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一章 魔王とやらを討伐
02 異世界召喚は理不尽
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唐突にそれは起きた。
僕達の居る科学室の床と天井には赤い文字で何語で書かれたか分からない魔方陣のようなものが描きだされた。
「うわっ!!?」
僕は弱音の塊を吐き床にしりもちをついてしまう。
奈乃香ちゃんもその場で驚いた表情のまま立ち尽くしていた。
「おいっ!何があった!」
そこに、現れたのは息を切らした雪哉だった。
どうやら、ここまで全力疾走をしてきたみたいだ。
「僕にも、分からないよ!」
「お前も分からないのか霧咲」
「私が分かるわけないでしょ!」
この状況をみてただならない事だとは思うが、本当に分けが分からない。
多分僕だけじゃなくて、この現象にあってる人が皆思ってるんだろうな。
――途端視界が揺らぐ、目の前がぼんやりとなり、聴覚もおかしくなっていた。
変なノイズが耳かかかっていた。意識ももうろうとしてきた。
「おい!大丈夫か!」
雪哉には心配され何とか意識をはっきりとさせることができた。
だけれども、その意識が少し飛んだときの合間に風景は一変して変わっていた。
科学室のコーン色の床から赤い絨毯の床に変わっていたり、蛍光灯がシャンデリアになっていたり、とにかくそこは科学室じゃないかのように。
「ここは?」
「俺にも分からない」
僕と雪哉それに奈乃香ちゃん以外にも周りに人が居た。
それは、決して知らない人ではなく僕のクラスメート達だった。どうやら、この変な空間にクラス全員で迷い込んでしまったようだ。中には「何かのドッキリか?」と信じない発言をしている人も居た。
そんな皆が困惑しているときだった。その人が現れたのは。
「――こんにちわ、異世界の諸君」
僕達を見下ろすかのように、椅子に座りながら僕達をゴミなような目で僕達をにら睨みながら話をかけてきた。その人の横には騎士の人たちが2人立っており、この人に触れよう物ならば殺すみたいな雰囲気をだしている。
「貴方は?」
そこで、応答したのがクラス委員長の旗無君だった。生徒会にも入っている事からクラスをまとめてくれる存在となった。
「私はアルリス、アルリスカネイス=デイスト。この国の王だ」
そこのいたのは、王様だった。僕の住む世界は王様的存在はいたが、ここまであからさまな王様はいなかったので少し感動している。
「まず君達を召喚した敬意を話そう。そこからじゃないと話は進まないからな」
そう言うと。生えているヒゲを触りながえら話を始めた。
「この世界には魔王が存在する。その魔王は最近になって力をつけたのか知らんが暴れだしたんだ、この国まで被害が出てな、勿論勇者パーティーを魔王軍と戦わせたが駄目だった。結局あの勇者パーティーは魔王に傷一つつけられず帰ってきやがった」
それでも勇者さんは戦ったじゃないか!と討論しようしたが、奈乃香ちゃんと雪哉が止めに入った。
分かっている、この人にそんな口答えをしたら酷い事をされるのくらい。だから、今は仕方なく聞く事しかできなかった。
「そして、ある結論に至った。異世界の人間を召喚させ魔王に対抗させようとな、私、と言うか私の国では最大30人まで異世界から召喚できる。そして、この中の一人が死んだら、追加で一人と補充する事ができる」
それって、僕達は死ぬかもしれない・?。いや、お前達が死ぬ前提で話しているという解釈にも取れる。
僕達は…。どうなるの。
僕の不安をそのまま言ってくれるかのように、クラス委員長、旗無が口を開いた。
「と言う事は僕達は魔王を倒すまで自由にさせられない、元の世界に帰さないということですか?」
「君は、頭が優れているな。確かにそうだお前達には魔王を倒してもらうまで現世には帰さないし、自由に行動もできないと思え」
そんなのおかしい、そんなのってまるで奴隷じゃないか、勝手に召喚されて勝手に魔王を倒すまで帰さない、自由は効かせられないなんて、僕は魔王様とやらは見た事がないけれど今僕は目の前に居るこの王様が悪魔に見える。
「その点においては仕方なく僕達も抵抗はできませんし承知です。ですが僕達も人間です、いくらいい装備を着たりしたって僕達自信のステータスが低すぎます、勝てる気がしないのですが」
「そうだな、だからお前達には私達にないものを持っている」
王様は興奮を抑えきれないのか椅子から立ち上がり言った。
「召喚者というのは、あると特別な能力『スキル』といった物を持ってこの世界にくる、その力を使って魔王よ戦って貰う、それとそんなすぐに魔王とやりあえとはいわないさ、この国でしっかりと力をつけて貰うそれから約1年後に魔王と戦って貰う、魔王も待ってくれる分けない。当然魔王が襲ってきた強制的に戦って貰う」
結局魔王と戦わなくちゃいけないことに変わりはない。
「なぁ、蛍夏!スキルだってよ、どんなスキルなんだろうな」
どうして、雪哉はわくわくしているのかな。こんな状況だと言うのに、だけどそういう時こそ元気を貰える。どんな状況でもがんばるぞって気持ちになれる。それも、雪哉と一緒にいたい一つの理由なのかな。
僕達の居る科学室の床と天井には赤い文字で何語で書かれたか分からない魔方陣のようなものが描きだされた。
「うわっ!!?」
僕は弱音の塊を吐き床にしりもちをついてしまう。
奈乃香ちゃんもその場で驚いた表情のまま立ち尽くしていた。
「おいっ!何があった!」
そこに、現れたのは息を切らした雪哉だった。
どうやら、ここまで全力疾走をしてきたみたいだ。
「僕にも、分からないよ!」
「お前も分からないのか霧咲」
「私が分かるわけないでしょ!」
この状況をみてただならない事だとは思うが、本当に分けが分からない。
多分僕だけじゃなくて、この現象にあってる人が皆思ってるんだろうな。
――途端視界が揺らぐ、目の前がぼんやりとなり、聴覚もおかしくなっていた。
変なノイズが耳かかかっていた。意識ももうろうとしてきた。
「おい!大丈夫か!」
雪哉には心配され何とか意識をはっきりとさせることができた。
だけれども、その意識が少し飛んだときの合間に風景は一変して変わっていた。
科学室のコーン色の床から赤い絨毯の床に変わっていたり、蛍光灯がシャンデリアになっていたり、とにかくそこは科学室じゃないかのように。
「ここは?」
「俺にも分からない」
僕と雪哉それに奈乃香ちゃん以外にも周りに人が居た。
それは、決して知らない人ではなく僕のクラスメート達だった。どうやら、この変な空間にクラス全員で迷い込んでしまったようだ。中には「何かのドッキリか?」と信じない発言をしている人も居た。
そんな皆が困惑しているときだった。その人が現れたのは。
「――こんにちわ、異世界の諸君」
僕達を見下ろすかのように、椅子に座りながら僕達をゴミなような目で僕達をにら睨みながら話をかけてきた。その人の横には騎士の人たちが2人立っており、この人に触れよう物ならば殺すみたいな雰囲気をだしている。
「貴方は?」
そこで、応答したのがクラス委員長の旗無君だった。生徒会にも入っている事からクラスをまとめてくれる存在となった。
「私はアルリス、アルリスカネイス=デイスト。この国の王だ」
そこのいたのは、王様だった。僕の住む世界は王様的存在はいたが、ここまであからさまな王様はいなかったので少し感動している。
「まず君達を召喚した敬意を話そう。そこからじゃないと話は進まないからな」
そう言うと。生えているヒゲを触りながえら話を始めた。
「この世界には魔王が存在する。その魔王は最近になって力をつけたのか知らんが暴れだしたんだ、この国まで被害が出てな、勿論勇者パーティーを魔王軍と戦わせたが駄目だった。結局あの勇者パーティーは魔王に傷一つつけられず帰ってきやがった」
それでも勇者さんは戦ったじゃないか!と討論しようしたが、奈乃香ちゃんと雪哉が止めに入った。
分かっている、この人にそんな口答えをしたら酷い事をされるのくらい。だから、今は仕方なく聞く事しかできなかった。
「そして、ある結論に至った。異世界の人間を召喚させ魔王に対抗させようとな、私、と言うか私の国では最大30人まで異世界から召喚できる。そして、この中の一人が死んだら、追加で一人と補充する事ができる」
それって、僕達は死ぬかもしれない・?。いや、お前達が死ぬ前提で話しているという解釈にも取れる。
僕達は…。どうなるの。
僕の不安をそのまま言ってくれるかのように、クラス委員長、旗無が口を開いた。
「と言う事は僕達は魔王を倒すまで自由にさせられない、元の世界に帰さないということですか?」
「君は、頭が優れているな。確かにそうだお前達には魔王を倒してもらうまで現世には帰さないし、自由に行動もできないと思え」
そんなのおかしい、そんなのってまるで奴隷じゃないか、勝手に召喚されて勝手に魔王を倒すまで帰さない、自由は効かせられないなんて、僕は魔王様とやらは見た事がないけれど今僕は目の前に居るこの王様が悪魔に見える。
「その点においては仕方なく僕達も抵抗はできませんし承知です。ですが僕達も人間です、いくらいい装備を着たりしたって僕達自信のステータスが低すぎます、勝てる気がしないのですが」
「そうだな、だからお前達には私達にないものを持っている」
王様は興奮を抑えきれないのか椅子から立ち上がり言った。
「召喚者というのは、あると特別な能力『スキル』といった物を持ってこの世界にくる、その力を使って魔王よ戦って貰う、それとそんなすぐに魔王とやりあえとはいわないさ、この国でしっかりと力をつけて貰うそれから約1年後に魔王と戦って貰う、魔王も待ってくれる分けない。当然魔王が襲ってきた強制的に戦って貰う」
結局魔王と戦わなくちゃいけないことに変わりはない。
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