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13章 ワクワク冒険がいっぱいだ!
571.アイテム作りです
賢梟くんが『しばらく棲家に帰ってないから、荒らされてないか確認する』と去っていったのを、しょんぼりしながら見送った。
とはいえ、また会えるのは確実だから、それまでがんばるよ。
それからまた王都北エリア奥でレベリング&採集をしたけど、運がいいのか悪いのか、闇堕ちしてる子には出会わなかった。
おかげでバトルは比較的楽にできて、レベリングが捗った。冒険者ギルドの依頼やミッションは、残念ながらあまり進まなかったけど。
ひたすらバトルをしたあとは、第三の街のホームに帰還。
ちょっと疲れたし、気分を切り換えて、ログアウトする時間まで生産活動に集中するよ。
王都北エリアの奥では、多種多様なデバフ系アイテムを作れそうな素材がたくさん集まったし、そろそろ本格的にルトから受けた依頼をこなすよ。
屋敷の工房内で、錬金術レシピと毒料理レシピを使って、次々にデバフ系アイテムを作りながら、今後のことを考える。
次回、王都北エリアに行く前に、正規の解呪方法の調査をしたいなー。誰か知らないかな?
「解呪するのは、浄化でいいのかなぁ。アイテムでの催眠は確実性がないしなぁ」
冒険者ギルドで情報収集する?
モンちゃんに聞いてみるのもいいかも。
テイマー先輩のリカちゃんと会えたら、シーアイ機関が掴んでる情報を教えてもらえる可能性もあるね。
シーアイ機関長官のダーロンさんに連絡を取るのが、一番確実だけど。
「呪いといえばベラちゃんとお話するのもいいかな?」
ふと思いついて首を傾げる。
ベラちゃんは第二の街の領主のご令嬢。そして、闇使徒団に狙われて、呪われていた過去がある子だ。
お付きで家庭教師のシシリーさんから、呪いの情報を聞いたことがあったし、貴族のネットワークで何か情報を持ってるかも。
思い出したら久しぶりに会いたくなった。
お友だちだけど、なかなか会う機会がないんだもん。
「あ、そういえば、今はバレホー記念日のイベント中だった! チョコもらいたい!」
色々あって忘れていたイベントを思い出してハッとなる。
お返しを用意して、お友だち巡りをしよう。ついでに情報ゲットできるかもしれないし。
デバフ系アイテムは大量に作れたから、アイテムボックスにしまって、お返し作りを開始。
「お菓子~♪ お菓子~♪ 可愛いアイテムも~♪」
お返しはお菓子じゃなきゃいけないとは決まってないもんね。
お友だちの印に、もふもふアイテムも配っちゃおうかな~。
「──あ、まだレオパパからアイテムもらってない!」
グルーミングスキルで入手した素材を使って手乗りぬいぐるみ作りをしていたら、素材が足りないことに気づいた。
スラリンもピアもぬいぐるみがあるのに、レオパパのぬいぐるみだけがないなんて寂しい!
「レオパパー!」
工房を飛び出して庭に向かう。
そこでは、ピアとラッタンがふわふわ浮かびながら日光浴中だった。ナッティはお花を摘んで花冠を作ってる。
それをレオパパが寝転びながら眺めて寛いでいて、その鬣に埋もれるように、ヒスイが丸くなっていた。
めっちゃほのぼのしてて癒されるねぇ。
その光景を、お店の休憩スペースにいるみんなが凝視してるから、ちょっと怖い。
目が血走ってる人いるよね? 瞬きはちゃんとしてよ。
「グルル(何かあったか?)」
レオパパの目の前まで駆けると、きょとんとした顔で首を傾げられた。
それに対して両腕を開いて微笑み返す。
「うん! グルーミングしていい?」
「グルル(……モモの舌は小さいから、俺のグルーミングをするのは大変じゃないか?)」
「そういうのじゃなくて、スキルを使うんだよ!」
マジのグルーミングでレオパパの毛を整えるのは無理です。サイズが違いすぎるから。
「グルル(よくわからないが、モモがしたいならどうぞ?)」
「くふふっ、ありがとう!」
レオパパの大きな舌でベロッと舐められて、ウィンクされた。
くすぐったーい! これがホントのグルーミング!
笑いながら、レオパパの鬣に抱きつき、スキルを使う。
「【グルーミング】!」
ぎゅっとハグしたら、アナウンスが聞こえてくる。
〈レオにスキル【グルーミング】を使用しました。アイテム【肉球手袋】【もっふもふ毛皮】を入手しました。レオのステータス【精神力】が+5になりました〉
——————
【肉球手袋】レア度☆☆☆☆
白翠獅子のお世話をすると稀に入手できる可愛い手袋
ネコ科の肉球を模している
装備すると、物理攻撃力+15、木属性の攻撃力20%アップ、器用さ-5
【もっふもふ毛皮】レア度☆☆☆
触り心地のいい毛皮
生産素材になる
——————
お、いいアイテムゲット!
毛皮をもらうと、つい『ハゲてないよね?』と確認しちゃうけど。
レオパパのもふもふはちゃんと健在だよ!
何度かグルーミングを繰り返して、もっふもふ毛皮をたくさんもらった。
レアアイテムをもらえたのも、ステータスアップしたのも、最初の一回だけだったよ。
「たくさんアイテムもらえたー。ありがとね、レオパパ」
「グルル(役に立てたなら嬉しいぞ)」
「うん! これでレオパパを量産するね!」
ニコニコ笑って工房に駆け戻る。
もふもふぬいぐるみアイテムに、レオパパが仲間入りだ~。
ルンルンしてる僕の背後では、レオパパが『俺を量産……?』と戸惑ってたけど、ヒスイが説明してくれると思う。たぶん、きっと。
とはいえ、また会えるのは確実だから、それまでがんばるよ。
それからまた王都北エリア奥でレベリング&採集をしたけど、運がいいのか悪いのか、闇堕ちしてる子には出会わなかった。
おかげでバトルは比較的楽にできて、レベリングが捗った。冒険者ギルドの依頼やミッションは、残念ながらあまり進まなかったけど。
ひたすらバトルをしたあとは、第三の街のホームに帰還。
ちょっと疲れたし、気分を切り換えて、ログアウトする時間まで生産活動に集中するよ。
王都北エリアの奥では、多種多様なデバフ系アイテムを作れそうな素材がたくさん集まったし、そろそろ本格的にルトから受けた依頼をこなすよ。
屋敷の工房内で、錬金術レシピと毒料理レシピを使って、次々にデバフ系アイテムを作りながら、今後のことを考える。
次回、王都北エリアに行く前に、正規の解呪方法の調査をしたいなー。誰か知らないかな?
「解呪するのは、浄化でいいのかなぁ。アイテムでの催眠は確実性がないしなぁ」
冒険者ギルドで情報収集する?
モンちゃんに聞いてみるのもいいかも。
テイマー先輩のリカちゃんと会えたら、シーアイ機関が掴んでる情報を教えてもらえる可能性もあるね。
シーアイ機関長官のダーロンさんに連絡を取るのが、一番確実だけど。
「呪いといえばベラちゃんとお話するのもいいかな?」
ふと思いついて首を傾げる。
ベラちゃんは第二の街の領主のご令嬢。そして、闇使徒団に狙われて、呪われていた過去がある子だ。
お付きで家庭教師のシシリーさんから、呪いの情報を聞いたことがあったし、貴族のネットワークで何か情報を持ってるかも。
思い出したら久しぶりに会いたくなった。
お友だちだけど、なかなか会う機会がないんだもん。
「あ、そういえば、今はバレホー記念日のイベント中だった! チョコもらいたい!」
色々あって忘れていたイベントを思い出してハッとなる。
お返しを用意して、お友だち巡りをしよう。ついでに情報ゲットできるかもしれないし。
デバフ系アイテムは大量に作れたから、アイテムボックスにしまって、お返し作りを開始。
「お菓子~♪ お菓子~♪ 可愛いアイテムも~♪」
お返しはお菓子じゃなきゃいけないとは決まってないもんね。
お友だちの印に、もふもふアイテムも配っちゃおうかな~。
「──あ、まだレオパパからアイテムもらってない!」
グルーミングスキルで入手した素材を使って手乗りぬいぐるみ作りをしていたら、素材が足りないことに気づいた。
スラリンもピアもぬいぐるみがあるのに、レオパパのぬいぐるみだけがないなんて寂しい!
「レオパパー!」
工房を飛び出して庭に向かう。
そこでは、ピアとラッタンがふわふわ浮かびながら日光浴中だった。ナッティはお花を摘んで花冠を作ってる。
それをレオパパが寝転びながら眺めて寛いでいて、その鬣に埋もれるように、ヒスイが丸くなっていた。
めっちゃほのぼのしてて癒されるねぇ。
その光景を、お店の休憩スペースにいるみんなが凝視してるから、ちょっと怖い。
目が血走ってる人いるよね? 瞬きはちゃんとしてよ。
「グルル(何かあったか?)」
レオパパの目の前まで駆けると、きょとんとした顔で首を傾げられた。
それに対して両腕を開いて微笑み返す。
「うん! グルーミングしていい?」
「グルル(……モモの舌は小さいから、俺のグルーミングをするのは大変じゃないか?)」
「そういうのじゃなくて、スキルを使うんだよ!」
マジのグルーミングでレオパパの毛を整えるのは無理です。サイズが違いすぎるから。
「グルル(よくわからないが、モモがしたいならどうぞ?)」
「くふふっ、ありがとう!」
レオパパの大きな舌でベロッと舐められて、ウィンクされた。
くすぐったーい! これがホントのグルーミング!
笑いながら、レオパパの鬣に抱きつき、スキルを使う。
「【グルーミング】!」
ぎゅっとハグしたら、アナウンスが聞こえてくる。
〈レオにスキル【グルーミング】を使用しました。アイテム【肉球手袋】【もっふもふ毛皮】を入手しました。レオのステータス【精神力】が+5になりました〉
——————
【肉球手袋】レア度☆☆☆☆
白翠獅子のお世話をすると稀に入手できる可愛い手袋
ネコ科の肉球を模している
装備すると、物理攻撃力+15、木属性の攻撃力20%アップ、器用さ-5
【もっふもふ毛皮】レア度☆☆☆
触り心地のいい毛皮
生産素材になる
——————
お、いいアイテムゲット!
毛皮をもらうと、つい『ハゲてないよね?』と確認しちゃうけど。
レオパパのもふもふはちゃんと健在だよ!
何度かグルーミングを繰り返して、もっふもふ毛皮をたくさんもらった。
レアアイテムをもらえたのも、ステータスアップしたのも、最初の一回だけだったよ。
「たくさんアイテムもらえたー。ありがとね、レオパパ」
「グルル(役に立てたなら嬉しいぞ)」
「うん! これでレオパパを量産するね!」
ニコニコ笑って工房に駆け戻る。
もふもふぬいぐるみアイテムに、レオパパが仲間入りだ~。
ルンルンしてる僕の背後では、レオパパが『俺を量産……?』と戸惑ってたけど、ヒスイが説明してくれると思う。たぶん、きっと。
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