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13章 ワクワク冒険がいっぱいだ!
566.お宝ゲットして…ん!?
お宝探しをしていたら、見事宝箱を手に入れたぞー!
何が出るかな~、何が出るかな~♪
頭の中で歌いながら、みんなに目配せする。
みんな心の準備はいーい? スリーカウントで開けるよ。
スラリンたちのワクワクと輝く目に微笑み返して、「三、二、一……」とカウントダウンする。
「──ゼロ! オープン!」
ぱんぱかぱーん、と効果音を声に出して言いながら、宝箱を開けた。
僕の幸運値がきっと仕事をしてくれるはず。
期待しながら見下ろした宝箱の中には、鎖のついた水晶の欠片のようなものが一つ入っていた。
ネックレスと違って鎖が輪になってないし、アクセサリーではなさそう。
これがお宝? 見た目ショボい……。
「……きゅぃ(これ、なぁに?)」
「うーん、僕もわからないなぁ。とりあえず鑑定してみるね!」
——————
【振水晶】レア度☆☆☆☆☆
マップを開いて使用すると、探したいと思っているモンスターの位置が表示される
モンスターに使用すると、低確率で【催眠】状態にすることができる(クールタイム十分)
デバフ【催眠】
催眠行使者によって行動が操られる
すべての状態異常が帳消しになり、【催眠】状態に上書きされる
——————
おっと……見た目と違って、なんか怖ろしげなアイテムでは?
デバフ【催眠】なんて、初めて聞いたよ。呪いの一種かな。
振水晶での催眠の行使者は僕になるから、敵に使ったらその行動を操れるってこと?
たぶん永久的じゃないだろうから、精神力の強さによって効果時間が変わるんだろうな。
それより気になるのは、すべての状態異常を帳消しして上書きすることだよ。
これ、味方にも使えるんじゃない?
例えば毒状態になった味方に催眠をかけて、状態異常を回復させる、的な。
仲間なら行動を操るというのも、大したデメリットにはならなそうだし。
実際に使ってみなきゃわからないけどね。
とりあえずアイテムの効果をみんなに説明してみると、ユキマルが『モンスターを探せる効果も面白いね』と呟いた。
確かにそうだね。
幻の食材探しの時とか、大まかでもモンスターの位置がわかって、随分と楽に探せたもん。
他のモンスターもマップ上で探せたら、すごく便利だろうな。
今探したいのは、第四の街開放ミッションのモンスターたちかなぁ。
確か異常行動を起こしてるモンスターと、ボスの妖樹系モンスターがいるんだよね。
「使ってみよーっと。マップを開いて、振水晶を使用。探すのは、異常行動を起こしてるモンスター!」
振水晶を片手に持って宣言した。
途端に、マップが表示されているウィンドウが地面と平行になり、僕の手から離れた振水晶がその上で水晶を揺らす。
……ダウンジングっぽいね?
なんとなくみんなで「おー」と感嘆の声を上げながら見守っていると、マップ上に無数の赤色の点が表示された。
「って、多い、多い!」
王都北エリア奥地を赤色で塗りつぶす勢いで現れる点にツッコミを入れる。
マップを最大限に拡大してみたら、かろうじて点として見られるようになったけど──
「……これ、奥に行けば探さなくても出くわすよね? マップに表示する意味ないよぉ!」
便利なのかなんなのか、よくわからない。
たぶん探す条件が悪かった。
「──探すのは『妖樹系モンスター』!」
条件を変えてみた。
再び振水晶が揺れる。
モンスターに催眠をかける場合と違って、モンスター探しはクールタイムとかの使用制限がないみたいだ。
何回でも試せるのはありがたい。使いこなすのにコツを掴む必要がありそうだから。
しばらく待つと、マップの表示が更新された。
西のキーリ湖エリアと王都北エリアなどに点が複数現れる。
王都北エリアにある点が、ボスの表示なんだろうなー。六つの大きめな点があるもん。
「……ボスの見た目とかは知らないけど、いる場所はわかったねぇ」
まだ開放されてないモヤモヤとした場所──きっと第四の街──の王都北側を等間隔に囲むように、ボスを示す点がある。
それぞれに距離があるから、どう考えても一人で全部を一時間以内に倒して回るのは無理そうだ。
事前情報で知ってはいたけど、こうしてマップ上で確認できて、ちゃんと納得した。
「んー……そうだ! 竜の里も探してみよー。探すのは『白嵐竜のストルム』!」
ストルムは定期的に時空団子を上げるために喚び出してるけど、普段は棲家の竜の里にいるはずなのだ。
つまり、ストルムの今の居場所が竜の里!
詳しい場所を知らなかったけど、これで行きやすくなるはずー。
マップ上で振水晶が揺れ、一つの点が表示された。
王都北エリアの外れ、西寄りの場所だ。
なるほど、ここが竜の里か。暇ができたら卵をもらいに行かなくちゃね。
「あ、竜といえば、龍馬のマリーちゃんって、空中都市にいるんだよね? 空中都市ってどこにあるんだろー?」
ふと思い出したら、好奇心が高まり、抑えられなくなった。
今すぐ行けないとしても、空中都市の場所くらいは知っててもいいよね。
「──探すのは『龍馬のマリーちゃん』!」
宣言してしばらくすると、マップに点が現れる。
西のキーリ湖エリアの上かぁ……と思ったら、それがじわじわと移動していることに気づいた。
第二の街や海上、更には第五の街がある方面まで、ゆっくりと動いてる。
「……空中都市は移動都市だった?」
空を見上げたら、雲が見えた。
もしかしたら、普段見上げた時にある雲の上に空中都市がある可能性も……? ロマンがあるね!
〈ミッション【空中都市の位置を探る】を達成しました。報酬としてアイテム【羽靴】が贈られます〉
〈シークレットミッション【情報先取り】を一回達成しました。報酬として【創世主の涙】が贈られます〉
——————
【羽靴】レア度☆☆☆☆
羽根飾りがついたブーツ
装備すると自由に空を駆けることができる
【創世主の涙】レア度☆☆☆☆☆
まだ未完成の情報を入手した者に贈られるアイテム
使用すると、体力を全回復する代わりに、精神力が一時間10下がる
*あまり先取りしないでください(泣)
——————
いつの間に知らないミッションを達成してたし、なんか申し訳ない気持ちになったよ。ちょっと面白くもあるんだけど。
あと、情報先取りミッションが複数回達成できる仕様なところに、運営さんの苦労が見える気がする。
アイテム上げるからこれ以上探るなよ、って感じ?
僕はいい子だから、然るべき時まで空中都市のことは忘れておくね!
プレイヤーの遊び方の自由度が高いと、それに振り回されて運営さんは大変だねぇ──なんて、空を眺めながら他人事な感じで思うなどしました。まる。
何が出るかな~、何が出るかな~♪
頭の中で歌いながら、みんなに目配せする。
みんな心の準備はいーい? スリーカウントで開けるよ。
スラリンたちのワクワクと輝く目に微笑み返して、「三、二、一……」とカウントダウンする。
「──ゼロ! オープン!」
ぱんぱかぱーん、と効果音を声に出して言いながら、宝箱を開けた。
僕の幸運値がきっと仕事をしてくれるはず。
期待しながら見下ろした宝箱の中には、鎖のついた水晶の欠片のようなものが一つ入っていた。
ネックレスと違って鎖が輪になってないし、アクセサリーではなさそう。
これがお宝? 見た目ショボい……。
「……きゅぃ(これ、なぁに?)」
「うーん、僕もわからないなぁ。とりあえず鑑定してみるね!」
——————
【振水晶】レア度☆☆☆☆☆
マップを開いて使用すると、探したいと思っているモンスターの位置が表示される
モンスターに使用すると、低確率で【催眠】状態にすることができる(クールタイム十分)
デバフ【催眠】
催眠行使者によって行動が操られる
すべての状態異常が帳消しになり、【催眠】状態に上書きされる
——————
おっと……見た目と違って、なんか怖ろしげなアイテムでは?
デバフ【催眠】なんて、初めて聞いたよ。呪いの一種かな。
振水晶での催眠の行使者は僕になるから、敵に使ったらその行動を操れるってこと?
たぶん永久的じゃないだろうから、精神力の強さによって効果時間が変わるんだろうな。
それより気になるのは、すべての状態異常を帳消しして上書きすることだよ。
これ、味方にも使えるんじゃない?
例えば毒状態になった味方に催眠をかけて、状態異常を回復させる、的な。
仲間なら行動を操るというのも、大したデメリットにはならなそうだし。
実際に使ってみなきゃわからないけどね。
とりあえずアイテムの効果をみんなに説明してみると、ユキマルが『モンスターを探せる効果も面白いね』と呟いた。
確かにそうだね。
幻の食材探しの時とか、大まかでもモンスターの位置がわかって、随分と楽に探せたもん。
他のモンスターもマップ上で探せたら、すごく便利だろうな。
今探したいのは、第四の街開放ミッションのモンスターたちかなぁ。
確か異常行動を起こしてるモンスターと、ボスの妖樹系モンスターがいるんだよね。
「使ってみよーっと。マップを開いて、振水晶を使用。探すのは、異常行動を起こしてるモンスター!」
振水晶を片手に持って宣言した。
途端に、マップが表示されているウィンドウが地面と平行になり、僕の手から離れた振水晶がその上で水晶を揺らす。
……ダウンジングっぽいね?
なんとなくみんなで「おー」と感嘆の声を上げながら見守っていると、マップ上に無数の赤色の点が表示された。
「って、多い、多い!」
王都北エリア奥地を赤色で塗りつぶす勢いで現れる点にツッコミを入れる。
マップを最大限に拡大してみたら、かろうじて点として見られるようになったけど──
「……これ、奥に行けば探さなくても出くわすよね? マップに表示する意味ないよぉ!」
便利なのかなんなのか、よくわからない。
たぶん探す条件が悪かった。
「──探すのは『妖樹系モンスター』!」
条件を変えてみた。
再び振水晶が揺れる。
モンスターに催眠をかける場合と違って、モンスター探しはクールタイムとかの使用制限がないみたいだ。
何回でも試せるのはありがたい。使いこなすのにコツを掴む必要がありそうだから。
しばらく待つと、マップの表示が更新された。
西のキーリ湖エリアと王都北エリアなどに点が複数現れる。
王都北エリアにある点が、ボスの表示なんだろうなー。六つの大きめな点があるもん。
「……ボスの見た目とかは知らないけど、いる場所はわかったねぇ」
まだ開放されてないモヤモヤとした場所──きっと第四の街──の王都北側を等間隔に囲むように、ボスを示す点がある。
それぞれに距離があるから、どう考えても一人で全部を一時間以内に倒して回るのは無理そうだ。
事前情報で知ってはいたけど、こうしてマップ上で確認できて、ちゃんと納得した。
「んー……そうだ! 竜の里も探してみよー。探すのは『白嵐竜のストルム』!」
ストルムは定期的に時空団子を上げるために喚び出してるけど、普段は棲家の竜の里にいるはずなのだ。
つまり、ストルムの今の居場所が竜の里!
詳しい場所を知らなかったけど、これで行きやすくなるはずー。
マップ上で振水晶が揺れ、一つの点が表示された。
王都北エリアの外れ、西寄りの場所だ。
なるほど、ここが竜の里か。暇ができたら卵をもらいに行かなくちゃね。
「あ、竜といえば、龍馬のマリーちゃんって、空中都市にいるんだよね? 空中都市ってどこにあるんだろー?」
ふと思い出したら、好奇心が高まり、抑えられなくなった。
今すぐ行けないとしても、空中都市の場所くらいは知っててもいいよね。
「──探すのは『龍馬のマリーちゃん』!」
宣言してしばらくすると、マップに点が現れる。
西のキーリ湖エリアの上かぁ……と思ったら、それがじわじわと移動していることに気づいた。
第二の街や海上、更には第五の街がある方面まで、ゆっくりと動いてる。
「……空中都市は移動都市だった?」
空を見上げたら、雲が見えた。
もしかしたら、普段見上げた時にある雲の上に空中都市がある可能性も……? ロマンがあるね!
〈ミッション【空中都市の位置を探る】を達成しました。報酬としてアイテム【羽靴】が贈られます〉
〈シークレットミッション【情報先取り】を一回達成しました。報酬として【創世主の涙】が贈られます〉
——————
【羽靴】レア度☆☆☆☆
羽根飾りがついたブーツ
装備すると自由に空を駆けることができる
【創世主の涙】レア度☆☆☆☆☆
まだ未完成の情報を入手した者に贈られるアイテム
使用すると、体力を全回復する代わりに、精神力が一時間10下がる
*あまり先取りしないでください(泣)
——————
いつの間に知らないミッションを達成してたし、なんか申し訳ない気持ちになったよ。ちょっと面白くもあるんだけど。
あと、情報先取りミッションが複数回達成できる仕様なところに、運営さんの苦労が見える気がする。
アイテム上げるからこれ以上探るなよ、って感じ?
僕はいい子だから、然るべき時まで空中都市のことは忘れておくね!
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