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第5章 ラブリーさまーばけーしょん
58 田舎のレジャーランド? 4 〔秒読みへ……〕
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「ベルちゃんたち大丈夫だろうかの~」
上を見上げて、鎌田は心配そうにメグミに尋ねた。
「おっちゃん、何心配してんの? ベルちゃんなら、このくらいの高さなら平気よ!」
笑いながらメグミは、平気な顔で言ってのけた。
「でもよ~、総司は高所恐怖症で、高いところがからっきしダメだからな~」
その時、急に観覧車からおかしな音が聞こえ始めた。
―― ぎゅるるるるるるうるっるるるうるるるっるるるるる…… ――
「おっちゃん! 何か変だよ。あ! 観覧車が震えてるよ!!」
「コリャいかん! メグちゃん、管理室へ行くぞ!!」
「うん!」
2人は、観覧車の近くにある管理室の扉を開けた。扉は、厳重な鉄製のドアで、小さな物置小屋ぐらいの建物に見えた。
ところが、カギはかかっておらず、中に入ると建物の中は半地下になって居て、思ったより広くなっていた。
そこは、複雑な機械がぎっしり並んでいて、観覧車の支柱とつながっていた。
「…………誰かいるのか?」
中は薄暗かったので、明るい外から入った鎌田にはよく見えなかった。
「あ! 先輩! どうしてここに?」
「お前は……玉佐間か?」
目が慣れてきた鎌田は、かつての後輩の姿を確認した。
「(そう言えば、一昨日、夜のバーで会ったばかりで……)……またか? お前こそ、こんなところで、何をしてる?」
「あああ! お前は、あの変な水着を売りつけた店員だな!!」
メグミは、バスパを見つけて詰め寄って行った。
「あ~ら、あの時のお嬢さ~ん! セクシー水着は、どうだったかしら~?」
「どうも、こうも……海ではスッポンポン!……露天風呂でもスッポンポン!……大変だったんだからね~……先に言っておいてくれたら、気持ちの準備もできたのに(⋈◍>◡<◍)。✧♡」
「あああ、そう~ね! 今度は、そうするわ!」
「いやーあ、そんなことはどうでもいいんだ!……先輩! 大変なんだ。こいつが、緊急停止ブレーキのハンドルを壊してしまったんだ!! このままだと観覧車の中心にある起動モーターは、あと3分で大爆発を起こしてしまうんだ!」
「なあ~に~い!!……大爆発を起こすだと?~」
鎌田は、それを聞いてびっくりした。慌てて、機械室の中を覗いて愕然とする。
「こりゃあ、ブレーキパッドが中心のモーター回転に制動をかけているんだ! 早くこのブレーキを外さないと熱暴走が起きるってことだな!」
「さすが、先輩! その通りです。……でも、そのハンドルが……」
「おっちゃ~ん……何とかならないの~」
メグミが、鎌田にすがって泣き出した。
「みんなごめんなさい。私が……イケないの。……私がベルちゃんに、意地悪しようなんて考えるから」
ジョンが、初めてしおらしい顔を見せて、目に涙を浮かべた。
「いいよ、もう。お前だって……わかっていたんだろう。本当は仲良くなりたいって」
「……うん……」
「何か……このブレーキハンドルの代わりになるいい物はないのか?……くっそ! あと2分だ!……何か?……何か?……ないのか~~~~あああ」
(つづく)
上を見上げて、鎌田は心配そうにメグミに尋ねた。
「おっちゃん、何心配してんの? ベルちゃんなら、このくらいの高さなら平気よ!」
笑いながらメグミは、平気な顔で言ってのけた。
「でもよ~、総司は高所恐怖症で、高いところがからっきしダメだからな~」
その時、急に観覧車からおかしな音が聞こえ始めた。
―― ぎゅるるるるるるうるっるるるうるるるっるるるるる…… ――
「おっちゃん! 何か変だよ。あ! 観覧車が震えてるよ!!」
「コリャいかん! メグちゃん、管理室へ行くぞ!!」
「うん!」
2人は、観覧車の近くにある管理室の扉を開けた。扉は、厳重な鉄製のドアで、小さな物置小屋ぐらいの建物に見えた。
ところが、カギはかかっておらず、中に入ると建物の中は半地下になって居て、思ったより広くなっていた。
そこは、複雑な機械がぎっしり並んでいて、観覧車の支柱とつながっていた。
「…………誰かいるのか?」
中は薄暗かったので、明るい外から入った鎌田にはよく見えなかった。
「あ! 先輩! どうしてここに?」
「お前は……玉佐間か?」
目が慣れてきた鎌田は、かつての後輩の姿を確認した。
「(そう言えば、一昨日、夜のバーで会ったばかりで……)……またか? お前こそ、こんなところで、何をしてる?」
「あああ! お前は、あの変な水着を売りつけた店員だな!!」
メグミは、バスパを見つけて詰め寄って行った。
「あ~ら、あの時のお嬢さ~ん! セクシー水着は、どうだったかしら~?」
「どうも、こうも……海ではスッポンポン!……露天風呂でもスッポンポン!……大変だったんだからね~……先に言っておいてくれたら、気持ちの準備もできたのに(⋈◍>◡<◍)。✧♡」
「あああ、そう~ね! 今度は、そうするわ!」
「いやーあ、そんなことはどうでもいいんだ!……先輩! 大変なんだ。こいつが、緊急停止ブレーキのハンドルを壊してしまったんだ!! このままだと観覧車の中心にある起動モーターは、あと3分で大爆発を起こしてしまうんだ!」
「なあ~に~い!!……大爆発を起こすだと?~」
鎌田は、それを聞いてびっくりした。慌てて、機械室の中を覗いて愕然とする。
「こりゃあ、ブレーキパッドが中心のモーター回転に制動をかけているんだ! 早くこのブレーキを外さないと熱暴走が起きるってことだな!」
「さすが、先輩! その通りです。……でも、そのハンドルが……」
「おっちゃ~ん……何とかならないの~」
メグミが、鎌田にすがって泣き出した。
「みんなごめんなさい。私が……イケないの。……私がベルちゃんに、意地悪しようなんて考えるから」
ジョンが、初めてしおらしい顔を見せて、目に涙を浮かべた。
「いいよ、もう。お前だって……わかっていたんだろう。本当は仲良くなりたいって」
「……うん……」
「何か……このブレーキハンドルの代わりになるいい物はないのか?……くっそ! あと2分だ!……何か?……何か?……ないのか~~~~あああ」
(つづく)
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