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第5章
第1話 前世の勇者
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2人は、エデンに向かっていた。
カラオケで神様の元に向かった方法と同じやり方でエデンに意識を向けるアズサ。
アズサ「パルプンテ、ニゴウ、ニゴウ‥。」
ユウジ「大丈夫か!?」
アズサ「分からない、今日は結界が強いわね。」
ユウジの自宅の庭の木々が、
ピキピキと唸り、アズサの意識も朦朧とする。
風邪が止まない。
雷や雨も降って来た。
アズサ「小道具を使うわ。」
取り出したのは、銀色の隕石のカケラだった。
アズサ「連動して、結界を弾いてくれる筈。意識だけじゃない。体を、エデンに向かわせる。」
さらに強くなり、暴風と化す。
止まない雨に雷が突き刺さる。
しかし、エデンへの誘導は成功した。
晴れた世界、エデン。
2人は夢の中で会話していた。
アズサ「ねぇ、お兄ちゃん、‘勇者’って職業は、存在すると思う?」
ユウジ「分からない、ある漫画では‘勇者’
なんて存在しないって書いてた。
俺は、‘盗賊’で十分だ。」
アズサ「盗賊‥クスッ(笑)
確かにお兄ちゃんは、インドでは有名な盗賊で、ヒーローだった。ある意味での最盛期(笑)。
セネガルでは誰も勝てない武道の達人級の国王もやってた事も。
それから、「ピタール」って名で聖職者をやってたキリスト教の時代もあるわ。
殉死してるけど。」
ユウジ「前世なんて俺には分からない。
‘へっぽこ勇者’でいい。
ただ何となく••。」
アズサ「ただ、何となく!?」
ユウジ「ただ、何となく、俺が勇者でお前が妹なら、俺はお前を一生、守るよ。」
アズサ「クスッ••。私は誰にも守られなくていい。自分の幸せは自分で決めるもの。人に幸せにして貰うなんて‘無責任’。
ましてや守って貰う必要なんて••。」
ユウジ「アズサ••。」
ユウジは、当然、アズサを抱き締める。
アズサ「え、、待って、『エデン』へのワープ中だから(笑)。
えっ、えーーー!!!」
まんざらでもないアズサだった。。
-アズサの悲観性、それには、
【レムリアの魔女】と呼ばれた彼女の前世が影響していた。。-
アズサ「闇のない所に光は存在しない、闇や光に優劣はないわ。より強い光に転生しようとすれば、‘闇’は大きくなる。決して同調はしない。」
風砂の中にいた影響で、
ユウジは混乱していた。
ユウジ「なんか、、突き刺さってる。」
アズサ「お兄ちゃんの意図している使命を邪魔しようと、意図を邪魔して、剣(ソード)の意識を誰かが頭に突き刺したみたい。」
カラオケで神様の元に向かった方法と同じやり方でエデンに意識を向けるアズサ。
アズサ「パルプンテ、ニゴウ、ニゴウ‥。」
ユウジ「大丈夫か!?」
アズサ「分からない、今日は結界が強いわね。」
ユウジの自宅の庭の木々が、
ピキピキと唸り、アズサの意識も朦朧とする。
風邪が止まない。
雷や雨も降って来た。
アズサ「小道具を使うわ。」
取り出したのは、銀色の隕石のカケラだった。
アズサ「連動して、結界を弾いてくれる筈。意識だけじゃない。体を、エデンに向かわせる。」
さらに強くなり、暴風と化す。
止まない雨に雷が突き刺さる。
しかし、エデンへの誘導は成功した。
晴れた世界、エデン。
2人は夢の中で会話していた。
アズサ「ねぇ、お兄ちゃん、‘勇者’って職業は、存在すると思う?」
ユウジ「分からない、ある漫画では‘勇者’
なんて存在しないって書いてた。
俺は、‘盗賊’で十分だ。」
アズサ「盗賊‥クスッ(笑)
確かにお兄ちゃんは、インドでは有名な盗賊で、ヒーローだった。ある意味での最盛期(笑)。
セネガルでは誰も勝てない武道の達人級の国王もやってた事も。
それから、「ピタール」って名で聖職者をやってたキリスト教の時代もあるわ。
殉死してるけど。」
ユウジ「前世なんて俺には分からない。
‘へっぽこ勇者’でいい。
ただ何となく••。」
アズサ「ただ、何となく!?」
ユウジ「ただ、何となく、俺が勇者でお前が妹なら、俺はお前を一生、守るよ。」
アズサ「クスッ••。私は誰にも守られなくていい。自分の幸せは自分で決めるもの。人に幸せにして貰うなんて‘無責任’。
ましてや守って貰う必要なんて••。」
ユウジ「アズサ••。」
ユウジは、当然、アズサを抱き締める。
アズサ「え、、待って、『エデン』へのワープ中だから(笑)。
えっ、えーーー!!!」
まんざらでもないアズサだった。。
-アズサの悲観性、それには、
【レムリアの魔女】と呼ばれた彼女の前世が影響していた。。-
アズサ「闇のない所に光は存在しない、闇や光に優劣はないわ。より強い光に転生しようとすれば、‘闇’は大きくなる。決して同調はしない。」
風砂の中にいた影響で、
ユウジは混乱していた。
ユウジ「なんか、、突き刺さってる。」
アズサ「お兄ちゃんの意図している使命を邪魔しようと、意図を邪魔して、剣(ソード)の意識を誰かが頭に突き刺したみたい。」
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