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あの日一線を超えてから、一葉は授業中も眠らなくなった。だんだん夜も早く寝られるようになったらしくて安心した。いっそもうゲームだってやめて欲しいところだが、まあ簡単にやめることはできないだろう。こっちが強制したってむしろ一葉は不満だろうし、それが原因で嫌われたりしたら元も子もない。
それなら、やめさせるんじゃなくてやる暇を与えなければ良い。
「へえ、意外と綺麗にしてるんだな」
「まあ勉強かゲームしかしてないし散らかす時間が無いからね」
休日になり、ついに俺は一葉の家に入ることができた。高校生になってからは友人が遊びに来たことがないらしく、つまり俺が初めての男ってことだ、多少強引に頼んで良かった。しかも両親は夜まで帰ってこないらしいし、これは絶好のタイミングであった。ニヤけそうな口を抑えて一葉の部屋のベッドに腰掛けた。
「あ、あのさ絃星……ああいうことするのは俺が寝ないようにするためだよね?休みの日にやらなくても良くない?」
一葉は気まずそうな顔で言葉に詰まりながら聞いてきた。純粋な一葉はまだ俺が善意であんなことをしていると思っているようだ。可愛いけどすぐに騙されてしまうのは心配だな……危機感を持って貰わないと。一葉を強引に俺の横に座らせて頬を撫でる。少し体が震えていたが、嫌がってはいない様子だ。
「一葉は嫌?」
「い、嫌じゃないけど……恥ずかしいし、その」
「いつも物足りなかった?」
「っ!」
一葉の顔がぶわっと赤くなった。言わなくても分かる、図星って顔だ。昼休みの限られた時間で毎日エロいことをしていれば、体が不完全燃焼のまま午後の授業を受けることになる。昼休みの間に触られた場所が疼き、触って欲しくてたまらない体になっているだろう。
「なあ、今日は時間もあるし一葉が満足するまで触ってあげる」
「えっ……」
「どこを触って欲しい?」
「あ……えっと、うう……」
耳元で囁くように問いかけ、一葉の腰を撫でる。恥ずかしがる顔も凄い可愛いし意地悪したくなってしまう。自分から言うように促して逃げ場を塞げば途中でやめてって言われる筋合いも無くなる。だって一葉から触ってって言ったんだからな。
「腹の中がずっと疼いて……それに乳首も、自分でやるのと絃星に触られた時じゃ全然違くて」
「……それで?」
「……また、あの時みたいに、触って欲しい……」
絞り出すような声で言うと、恥ずかしさでキャパオーバーしてしまいそうな顔で一葉は俯いた。俺はもう我慢が効かず、そのままの勢いで一葉を押し倒した。
「分かった。気持ち良くなろうね、一葉」
それなら、やめさせるんじゃなくてやる暇を与えなければ良い。
「へえ、意外と綺麗にしてるんだな」
「まあ勉強かゲームしかしてないし散らかす時間が無いからね」
休日になり、ついに俺は一葉の家に入ることができた。高校生になってからは友人が遊びに来たことがないらしく、つまり俺が初めての男ってことだ、多少強引に頼んで良かった。しかも両親は夜まで帰ってこないらしいし、これは絶好のタイミングであった。ニヤけそうな口を抑えて一葉の部屋のベッドに腰掛けた。
「あ、あのさ絃星……ああいうことするのは俺が寝ないようにするためだよね?休みの日にやらなくても良くない?」
一葉は気まずそうな顔で言葉に詰まりながら聞いてきた。純粋な一葉はまだ俺が善意であんなことをしていると思っているようだ。可愛いけどすぐに騙されてしまうのは心配だな……危機感を持って貰わないと。一葉を強引に俺の横に座らせて頬を撫でる。少し体が震えていたが、嫌がってはいない様子だ。
「一葉は嫌?」
「い、嫌じゃないけど……恥ずかしいし、その」
「いつも物足りなかった?」
「っ!」
一葉の顔がぶわっと赤くなった。言わなくても分かる、図星って顔だ。昼休みの限られた時間で毎日エロいことをしていれば、体が不完全燃焼のまま午後の授業を受けることになる。昼休みの間に触られた場所が疼き、触って欲しくてたまらない体になっているだろう。
「なあ、今日は時間もあるし一葉が満足するまで触ってあげる」
「えっ……」
「どこを触って欲しい?」
「あ……えっと、うう……」
耳元で囁くように問いかけ、一葉の腰を撫でる。恥ずかしがる顔も凄い可愛いし意地悪したくなってしまう。自分から言うように促して逃げ場を塞げば途中でやめてって言われる筋合いも無くなる。だって一葉から触ってって言ったんだからな。
「腹の中がずっと疼いて……それに乳首も、自分でやるのと絃星に触られた時じゃ全然違くて」
「……それで?」
「……また、あの時みたいに、触って欲しい……」
絞り出すような声で言うと、恥ずかしさでキャパオーバーしてしまいそうな顔で一葉は俯いた。俺はもう我慢が効かず、そのままの勢いで一葉を押し倒した。
「分かった。気持ち良くなろうね、一葉」
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