もふもふで始めるのんびり寄り道生活 便利なチートフル活用でVRMMOの世界を冒険します!

ゆるり

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13章 ワクワク冒険がいっぱいだ!

562.カッコいいモフモフ

 もふもふなレオパパに我慢できず、鬣のあたりにぎゅっと抱きつく。
 ラッタンやスラリン、ユキマルも僕の真似をしてる。

 ナッティは精神的に僕たちよりちょっと大人だから、呆れた雰囲気で『しょうがない子たちね』と呟いてた。
 でも、このもふもふを楽しまない方が損だと思うよ?

「もふもふ~」
「グルル(もふもふなのはモモもだろう?)」
「おっきいもふもふは別腹!」
「グルル(俺を食う気か……?)」

 レオパパと話しながら、もふもふを堪能した。
 オギンはサラフワって感じの毛で、レオパパはモチッとフワモフなんだよ。この違い、伝わる?

 ひとしきり最高のもふもふを楽しんでから、改めてレオパパのステータスを確認することにした。
 フレンド欄からモンスタータブ、レオパパを選んで、ステータスを開く!

——————
名前:レオ(レオパパ)
種族:白翠獅子ヴェールオン*(27)
属性:木・火

体力:212 魔力:198
物理攻撃力:43
魔力攻撃力:51
防御力:40 器用さ:18
精神力:25 素早さ:36
幸運値:17

〈スキル〉
木蔦縛ヴァインド木鞭プランウィッツ腐朽ディケイ葉刃リーフブレイド眠香スリーパロマ燃焼ブレンナ、爪撃、噛みつく、体当たり、回避、跳躍
——————

 種族名のところに『*』がついてる。
 特異体である印だね。ユキマルが言ってた通りだ。

 属性が木だけじゃなくて、火もあるのはビックリ! 特異体だからかな~?

 ステータス値は攻守のバランスがいい感じ。全体的に高めだね。
 ただ器用さが低い。クリティカルが出にくいタイプだ。

「ふむふむ……レベルを上げたら、すごく活躍してくれそう! レオパパ、頼りになるねー」
「グルル(ありがとう?)」

 唐突に褒めた僕に、レオパパが首を傾げながらパチリと目を瞬いた。
 その仕草、可愛いよ!

 ニコニコしながら、スキルの詳細確認に移る。

——————
木蔦縛ヴァインド
 太い蔦で敵三体を拘束する
 拘束時間は敵の物理攻撃力と器用さにより変動する
 まれに、拘束した敵を睡眠状態にする

木鞭プランウィッツ
 木の鞭で敵一体を強打し、木属性の中ダメージを与える

腐朽ディケイ
 敵を末端から腐らせ、木属性の大ダメージを与える
 部位破壊が生じることがある
 植物系モンスターにのみ効果がある

葉刃リーフブレイド
 鋭い葉で敵全体を斬りつけ、木属性の中ダメージを与える

眠香スリーパロマ
 生み出した花で心地よい芳香を放ち、敵全体を睡眠状態にする

燃焼ブレンナ
 可燃性物質で拘束した敵を燃やし、火属性の中ダメージを与える
——————

 おお? 不思議なスキルがある!
 木蔦縛ヴァインド木鞭プランウィッツ葉刃リーフブレイド眠香スリーパロマはなんとなく予想してたけど……腐朽ディケイ燃焼ブレンナは特殊だ。

 腐朽ディケイは植物系のモンスターにしか効果がないけど、部位破壊が起きる可能性がある凄いスキルだ。
 こういう効果のスキルってあるんだねー。

 燃焼ブレンナは使えるタイミングが決まってるみたいだから、木蔦縛ヴァインドとのコンボ技って感じ?
 火属性のスキルだし、普通の白翠獅子ヴェールオンは習得できない可能性があるね。

「なんか、ますます強そう……レオパパ、カッコいい!」
「グルル(ありがとう?)」

 レオパパの首傾げ&きょとん顔再び。
 カッコいいと可愛いを併せ持つなんて、最強だ。僕もカッコよくなりたーい!

 ……新しいスキル覚えようかな。
 楽な習得手段はスキルリストを使うことだ。でも、スキルリストの入手手段が限られてるから、なかなか使えないんだよね。

 なかなか使えないと言えば、経験値アイテムの【星の輝きスターシャイン】もまだ未使用で残ってる。
 使ったら経験値百万をもらえるけど、一個しかないからなぁ。
 誰に使うかも悩みどころ。

「むむぅ……とりあえず、レオパパはアリアと一緒にレベリングしよっか。たぶん今のままでも奥まで行かなければ王都北も大丈夫そうだし」
「グルル(よくわからないが、モモが戦えと言うならば、できる限りがんばるぞ)」
「うん、一緒に冒険を楽しみながらやろうね~」

 今後の予定を立てたから、この後の時間の使い方も決まった。
 今日はみんなでレベリングだ!

 ということで、行き先は王都北エリア。
 ナッティは強い敵とのバトルがあんまり好きじゃないから、アリアに交代しよう。

「レベリングがんばるぞ~」
「きゅぃ(おー!)」
「ぴぅ(がんばる)」
「らぴゅ(ラッたん、パパに乗る~)」
「ピル(パパ……?)」
「グルル(はじめまして、小鳥さん。俺がラッタンたちにパパと呼ばれてるレオだ)」

 うんうん、お話するのも楽しいけど、バトルもがんばろうね?

 それと、ラッタンはちゃんと自分で歩くか飛ぶかしようよ。オギンに乗るのが好きだから、レオパパにもそうなるんだろうなぁ、とは予想してたけど。

 あと、レオパパも、そのカッコいい声音で『小鳥さん』とか言うと、アリアを口説いてるみたいに聞こえるからやめよう?
 ツッキーのようなチャラさは全然ないけど、ドキッとしちゃうよ!

「みんな性格が違ってて面白いなぁ」

 クスクスと笑っていたら、スラリンにジッと見つめられた。

「きゅぃ(行かないの?)」
「行くよ! みんな準備はいいね? じゃあ、【転移】!」

 みんなが頷いたのを確認して王都北に転移した。
 レオパパのバトルを見るのが楽しみだな~。

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