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第ハ事件
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合格者5人。
その中に、あいがいる。
「「ヒーロー達は、この施設の裏にいます。友達が向かいに行ってあげて下さい」」
なんて、言われてるけど、裏ってどうやって行くの。。。
場所がわからないのは、私だけでなく、男の子もわからないらしい。
私みたいに、何かを探しているようにしているから。
しばらくして、わからないよー雰囲気が伝わったみたいで、
「こっちだよー」
と、掃除のおじさんが、ニコニコして手を振る。
男の子がそこに近かったのでお礼言って、暗い影に入って消えた。
ホラー映画みたいに叫び声など何もなかったのでホッとした。
しかし、私はその影に近づくたびに、何か嫌予感して、立ち止まった。
「大丈夫かい?」
と、少し遠かったので、大きな声できく掃除のおじさん。
心配しているような顔をする。
嫌な予感は、気のせいだろう。。。大丈夫!
「大丈b。。。」
私が一歩を踏み出した瞬間、
バーーーン
突然の爆破で、呆気にとらわれた。
カシャンーー
建物の一部が崩れ、落ちる。
その中で、私の心臓が止まりそうになる。
崩れ落ちる大きな物がおじさんを捕まえそう。
「危ない!」と叫んだ。
どうしてだろう。
私が思わず、おじさんの所へ必死で走った。
力もない私、なぜ助けようとするだろう。
私は、バカなのか。
私は、危険の中を飛び込んで、おじさんを押す。
そのとき、私は目を閉じって、覚悟をした。
ここで死ぬだね。
「「冬木、強い大人になってね」」
お母さんの言葉が頭の中で、響く。
私、大人になる前に死んでしまう。
私が死んだら、大切な人を守れない。
そんな、嫌だ。
私、まだ生きたい。
心臓から電気が全身に走ってるように感じた。
これはきっと、死の恐怖だろう。
カタンー
という音で、重たい建物の一部が、地面に到着し、散らばっていく。
もう、私の上に落ちたはずなのに、
なぜだろう。
痛くない。
私は目を開いてみた。
紫色の光のバリアに囲まれていた。
そして、その周り、崩れ落ちた物でいっぱいだった。
私の命が助かった。
でも、これ、一帯、誰に?
私は、自分の手を見る。
バリアと同じ光が溢れていて、ズーズーという音で、電気だとわかった。
私が驚いた。
まさか私にも、超能力があったとは。
このバリアってどうやって外そう。。。
「えっと、こうすれば、、、」
バリアが溶けることを想像する。
そして、何かを追い払うように、手を動かす。
「できた!」
しかし、その嬉しさは一瞬で消えた。
掃除のおじさんがびっくりした目で私を見ている。
「あの。。。大丈夫ですか?」
「わしは、大丈夫じゃが、、、君すごい!ヒーローになれるじゃ!僕、あーたを推薦するから。。。」
「それ。。。ダメです。」
「なんで?」
「私、ヒーローになりたくありません。」
ヒーローなりたくない。それは、あいの夢で、私の夢ではない。
「じゃ、何に使うんだい」
何に使うか。。。
それは、今までなかったから考えたことない。
でも、先決心したことがある。
「大切な人を守ります。」
その中に、あいがいる。
「「ヒーロー達は、この施設の裏にいます。友達が向かいに行ってあげて下さい」」
なんて、言われてるけど、裏ってどうやって行くの。。。
場所がわからないのは、私だけでなく、男の子もわからないらしい。
私みたいに、何かを探しているようにしているから。
しばらくして、わからないよー雰囲気が伝わったみたいで、
「こっちだよー」
と、掃除のおじさんが、ニコニコして手を振る。
男の子がそこに近かったのでお礼言って、暗い影に入って消えた。
ホラー映画みたいに叫び声など何もなかったのでホッとした。
しかし、私はその影に近づくたびに、何か嫌予感して、立ち止まった。
「大丈夫かい?」
と、少し遠かったので、大きな声できく掃除のおじさん。
心配しているような顔をする。
嫌な予感は、気のせいだろう。。。大丈夫!
「大丈b。。。」
私が一歩を踏み出した瞬間、
バーーーン
突然の爆破で、呆気にとらわれた。
カシャンーー
建物の一部が崩れ、落ちる。
その中で、私の心臓が止まりそうになる。
崩れ落ちる大きな物がおじさんを捕まえそう。
「危ない!」と叫んだ。
どうしてだろう。
私が思わず、おじさんの所へ必死で走った。
力もない私、なぜ助けようとするだろう。
私は、バカなのか。
私は、危険の中を飛び込んで、おじさんを押す。
そのとき、私は目を閉じって、覚悟をした。
ここで死ぬだね。
「「冬木、強い大人になってね」」
お母さんの言葉が頭の中で、響く。
私、大人になる前に死んでしまう。
私が死んだら、大切な人を守れない。
そんな、嫌だ。
私、まだ生きたい。
心臓から電気が全身に走ってるように感じた。
これはきっと、死の恐怖だろう。
カタンー
という音で、重たい建物の一部が、地面に到着し、散らばっていく。
もう、私の上に落ちたはずなのに、
なぜだろう。
痛くない。
私は目を開いてみた。
紫色の光のバリアに囲まれていた。
そして、その周り、崩れ落ちた物でいっぱいだった。
私の命が助かった。
でも、これ、一帯、誰に?
私は、自分の手を見る。
バリアと同じ光が溢れていて、ズーズーという音で、電気だとわかった。
私が驚いた。
まさか私にも、超能力があったとは。
このバリアってどうやって外そう。。。
「えっと、こうすれば、、、」
バリアが溶けることを想像する。
そして、何かを追い払うように、手を動かす。
「できた!」
しかし、その嬉しさは一瞬で消えた。
掃除のおじさんがびっくりした目で私を見ている。
「あの。。。大丈夫ですか?」
「わしは、大丈夫じゃが、、、君すごい!ヒーローになれるじゃ!僕、あーたを推薦するから。。。」
「それ。。。ダメです。」
「なんで?」
「私、ヒーローになりたくありません。」
ヒーローなりたくない。それは、あいの夢で、私の夢ではない。
「じゃ、何に使うんだい」
何に使うか。。。
それは、今までなかったから考えたことない。
でも、先決心したことがある。
「大切な人を守ります。」
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