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第1部:赤と黒の騎士
06.Act02:見参-その名はバトルナイト-①
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異世界英雄バトルナイト、このあとすぐ!
*%:&&
小説を読むときは部屋を明るくして
モニターから離れてご覧ください。
------------------------------
ぼくのなまえは※※※です。5さいです。
ぼくはパパとふたりでくらしています。ママはいません。
ぼくがうまれてすぐ、とおいところにいっちゃったと
パパがおしえてくれました。
あるひ、パパがデパートにつれてってくれました。
バトルナイトがくるよといわれてぼくはうれしくなり、
デパートにつれていってもらいました。
デパートにつくとすぐにパパとひろばまでいきました。
ひろばのステージにバトルナイトがやってきて
ぼくたちにてをふっていると、わるいひとたちもやってきて
ぼくたちをつれていこうとしました。
けれど、バトルナイトがわるいひとたちを
ぜんぶやっつけてくれました。
おわかれのまえにバトルナイトはみにきていたひとたちに
あくしゅをしてくれました。
ぼくもおおきくてやさしいてであくしゅをしてもらえて
とてもうれしかったです。
そのあとぼくはパパといっしょにレストランで
ごはんをたべて、かえるまえにおもちゃやさんで
バトルナイトのおにんぎょうをかってもらいました。
かえりみちにほどーきょーをわたっていると
くるまがみたくなって、パパにおねがいして
ほどーきょーのさくまでもちあげてくれました。
パパにありがとうっていったあと、ぼくはいいました。
「ねぇパパ、ぼく大きくなったらバトルナイトになりたい!」
ぼくはバトルナイトになりたいとパパにいいました。
なぜなら、ぼくもバトルナイトみたいにつよくなって
こまっているひとやかなしんでいるひとたちを
いっぱいたすけたいからです。
そういうとパパは
「そっかー、※※※ならきっとなれるよ」といってくれました。
するとぼくはドンッとうしろをおされ、さくから落ちてしまいました。
落ちてる途中で道路からトラックがやってきて、僕は
運転手さんと目が合ってしまいました。そして------
「・・・う、うーん---?」
「よ、目が覚めたかい?」
焚き火を前にして座り、眠っていた青髪の男が目を覚ました。
火を挟むように向かいに座っていた赤色のボサボサ髪をした男が
声を掛けてきた。
「悪い、眠っちまってたか」
「気にするなよ。ここんトコあちこち飛び回って依頼を為してきたんだ。
相当疲れが溜まっていたって証拠さ」
話しながら目をこするアルフに対し、ロンドは労るように言った。
「・・・父さんの夢を見た」
「親父さんの?実家での思い出とか?」
「いや、こっちの父さんじゃなくて・・・」
「あー・・・そうか」
夢の内容について話していると、ロンドは
何かを察したかのように言葉を詰まらせてしまう。
お互いが抱えている特別な事情を把握しているだけに
そういった話題を話のタネにするのは気が引けるのだ。
「まぁ、そっちが目ぇ覚ましたなら今度はこっちの番だよな。
このままの調子でなら明日の昼前までには町に---」
「しっ」
一度背伸びをして眠る準備に入ろうとするロンドだったが、突然
アルフが異変を察知した様子を見せてくる。
「・・・どうした?」
「誰かの悲鳴が聞こえる」
「えぇ?僕には何も・・・ってまさか!」
「・・・行ってくる!」
「おぉい!ちょっと待てよ!?」
意を決して駆け出そうとするアルフを呼び止めるロンド。
「なんだ?悪いが仮眠ならあとに---」
「そのままで行くつもりか?」
「なに?」
仮眠中の見張り放棄についてではなく、彼の行き方に物申してきた。
「僕の耳じゃ聞こえない程の距離だろ。
言っちゃ悪いが、そのままだと絶対間に合わないぞ?」
「やってみなきゃ分かんねーだろ!
大体こうやって話してる間にも---」
「僕の見立てでは、変身した状態で行けば間違いなく余裕で間に合う!」
「しかし・・・!」
変身を促すロンドに戸惑うアルフに対し、彼は続ける。
「今ココで決めろ。
そのまま行くも間に合わず、助けられなかったことにまた後悔するか。
それとも、助けに間に合った後に戒めを破ったことを後悔するか!」
「------ッ!」
突き付けられた選択を迫られた末、アルフは観念した表情をして
ベルトバックルを取り出して自身の腹部へ装着した。
「あとの事は頼む」
「まかせてくれ。そのための僕だ」
そう言い残して簡易シークエンスをとりながら走り去るアルフを見送り、
ロンドは二人分の荷物をまとめてから焚き火の後始末をした。
森の奥から「変身!」の声が聞こえ、空へ目を向けると
一つの人影が飛び出して森の更に奥へと消えていった。
「もう変身しないって言っときながら、結局
あれを手放さずにいるんだもんなアイツ」
やれやれといった表情で荷物を担いだロンドは、同じ方向へと駆け出していく。
このあとに起こる一人の少女との邂逅が
物語の幕開けを告げることを知らずに・・・。
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小説を読むときは部屋を明るくして
モニターから離れてご覧ください。
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ぼくのなまえは※※※です。5さいです。
ぼくはパパとふたりでくらしています。ママはいません。
ぼくがうまれてすぐ、とおいところにいっちゃったと
パパがおしえてくれました。
あるひ、パパがデパートにつれてってくれました。
バトルナイトがくるよといわれてぼくはうれしくなり、
デパートにつれていってもらいました。
デパートにつくとすぐにパパとひろばまでいきました。
ひろばのステージにバトルナイトがやってきて
ぼくたちにてをふっていると、わるいひとたちもやってきて
ぼくたちをつれていこうとしました。
けれど、バトルナイトがわるいひとたちを
ぜんぶやっつけてくれました。
おわかれのまえにバトルナイトはみにきていたひとたちに
あくしゅをしてくれました。
ぼくもおおきくてやさしいてであくしゅをしてもらえて
とてもうれしかったです。
そのあとぼくはパパといっしょにレストランで
ごはんをたべて、かえるまえにおもちゃやさんで
バトルナイトのおにんぎょうをかってもらいました。
かえりみちにほどーきょーをわたっていると
くるまがみたくなって、パパにおねがいして
ほどーきょーのさくまでもちあげてくれました。
パパにありがとうっていったあと、ぼくはいいました。
「ねぇパパ、ぼく大きくなったらバトルナイトになりたい!」
ぼくはバトルナイトになりたいとパパにいいました。
なぜなら、ぼくもバトルナイトみたいにつよくなって
こまっているひとやかなしんでいるひとたちを
いっぱいたすけたいからです。
そういうとパパは
「そっかー、※※※ならきっとなれるよ」といってくれました。
するとぼくはドンッとうしろをおされ、さくから落ちてしまいました。
落ちてる途中で道路からトラックがやってきて、僕は
運転手さんと目が合ってしまいました。そして------
「・・・う、うーん---?」
「よ、目が覚めたかい?」
焚き火を前にして座り、眠っていた青髪の男が目を覚ました。
火を挟むように向かいに座っていた赤色のボサボサ髪をした男が
声を掛けてきた。
「悪い、眠っちまってたか」
「気にするなよ。ここんトコあちこち飛び回って依頼を為してきたんだ。
相当疲れが溜まっていたって証拠さ」
話しながら目をこするアルフに対し、ロンドは労るように言った。
「・・・父さんの夢を見た」
「親父さんの?実家での思い出とか?」
「いや、こっちの父さんじゃなくて・・・」
「あー・・・そうか」
夢の内容について話していると、ロンドは
何かを察したかのように言葉を詰まらせてしまう。
お互いが抱えている特別な事情を把握しているだけに
そういった話題を話のタネにするのは気が引けるのだ。
「まぁ、そっちが目ぇ覚ましたなら今度はこっちの番だよな。
このままの調子でなら明日の昼前までには町に---」
「しっ」
一度背伸びをして眠る準備に入ろうとするロンドだったが、突然
アルフが異変を察知した様子を見せてくる。
「・・・どうした?」
「誰かの悲鳴が聞こえる」
「えぇ?僕には何も・・・ってまさか!」
「・・・行ってくる!」
「おぉい!ちょっと待てよ!?」
意を決して駆け出そうとするアルフを呼び止めるロンド。
「なんだ?悪いが仮眠ならあとに---」
「そのままで行くつもりか?」
「なに?」
仮眠中の見張り放棄についてではなく、彼の行き方に物申してきた。
「僕の耳じゃ聞こえない程の距離だろ。
言っちゃ悪いが、そのままだと絶対間に合わないぞ?」
「やってみなきゃ分かんねーだろ!
大体こうやって話してる間にも---」
「僕の見立てでは、変身した状態で行けば間違いなく余裕で間に合う!」
「しかし・・・!」
変身を促すロンドに戸惑うアルフに対し、彼は続ける。
「今ココで決めろ。
そのまま行くも間に合わず、助けられなかったことにまた後悔するか。
それとも、助けに間に合った後に戒めを破ったことを後悔するか!」
「------ッ!」
突き付けられた選択を迫られた末、アルフは観念した表情をして
ベルトバックルを取り出して自身の腹部へ装着した。
「あとの事は頼む」
「まかせてくれ。そのための僕だ」
そう言い残して簡易シークエンスをとりながら走り去るアルフを見送り、
ロンドは二人分の荷物をまとめてから焚き火の後始末をした。
森の奥から「変身!」の声が聞こえ、空へ目を向けると
一つの人影が飛び出して森の更に奥へと消えていった。
「もう変身しないって言っときながら、結局
あれを手放さずにいるんだもんなアイツ」
やれやれといった表情で荷物を担いだロンドは、同じ方向へと駆け出していく。
このあとに起こる一人の少女との邂逅が
物語の幕開けを告げることを知らずに・・・。
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