異世界から来た女の子を護衛しているのです。

相坂桃花

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護衛「もさもさもさもさ俺も召還の儀式見たい」

おーじ「………なぜそれを俺に言う」

護衛「この場では一番えらい人だからもぐもぐもさもさもさもさ」

おーじ「………お前は一番えらい人間に直訴しに来る時に菓子を食むなよ」

護衛「成長期なものでもさもさもさもさ」

おーじ「そんなに食ってるのに、こんなに小さいなんて………」

護衛「男の価値は下半身で決まるわけじゃない。おーじ。いきなり下ネタだなんて……デリカシーを疑われる。年頃の男子は割りとデリケート」   

おーじ「誰がお前の下半身について言った。だいたい、お前の下半身なんかサイズ知らねぇよ」

護衛「なんだって。おーじに無関心発言された」

おーじ「斜め方向に持っていきやがった」

護衛「傷ついた。物心ついた時から一緒にいるのに。身分を越えた仲だと思ったのに」

おーじ「……………いや、確かにガキのお前を拾ったのは俺だし、身分を越えた仲だよ実際」

護衛「そんなリップサービス………今さら……あ。クッキーおかわりおーじ」

おーじ「お前……それ、俺用の菓子だって知ってるか?」

護衛「おーじのくせにケチだな。おーじのくせに」

おーじ「………誰か菓子を持ってこい」

護衛「わーい。あ、儀式見たい(´・ω・`)」


==============
その後、お菓子を渡され摘まみ出された。
おねだり失敗。



護衛「おーじ。お腹空いた」


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