40 / 81
二章ー止まない街ー
40 パトロール
しおりを挟む
会議は午前中に終わり、午後の活動について話し合う。
結果、レジスタンスはいつも通り街の警備をするとの事。
本来見回りは騎士の役目だが、今回に限っては頼れない為レジスタンスが代わりを務めているらしい。
戦闘に入った場合どうするのだろうと疑問に思ったが、どうやらフーロちゃん以外は冒険者らしく、ヤツらとも何度か戦っているらしい。
「では、今日は心強い仲間が二人増えているからな。二人組ツーチームで警備に当たろう。今日はセントが留守番だ」
「へいへい」
ユフネさんのテキパキした指示により、直ぐに編成とルートが割り振られた。
結果、俺とバスターヴさん。ユズリとユフネさんの二チームが出来る。
采配の理由としては、俺とユズリがレジスタンスに馴染みやすいようにという事と、同性で組むことにより打ち解けやすくしたいといった所だろうか。
「よろしくな、えっと……」
「あれ、そう言えば名乗ってませんでしたっけ。タクマです」
そうかそうか! と大口を開けて笑うバスターヴさんに対し、俺は苦笑いを浮かべることしか出来なかった。
「では、早速行こうか。バスターヴ、そっちは頼む」
「おう! おいセント。俺達がいない間もばっちり守っとけよ!」
「わかってるよ」
俺とユズリはアイコンタクトでお互いの無事を祈り、我々レジスタンスは雨降る街へと繰り出る。
取り敢えずバスターヴさんが先導してくれるのでそれについて行くが、何とも雰囲気が気まずいので何かしらの話題を振った。
「いやぁー。今日も雨っすね」
「そりゃ、ここは止まない街って言われてるくれーだからな。それでも、今日は小雨の方だぜ」
確かに、降り頻る雨はぱらぱらと細かい。レインコートを着てなくても大して変わらないように感じる程だ。
「でもやっぱこう……スカッと晴れて欲しかってりしますよね?」
「まーな。俺も一時期色んな場所を冒険した事あるから、晴れの便利さは重々承知だけどよ。やっぱ生まれ育ったこの街に帰ってきちまうんだよなぁ」
どこか遠くを見るような視線で見上げるバスターヴさん。
その目は寂しさを帯びているように見えた。
やはり彼も、大切な人を失ったのだろうか。
ストレートに無粋な質問は投げつけないが、気になるのも確かだ。
それとなく聞いてしまおうかと悩んだ矢先。
「おい、さっき路地裏に変な奴居なかったか?」
「へ?」
しまった。今の目的はパトロールだというのに、変な所に思考を割いてしまった。
「おいおい頼むぜ。それはそうと……ちょっと様子見てこようぜ」
俺は謝りつつ首肯すると、近くの路地裏へダッシュするバスターヴさんについて行く。
何も起きない事が一番の幸いだが、どうなるか。
どことない不安を抱えつつ、変な奴とやらを追う。
しかし、いくら走っても怪しげな人物は見えない。
「あり……確かに妙なやつを見かけたんだけどな」
「見間違いだったんですかね?」
二人でハテナマークを頭に浮かばせていると、不意に何者かが背後に降り立った。
俺達は振り向きつつ距離を取る。
「どうもー」
そこに居たのは、軽薄そうな金髪の痩せ型の男だった。
肌は青白く、眼は渋めの赤色で一応黒いスーツっぽい優美な服を着ている。
この格好……ガンゾルドや招待状を届けた爺さんと被る。もしかしなくても奴らの仲間だろう。
「おめぇ……のこのこ出やがって、覚悟しろ!」
「おー、怖い怖い。ま、俺も戦うつもりで出てきたんだけどねー」
男は気怠そうな口振りとは裏腹に、背筋を伸ばし背中の後ろで両の拳を打ち合わせている。
どことなく華奢な印象を持ってしまうが、その実力は一体……。
「軽口に付き合う必要はねー。行くぞタクマ!」
「はいっ! 《剣招来》!」
俺は幅広の黒剣を呼び出しつつ、敵へと突進する。
その先では、バスターヴさんがメリケンサック風のナックルを装備し、殴りかかっていた。
「ひょいひょーいっと」
しかし、バスターヴさんの攻撃は簡単に躱される。
俺も斬りかかりたいが、二人の距離が近いため無闇に次元の裂け目をつくれない。
「バスターヴさん、一旦距離を取って下さい!」
「くっ、このっ……! もうちょっとで当たりそうだってんのに!」
確かに紙一重で避け続けられているが、あれは実力が拮抗していると見せ掛けるようワザとそうしているのだろう。
「よっ、ほっ、おっと。うーん。避け続けるのも飽きてきたな……よし」
瞬間、敵の目付きが変わり空気が重くなる。
「バスターヴさん、やばい!」
しかし俺の声は虚しく、小雨に流された。
「ちょっと反撃」
ピンと人差し指を弾くと共に、バスターヴさんは激しく吹き飛ばされ壁に激突した。
「ぐおっ……!」
「ありゃ。やっぱ脆いなー、人間は」
男がそんな事を呟く隙に。
俺は敵へと斬りかかっていた。
「うおらぉあああッ!」
「おっと……ッ!?」
またしても躱した男だったが、次元の裂け目による収縮力は予想外だったらしく、その表情に初めて明らかな変化が現れる。
「こ……のっ!」
しかし、やはり吸収されずにすんでのところで後方にジャンプされ、男は民家の屋根に飛び移った。
「ふーっ。今のは焦った」
今度はわざとらしく汗を拭く動作をする。
「ま、時間も稼げたし、今日はこんくらいにしといてやるよー」
すると、金髪の男は屋根伝いにどこかへと跳躍して行った。
追いたい衝動が僅かにくるが、今はバスターヴさんだ。
俺は足の向きを変えて、彼の元へ駆け寄る。
「バスターヴさん、バスターヴさん!」
意識不明の人間を揺らすのは良くないとどこかで聞いたので、只管声掛けのみをしていく。
息はあるようだし、出血も見られないが、やはり体内は重篤なのだろうか。
「……ハッ。しまった! あいつは?」
しかしそんな俺の負担を吹き飛ばすように、バスターヴさんは目覚めた。
「アイツはどっかへ行っちゃいました。そういや……時間稼ぎがどうとかって」
「時間稼ぎ……? まさか!」
バスターヴさんが何かを気づいたようでその場から駆け出し、俺も追随する。
このルートは、もしかして。
嫌な予感は的中し、俺達はレジスタンスアジトへと戻った。だが……。
「ぐ、すまない……二人とも……俺……!」
そこには倒れるセントさんと、破壊され尽くした室内が目に入った。
結果、レジスタンスはいつも通り街の警備をするとの事。
本来見回りは騎士の役目だが、今回に限っては頼れない為レジスタンスが代わりを務めているらしい。
戦闘に入った場合どうするのだろうと疑問に思ったが、どうやらフーロちゃん以外は冒険者らしく、ヤツらとも何度か戦っているらしい。
「では、今日は心強い仲間が二人増えているからな。二人組ツーチームで警備に当たろう。今日はセントが留守番だ」
「へいへい」
ユフネさんのテキパキした指示により、直ぐに編成とルートが割り振られた。
結果、俺とバスターヴさん。ユズリとユフネさんの二チームが出来る。
采配の理由としては、俺とユズリがレジスタンスに馴染みやすいようにという事と、同性で組むことにより打ち解けやすくしたいといった所だろうか。
「よろしくな、えっと……」
「あれ、そう言えば名乗ってませんでしたっけ。タクマです」
そうかそうか! と大口を開けて笑うバスターヴさんに対し、俺は苦笑いを浮かべることしか出来なかった。
「では、早速行こうか。バスターヴ、そっちは頼む」
「おう! おいセント。俺達がいない間もばっちり守っとけよ!」
「わかってるよ」
俺とユズリはアイコンタクトでお互いの無事を祈り、我々レジスタンスは雨降る街へと繰り出る。
取り敢えずバスターヴさんが先導してくれるのでそれについて行くが、何とも雰囲気が気まずいので何かしらの話題を振った。
「いやぁー。今日も雨っすね」
「そりゃ、ここは止まない街って言われてるくれーだからな。それでも、今日は小雨の方だぜ」
確かに、降り頻る雨はぱらぱらと細かい。レインコートを着てなくても大して変わらないように感じる程だ。
「でもやっぱこう……スカッと晴れて欲しかってりしますよね?」
「まーな。俺も一時期色んな場所を冒険した事あるから、晴れの便利さは重々承知だけどよ。やっぱ生まれ育ったこの街に帰ってきちまうんだよなぁ」
どこか遠くを見るような視線で見上げるバスターヴさん。
その目は寂しさを帯びているように見えた。
やはり彼も、大切な人を失ったのだろうか。
ストレートに無粋な質問は投げつけないが、気になるのも確かだ。
それとなく聞いてしまおうかと悩んだ矢先。
「おい、さっき路地裏に変な奴居なかったか?」
「へ?」
しまった。今の目的はパトロールだというのに、変な所に思考を割いてしまった。
「おいおい頼むぜ。それはそうと……ちょっと様子見てこようぜ」
俺は謝りつつ首肯すると、近くの路地裏へダッシュするバスターヴさんについて行く。
何も起きない事が一番の幸いだが、どうなるか。
どことない不安を抱えつつ、変な奴とやらを追う。
しかし、いくら走っても怪しげな人物は見えない。
「あり……確かに妙なやつを見かけたんだけどな」
「見間違いだったんですかね?」
二人でハテナマークを頭に浮かばせていると、不意に何者かが背後に降り立った。
俺達は振り向きつつ距離を取る。
「どうもー」
そこに居たのは、軽薄そうな金髪の痩せ型の男だった。
肌は青白く、眼は渋めの赤色で一応黒いスーツっぽい優美な服を着ている。
この格好……ガンゾルドや招待状を届けた爺さんと被る。もしかしなくても奴らの仲間だろう。
「おめぇ……のこのこ出やがって、覚悟しろ!」
「おー、怖い怖い。ま、俺も戦うつもりで出てきたんだけどねー」
男は気怠そうな口振りとは裏腹に、背筋を伸ばし背中の後ろで両の拳を打ち合わせている。
どことなく華奢な印象を持ってしまうが、その実力は一体……。
「軽口に付き合う必要はねー。行くぞタクマ!」
「はいっ! 《剣招来》!」
俺は幅広の黒剣を呼び出しつつ、敵へと突進する。
その先では、バスターヴさんがメリケンサック風のナックルを装備し、殴りかかっていた。
「ひょいひょーいっと」
しかし、バスターヴさんの攻撃は簡単に躱される。
俺も斬りかかりたいが、二人の距離が近いため無闇に次元の裂け目をつくれない。
「バスターヴさん、一旦距離を取って下さい!」
「くっ、このっ……! もうちょっとで当たりそうだってんのに!」
確かに紙一重で避け続けられているが、あれは実力が拮抗していると見せ掛けるようワザとそうしているのだろう。
「よっ、ほっ、おっと。うーん。避け続けるのも飽きてきたな……よし」
瞬間、敵の目付きが変わり空気が重くなる。
「バスターヴさん、やばい!」
しかし俺の声は虚しく、小雨に流された。
「ちょっと反撃」
ピンと人差し指を弾くと共に、バスターヴさんは激しく吹き飛ばされ壁に激突した。
「ぐおっ……!」
「ありゃ。やっぱ脆いなー、人間は」
男がそんな事を呟く隙に。
俺は敵へと斬りかかっていた。
「うおらぉあああッ!」
「おっと……ッ!?」
またしても躱した男だったが、次元の裂け目による収縮力は予想外だったらしく、その表情に初めて明らかな変化が現れる。
「こ……のっ!」
しかし、やはり吸収されずにすんでのところで後方にジャンプされ、男は民家の屋根に飛び移った。
「ふーっ。今のは焦った」
今度はわざとらしく汗を拭く動作をする。
「ま、時間も稼げたし、今日はこんくらいにしといてやるよー」
すると、金髪の男は屋根伝いにどこかへと跳躍して行った。
追いたい衝動が僅かにくるが、今はバスターヴさんだ。
俺は足の向きを変えて、彼の元へ駆け寄る。
「バスターヴさん、バスターヴさん!」
意識不明の人間を揺らすのは良くないとどこかで聞いたので、只管声掛けのみをしていく。
息はあるようだし、出血も見られないが、やはり体内は重篤なのだろうか。
「……ハッ。しまった! あいつは?」
しかしそんな俺の負担を吹き飛ばすように、バスターヴさんは目覚めた。
「アイツはどっかへ行っちゃいました。そういや……時間稼ぎがどうとかって」
「時間稼ぎ……? まさか!」
バスターヴさんが何かを気づいたようでその場から駆け出し、俺も追随する。
このルートは、もしかして。
嫌な予感は的中し、俺達はレジスタンスアジトへと戻った。だが……。
「ぐ、すまない……二人とも……俺……!」
そこには倒れるセントさんと、破壊され尽くした室内が目に入った。
1
あなたにおすすめの小説
異世界転生日録〜生活魔法は無限大!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
☆感想の受付開始しました。
【あらすじ】
異世界に転生したルイは、5歳の高熱を境に、記憶を取り戻す。一度は言ってみたい「ステータス・オープン」で、ステータスを見れることに気付いた。スキル「生活魔法∞(無限大)」を発見。その意味を知るルイは、仄かに期待を抱いた。
それと同時に、今世の出自である農家の四男は、長男大事な両親の態度に、未来はないと確信。
家族に隠れて、ステータスにあったスキルの一つ「鑑定」を使い、村のお婆(薬師)相手に、金策を開始。
十歳の時に行われたスキル鑑定の結果を父に伝えたが、農家向きのスキルではなかったルイは「家の役には立たない」と判断され、早々に家を追い出される。
だが、追放ありがとう!とばかりに、生活魔法を知るべく、図書館がある街を目指すことにしたルイ。
最初に訪れた街・ゼントで、冒険者登録を済ませる。だがそのギルドの資料室で、前世の文字である漢字が、この世界の魔法文字だという事実を知ることになる。
この世界の魔法文字を試したルイは、魔法文字の奥深さに気づいてしまった。バレないように慎重に……と行動しているつもりのルイだが、そんな彼に奇妙な称号が増えて行く。
そして、冒険者ギルドのギルドマスターや、魔法具師のバレンと共に過ごすうちに、バレンのお師匠様の危機を知る。
そして彼に会いにいくことになったが、その目的地が、図書館がある魔法都市アルティメットだった。
旅の道中もさることながら、魔法都市についても、色々な人に巻き込まれる運命にあるルイだったが……それを知るのは、まだ先である。
☆見切り発車のため、後日変更・追記する場合があります。体調が不安定のため、かける時に書くスタイルです。不定期更新。
☆カクヨム様(吉野 ひな)でも先行投稿しております。
ダンジョンを拾ったので、スキル〈ホームセンター〉で好き勝手リフォームします
ランド犬
ファンタジー
異世界に転移した佐々木悠人は、召喚でも勇者でもなかった。ただ迷い込んだ先で見つけたのは、王都を望む郊外にひっそりと口を開けるダンジョン。足を踏み入れた瞬間、発動したスキルは
――〈ホームセンター〉
壁を張り替え、部屋を増やし、畑や牧場、カフェまで作れる不可思議な力だった。
気ままに始めたリフォームは、もふもふなネコミミ獣人の少女との出会いをきっかけに、思わぬ変化を呼び始める。
拡張され続けるダンジョンの先で、悠人が作り上げる“住める迷宮”とは――?
魔物に嫌われる「レベル0」の魔物使い。命懸けで仔犬を助けたら―実は神域クラスしかテイムできない規格外でした
たつき
ファンタジー
魔物使いでありながらスライム一匹従えられないカイルは、3年間尽くしたギルドを「無能」として追放される。 同世代のエリートたちに「魔物避けの道具」として危険な遺跡に連れ出され、最後は森の主(ヌシ)を前に囮として見捨てられた。
死を覚悟したカイルが崩落した壁の先で見つけたのは、今にも息絶えそうな一匹の白い仔犬。 「自分と同じように、理不尽に見捨てられたこの子だけは助けたい」 自分の命を顧みず、カイルが全魔力を込めて「テイム」を試みた瞬間、眠っていた真の才能が目覚める。
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
巻き込まれ異世界召喚、なぜか俺だけ竜皇女の推しになった
ノラクラ
ファンタジー
俺、霧島悠斗は筋金入りの陰キャ高校生。
学校が終わったら即帰宅して、ゲームライフを満喫するのが至福の時間――のはずだった。
だがある日の帰り道、玄関前で学園トップスターたちの修羅場に遭遇してしまう。
暴君・赤城獅童、王子様系イケメン・天条院義孝、清楚系美少女・柊奏、その親友・羽里友莉。
よりによって学園の顔ぶれが勢ぞろいして大口論!?
……陰キャ代表の俺に混ざる理由なんて一ミリもない。見なかったことにしてゲームしに帰りたい!
そう願った矢先――空気が変わり、街に巨大な魔法陣が出現。
赤城たちは光に呑まれ、異世界へと召喚されてしまった。
「お~、異世界召喚ね。ラノベあるあるだな」
そう、他人事のように見送った俺だったが……。
直後、俺の足元にも魔法陣が浮かび上がる。
「ちょ、待て待て待て! 俺は陰キャだぞ!? 勇者じゃないんだぞ!?」
――かくして、ゲームライフを愛する陰キャ高校生の異世界行きが始まる。
転生貴族の領地経営〜現代日本の知識で異世界を豊かにする
初
ファンタジー
ローラシア王国の北のエルラント辺境伯家には天才的な少年、リーゼンしかしその少年は現代日本から転生してきた転生者だった。
リーゼンが洗礼をしたさい、圧倒的な量の加護やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のリーゼンを辺境伯家の領地の北を治める代官とした。
これはそんなリーゼンが異世界の領地を経営し、豊かにしていく物語である。
異世界帰りの勇者、今度は現代世界でスキル、魔法を使って、無双するスローライフを送ります!?〜ついでに世界も救います!?〜
沢田美
ファンタジー
かつて“異世界”で魔王を討伐し、八年にわたる冒険を終えた青年・ユキヒロ。
数々の死線を乗り越え、勇者として讃えられた彼が帰ってきたのは、元の日本――高校卒業すらしていない、現実世界だった。
神々の間では異世界転移がブームらしいです。
はぐれメタボ
ファンタジー
第1部《漆黒の少女》
楠木 優香は神様によって異世界に送られる事になった。
理由は『最近流行ってるから』
数々のチートを手にした優香は、ユウと名を変えて、薬師兼冒険者として異世界で生きる事を決める。
優しくて単純な少女の異世界冒険譚。
第2部 《精霊の紋章》
ユウの冒険の裏で、田舎の少年エリオは多くの仲間と共に、世界の命運を掛けた戦いに身を投じて行く事になる。
それは、英雄に憧れた少年の英雄譚。
第3部 《交錯する戦場》
各国が手を結び結成された人類連合と邪神を奉じる魔王に率いられた魔族軍による戦争が始まった。
人間と魔族、様々な意思と策謀が交錯する群像劇。
第4部 《新たなる神話》
戦争が終結し、邪神の討伐を残すのみとなった。
連合からの依頼を受けたユウは、援軍を率いて勇者の後を追い邪神の神殿を目指す。
それは、この世界で最も新しい神話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる