95 / 249
花菜香・風雅の留学と大戦
あまりゆっくりしてはいられない
しおりを挟む
馬車に揺られること十数分、二郎たち一行は首都、ペンテレストロフの屋敷に到着した。
「何だか疲れましたわ」
他の皆も同意見のようであった。
皆、屋敷のリビングに集まり、お茶を飲みながら休憩と雑談をするのであった。
「花菜香、風雅、入学してすぐにこんな話するのもなんだけど、二郎から聞いているかも知れないけどあなたたちを西方諸国連合魔道士団の予備隊員にしようと思っているの。時間は余り取られないようにとは考えているのだけれどもザッテリーニ連邦国の出方次第では大幅に時間を取られて学校の方は留年なんて事も考えられるの。ごめんね」
「生活の場を守るのは当たり前だから予備隊員になるのは私も望むところだから心配しないで」
「僕も黙って生活の場を奪われるのは容認できないから協力する。納得ずくだからあまり気にしないで」
と話していると、OGのミネルバがこんな話をしだした。
「明日にでも話があると思いますが、アハントルト王立魔法学校の授業の単位ってテストを受けて合格すればもらえます。それで、そのテストというのは授業時間中、いつでも受けられるのです。なので、頭のいい人は授業開始日にテストを希望して合格しちゃうなんて伝説もあるくらいです」
「「「「「それだ!」」」」」
「花菜香、風雅、情勢が不安定だから取れる単位はさっさと取っちゃいなさい!」
「母さん、言うほど簡単じゃないよ」
「あと、図書館には先輩の授業のノートがあるの。授業内容に変更がない科目なんかは成績優秀者のノートを見れば、早めに合格できる可能性があるの」
図書館には先輩の授業のノートがある。ノートを収めれば、学校から謝礼金が出るから貧乏学生は謝礼金目的で学校にノートを収めるものもいるらしい。成績優秀者には学校側が頼み込むケースもあるのだそうな。
「そうね。単位を取れそうな学科から取っていってなるべく早めに進級できる状況を作るよ」
「学園ライフって楽しみにしていたんだけれども、勉強漬けで暗いものになりそうだわ」
「花菜香、風雅、無理言ってごめんね」
そうして花菜香と風雅はできるだけ早めに単位を取るため自室で勉強するのであった。
翌日、花菜香と風雅は登校し、総合魔法学Ⅰ類の教室へと入った。程なくして鐘が鳴り、教室に教師が入ってきた。出欠を取った後、
「総合魔法学Ⅰ類への入学おめでとう。私は総合魔法学Ⅰ類1年担任のマイケル・ハッセルホフだ。まずは学校について説明させてもらう」
説明を真剣に聞く生徒達。ミネルバの言った通り、授業履修テストは授業時間中いつでも受けることができ、テストに合格した時点を以てその授業は履修済みとなるのだそうだ。あと、図書館に先輩たちの残したノートがあることも教えてくれた。
「それじゃぁ、学園内の施設の案内をする。よく使うところは特によく憶えるように」
「「「「「はい」」」」
学内の施設を案内されたあと、本格的な授業は明日からということで、今日は終わりとなった。しかし花菜香と風雅には許可を取っておきたいことがある。花菜香と風雅は担任教師を呼び止め、
「先生、ゲートの魔法を学校内で使う許可を下さい」
「ゲートの魔法?聞いたことがないな。どんな魔法だ?」
「それでは実際に見せますね」
風雅はゲートの魔法を使って見せた。
「おぉ。これはすごいな。校長に見せたいからついて来てくれ」
花菜香と風雅は、担任のマイケルに付いて行った。
「新入生かな?私が校長のドナートフ・ウォーリーズだ。ハッセルホフ先生、生徒を連れて、何の用かな?」
「生徒が学内で便利魔法を使いたいと申し出があったのですが、見たこともない魔法でして、校長にも見ていただきたいと思いまして連れて来ました」
「ほぉ。それは楽しみだな」
風雅はゲートの魔法を使って見せた。
「主に登下校で使いたいと思います」
「これは家に伝わる魔法かな?」
「母がザガンガ王国の王城の図書館の本を見て憶えて広めたと聞いています。今ではやっとアハントルト王国魔道士団が実用を始めた頃だと聞いております」
「君たちの母親が…か。お母さんについて聞いてもいいかね?」
花菜香は、薫がサガンガ王国で魔法の名門の公爵家に産まれ、本人も秀才と名高かったこと、薫がサガンガ王国筆頭宮廷魔道士と、西方諸国連合軍の魔道士団総長を兼任していること、薫がまだ暇だった頃、サガンガ王国の王城で書類仕事の片手間で王城の魔法関連書物を読みあさっていろいろと使えるようになったことを説明した。
「おぉ。それはすごいお母さんだね。他にも使える魔法はあるのかな?」
花菜香と風雅は、一通り、便利魔法を使って見せた。
「あと、転移魔法も使えますが、まだ不安定ですし、ご覧に入れづらいですので今日は割愛させて頂きますわ」
「ふむ」
ドナートフ校長はしばし考え、
「よし、ゲートの魔法だけとはいわず、便利魔法の校内での使用を認めよう。あと、教授会議にかけないといけない話なのだが、花菜香君と風雅君はその便利魔法を教えるため、教師側として授業を持ってもらうことになるだろう。決まったらよろしく頼むよ」
「「はい」」
話も終わり、担任のマイケルと共に校長室を出る花菜香と風雅。担任のマイケルとも分かれ、
「授業を早く履修しないといけないときに大役が回ってきそうですわね」
「学内で便利魔法が使えるのはいいけれど、全くの想定外」
その後花菜香と風雅は図書室へ行き、時間いっぱいまで勉強するのであった。
花菜香と風雅の2人は閉館まで勉強し、ゲートで自宅まで帰ると薫が待っていた。
「花菜香、風雅、お帰り」
「「ただ今戻りました」」
「帰って来たところで申し訳ないんだけど」
この場には二郎も居る。薫は用紙を出し、
「辞令、ハナカ・アソウ、フウガ・アソウ両名を西方諸国連合軍の魔道士に任ずる」
「「謹んで拝命致します」」
薫から辞令書と共にいくつかの物品をもらう花菜香と風雅。
「このバッチは外に出るとき付けていてね。西方諸国連合軍の魔道士を示すものだから。あと、辞令書では魔道士ってなっているけれど以前に言った通り、予備隊員だから、いつも詰めている必要はないわ。でも、いくらかの教育は必要だから、一度王城へ行って予備隊員のカリキュラムを受けてね」
「「分かりました」」
「忙しいときにごめんね。状況が落ち着いたらゆっくりしていいからね」
「納得の上で決めたことだから気にしないで」
「それじゃぁ私はサガンガへ戻るわね。二郎、よろしくね」
「任せておけ」
そうして薫はサガンガへと帰っていくのであった。
そして、花菜香と風雅は早期の授業履修のため、夜遅くまで勉強するのであった。
「何だか疲れましたわ」
他の皆も同意見のようであった。
皆、屋敷のリビングに集まり、お茶を飲みながら休憩と雑談をするのであった。
「花菜香、風雅、入学してすぐにこんな話するのもなんだけど、二郎から聞いているかも知れないけどあなたたちを西方諸国連合魔道士団の予備隊員にしようと思っているの。時間は余り取られないようにとは考えているのだけれどもザッテリーニ連邦国の出方次第では大幅に時間を取られて学校の方は留年なんて事も考えられるの。ごめんね」
「生活の場を守るのは当たり前だから予備隊員になるのは私も望むところだから心配しないで」
「僕も黙って生活の場を奪われるのは容認できないから協力する。納得ずくだからあまり気にしないで」
と話していると、OGのミネルバがこんな話をしだした。
「明日にでも話があると思いますが、アハントルト王立魔法学校の授業の単位ってテストを受けて合格すればもらえます。それで、そのテストというのは授業時間中、いつでも受けられるのです。なので、頭のいい人は授業開始日にテストを希望して合格しちゃうなんて伝説もあるくらいです」
「「「「「それだ!」」」」」
「花菜香、風雅、情勢が不安定だから取れる単位はさっさと取っちゃいなさい!」
「母さん、言うほど簡単じゃないよ」
「あと、図書館には先輩の授業のノートがあるの。授業内容に変更がない科目なんかは成績優秀者のノートを見れば、早めに合格できる可能性があるの」
図書館には先輩の授業のノートがある。ノートを収めれば、学校から謝礼金が出るから貧乏学生は謝礼金目的で学校にノートを収めるものもいるらしい。成績優秀者には学校側が頼み込むケースもあるのだそうな。
「そうね。単位を取れそうな学科から取っていってなるべく早めに進級できる状況を作るよ」
「学園ライフって楽しみにしていたんだけれども、勉強漬けで暗いものになりそうだわ」
「花菜香、風雅、無理言ってごめんね」
そうして花菜香と風雅はできるだけ早めに単位を取るため自室で勉強するのであった。
翌日、花菜香と風雅は登校し、総合魔法学Ⅰ類の教室へと入った。程なくして鐘が鳴り、教室に教師が入ってきた。出欠を取った後、
「総合魔法学Ⅰ類への入学おめでとう。私は総合魔法学Ⅰ類1年担任のマイケル・ハッセルホフだ。まずは学校について説明させてもらう」
説明を真剣に聞く生徒達。ミネルバの言った通り、授業履修テストは授業時間中いつでも受けることができ、テストに合格した時点を以てその授業は履修済みとなるのだそうだ。あと、図書館に先輩たちの残したノートがあることも教えてくれた。
「それじゃぁ、学園内の施設の案内をする。よく使うところは特によく憶えるように」
「「「「「はい」」」」
学内の施設を案内されたあと、本格的な授業は明日からということで、今日は終わりとなった。しかし花菜香と風雅には許可を取っておきたいことがある。花菜香と風雅は担任教師を呼び止め、
「先生、ゲートの魔法を学校内で使う許可を下さい」
「ゲートの魔法?聞いたことがないな。どんな魔法だ?」
「それでは実際に見せますね」
風雅はゲートの魔法を使って見せた。
「おぉ。これはすごいな。校長に見せたいからついて来てくれ」
花菜香と風雅は、担任のマイケルに付いて行った。
「新入生かな?私が校長のドナートフ・ウォーリーズだ。ハッセルホフ先生、生徒を連れて、何の用かな?」
「生徒が学内で便利魔法を使いたいと申し出があったのですが、見たこともない魔法でして、校長にも見ていただきたいと思いまして連れて来ました」
「ほぉ。それは楽しみだな」
風雅はゲートの魔法を使って見せた。
「主に登下校で使いたいと思います」
「これは家に伝わる魔法かな?」
「母がザガンガ王国の王城の図書館の本を見て憶えて広めたと聞いています。今ではやっとアハントルト王国魔道士団が実用を始めた頃だと聞いております」
「君たちの母親が…か。お母さんについて聞いてもいいかね?」
花菜香は、薫がサガンガ王国で魔法の名門の公爵家に産まれ、本人も秀才と名高かったこと、薫がサガンガ王国筆頭宮廷魔道士と、西方諸国連合軍の魔道士団総長を兼任していること、薫がまだ暇だった頃、サガンガ王国の王城で書類仕事の片手間で王城の魔法関連書物を読みあさっていろいろと使えるようになったことを説明した。
「おぉ。それはすごいお母さんだね。他にも使える魔法はあるのかな?」
花菜香と風雅は、一通り、便利魔法を使って見せた。
「あと、転移魔法も使えますが、まだ不安定ですし、ご覧に入れづらいですので今日は割愛させて頂きますわ」
「ふむ」
ドナートフ校長はしばし考え、
「よし、ゲートの魔法だけとはいわず、便利魔法の校内での使用を認めよう。あと、教授会議にかけないといけない話なのだが、花菜香君と風雅君はその便利魔法を教えるため、教師側として授業を持ってもらうことになるだろう。決まったらよろしく頼むよ」
「「はい」」
話も終わり、担任のマイケルと共に校長室を出る花菜香と風雅。担任のマイケルとも分かれ、
「授業を早く履修しないといけないときに大役が回ってきそうですわね」
「学内で便利魔法が使えるのはいいけれど、全くの想定外」
その後花菜香と風雅は図書室へ行き、時間いっぱいまで勉強するのであった。
花菜香と風雅の2人は閉館まで勉強し、ゲートで自宅まで帰ると薫が待っていた。
「花菜香、風雅、お帰り」
「「ただ今戻りました」」
「帰って来たところで申し訳ないんだけど」
この場には二郎も居る。薫は用紙を出し、
「辞令、ハナカ・アソウ、フウガ・アソウ両名を西方諸国連合軍の魔道士に任ずる」
「「謹んで拝命致します」」
薫から辞令書と共にいくつかの物品をもらう花菜香と風雅。
「このバッチは外に出るとき付けていてね。西方諸国連合軍の魔道士を示すものだから。あと、辞令書では魔道士ってなっているけれど以前に言った通り、予備隊員だから、いつも詰めている必要はないわ。でも、いくらかの教育は必要だから、一度王城へ行って予備隊員のカリキュラムを受けてね」
「「分かりました」」
「忙しいときにごめんね。状況が落ち着いたらゆっくりしていいからね」
「納得の上で決めたことだから気にしないで」
「それじゃぁ私はサガンガへ戻るわね。二郎、よろしくね」
「任せておけ」
そうして薫はサガンガへと帰っていくのであった。
そして、花菜香と風雅は早期の授業履修のため、夜遅くまで勉強するのであった。
0
あなたにおすすめの小説
「キヅイセ。」 ~気づいたら異世界にいた。おまけに目の前にはATMがあった。異世界転移、通算一万人目の冒険者~
あめの みかな
ファンタジー
秋月レンジ。高校2年生。
彼は気づいたら異世界にいた。
その世界は、彼が元いた世界とのゲート開通から100周年を迎え、彼は通算一万人目の冒険者だった。
科学ではなく魔法が発達した、もうひとつの地球を舞台に、秋月レンジとふたりの巫女ステラ・リヴァイアサンとピノア・カーバンクルの冒険が今始まる。
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
大学生活を謳歌しようとしたら、女神の勝手で異世界に転送させられたので、復讐したいと思います
町島航太
ファンタジー
2022年2月20日。日本に住む善良な青年である泉幸助は大学合格と同時期に末期癌だという事が判明し、短い人生に幕を下ろした。死後、愛の女神アモーラに見初められた幸助は魔族と人間が争っている魔法の世界へと転生させられる事になる。命令が嫌いな幸助は使命そっちのけで魔法の世界を生きていたが、ひょんな事から自分の死因である末期癌はアモーラによるものであり、魔族討伐はアモーラの私情だという事が判明。自ら手を下すのは面倒だからという理由で夢のキャンパスライフを失った幸助はアモーラへの復讐を誓うのだった。
大和型戦艦、異世界に転移する。
焼飯学生
ファンタジー
第二次世界大戦が起きなかった世界。大日本帝国は仮想敵国を定め、軍事力を中心に強化を行っていた。ある日、大日本帝国海軍は、大和型戦艦四隻による大規模な演習と言う名目で、太平洋沖合にて、演習を行うことに決定。大和、武蔵、信濃、紀伊の四隻は、横須賀海軍基地で補給したのち出港。しかし、移動の途中で濃霧が発生し、レーダーやソナーが使えなくなり、更に信濃と紀伊とは通信が途絶してしまう。孤立した大和と武蔵は濃霧を突き進み、太平洋にはないはずの、未知の島に辿り着いた。
※ この作品は私が書きたいと思い、書き進めている作品です。文章がおかしかったり、不明瞭な点、あるいは不快な思いをさせてしまう可能性がございます。できる限りそのような事態が起こらないよう気をつけていますが、何卒ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。
神々の間では異世界転移がブームらしいです。
はぐれメタボ
ファンタジー
第1部《漆黒の少女》
楠木 優香は神様によって異世界に送られる事になった。
理由は『最近流行ってるから』
数々のチートを手にした優香は、ユウと名を変えて、薬師兼冒険者として異世界で生きる事を決める。
優しくて単純な少女の異世界冒険譚。
第2部 《精霊の紋章》
ユウの冒険の裏で、田舎の少年エリオは多くの仲間と共に、世界の命運を掛けた戦いに身を投じて行く事になる。
それは、英雄に憧れた少年の英雄譚。
第3部 《交錯する戦場》
各国が手を結び結成された人類連合と邪神を奉じる魔王に率いられた魔族軍による戦争が始まった。
人間と魔族、様々な意思と策謀が交錯する群像劇。
第4部 《新たなる神話》
戦争が終結し、邪神の討伐を残すのみとなった。
連合からの依頼を受けたユウは、援軍を率いて勇者の後を追い邪神の神殿を目指す。
それは、この世界で最も新しい神話。
本の知識で、らくらく異世界生活? 〜チート過ぎて、逆にヤバい……けど、とっても役に立つ!〜
あーもんど
ファンタジー
異世界でも、本を読みたい!
ミレイのそんな願いにより、生まれた“あらゆる文書を閲覧出来るタブレット”
ミレイとしては、『小説や漫画が読めればいい』くらいの感覚だったが、思ったよりチートみたいで?
異世界で知り合った仲間達の窮地を救うキッカケになったり、敵の情報が筒抜けになったりと大変優秀。
チートすぎるがゆえの弊害も多少あるものの、それを鑑みても一家に一台はほしい性能だ。
「────さてと、今日は何を読もうかな」
これはマイペースな主人公ミレイが、タブレット片手に異世界の暮らしを謳歌するお話。
◆小説家になろう様でも、公開中◆
◆恋愛要素は、ありません◆
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる