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落ち葉
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僕の名前は桜鳶 冬秋(さくらとび ふゆあき)いつも通り1人で過ごしている。次は移動教室だから急がなきゃ
「おい落ちこぼれ!!俺の前に立つんじゃねぇよ!!」
「ごめん...白尾くん」
「ったく、早く消えろよあいつ」
そう吐き捨てた彼の名前は白尾 拓人(しろび たくと)くん。いつも僕を目の敵にして、殴ってくる。でもしょうがないと僕は思ってる。だって能力もなければ勇気もないし、僕自身自分が弱いことはわかってる。でも僕はこの学校を辞めたくない。
「ねぇ、早く授業遅れちゃうよ!!」
「ごめんごめん、考えてて気づかなかったよ」
「もう!いつもいつも考えてる時周り見えなくなる癖直せって言ってるじゃん!!」
そう言いながら僕の腕を引っ張って移動教室まで連れて行ってくれてる。彼女がいるからこそこの学校を辞めたくない。「あ~!理咲また落ちこぼれくん連れてきてる~w」
「私の友達のこと悪く言わないでよ!」
「ごめんごめんw」
そう、彼女の名前は針眼 理咲(はりめ りさ)。そしてその隣にいるいつも僕を落ちこぼれくんと呼ぶ彼女の名前は佐藤 陽菜(さとう はるな)さん。
「僕は別に気にしてないから大丈夫だよ」
理咲は陽菜さんと友達だから、僕のせいで理咲が嫌われて欲しくない。だからいつもこういうふうに止めている。
「でも...」
「大丈夫だから...」
「...わかった、冬秋が言うなら...」
そう言って理咲は手にいれた力を少しずつ緩めていった。僕のせいで理咲まで馬鹿にされるのは嫌だ。でも前に僕が「僕のせいで理咲が馬鹿にされるのは嫌だから、もう僕のことは気にしなくていいよ...今まで一緒にいてくれてありがとう」と言ったら理咲は「私が冬秋といたいからいるの!!別に馬鹿にされたって構わないわよ!!」そう言ってそれ以上その話は聞く耳を持ってくれない。だから僕は諦めた。僕に力さえあれば、理咲が馬鹿にされずに済むのに...。そう思いながら窓を眺めた。いつものように外では千年桜が花弁を散らしている。この千年桜の木の下で願いを言うと叶うと言う噂話がある。だけどそれもまた噂話に過ぎない。何人も千年桜の木の下で願いを言うが叶った人はいなかったからだ。僕も信じてはいない。そんなことを考えながら窓を眺めていると授業の終わりを告げるチャイムが鳴った。お昼休みだ、僕はいつも通り足早に千年桜の木の下までお弁当を持ってお弁当を食べにきた。いつも人がいないため、静かにご飯を食べたい僕にとっては好都合のスポットだ。
僕がお弁当を開けようとした瞬間。
「おい、落ちこぼれ」
「...え...」
この声はまさか、と思いながら声のする方向に顔を向ける。そこにいたのはやっぱり白尾くんだった。僕は咄嗟に
「ど、どうしたの白尾くん...」
と言った。彼はそれに対して
「落ちこぼれ、お前理咲と仲が良いみてぇじゃねぇか」
「そ、それがどうしたの?...」
「理咲って女さ、胸でかいし顔も可愛いし、成績優秀で落ちこぼれには勿体無いと思うんだわ。それによぉ~?俺が前に理咲に告った時なんて言われたと思う?」
「わ、わからないなぁ~?...」
震えた声でそう答えた。
「落ちこぼれ、てめぇのことを見守っていたいから無理だって言われたんだよ!!てめぇさえいなけりゃ、理咲は俺のもんになってたのに!!」
「ぼ、僕のせいじゃなくな...」
「五月蝿ぇ...お前がいつもここにいることは知ってた。なんで今俺がここで待ち伏せしてたか、勘のいいお前ならわかるよなぁ?」
嫌な予感がした。ここは人目につかない場所だ。そこで待ち伏せしてきたってことは...
「も、もしかして僕を殺す...とか?...あはは、流石に考え過ぎだよね...」
「正解~!!ってことで落ちこぼれは落ちこぼれらしく最後は1人で死ね」
最悪だ、理咲があんなやつのものにされてしまう...。なぁ千年桜!!あの噂が本当なら。一度でいいから俺に願いを叶えさせてくれよ...なぁ!!
「千年桜...あいつらに...勝てるような力を...俺に...くれ...!!」
その願い叶えてやろう。だが、お前の死は私が決めさせてもらう。
「わかった...それで...いい...だから今...力を...くれ!!」
「ったくまだ生きてるのかよ、しぶてぇなぁ...」
体から力が溢れてくるような気がする。これは能力...か?なんにせよ、今ならあいつを倒せる!!。そう思い手に目一杯力を込めて白尾に振り翳した。
「グビャ...」
そんなアホみたいな声を出して白尾は失禁しながら後ろに倒れた。白尾は気絶したみたいだ。白尾の連れは白尾が倒れたのをみてからそそくさと逃げていった。なんというか呆気ない。そう思いながら教室に戻っていった。
「おい落ちこぼれ!!俺の前に立つんじゃねぇよ!!」
「ごめん...白尾くん」
「ったく、早く消えろよあいつ」
そう吐き捨てた彼の名前は白尾 拓人(しろび たくと)くん。いつも僕を目の敵にして、殴ってくる。でもしょうがないと僕は思ってる。だって能力もなければ勇気もないし、僕自身自分が弱いことはわかってる。でも僕はこの学校を辞めたくない。
「ねぇ、早く授業遅れちゃうよ!!」
「ごめんごめん、考えてて気づかなかったよ」
「もう!いつもいつも考えてる時周り見えなくなる癖直せって言ってるじゃん!!」
そう言いながら僕の腕を引っ張って移動教室まで連れて行ってくれてる。彼女がいるからこそこの学校を辞めたくない。「あ~!理咲また落ちこぼれくん連れてきてる~w」
「私の友達のこと悪く言わないでよ!」
「ごめんごめんw」
そう、彼女の名前は針眼 理咲(はりめ りさ)。そしてその隣にいるいつも僕を落ちこぼれくんと呼ぶ彼女の名前は佐藤 陽菜(さとう はるな)さん。
「僕は別に気にしてないから大丈夫だよ」
理咲は陽菜さんと友達だから、僕のせいで理咲が嫌われて欲しくない。だからいつもこういうふうに止めている。
「でも...」
「大丈夫だから...」
「...わかった、冬秋が言うなら...」
そう言って理咲は手にいれた力を少しずつ緩めていった。僕のせいで理咲まで馬鹿にされるのは嫌だ。でも前に僕が「僕のせいで理咲が馬鹿にされるのは嫌だから、もう僕のことは気にしなくていいよ...今まで一緒にいてくれてありがとう」と言ったら理咲は「私が冬秋といたいからいるの!!別に馬鹿にされたって構わないわよ!!」そう言ってそれ以上その話は聞く耳を持ってくれない。だから僕は諦めた。僕に力さえあれば、理咲が馬鹿にされずに済むのに...。そう思いながら窓を眺めた。いつものように外では千年桜が花弁を散らしている。この千年桜の木の下で願いを言うと叶うと言う噂話がある。だけどそれもまた噂話に過ぎない。何人も千年桜の木の下で願いを言うが叶った人はいなかったからだ。僕も信じてはいない。そんなことを考えながら窓を眺めていると授業の終わりを告げるチャイムが鳴った。お昼休みだ、僕はいつも通り足早に千年桜の木の下までお弁当を持ってお弁当を食べにきた。いつも人がいないため、静かにご飯を食べたい僕にとっては好都合のスポットだ。
僕がお弁当を開けようとした瞬間。
「おい、落ちこぼれ」
「...え...」
この声はまさか、と思いながら声のする方向に顔を向ける。そこにいたのはやっぱり白尾くんだった。僕は咄嗟に
「ど、どうしたの白尾くん...」
と言った。彼はそれに対して
「落ちこぼれ、お前理咲と仲が良いみてぇじゃねぇか」
「そ、それがどうしたの?...」
「理咲って女さ、胸でかいし顔も可愛いし、成績優秀で落ちこぼれには勿体無いと思うんだわ。それによぉ~?俺が前に理咲に告った時なんて言われたと思う?」
「わ、わからないなぁ~?...」
震えた声でそう答えた。
「落ちこぼれ、てめぇのことを見守っていたいから無理だって言われたんだよ!!てめぇさえいなけりゃ、理咲は俺のもんになってたのに!!」
「ぼ、僕のせいじゃなくな...」
「五月蝿ぇ...お前がいつもここにいることは知ってた。なんで今俺がここで待ち伏せしてたか、勘のいいお前ならわかるよなぁ?」
嫌な予感がした。ここは人目につかない場所だ。そこで待ち伏せしてきたってことは...
「も、もしかして僕を殺す...とか?...あはは、流石に考え過ぎだよね...」
「正解~!!ってことで落ちこぼれは落ちこぼれらしく最後は1人で死ね」
最悪だ、理咲があんなやつのものにされてしまう...。なぁ千年桜!!あの噂が本当なら。一度でいいから俺に願いを叶えさせてくれよ...なぁ!!
「千年桜...あいつらに...勝てるような力を...俺に...くれ...!!」
その願い叶えてやろう。だが、お前の死は私が決めさせてもらう。
「わかった...それで...いい...だから今...力を...くれ!!」
「ったくまだ生きてるのかよ、しぶてぇなぁ...」
体から力が溢れてくるような気がする。これは能力...か?なんにせよ、今ならあいつを倒せる!!。そう思い手に目一杯力を込めて白尾に振り翳した。
「グビャ...」
そんなアホみたいな声を出して白尾は失禁しながら後ろに倒れた。白尾は気絶したみたいだ。白尾の連れは白尾が倒れたのをみてからそそくさと逃げていった。なんというか呆気ない。そう思いながら教室に戻っていった。
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