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第一話「縛られるということ 〜女装子ひろ、麻縄に沈む日〜」
はじめて縄を纏うとき
「縛られる自分を、鏡で見つめる快楽。」
「じゃあ、姿見の前に立ってもらってもいいですか?」
縄師さんにそう促されて、わたしは立ち上がった。
部屋に備え付けられた大きな鏡の前に立つ。
「自分が縛られていくところ、見たいでしょ?」
その言葉に、全てを見透かされているような気がして
頬が熱くなる。
縄師さんは黙ったまま、
肩の前縁に麻縄をかけ、胸の上部へと通していった。
柔らかいけれど、締められると芯に硬さを感じる縄。
次に胸の下部、みぞおち、腰へと縄がかかる。
胸の下とみぞおちの縄には、それぞれ留縄が入った。
留縄が締まる瞬間、
「っ……」
小さく声が漏れる。
締め付け感が強くなるたびに、息が少しずつ荒くなる。
鏡の中で、ニットの上に走る縄の筋が増えていくのを見ながら、
身体の奥が熱く痺れるような感覚に包まれていく。
上半身の緊縛が完成すると
「じゃあ、ベッドに移動しましょう。」
縄師さんにそう言われ、わたしはベッドに仰向けになった。
天井には、ベッド全体が映る大きな鏡がある。
縛られて、頬を赤く染めたわたしがそこにいた。
続けて足首、膝上が縛られていく。
縄が肌を擦り、締められるたびに
ギシッと軋む音が響く。
「痛いところないですか?」
縄師さんの問いかけに、手首と足を少し動かしてみる。
縄がギシッ軋む音とともに、胸縄の締め付けがさらに身体に染み込んでいく。
その感触が心地よくて、身体の芯にじんわりと
痺れるような快感が広がった。
吐息が漏れる。
縄師さんへの返事は言葉にならず、わたしはただ静かに頷いた。
「じゃあ、最後はこれね。」
縄師さんは白い晒し布を取り出した。
一枚が口の中に詰められ、
もう一枚で口元を覆い、後頭部で結ばれる。
「では、ゆっくりお楽しみください。」
そう言い残して、縄師さんは部屋を出ていった。
鏡の中には、縛られ、声も出せず、
でもどこか幸福そうに目を閉じているわたしが映っていた。
「じゃあ、姿見の前に立ってもらってもいいですか?」
縄師さんにそう促されて、わたしは立ち上がった。
部屋に備え付けられた大きな鏡の前に立つ。
「自分が縛られていくところ、見たいでしょ?」
その言葉に、全てを見透かされているような気がして
頬が熱くなる。
縄師さんは黙ったまま、
肩の前縁に麻縄をかけ、胸の上部へと通していった。
柔らかいけれど、締められると芯に硬さを感じる縄。
次に胸の下部、みぞおち、腰へと縄がかかる。
胸の下とみぞおちの縄には、それぞれ留縄が入った。
留縄が締まる瞬間、
「っ……」
小さく声が漏れる。
締め付け感が強くなるたびに、息が少しずつ荒くなる。
鏡の中で、ニットの上に走る縄の筋が増えていくのを見ながら、
身体の奥が熱く痺れるような感覚に包まれていく。
上半身の緊縛が完成すると
「じゃあ、ベッドに移動しましょう。」
縄師さんにそう言われ、わたしはベッドに仰向けになった。
天井には、ベッド全体が映る大きな鏡がある。
縛られて、頬を赤く染めたわたしがそこにいた。
続けて足首、膝上が縛られていく。
縄が肌を擦り、締められるたびに
ギシッと軋む音が響く。
「痛いところないですか?」
縄師さんの問いかけに、手首と足を少し動かしてみる。
縄がギシッ軋む音とともに、胸縄の締め付けがさらに身体に染み込んでいく。
その感触が心地よくて、身体の芯にじんわりと
痺れるような快感が広がった。
吐息が漏れる。
縄師さんへの返事は言葉にならず、わたしはただ静かに頷いた。
「じゃあ、最後はこれね。」
縄師さんは白い晒し布を取り出した。
一枚が口の中に詰められ、
もう一枚で口元を覆い、後頭部で結ばれる。
「では、ゆっくりお楽しみください。」
そう言い残して、縄師さんは部屋を出ていった。
鏡の中には、縛られ、声も出せず、
でもどこか幸福そうに目を閉じているわたしが映っていた。
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