルフが襲ってきたが、今度は僕が呼んだウンディーネがその攻撃を防いでくれた。僕たちを襲ったデビルウルフの頭に水が水球のようになってとりつき、デビルウルフはその水球の中で溺れてしまった。
「ソアン、ウンディーネが援護してくれる!! 敵を恐れることなく数を減らしていこう!!」
「はい、リタ様!! この私にお任せください!!」
僕は短剣で近くにいるデビルウルフに向かっていった、そうしてなるべく近づいて相手が飛びかかってきた、その瞬間に短剣で喉元を刺し殺して素早く短剣を抜いた。その間に僕は他のデビルウルフから狙われるが、それはウンディーネがまた水球を生み出して攻撃して防いでくれた。
ソアンも同じような状態だった、飛びかかってきたデビルウルフを大剣で真っ二つにしていた、その隙に襲ってくるデビルウルフにはウンディーネ、その素晴らしい精霊の放つ水球が襲い掛かっていた。僕とソアンはウンディーネに守られながら戦ったが、いったい何匹いるのか敵の数はいっこうに減る様子を見せなかった。
「ソアン!! ここにはもう用がない!!」
「はい、リタ様!! 出口まで走りますか!!」
「ここに立ち止まっていると、デビルウルフが何匹でてくるか分からない!!」
「ええ、わかりました!! 私はリタ様についていきます!!」
「よしっ!! 出口はこっちだ!!」
「はい、リタ様!!」
デビルウルフの群れは飢えているのかしつこく僕たちを襲ってきた、それとも魔物の本能がそうさせるのかもしれなかった。僕は短剣しか武器がないからそれを振るってデビルウルフたちを怯ませつつ走った、時々振り返ってソアンがきちんと後ろについてきていることを確認した。ソアンは大剣でデビルウルフを斬り飛ばしながらちゃんと僕についてきた、そんな僕たちをウンディーネはずっと守ってくれていた。
「ソアン、出口だ!! 中に入れ!!」
「はい、リタ様もお早く!!」
やがて出口である岩で囲まれた黒い穴に辿り着いた、僕はソアンを先に入らせて最後までついてきたデビルウルフ、そいつの鼻先にまた短剣で一撃をくらわせて僕も出口に入った。カイトが言っていたとおりにデビルウルフは厄介な相手だった、一匹なら僕とソアンでも余裕をもって相手できるが、相手が群れだとすると今回はウンディーネの援護がなければ危なかった。
「リタ様、ご無事ですか!?」
「ああ、ソアン。君こそ大丈夫かい」
「はい、私は大丈夫です」
「良かった、僕もだよ」
僕たちが無事にエテルノのダンジョンから出たら、ウンディーネは用がすんだと感じたのか、僕がお礼を言う前に精霊たちの世界へと帰っていった。僕たちはお互いに無事なことを確認して、まだお昼にもなっていなかったので、またエテルノのダンジョンに入る列に並びなおした。そうしてもし精霊がいなかった時のことを話しあった、もしもウンディーネがきてくれなかったらの話だ。
もしも僕たちが精霊の加護を得られなかったら、精霊というものは気まぐれだからそれはよくあることだった。そうなった場合はさっきは遺跡を背にしながら、僕とソアンで前からくるデビルウルフだけ倒していく、それが最適な行動だったに違いなかった。背中から攻撃されるのを防げるし、前からの攻撃だけならお互いに気をつければ、僕たち二人なら十分に戦うことができると思った。
「今回は精霊がきてくれたし、古代遺跡の建物があったから良かった」
「もしも精霊のウンディーネがいなくて、森のど真ん中だったら危なかったです」
「遺跡に行く前にデビルウルフ足跡は無かった、用心していたけどやはりこのエテルノのダンジョン、ここは思った以上に危険だな」
「はい、リタ様。私もそう思います、命が一番に大事です」
「ああ、無理な行動は止めよう。それでも駄目な時いざとなったら、クレーネ草の薬がある」
「……私はあのお薬は嫌いです、リタ様の健康に良くありません」
ソアンは僕のことをよく心配してくれた、確かに僕の健康を考えるとクレーネ草の薬は良くない、魔法を使えるようにしてくれるが代償に副作用をもたらすからだ。それに薬自体にも本当に僅かだが毒性があるのもよくなかった、薬というものは病気でなければ飲むものではないのだ。どんな薬でもその僅かな危険はつきものだった、ましてや毒草が材料のクレーネ草の薬では言うまでもない。
それは僕もよく分かっているが、どうしても僕の魔法が必要な時があるだろうとも思っていた。今回のように運良く精霊が来てくれない時や、広い場所でデビルウルフの群れに囲まれた時、そんな時にはクレーネ草の薬を使うしかなかった。エリクサーという薬を探すために、危険な薬を飲むという矛盾があるが、それだけ万能薬であるエリクサーには魅力があるのだ。
「さて、ソアン。そろそろ昼食にしておこう」
「ええ、リタ様。立ち食いできるお弁当で良かったですね」
僕とソアンはエテルノのダンジョンに入る列に並びながら、宿屋で作ってもらったパンに具を挟んだ昼食を食べた。新鮮な野菜と肉が入っているパンで食べやすくてなかなか美味しかった、ソアンが一生懸命にもぐもぐと大きなパンを食べている姿が可愛かった。さぁて、次はどこの場所に出るだろうか。このエテルノのダンジョンは中のどこに『転移』するのか、それが分からないのが厄介なところだった。
もしかしたら『転移』する場所にも法則があるのかもしれなかった、そう思いついて僕は今までエテルノのダンジョンに入った大体の時間と、それで地図上のどこに出たのかを書き記していくことにした。図書室などは建物の中だったが、窓から外が見えていたから大体どこの建物か推測できた。だが圧倒的にまだエテルノのダンジョンに入った回数が少なかった、だから『転移』する法則までは解明できなかった。
「さて、ソアン。そろそろ順番だ、準備はいいかい?」
「ふぁい、リタ様。はぁ~、ごちそうさまでした」
「うん、ゴチソウサマ。それじゃ、行くよ」
「ええ!! 行きましょう!!」
そうして僕たちはまたエテルノのダンジョンに入った、今度はどんな場所かと身構えていたら、別にどうということはない森と青い空がまた広がっていた。そこで僕たちはいきなり唐突な再会をした、僕たち以外のエテルノのダンジョンに来ている人間に会ったのだ。しかもそれはよく知っている人物だった、僕たちは彼女もここに来ているとは知らなかった。
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