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6.魔性の眠り姫
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もしも瀬川さんが女性だったら、シャツにくっきり口紅がついていたかもな……と、会議用の資料を手元に寄せながら隆一が妄想にふけっていると、「なあに、ニヤニヤして!」と鎌田に眉を顰められた。
借りていたスタイリング剤を紙パックのレモンティーと一緒に差し出すと、途端に眉間の皴は取れ、「よかったのに」と言いながらも嬉しそうに受け取る。
たかが自販機の紙パックジュースだが、女性と仕事をしている以上こういう点数稼ぎは絶対に必要だ。
賢い彼女たちは、何かしてもらったことを忘れない。
そして、何もしてもらっていないことも、同じくらい忘れない。
「寝ぐせ、直った?」
聞かれて、瀬川が触れた方の襟足を首を傾けて鎌田に見せると、「うん。ちゃんとなおってるよ」とオッケーサインを出してくれた。
いつもは出勤が早い瀬川を満員の電車内で見かけた時には、天使がそこにいるのかと本気で錯覚した。
それほどに、あの美人上司のほわんとした雰囲気は、まわりの殺伐とした空気からは浮いて見えた。
さらに、前後左右を押し寄せる乗客につぶされそうになって小さく縮こまっている瀬川の姿を目にした瞬間、隆一の庇護欲が強く揺さぶられた。
目的地ではないはずの駅で、出口へ押し出されそうになる瀬川の腕を意識せず掴んで引き寄せてしまったのは、もはや必然といえる出来事だったと思う。
あの時あの瞬間、瀬川は自分の庇護対象である、というのが隆一の中で決定事項になった。
小沢のせいで頻繁に倒れる瀬川を抱きかかえているうちに、守りたいという気持ちが生まれたのに違いない。
さらに驚いたことに、起きて動いている瀬川を腕に抱えてみたところ、彼がサイズ的に隆一にジャストフィットしている事に気付いた。
小さすぎず大きすぎず、腕の中にすっぽり収まる理想の身長と体形。
おまけにその辺ではちょっとお目にかかれない程に美しい容姿。
瀬川が女性だったら速攻落としにかかってたな、と不謹慎な事を思い、隆一はにやける口元に手をあてて隠す。
こんなことを隆一が考えていると知ったら、あの上司はきっと、顔を真っ赤にして怒るに違いない。
それもまたかわいいに違いないのだが。
「藤堂ー!第三会議室行くよー!」
不埒な考えを抱かれていたとも知らず、当の瀬川は山ほどの資料を抱えて、行先を藤堂に告げている。
会議の補足資料なのだろうが、半分ぐらい、いや全部、小沢に持たせればいいのに。
そう口を開きかけて、いいか、と席を立つ。
点数稼ぎは必要だ。
相手は女性ではないけれど。
「持ちます」
隣に立ち、資料の束を瀬川から取り上げると、「いいのに」と言いかける瀬川を目で制して会議室へと歩き出す。
コンパスに差がある瀬川が必死にちょこちょこついてくるのがかわいくて、隆一はついつい足を速めてしまう。
「あ!藤堂、ねぐせが直ってる」
「おかげさまで」
エレベーターを待つ間、背伸びして隆一の襟足を確認する瀬川に笑顔を向けると、「なに。あやしいな、この二人……」と、同じグループの先輩にあたる山口がニヤニヤしながらこちらを見ていた。
「今朝電車で一緒になったんです。その時、瀬川さんに寝ぐせ指摘されて……」
営業なんだからちゃんとしろって怒られました、と盛って話すと、瀬川が「そんなこと言ってないだろ!」とむきになって怒る。
そんな風にすぐに反応するからかわいいのだと、誰かこの上司に教えてやって欲しい。
言ってなかったでしたっけ?と笑うと、藤堂の妄想だ!とむぅ、と口をへの字に曲げて拗ねたような表情を見せた。
美人は何をしても得だ。その顔、ものすごくツボにはまる。
「っていうか藤堂が笑ってるのが珍しいな。おまえいつも仏頂面なのに」
山口のからかうような台詞に、男に向ける笑顔など持ち合わせてはいない!と返したい所だったが、瀬川の手前黙っておいた。
「客先では笑顔ですよ?」
「取ってつけたみたいな、な。鬼が笑ってるみたいで、おまえについて行くとこえーんだわ」
「ひどい言われ様ですね」
表情からすっと笑みを取り除くと、「それだ、いつもの顔」と嫌そうに指をさされた。
「いつもこんな顔ですか?」とそのまま瀬川の方を向けば、瀬川が首を横に振る。
そして、「藤堂はけっこう笑うよ?いつも優しいし」とにっこりと天使の微笑みを見せた。
……キタ!
やられた!
胸を撃ち抜かれたような衝撃にうっかり書類を落としそうになり、指先にぐっと力が込もる。
「瀬川しゅにーん。私は主任がこわいですぅー。藤堂さんキラーですぅー!」
隆一がぐらついたのがわかったのか、伊藤がきゃらきゃらと笑いながら瀬川の背中をつつきまわす。
「そうそう。だから藤堂、瀬川さんにだけは優しいんだよな」
美人は得ですねと山口が言うのに、小沢はケッと横を向き、それ以外のメンバーは一様にうんうんと頷いた。
「だっ……れが、美人?!」
ぎょっと目を剥いて一同を見渡す瀬川に、「ええー。主任自覚ないんですかぁ?着任されたその日から、この営業フロアで一番の美人って有名ですよ?」と伊藤が何気なくとどめを刺す。
「……俺、美人なのか?」
助けを求めるように上目遣いでこちらを見上げる瀬川に、隆一が「はい。美人ですね」ときっぱり答えてやると、がっくりと首を落として項垂れた。
今朝も電車内で教えてやったではないか。耳まで真っ赤に染まって恥じらっていたアレは、ひょっとして隆一の願望が見せる幻だったのだろうか。
「もう、みんな俺をからかってばっかり」と何故か明後日の方向へ向かって激しく落ち込む瀬川の様子に、第二グループメンバーの間でぬるい視線が交差した。
信じていない。瀬川は絶対に、美人発言を信じていない。
おそらく今まで誰も口に出せず、美しすぎる瀬川を遠巻きに見守っていたのだろう。
もしくは牽制し合って誰も言い出すことができなかったのか。
「認めましょうよぅ、主任。だいたい、眠り姫なんてあだ名が男の人についたあたりで、おかしいと思わなきゃ」
伊藤がフォローにならないフォローを入れると、瀬川がくわっと顔を上げる。
「すっごくバカにされてつけられてるんじゃないの?!」
「違いますよ。キスして起こしたくなるような寝顔だって意味でついたんですよ」
鎌田がさらりと追撃する。
ねーっと顔を見合わせて頷き合う鎌田と伊藤に、瀬川はショックで顔をこわばらせ、今にも泣き出しそうな様子を見せた。
だからそれ、かわいいって。
「会議、始めましょうか」
あまりに瀬川が意気消沈しているのが憐れになり、隆一が声をかけると、周りもいそいそと準備を始めた。
瀬川も本来の目的を思い出したらしく、隆一が持っている会議用資料を受け取りながら、「この間の予算会議の報告するから」と説明を始める。
真っ先に椅子に座ろうとする小沢に目ざとく気づいて、壁際からホワイトボードをひっぱってくるように指示を出すことを忘れないあたりは、さすがに主任だ。
上層部たっての希望で事業部からわざわざ第一営業部配属された瀬川は、実はただの美人ではない。
とてもそうは見えないが、スーパーエリートであることに間違いはないのだ。
本人には、エリートの自覚も美人の自覚もないだけで。
「魔性の生き物なのかな……」
自分が美しいという自覚もなく、持って生まれた天然の空気で周りを魅了していく瀬川は、魔性と呼ぶにふさわしい気がする。
くすっと笑いながらつぶやくと、隣に座った鎌田が横目でちらりと視線をよこした。
「そうね、魔性かもね」と頷き、「魔性の眠り姫」って、通り名を変更する?と囁いてスマホの画面をこっそり机の下から見せてきた。
そこには通信アプリの「眠り姫FC」というグループ名と、例のお姫様抱っこのプロフィール画像。
もしかしなくても、撮影者はおまえか?と、先程の瀬川と同じぐらい目を剥く隆一に、「藤堂くんも、眠り姫FCのグループに招待しようか?みんな大歓迎だと思うよ」と鎌田が魅惑の微笑みを向ける。
ありがたくないお誘いに、隆一が瀬川以上にがくりと脱力したことは言うまでもなかった。
借りていたスタイリング剤を紙パックのレモンティーと一緒に差し出すと、途端に眉間の皴は取れ、「よかったのに」と言いながらも嬉しそうに受け取る。
たかが自販機の紙パックジュースだが、女性と仕事をしている以上こういう点数稼ぎは絶対に必要だ。
賢い彼女たちは、何かしてもらったことを忘れない。
そして、何もしてもらっていないことも、同じくらい忘れない。
「寝ぐせ、直った?」
聞かれて、瀬川が触れた方の襟足を首を傾けて鎌田に見せると、「うん。ちゃんとなおってるよ」とオッケーサインを出してくれた。
いつもは出勤が早い瀬川を満員の電車内で見かけた時には、天使がそこにいるのかと本気で錯覚した。
それほどに、あの美人上司のほわんとした雰囲気は、まわりの殺伐とした空気からは浮いて見えた。
さらに、前後左右を押し寄せる乗客につぶされそうになって小さく縮こまっている瀬川の姿を目にした瞬間、隆一の庇護欲が強く揺さぶられた。
目的地ではないはずの駅で、出口へ押し出されそうになる瀬川の腕を意識せず掴んで引き寄せてしまったのは、もはや必然といえる出来事だったと思う。
あの時あの瞬間、瀬川は自分の庇護対象である、というのが隆一の中で決定事項になった。
小沢のせいで頻繁に倒れる瀬川を抱きかかえているうちに、守りたいという気持ちが生まれたのに違いない。
さらに驚いたことに、起きて動いている瀬川を腕に抱えてみたところ、彼がサイズ的に隆一にジャストフィットしている事に気付いた。
小さすぎず大きすぎず、腕の中にすっぽり収まる理想の身長と体形。
おまけにその辺ではちょっとお目にかかれない程に美しい容姿。
瀬川が女性だったら速攻落としにかかってたな、と不謹慎な事を思い、隆一はにやける口元に手をあてて隠す。
こんなことを隆一が考えていると知ったら、あの上司はきっと、顔を真っ赤にして怒るに違いない。
それもまたかわいいに違いないのだが。
「藤堂ー!第三会議室行くよー!」
不埒な考えを抱かれていたとも知らず、当の瀬川は山ほどの資料を抱えて、行先を藤堂に告げている。
会議の補足資料なのだろうが、半分ぐらい、いや全部、小沢に持たせればいいのに。
そう口を開きかけて、いいか、と席を立つ。
点数稼ぎは必要だ。
相手は女性ではないけれど。
「持ちます」
隣に立ち、資料の束を瀬川から取り上げると、「いいのに」と言いかける瀬川を目で制して会議室へと歩き出す。
コンパスに差がある瀬川が必死にちょこちょこついてくるのがかわいくて、隆一はついつい足を速めてしまう。
「あ!藤堂、ねぐせが直ってる」
「おかげさまで」
エレベーターを待つ間、背伸びして隆一の襟足を確認する瀬川に笑顔を向けると、「なに。あやしいな、この二人……」と、同じグループの先輩にあたる山口がニヤニヤしながらこちらを見ていた。
「今朝電車で一緒になったんです。その時、瀬川さんに寝ぐせ指摘されて……」
営業なんだからちゃんとしろって怒られました、と盛って話すと、瀬川が「そんなこと言ってないだろ!」とむきになって怒る。
そんな風にすぐに反応するからかわいいのだと、誰かこの上司に教えてやって欲しい。
言ってなかったでしたっけ?と笑うと、藤堂の妄想だ!とむぅ、と口をへの字に曲げて拗ねたような表情を見せた。
美人は何をしても得だ。その顔、ものすごくツボにはまる。
「っていうか藤堂が笑ってるのが珍しいな。おまえいつも仏頂面なのに」
山口のからかうような台詞に、男に向ける笑顔など持ち合わせてはいない!と返したい所だったが、瀬川の手前黙っておいた。
「客先では笑顔ですよ?」
「取ってつけたみたいな、な。鬼が笑ってるみたいで、おまえについて行くとこえーんだわ」
「ひどい言われ様ですね」
表情からすっと笑みを取り除くと、「それだ、いつもの顔」と嫌そうに指をさされた。
「いつもこんな顔ですか?」とそのまま瀬川の方を向けば、瀬川が首を横に振る。
そして、「藤堂はけっこう笑うよ?いつも優しいし」とにっこりと天使の微笑みを見せた。
……キタ!
やられた!
胸を撃ち抜かれたような衝撃にうっかり書類を落としそうになり、指先にぐっと力が込もる。
「瀬川しゅにーん。私は主任がこわいですぅー。藤堂さんキラーですぅー!」
隆一がぐらついたのがわかったのか、伊藤がきゃらきゃらと笑いながら瀬川の背中をつつきまわす。
「そうそう。だから藤堂、瀬川さんにだけは優しいんだよな」
美人は得ですねと山口が言うのに、小沢はケッと横を向き、それ以外のメンバーは一様にうんうんと頷いた。
「だっ……れが、美人?!」
ぎょっと目を剥いて一同を見渡す瀬川に、「ええー。主任自覚ないんですかぁ?着任されたその日から、この営業フロアで一番の美人って有名ですよ?」と伊藤が何気なくとどめを刺す。
「……俺、美人なのか?」
助けを求めるように上目遣いでこちらを見上げる瀬川に、隆一が「はい。美人ですね」ときっぱり答えてやると、がっくりと首を落として項垂れた。
今朝も電車内で教えてやったではないか。耳まで真っ赤に染まって恥じらっていたアレは、ひょっとして隆一の願望が見せる幻だったのだろうか。
「もう、みんな俺をからかってばっかり」と何故か明後日の方向へ向かって激しく落ち込む瀬川の様子に、第二グループメンバーの間でぬるい視線が交差した。
信じていない。瀬川は絶対に、美人発言を信じていない。
おそらく今まで誰も口に出せず、美しすぎる瀬川を遠巻きに見守っていたのだろう。
もしくは牽制し合って誰も言い出すことができなかったのか。
「認めましょうよぅ、主任。だいたい、眠り姫なんてあだ名が男の人についたあたりで、おかしいと思わなきゃ」
伊藤がフォローにならないフォローを入れると、瀬川がくわっと顔を上げる。
「すっごくバカにされてつけられてるんじゃないの?!」
「違いますよ。キスして起こしたくなるような寝顔だって意味でついたんですよ」
鎌田がさらりと追撃する。
ねーっと顔を見合わせて頷き合う鎌田と伊藤に、瀬川はショックで顔をこわばらせ、今にも泣き出しそうな様子を見せた。
だからそれ、かわいいって。
「会議、始めましょうか」
あまりに瀬川が意気消沈しているのが憐れになり、隆一が声をかけると、周りもいそいそと準備を始めた。
瀬川も本来の目的を思い出したらしく、隆一が持っている会議用資料を受け取りながら、「この間の予算会議の報告するから」と説明を始める。
真っ先に椅子に座ろうとする小沢に目ざとく気づいて、壁際からホワイトボードをひっぱってくるように指示を出すことを忘れないあたりは、さすがに主任だ。
上層部たっての希望で事業部からわざわざ第一営業部配属された瀬川は、実はただの美人ではない。
とてもそうは見えないが、スーパーエリートであることに間違いはないのだ。
本人には、エリートの自覚も美人の自覚もないだけで。
「魔性の生き物なのかな……」
自分が美しいという自覚もなく、持って生まれた天然の空気で周りを魅了していく瀬川は、魔性と呼ぶにふさわしい気がする。
くすっと笑いながらつぶやくと、隣に座った鎌田が横目でちらりと視線をよこした。
「そうね、魔性かもね」と頷き、「魔性の眠り姫」って、通り名を変更する?と囁いてスマホの画面をこっそり机の下から見せてきた。
そこには通信アプリの「眠り姫FC」というグループ名と、例のお姫様抱っこのプロフィール画像。
もしかしなくても、撮影者はおまえか?と、先程の瀬川と同じぐらい目を剥く隆一に、「藤堂くんも、眠り姫FCのグループに招待しようか?みんな大歓迎だと思うよ」と鎌田が魅惑の微笑みを向ける。
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