404 / 661
10章 海は広くて冒険いっぱい
379.海で採集です
僕は今、スラリンたちと一緒に強化シャボリンの中に入って必死に走ってます。
藤花貝入手のために、リュウグウを覆う膜から出て海の中を爆走中なんだ。メーアは案内役。
「ふあーっ、転びそうー!」
「きゅぴっ」
「ぴぅ……っ」
「にゃ、にゃ、にゃあ」
「きゅーきゅいっ」
マリンスポーツのウォーターボールみたいな感じで、シャボリンの中を走って転がしてる。
体重移動で進むより速いから、こうすることになったんだけど……どんどん速度が増して、今にも転んじゃいそうだよーっ。
あ、スラリンとユキマルが脱落した。
虚無の雰囲気を漂わせて、シャボリンが回る遠心力でグルグルと回ってる。
ヒスイは楽しそうに駆けてるけど、ナッティはそろそろヤバそう。
ねぇ、こんなにスピードが上がってるのって、ヒスイが嬉々と駆けてるせいじゃない?
『あらあら、楽しそうね』
ふふ、と微笑んでるメーアは、僕たちと違って飛んでるからシャボリンの回転の影響は受けてない。なんかズルいぞー。
『藤花貝があるのはもうちょっと右の方よ』
「りょ、りょうかーいっ!」
右ね、右——とちょっと進行方向を調整する。
僕たちが入ってるシャボリンの外側を、モンスターが泳ぎ去っていく。ちゃんとモンスター避けが効いてるから、僕たちに襲いかかってくる気配はない。
モンスター避けには【強化・もふもふの海守り(ウサギ)】を使った。
お店で買った強化素材【海硝子】で海守りを強化したおかげで、三十分はモンスターが近づいてこないんだ。
ちなみに、強化したもふもふの海守り(ウサギ)は、ウサ耳の根本のところに海硝子のアクセサリーをつけた感じの見た目で可愛い。使用後に消えちゃうのがもったいないなぁ。
海守りのアイテムは、リュウグウで便利に使えそうだから、売り出すことを考えてもよさそう。もふもふの海守りは鑑賞用になる気がするけど。
——そんなことを考えながら必死にシャボリンを回して進んでたら、暗い海の中にぼうっと明るいものが見えた。
「あ、あれは……?」
『あそこが藤花貝があるところよ。もうすぐ着くわ』
「よかったー……って、これ、どうやって止めるのーっ!?」
え、このまま進んだら追突しちゃわない?
速度を緩めようとしても、足がもつれて、僕もスラリンたちと一緒にぐるぐると回ることになっちゃった。ナッティもすぐに脱落。
ヒスイだけで駆けてたら、さすがにちょっと速度が落ちてきたけど……いや、これ、停止が間に合わない気がするね?
「のぉおお……!」
悲愴な叫びを上げると、不意にぽわんと何かに弾き返されるような感覚があった。そして、回転が急停止したシャボリンがゆっくりと飲み込まれていく。
「おわっ!?」
シャボリンの下にゴロゴロと転がり落ちてから、クッションになって衝撃を和らげてくれたスラリンに礼を言い、僕はなんとか体勢を起こした。
きょろきょろと周囲を見ると、淡い紫やピンク、白色の藤の花のようなものが、ほのかに光を放ちながら存在していた。藤棚っぽい感じで、人工的に整えられてる気がする。
それがあるのは円形の範囲で、リュウグウのように膜で覆われてるけど、内部は海水で満たされているようだ。
『シャボリンから出たら呼吸できないから、採集してすぐに戻ってくるか、水中で行動可能なアイテムを使う必要があるわよ』
「メーアって情報が後出しのことが多いよね?」
ちょっぴり不満をこぼしてジトッとメーアを見据える。でも、メーアは全然気にしない感じで『情報が欲しいなら自分から求めなくちゃ』とニコニコ笑っていた。
……まぁ、その考えはわからないでもない。受け身なばっかりではダメだよーってことだよね。
メーアには自分からいろいろと聞くこと! と脳内メモをとってから、シャボリンの外に視線を戻した。
この藤の花っぽいのが藤花貝なんだよね? 鑑定しましょー。
——————
【藤花貝】レア度☆☆☆☆
海の底にある藤の花のような貝。
海守りを作る素材として有名。
——————
うん、間違いない。これを採集すればいいんだね。
問題は、藤花貝があるところは海中ってことだけど——僕だけなら問題なく行動できるはず。
「スラリンたちはここで待っててねー」
そう告げてから、アイテムボックスから【水守り】を取り出した。
スタ島で泉の中を探索するために作ったブレスレット型アクセサリーだよ。装備したら、水中で自由に行動できるんだ。
進む速度を考えたら、海上レイドイベントの時に宝箱から入手した【人魚薬】の方がいいかもしれないけど……とりあえず、のんびり採集するなら水守りで十分だ。海守りのおかげで、水中でバトルする必要はなさそうだし。
「いってきまーす」
水守りをつけて、シャボリンに触れ『外に出るよー』と念じると、吐き出されるように海中に出た。
うん、呼吸は問題ない。犬かき(?)したら、ふよふよーっと移動できる。
近くにある藤花貝の採集ポイントをタッチして、採集開始。
「お、一回で三つゲットできた。採集ポイントはたくさんあるし、この感じだと海守りをみんなに売り出せるくらい作れそうだな~♪」
ルンルンと採集を続けて、様々な色の藤花貝をゲット。
アイテムボックスの一枠が埋まりそうだよ。
「このくらいでいっか。海守りの効果が切れちゃったらダメだし、そろそろ戻らないと」
ぴょーん、とジャンプしてシャボリンの中に戻る。
転移でリュウグウに帰ってもいいんだけど、案外シャボリンを回して進むの楽しかったし、帰りも全速力で進んじゃうぞー。
藤花貝入手のために、リュウグウを覆う膜から出て海の中を爆走中なんだ。メーアは案内役。
「ふあーっ、転びそうー!」
「きゅぴっ」
「ぴぅ……っ」
「にゃ、にゃ、にゃあ」
「きゅーきゅいっ」
マリンスポーツのウォーターボールみたいな感じで、シャボリンの中を走って転がしてる。
体重移動で進むより速いから、こうすることになったんだけど……どんどん速度が増して、今にも転んじゃいそうだよーっ。
あ、スラリンとユキマルが脱落した。
虚無の雰囲気を漂わせて、シャボリンが回る遠心力でグルグルと回ってる。
ヒスイは楽しそうに駆けてるけど、ナッティはそろそろヤバそう。
ねぇ、こんなにスピードが上がってるのって、ヒスイが嬉々と駆けてるせいじゃない?
『あらあら、楽しそうね』
ふふ、と微笑んでるメーアは、僕たちと違って飛んでるからシャボリンの回転の影響は受けてない。なんかズルいぞー。
『藤花貝があるのはもうちょっと右の方よ』
「りょ、りょうかーいっ!」
右ね、右——とちょっと進行方向を調整する。
僕たちが入ってるシャボリンの外側を、モンスターが泳ぎ去っていく。ちゃんとモンスター避けが効いてるから、僕たちに襲いかかってくる気配はない。
モンスター避けには【強化・もふもふの海守り(ウサギ)】を使った。
お店で買った強化素材【海硝子】で海守りを強化したおかげで、三十分はモンスターが近づいてこないんだ。
ちなみに、強化したもふもふの海守り(ウサギ)は、ウサ耳の根本のところに海硝子のアクセサリーをつけた感じの見た目で可愛い。使用後に消えちゃうのがもったいないなぁ。
海守りのアイテムは、リュウグウで便利に使えそうだから、売り出すことを考えてもよさそう。もふもふの海守りは鑑賞用になる気がするけど。
——そんなことを考えながら必死にシャボリンを回して進んでたら、暗い海の中にぼうっと明るいものが見えた。
「あ、あれは……?」
『あそこが藤花貝があるところよ。もうすぐ着くわ』
「よかったー……って、これ、どうやって止めるのーっ!?」
え、このまま進んだら追突しちゃわない?
速度を緩めようとしても、足がもつれて、僕もスラリンたちと一緒にぐるぐると回ることになっちゃった。ナッティもすぐに脱落。
ヒスイだけで駆けてたら、さすがにちょっと速度が落ちてきたけど……いや、これ、停止が間に合わない気がするね?
「のぉおお……!」
悲愴な叫びを上げると、不意にぽわんと何かに弾き返されるような感覚があった。そして、回転が急停止したシャボリンがゆっくりと飲み込まれていく。
「おわっ!?」
シャボリンの下にゴロゴロと転がり落ちてから、クッションになって衝撃を和らげてくれたスラリンに礼を言い、僕はなんとか体勢を起こした。
きょろきょろと周囲を見ると、淡い紫やピンク、白色の藤の花のようなものが、ほのかに光を放ちながら存在していた。藤棚っぽい感じで、人工的に整えられてる気がする。
それがあるのは円形の範囲で、リュウグウのように膜で覆われてるけど、内部は海水で満たされているようだ。
『シャボリンから出たら呼吸できないから、採集してすぐに戻ってくるか、水中で行動可能なアイテムを使う必要があるわよ』
「メーアって情報が後出しのことが多いよね?」
ちょっぴり不満をこぼしてジトッとメーアを見据える。でも、メーアは全然気にしない感じで『情報が欲しいなら自分から求めなくちゃ』とニコニコ笑っていた。
……まぁ、その考えはわからないでもない。受け身なばっかりではダメだよーってことだよね。
メーアには自分からいろいろと聞くこと! と脳内メモをとってから、シャボリンの外に視線を戻した。
この藤の花っぽいのが藤花貝なんだよね? 鑑定しましょー。
——————
【藤花貝】レア度☆☆☆☆
海の底にある藤の花のような貝。
海守りを作る素材として有名。
——————
うん、間違いない。これを採集すればいいんだね。
問題は、藤花貝があるところは海中ってことだけど——僕だけなら問題なく行動できるはず。
「スラリンたちはここで待っててねー」
そう告げてから、アイテムボックスから【水守り】を取り出した。
スタ島で泉の中を探索するために作ったブレスレット型アクセサリーだよ。装備したら、水中で自由に行動できるんだ。
進む速度を考えたら、海上レイドイベントの時に宝箱から入手した【人魚薬】の方がいいかもしれないけど……とりあえず、のんびり採集するなら水守りで十分だ。海守りのおかげで、水中でバトルする必要はなさそうだし。
「いってきまーす」
水守りをつけて、シャボリンに触れ『外に出るよー』と念じると、吐き出されるように海中に出た。
うん、呼吸は問題ない。犬かき(?)したら、ふよふよーっと移動できる。
近くにある藤花貝の採集ポイントをタッチして、採集開始。
「お、一回で三つゲットできた。採集ポイントはたくさんあるし、この感じだと海守りをみんなに売り出せるくらい作れそうだな~♪」
ルンルンと採集を続けて、様々な色の藤花貝をゲット。
アイテムボックスの一枠が埋まりそうだよ。
「このくらいでいっか。海守りの効果が切れちゃったらダメだし、そろそろ戻らないと」
ぴょーん、とジャンプしてシャボリンの中に戻る。
転移でリュウグウに帰ってもいいんだけど、案外シャボリンを回して進むの楽しかったし、帰りも全速力で進んじゃうぞー。
あなたにおすすめの小説
悪役令嬢にされたので婚約破棄を受け入れたら、なぜか全員困っています
かきんとう
恋愛
王城の大広間は、いつも以上に華やいでいた。
磨き上げられた床は燭台の光を反射し、色とりどりのドレスが揺れるたびに、まるで花畑が動いているかのように見える。貴族たちの笑い声、楽団の優雅な旋律、そして、ひそやかな噂話が、空気を満たしていた。
その中心に、私は立っていた。
――今日、この瞬間のために。
「エレノア・フォン・リーベルト嬢」
高らかに呼ばれた私の名に、ざわめきがぴたりと止む。
『彼を解放して!』とおっしゃいましたが、何から解放されたいのですか?
シエル
恋愛
「彼を解放してください!」
友人たちと教室に戻ろうとしていると、突如、知らない令嬢に呼び止められました。
「どなたかしら?」
なぜ、先ほどから私が問いかける度に驚いているのでしょう?
まるで「え!?私のこと知らないの!?」と言わんばかりですけれど、知りませんよ?
どうやら、『彼』とは私の婚約者のことのようです。
「解放して」とおっしゃっいましたが、私の目には何かに囚われているようには見えないのですが?
※ 中世ヨーロッパモデルの架空の世界
※ ご都合主義です。
※ 誤字、脱字、文章がおかしい箇所は気付いた際に修正しております。
(完)妹の子供を養女にしたら・・・・・・
青空一夏
恋愛
私はダーシー・オークリー女伯爵。愛する夫との間に子供はいない。なんとかできるように努力はしてきたがどうやら私の身体に原因があるようだった。
「養女を迎えようと思うわ・・・・・・」
私の言葉に夫は私の妹のアイリスのお腹の子どもがいいと言う。私達はその産まれてきた子供を養女に迎えたが・・・・・・
異世界中世ヨーロッパ風のゆるふわ設定。ざまぁ。魔獣がいる世界。
【完結】精霊に選ばれなかった私は…
まりぃべる
ファンタジー
ここダロックフェイ国では、5歳になると精霊の森へ行く。精霊に選んでもらえれば、将来有望だ。
しかし、キャロル=マフェソン辺境伯爵令嬢は、精霊に選んでもらえなかった。
選ばれた者は、王立学院で将来国の為になるべく通う。
選ばれなかった者は、教会の学校で一般教養を学ぶ。
貴族なら、より高い地位を狙うのがステータスであるが…?
☆世界観は、緩いですのでそこのところご理解のうえ、お読み下さるとありがたいです。
空港清掃員58歳、転生先の王宮でも床を磨いたら双子に懐かれ、国王に溺愛される
木風
恋愛
羽田空港で十五年、黙々と床を磨いてきた清掃員・田中幸子(58)は事故死し、没落寸前の子爵令嬢エルシアとして転生する。
婚約破棄の末に家を追われた彼女が選んだのは、王宮の清掃員――前世の技で空気まで変わるほど磨き上げていく仕事だった。
やがて母を亡くした双子王子王女に懐かれ、荒れた執務室の主である喪中の国王とも距離が縮まり……。
「泣くなら俺の胸で」――床も心も磨き直す、清掃令嬢の溺愛成り上がり。
畑の隣にダンジョンが生えたので、農家兼ダンチューバーになることにした件について〜隠れ最強の元エリート、今日も野菜を育てながら配信中〜
グリゴリ
ファンタジー
木嶋蒼、35歳。表向きは田舎で農業を始めて1年目の、どこにでもいる素朴な農家だ。しかし実態は、内閣直轄の超エリート組織・ダンジョン対策庁において「特総(特別総括官)」という非公開の最高職を務める、日本最高峰の実力者である。その事実を知る者は内閣総理大臣を含む極少数のみ。家族でさえ、蒼が対策庁を早々に退庁したと信じて疑わない。
SSSランクのテイムスキルと攻撃スキル、SSランクの支援スキルと農業スキルを18歳時に鑑定され、誰もが「化け物」と称えたその実力を、蒼は今日も畑仕事に注ぎ込んでいる。農作物の品質は驚異的に高く、毎日の収穫が静かな喜びだ。少し抜けているところはあるが、それもご愛嬌——と思っていた矢先、農業開始から1年が経ったある朝、異変が起きた。
祖父母の旧宅に隣接する納屋の床に、漆黒に金の縁取りをしたゲートリングが突如出現したのだ。通常の探索者には認識すらできないそれは、蒼だけが見えるシークレットプライベートダンジョン——後に「蒼天の根」と呼ばれることになる、全100階層の特異空間だった。
恐る恐る潜ったダンジョンの第1層で、蒼は虹色に輝くベビースライム「ソル」と出会い、即座に従魔として契約。さらに探索を進める中でベビードラゴンの「ルナ」、神狼種のベビーシルバーウルフ「クロ」を仲間に加えていく。そしてダンジョン初潜入の最中、蒼の体内に「究極進化システム」が覚醒する。ダンジョン内の素材をエボリューションポイント・ショップポイント・現金へと変換し、自身や従魔、親しい者を際限なく強化・進化させるこのシステムは、ガチャ機能・ショップ機能・タスク機能まで備えた、あまりにもチートじみた代物だった。
蒼は決める。「せっかくだから配信もしよう」と。農家兼ダンチューバーという前代未聞のスタイルで探索者ライセンスを取得し、「農家のダンジョン攻略配信」を開始した彼の動画はじわじわと注目を集め始める。
そんな中、隣のダンジョンの取材にやってきたのが、C級探索者ライセンスを持つ美人記者兼ダンチューバー・藤宮詩織だった。国際探索者協会の超エリート一家に生まれながら自らの道を切り開いてきた彼女は、蒼の「農家なのになぜかとても強い」という矛盾に鋭い鑑定眼を向ける。
隠れ最強の農家配信者と、本質を見抜く美人記者。チート級の従魔たちが賑やかに囲む日常の中で、二人の距離は少しずつ縮まっていく。ダンジョン攻略・農業・配信・ガチャ・そして予期せぬ大事件——波乱と笑いと感動が交錯する、最強農家の新米配信者ライフが、今幕を開ける。
死にたくないので、今世は「悪女」の看板を下ろして「聖女」の利権を奪い尽くします
あめとおと
恋愛
「死に様なら、もう八通りも見てきたわ」
公爵令嬢レオノーラは、義妹ミアを「聖女」として引き立てるための「悪役」として、九回の人生をループしてきた。
どれほど善人に振る舞おうと、どれほど婚約者の王太子に縋ろうと、最後は常に処刑台か追放。
すべては、周囲の好感度を強制的に書き換えるミアの「偽りの奇跡」のせいだった。
十度目の十六歳。
累計八十年の人生を経験し、精神年齢も魔導知識も「枯れた」域に達したレオノーラは、ついに決意する。
「いい子を演じるのは、もう飽きたわ。今世は悪役令嬢らしく、あなたの『幸運』をすべて奪い尽くしてあげる」
ミアが手に入れるはずだった【癒やしの聖杯】を先回りして献上し、
ミアの信奉者になるはずだった【最強の騎士団長】を魔導の力で救済して味方につけ、
王太子との「思い出の場所」を物理的に整地してバラ園に変える。
「あら、殿下。ゴミ(思い出)を片付けて何が悪いのかしら?」
冷徹に、そして優雅に「ざまぁ」を完遂していくレオノーラ。
そんな彼女の前に、前世では「死神」と恐れられた隣国の皇帝ギルバートが現れる。
彼は、聖女の補正が効かない唯一の男。そして、誰よりも重すぎる独占欲を抱えた男だった――。
「君は世界を奪え。私は、そんな君を奪うとしよう」
これは、九回殺された悪役令嬢が、十回目で「真の幸福」と「最強の地位」を力ずくでもぎ取る、逆転無双の物語。
【全10話+後日談 完結まで投稿済 最終投稿は3/27】