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第三章 4人、日本とインジスカン王国を行き来する
OSのアップデートは長い
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アカツキ領主邸の自室に戻ってみれば、アントネラが待っていた。
「アントネラ、今からインターネットするのか?」
「はい。このままでは日本の情報に付いて行けません」
汲広はハブを設置し、日本から送ったLANケーブルをハブに挿し、もう一本LANケーブルを出して自分のパソコンに繋いだ。
パソコンを起動して、そのまま立ち上がるまで放置することにした。そして、
「アントネラ、LANケーブルは僕が引くからパソコンを起動しておいて」
「分かりました」
アントネラは自室のパソコンを起動する為に自室に戻った。
汲広の部屋からアントネラの部屋にLANケーブルを引くのは、電気を通した穴があった為、あまり手間取らずに済んだ。
アントネラの部屋のパソコンにもLANケーブルを挿す頃にはパソコンは起動していた。
「ログインして、まずはセキュリティソフトのアップデートだ」
「はい。分かりました」
セキュリティソフトのアップデートは程なく済み、
「次はOSのアップデートだ」
「はい。分かりました」
汲広も自室のパソコンのアップデートを開始する。アントネラの部屋に戻り、
「アップデート、時間がかかりそうだな」
「その様ですね」
パソコンを見ていても、アップデートの画面が、”1%終わりました”からなかなか進まない。
「こりゃ時間がかかりそうだな。インターネットは明日の朝からにしないか?」
「その方がよろしいようですわね」
アントネラはパソコンをつけっぱなしにしながら寝室に戻り、汲広は自室でWi-Fi親機を接続してから寝室へ向かい、睡眠を摂るのであった。
*
「お早うアントネラ」
「お早、汲広」
二人はそれぞれ自室のパソコンへ向かい、アップデート状況を見る。
すると、アップデートは終わっており、使える状態になっていた。
パソコンはログインしてそのまま放置することにした。身支度をしてから、
(アカツキ伯爵、今、大丈夫?)
(問題ない。何だ?)
(日本の僕の部屋に大きめのネットワーク・ハブを設置したので自由に使って下さい)
(この前能力をもらってもう準備したか。早いな。では、使わせてもらう)
(OSのアップデートは時間がかかりますから用心して下さい)
(分かった)
(あと、土のう袋の魔法にネットワーク・ハブとLANケーブルが入ってますので使って下さい)
(用意が良いな。分かった)
アカツキ伯爵との念話を終え、部屋を出た汲広はばったりとアントネラと会い、
「アップデート、終わっていたか?」
「はい。終わっていました。やっと使えます」
同じく、身支度を済ませたアントネラは嬉しそうにそう答えた。
顔を洗い、食事を済ませ、汲広は、念のため、発電状況を調べに行った。調べるとは言っても、屋敷内の蓄電状況を知らせるモニタを見るだけである。
(まだ、余裕はありそうだな)
ハーパヤの街は、電気が引かれるのを今か今かと待っている人が居る。
配線工事も毎日進んでおり、今では半分の世帯まで電気を引けたとか。
計算上は賄える。でも、監視は忘れてはならない。全世帯に配線し終わっても。
自室に戻ろうとしていた汲広は、アントネラとバッタリ会い、
「OSのアップデートが終わったら、ソフトのアップデートが待ってたですぅ」
「ハハハ…」
アントネラはキャラ崩壊する程落ち込んでいたようだ。
アップデートは時間が経てば終わる。
汲広とアントネラは屋敷の庭を少し散歩することにした。
「アントネラは日本に行って変わったな」
「それは、周りになじまないといけませんから」
「あぁ、そうそう、Wi-Fiも付けたからスマートフォンもインターネットだけなら使えるぞ」
「本当ですか?それでは後で日本からスマートフォンを持って来ます」
旧領主のハンサム伯爵の趣味だろうか?
庭には色とりどりの花が咲き乱れている。
その花を眺め、雑談しながら、ゆっくりと歩く汲広とアントネラであった。
そうして、暇を潰し終えた汲広とアントネラ。
アントネラは自室へ戻り、汲広は執事を呼び止めた。
「あぁ、緊急の手紙とか書類は来ていないか?」
「今日は来ていないようで御座います」
汲広は念のため、執務室へ入って書類を確認した。明日でも大丈夫なようだ。
「そういえば、スマホ」
アントネラの部屋へ行くと、アントネラはスマホとにらめっこしていた。
「Wi-Fiに繋がりませんわ」
「設定するから貸して」
汲広はアントネラからスマホを預かると、自室へ戻り、Wi-Fiの設定をした。そして、アントネラに部屋へ行き、
「これで繋がったと思うけど、どう?」
「繋がりましたわ!ありがとうございます」
アントネラの部屋を出た汲広は、自室へ戻り、日本の自室からスマートフォンを持って来て、自身でWi-Fiの設定をした。すると、
”OSアップデートがあります。更新しますか?”
との画面が。
(こっちもかぁ)
疲れる汲広であった。
追伸、汲広は一度、OSアップデートの内容をチェックした。
その中には”サーメイヤ語の新規追加”というものがあった。
これで、自作ソフトを入れずにサーメイヤ語が使えるぞ!と喜ぶ汲広。
早速、自作ソフトをアンインストールする。
そして、サーメイヤ語の文書を開いてみた。通知通り、自作ソフトが無くてもサーメイヤ語が使えるようだ。
言語番号も自作ソフトに合わせてくれているところが嬉しい。
早速、アントネラの部屋の自作ソフトもアンインストールした。
サーメイヤ語が使えることを確認した後、アントネラは、
「これで地球でも、サーメイヤ語が認められたんですね」
と喜んでいた。
ついでにアカツキ伯爵にもその事を念話で伝えると、想像以上に喜んでいた。
何でだ?かくして自作ソフトは不要となった。
これでまた前進したと喜ぶ汲広であった。
「アントネラ、今からインターネットするのか?」
「はい。このままでは日本の情報に付いて行けません」
汲広はハブを設置し、日本から送ったLANケーブルをハブに挿し、もう一本LANケーブルを出して自分のパソコンに繋いだ。
パソコンを起動して、そのまま立ち上がるまで放置することにした。そして、
「アントネラ、LANケーブルは僕が引くからパソコンを起動しておいて」
「分かりました」
アントネラは自室のパソコンを起動する為に自室に戻った。
汲広の部屋からアントネラの部屋にLANケーブルを引くのは、電気を通した穴があった為、あまり手間取らずに済んだ。
アントネラの部屋のパソコンにもLANケーブルを挿す頃にはパソコンは起動していた。
「ログインして、まずはセキュリティソフトのアップデートだ」
「はい。分かりました」
セキュリティソフトのアップデートは程なく済み、
「次はOSのアップデートだ」
「はい。分かりました」
汲広も自室のパソコンのアップデートを開始する。アントネラの部屋に戻り、
「アップデート、時間がかかりそうだな」
「その様ですね」
パソコンを見ていても、アップデートの画面が、”1%終わりました”からなかなか進まない。
「こりゃ時間がかかりそうだな。インターネットは明日の朝からにしないか?」
「その方がよろしいようですわね」
アントネラはパソコンをつけっぱなしにしながら寝室に戻り、汲広は自室でWi-Fi親機を接続してから寝室へ向かい、睡眠を摂るのであった。
*
「お早うアントネラ」
「お早、汲広」
二人はそれぞれ自室のパソコンへ向かい、アップデート状況を見る。
すると、アップデートは終わっており、使える状態になっていた。
パソコンはログインしてそのまま放置することにした。身支度をしてから、
(アカツキ伯爵、今、大丈夫?)
(問題ない。何だ?)
(日本の僕の部屋に大きめのネットワーク・ハブを設置したので自由に使って下さい)
(この前能力をもらってもう準備したか。早いな。では、使わせてもらう)
(OSのアップデートは時間がかかりますから用心して下さい)
(分かった)
(あと、土のう袋の魔法にネットワーク・ハブとLANケーブルが入ってますので使って下さい)
(用意が良いな。分かった)
アカツキ伯爵との念話を終え、部屋を出た汲広はばったりとアントネラと会い、
「アップデート、終わっていたか?」
「はい。終わっていました。やっと使えます」
同じく、身支度を済ませたアントネラは嬉しそうにそう答えた。
顔を洗い、食事を済ませ、汲広は、念のため、発電状況を調べに行った。調べるとは言っても、屋敷内の蓄電状況を知らせるモニタを見るだけである。
(まだ、余裕はありそうだな)
ハーパヤの街は、電気が引かれるのを今か今かと待っている人が居る。
配線工事も毎日進んでおり、今では半分の世帯まで電気を引けたとか。
計算上は賄える。でも、監視は忘れてはならない。全世帯に配線し終わっても。
自室に戻ろうとしていた汲広は、アントネラとバッタリ会い、
「OSのアップデートが終わったら、ソフトのアップデートが待ってたですぅ」
「ハハハ…」
アントネラはキャラ崩壊する程落ち込んでいたようだ。
アップデートは時間が経てば終わる。
汲広とアントネラは屋敷の庭を少し散歩することにした。
「アントネラは日本に行って変わったな」
「それは、周りになじまないといけませんから」
「あぁ、そうそう、Wi-Fiも付けたからスマートフォンもインターネットだけなら使えるぞ」
「本当ですか?それでは後で日本からスマートフォンを持って来ます」
旧領主のハンサム伯爵の趣味だろうか?
庭には色とりどりの花が咲き乱れている。
その花を眺め、雑談しながら、ゆっくりと歩く汲広とアントネラであった。
そうして、暇を潰し終えた汲広とアントネラ。
アントネラは自室へ戻り、汲広は執事を呼び止めた。
「あぁ、緊急の手紙とか書類は来ていないか?」
「今日は来ていないようで御座います」
汲広は念のため、執務室へ入って書類を確認した。明日でも大丈夫なようだ。
「そういえば、スマホ」
アントネラの部屋へ行くと、アントネラはスマホとにらめっこしていた。
「Wi-Fiに繋がりませんわ」
「設定するから貸して」
汲広はアントネラからスマホを預かると、自室へ戻り、Wi-Fiの設定をした。そして、アントネラに部屋へ行き、
「これで繋がったと思うけど、どう?」
「繋がりましたわ!ありがとうございます」
アントネラの部屋を出た汲広は、自室へ戻り、日本の自室からスマートフォンを持って来て、自身でWi-Fiの設定をした。すると、
”OSアップデートがあります。更新しますか?”
との画面が。
(こっちもかぁ)
疲れる汲広であった。
追伸、汲広は一度、OSアップデートの内容をチェックした。
その中には”サーメイヤ語の新規追加”というものがあった。
これで、自作ソフトを入れずにサーメイヤ語が使えるぞ!と喜ぶ汲広。
早速、自作ソフトをアンインストールする。
そして、サーメイヤ語の文書を開いてみた。通知通り、自作ソフトが無くてもサーメイヤ語が使えるようだ。
言語番号も自作ソフトに合わせてくれているところが嬉しい。
早速、アントネラの部屋の自作ソフトもアンインストールした。
サーメイヤ語が使えることを確認した後、アントネラは、
「これで地球でも、サーメイヤ語が認められたんですね」
と喜んでいた。
ついでにアカツキ伯爵にもその事を念話で伝えると、想像以上に喜んでいた。
何でだ?かくして自作ソフトは不要となった。
これでまた前進したと喜ぶ汲広であった。
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