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第2話:【邂逅】貧乏領主と、最強の参謀
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王都を離れ北へ向かう街道は帝国の繁栄から完全に見捨てられていた。石畳は途切れ、馬車の車輪は容赦なくぬかるみに轍を刻む。肥沃な平野はいつしか姿を消し、代わりに痩せた土地と厳しい風に耐えるように立つ背の低い木々ばかりが窓の外を流れていった。
道中いくつかの村を通り過ぎたが、どこも活気というものがなく、人々は土気色の顔で見慣れぬ馬車を遠巻きに眺めるだけだった。彼らの目には諦観とそしてわずかな好奇心しか浮かんでいない。これが王都の貴族たちが「我らが領地」と呼ぶ場所のありのままの姿だ。
十日後、馬車はついに目的地であるベルク領の領主の館に到着した。
館というよりは、石と木で雑に組み上げられた大きな砦といった方が正確だろう。アルトマン公爵家の庭師の詰所よりもみすぼらしい。壁には苔が生え、屋根瓦はところどころ剥がれ落ちている。これが一国の辺境を守る伯爵の居城だとはにわかには信じがたかった。
出迎えたのはくたびれた鎧を身につけた数人の兵士だけだった。彼らは私を一瞥すると、好奇心よりも先に面倒事が舞い込んできたというような、あからさまにうんざりした顔を隠そうともしない。
「……お待ちしておりました、アルトマン公爵令嬢殿。主は執務室におります」
兵士の一人が不躾な視線を私に向けながら言った。その言葉には貴族令嬢に対する敬意など微塵も含まれていない。
通された執務室はさらに酷かった。壁には巨大な領地の地図が雑に貼られ、床には使い古された武具や泥のついたままの長靴が無造作に転がっている。部屋の中央にある傷だらけの大きな木の机。その向こうに男は座っていた。
彼がジアン・ベルク辺境伯。
噂に違わぬ粗野な男だった。日に焼けた肌に無造作に伸ばされた黒髪。着ている服は上等とは言い難い革のチュニックだ。王都の貴族たちが纏う絹やベルベットの華やかな衣装とはあまりにもかけ離れている。彼は私が部屋に入っても立ち上がろうともせず、ただ値踏みするような鋭い目で私を見つめていた。
「お前がアイリス・フォン・アルトマンか」
地を這うような低い声。
「王都の姫君がこんな吹き溜まりに何の用だ。聞けば王太子殿下に捨てられたそうだな。同情はせんぞ」
挑発するような言葉だった。ここで私が泣き喚いたり怒り狂ったりするのを期待しているのだろう。
だが私は表情一つ変えず、彼に向かって優雅にカーテシーをしてみせた。
「お見知りおきを、ベルク辺境伯。本日より貴方様の妻となりますアイリスと申します」
「……ほう」
私のあまりにも冷静な反応に、彼は初めて興味を引かれたようだった。その黒い瞳が私という存在の奥を探るようにわずかに細められる。
「それで辺境伯。早速ですがお願いしたいことがございます」
私は長旅の疲れなどおくびにも出さず本題を切り出した。
「このベルク領の過去五年分の財政帳簿、収支報告書、資産台帳、そして納税記録。それらすべての閲覧許可をいただきたいのです」
私の言葉にジアン辺境伯は今度こそ虚を突かれたようだった。彼の眉がかすかにひそめられる。
「……帳簿だと?着いたばかりの女が最初に求めるのがそれか。普通は寝床や食事の心配をするものではないのか」
「必要ありません。私が今最も必要としている情報は、この領地の正確な財政状況です。現状を把握せずして未来の計画は立てられませんから」
私は淡々と答えた。その言葉に嘘はなかった。
ジアンは数秒間黙って私を見つめていた。彼の頭の中で何かが高速で回転しているのが分かった。やがて彼は面白い玩具を見つけた子供のように、にやりと口の端を吊り上げた。
「……面白い。気に入った」
彼は立ち上がると、部屋の隅に山と積まれた埃まみれの羊皮紙の束を指さした。
「そこにあるのがお前が求めるものだ。好きにしろ。ただし俺は知らんぞ。その数字を見ればどんな気の強い女でも、絶望して泣き出すことになるだろうからな」
その夜、私は与えられた簡素な部屋で蝋燭の灯りを頼りに帳簿の山と格闘していた。
ジアンの言った通りその内容は絶望的という言葉すら生ぬるいものだった。歳入はほぼゼロに等しく負債だけが雪だるま式に膨れ上がっている。資産と呼べるものはこの痩せた土地とやる気のない兵士たちだけ。
だが私の心に絶望はなかった。
むしろその逆だった。
(……なるほど。負債はあるが担保権は複雑化していない。人的資源の質は未知数だが数はいる。土地は痩せているが広大だ。何より中央政府からの干渉が事実上存在しない)
私の頭脳は冷徹な興奮に満ちていた。
これは絶望的な状況などではない。ゼロから、いやマイナスから、理想の経済圏を構築できるまたとない機会だ。
夜が白み始める頃、私は数十枚に及ぶレポートを書き上げていた。
翌朝、私は再びジアンの執務室を訪れた。目の下に隈を作った私を見て彼は嘲るように言った。
「どうだ姫君。絶望して王都に泣いて帰りたくなったか?」
私は彼の言葉を無視し、書き上げたレポートの束を彼の机に叩きつけた。
「これが現状分析と短期的な改善計画です。まず領内に自生している薬草の商業化。次に近隣のドワーフ王国との交易路の開拓。そして兵士たちを労働力として活用した灌漑設備の建設。詳細な収支予測と初期投資の回収計画も記載してあります」
ジアンは狐につままれたような顔でレポートのページをめくり始めた。そして読み進めるうちにその表情が驚愕へ、そして畏敬とも呼べるものへと変わっていくのを私は冷静に観察していた。
すべてを読み終えた彼は顔を上げると、まるで初めて私を見るかのように言った。
「……お前はいったい何者だ?」
「私はアイリス・フォン・アルトマン。あなたの妻であり、そしてあなたの領地の未来を黒字に転換させる者です」
ジアンはしばらく黙り込んだ後、腹の底から豪快に笑い出した。
「ははは!面白い!実に面白い!王太子殿下はとんでもない宝物を俺のところに放り込んできたらしいな!」
彼は机の上に置かれていた領主の権限を示す印章を手に取ると、それを私に向かって差し出した。
「いいだろう。好きにやってみろアイリス。この領地のすべてをお前に預ける。人も金も俺自身もだ。お前のその『数字』とやらがどこまで通用するのか、この目で見たくなった」
それは絶対的な信頼の証だった。
私はその印章を静かに受け取った。
こうして貧乏辺境伯と婚約破棄された悪役令嬢の奇妙なパートナーシップが始まった。
私の頭の中ではすでに五年後十年後の壮大な事業計画が、美しい数字となって踊り始めていた。
道中いくつかの村を通り過ぎたが、どこも活気というものがなく、人々は土気色の顔で見慣れぬ馬車を遠巻きに眺めるだけだった。彼らの目には諦観とそしてわずかな好奇心しか浮かんでいない。これが王都の貴族たちが「我らが領地」と呼ぶ場所のありのままの姿だ。
十日後、馬車はついに目的地であるベルク領の領主の館に到着した。
館というよりは、石と木で雑に組み上げられた大きな砦といった方が正確だろう。アルトマン公爵家の庭師の詰所よりもみすぼらしい。壁には苔が生え、屋根瓦はところどころ剥がれ落ちている。これが一国の辺境を守る伯爵の居城だとはにわかには信じがたかった。
出迎えたのはくたびれた鎧を身につけた数人の兵士だけだった。彼らは私を一瞥すると、好奇心よりも先に面倒事が舞い込んできたというような、あからさまにうんざりした顔を隠そうともしない。
「……お待ちしておりました、アルトマン公爵令嬢殿。主は執務室におります」
兵士の一人が不躾な視線を私に向けながら言った。その言葉には貴族令嬢に対する敬意など微塵も含まれていない。
通された執務室はさらに酷かった。壁には巨大な領地の地図が雑に貼られ、床には使い古された武具や泥のついたままの長靴が無造作に転がっている。部屋の中央にある傷だらけの大きな木の机。その向こうに男は座っていた。
彼がジアン・ベルク辺境伯。
噂に違わぬ粗野な男だった。日に焼けた肌に無造作に伸ばされた黒髪。着ている服は上等とは言い難い革のチュニックだ。王都の貴族たちが纏う絹やベルベットの華やかな衣装とはあまりにもかけ離れている。彼は私が部屋に入っても立ち上がろうともせず、ただ値踏みするような鋭い目で私を見つめていた。
「お前がアイリス・フォン・アルトマンか」
地を這うような低い声。
「王都の姫君がこんな吹き溜まりに何の用だ。聞けば王太子殿下に捨てられたそうだな。同情はせんぞ」
挑発するような言葉だった。ここで私が泣き喚いたり怒り狂ったりするのを期待しているのだろう。
だが私は表情一つ変えず、彼に向かって優雅にカーテシーをしてみせた。
「お見知りおきを、ベルク辺境伯。本日より貴方様の妻となりますアイリスと申します」
「……ほう」
私のあまりにも冷静な反応に、彼は初めて興味を引かれたようだった。その黒い瞳が私という存在の奥を探るようにわずかに細められる。
「それで辺境伯。早速ですがお願いしたいことがございます」
私は長旅の疲れなどおくびにも出さず本題を切り出した。
「このベルク領の過去五年分の財政帳簿、収支報告書、資産台帳、そして納税記録。それらすべての閲覧許可をいただきたいのです」
私の言葉にジアン辺境伯は今度こそ虚を突かれたようだった。彼の眉がかすかにひそめられる。
「……帳簿だと?着いたばかりの女が最初に求めるのがそれか。普通は寝床や食事の心配をするものではないのか」
「必要ありません。私が今最も必要としている情報は、この領地の正確な財政状況です。現状を把握せずして未来の計画は立てられませんから」
私は淡々と答えた。その言葉に嘘はなかった。
ジアンは数秒間黙って私を見つめていた。彼の頭の中で何かが高速で回転しているのが分かった。やがて彼は面白い玩具を見つけた子供のように、にやりと口の端を吊り上げた。
「……面白い。気に入った」
彼は立ち上がると、部屋の隅に山と積まれた埃まみれの羊皮紙の束を指さした。
「そこにあるのがお前が求めるものだ。好きにしろ。ただし俺は知らんぞ。その数字を見ればどんな気の強い女でも、絶望して泣き出すことになるだろうからな」
その夜、私は与えられた簡素な部屋で蝋燭の灯りを頼りに帳簿の山と格闘していた。
ジアンの言った通りその内容は絶望的という言葉すら生ぬるいものだった。歳入はほぼゼロに等しく負債だけが雪だるま式に膨れ上がっている。資産と呼べるものはこの痩せた土地とやる気のない兵士たちだけ。
だが私の心に絶望はなかった。
むしろその逆だった。
(……なるほど。負債はあるが担保権は複雑化していない。人的資源の質は未知数だが数はいる。土地は痩せているが広大だ。何より中央政府からの干渉が事実上存在しない)
私の頭脳は冷徹な興奮に満ちていた。
これは絶望的な状況などではない。ゼロから、いやマイナスから、理想の経済圏を構築できるまたとない機会だ。
夜が白み始める頃、私は数十枚に及ぶレポートを書き上げていた。
翌朝、私は再びジアンの執務室を訪れた。目の下に隈を作った私を見て彼は嘲るように言った。
「どうだ姫君。絶望して王都に泣いて帰りたくなったか?」
私は彼の言葉を無視し、書き上げたレポートの束を彼の机に叩きつけた。
「これが現状分析と短期的な改善計画です。まず領内に自生している薬草の商業化。次に近隣のドワーフ王国との交易路の開拓。そして兵士たちを労働力として活用した灌漑設備の建設。詳細な収支予測と初期投資の回収計画も記載してあります」
ジアンは狐につままれたような顔でレポートのページをめくり始めた。そして読み進めるうちにその表情が驚愕へ、そして畏敬とも呼べるものへと変わっていくのを私は冷静に観察していた。
すべてを読み終えた彼は顔を上げると、まるで初めて私を見るかのように言った。
「……お前はいったい何者だ?」
「私はアイリス・フォン・アルトマン。あなたの妻であり、そしてあなたの領地の未来を黒字に転換させる者です」
ジアンはしばらく黙り込んだ後、腹の底から豪快に笑い出した。
「ははは!面白い!実に面白い!王太子殿下はとんでもない宝物を俺のところに放り込んできたらしいな!」
彼は机の上に置かれていた領主の権限を示す印章を手に取ると、それを私に向かって差し出した。
「いいだろう。好きにやってみろアイリス。この領地のすべてをお前に預ける。人も金も俺自身もだ。お前のその『数字』とやらがどこまで通用するのか、この目で見たくなった」
それは絶対的な信頼の証だった。
私はその印章を静かに受け取った。
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