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1 私と妹の関係がおかしなことになってます
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「お姉さま! お姉さま! どちらにいらっしゃるの?」
「お姉さま! 私もお姉さまと同じものが欲しいですわ!」
「お姉さま! 聞きましたわよ! ダーン伯爵家の長男と縁談のお話が出ているとか? お姉さまには相応しくありませんわ!」
……私、セレン・オキシーには悩みがあった。二つ年下の妹についての悩みだ。
オキシー伯爵家に生まれた私は両親と兄に愛され、幸せな日々を送っていた。そこに新たに誕生したのが、妹のテルルだった。
身内びいきと思われるかもしれないが、テルルは超絶美少女だ。ふわふわのピンクブロンドに、澄んだアクアブルーの大きな瞳。ぷくっとした唇も愛らしく、会う人間全てに絶賛される、そんな素晴らしい美貌の持ち主である。
対して私はといえば、父と同じ栗色の髪に琥珀色の瞳。顔立ちは可愛らしいと言われるが、美人とまでは言えない。妹と並べば間違いなく見劣りしてしまうが、そこはもう諦めた。生まれ持った顔は変えられないんだから、せめて愛嬌だけは無くさずにおこうといつも笑顔を心掛けている。
妹が赤ん坊のころは、私たちの関係も普通だったと思う。私は妹が可愛くて、お兄様と一緒に妹をあやすのが幸せだった。ところが、妹が成長するにつれて、どうも私との関係がおかしくなっていったのだ。
そしてどうやらその原因は……私にあるらしい。
「お姉さま! 私もお姉さまと同じものが欲しいですわ!」
「お姉さま! 聞きましたわよ! ダーン伯爵家の長男と縁談のお話が出ているとか? お姉さまには相応しくありませんわ!」
……私、セレン・オキシーには悩みがあった。二つ年下の妹についての悩みだ。
オキシー伯爵家に生まれた私は両親と兄に愛され、幸せな日々を送っていた。そこに新たに誕生したのが、妹のテルルだった。
身内びいきと思われるかもしれないが、テルルは超絶美少女だ。ふわふわのピンクブロンドに、澄んだアクアブルーの大きな瞳。ぷくっとした唇も愛らしく、会う人間全てに絶賛される、そんな素晴らしい美貌の持ち主である。
対して私はといえば、父と同じ栗色の髪に琥珀色の瞳。顔立ちは可愛らしいと言われるが、美人とまでは言えない。妹と並べば間違いなく見劣りしてしまうが、そこはもう諦めた。生まれ持った顔は変えられないんだから、せめて愛嬌だけは無くさずにおこうといつも笑顔を心掛けている。
妹が赤ん坊のころは、私たちの関係も普通だったと思う。私は妹が可愛くて、お兄様と一緒に妹をあやすのが幸せだった。ところが、妹が成長するにつれて、どうも私との関係がおかしくなっていったのだ。
そしてどうやらその原因は……私にあるらしい。
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