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第2章 地温研同好会の活動
10 第2章第5話 嬉しい知らせ
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あたし達は、校長室前の廊下でまず冷水ミストを浴びたの。これは、体感温度を下げる効果もあるけど、ドキドキした時気持ちを落ち着ける効果もあるみたい。定期考査試験の時なんか、休み時間ごとにミストを浴びてる子も多いもんね。
「お、おそ、く、……なりまし、した。……す、すみま……せん」
先頭はやっぱりシーちゃんセンセよね。校長室のドアをノックして中に入ったの。あたし達は、センセの後について行ったけど、シーちゃんセンセはいつも以上に緊張していたわ。
「いや、構わんよ。お陰で、私も、いろいろな話が聞けて、勉強になったしね。……ね、夏野所長」
「こちらこそ、聞いていただき、感謝いたします」
校長室には、いつも話が長い校長先生の他に、『夏野所長』と呼ばれた若い男の人と、その隣に美人の女の人が、座っていたの。だけど、あたしは思わず2度見してしまったわ。
なんとそのお姉さん、とっても美人でスタイル抜群なんだけど、……あ、頭に、アレがあるのよ!
だけど、今は、大きな声を出す場合じゃないし、会ったばかりで、質問するのもどうかと思ったので、黙ってたの。
すると校長先生が、静かに話し出したの。
「紹介しよう……こちらは、『地球温暖化研究所』の所長さんで、夏野太陽さんだ。今日いらっしゃったのは、君達の同好会が応募した『地球温暖化に対する研究論文』が、見事入選して、その報告にいらっしゃったんだ」
「え? あの論文が入選したんですか!」
ミー先輩は、座っていたソファーから飛び上がって、嬉しそうに涙ぐんでしまったの。
「部長! 良かったね。おめでとうございます!」
「何言ってるマナ、あの論文は、みんなで完成させたじゃないか。みんなの成果だぞ!」
「う、うん……ありがとう、ぶっちょ~おおお(´;ω;`)ウゥゥ……」
あたしも、嬉し泣きしてしまった。
「アッツ、よかっ……」
あたしは、横にいるアッツに声を掛けようとしたんだけど、アッツはもうボロ泣きしていたのよね。もう、あたしより大泣きじゃない!
.·´ ̄`(>▂<)´ ̄`·.
「……あ、えっと、君達、もう、落ち着いたかね?……」
気が付けば、地温研同好会のみんな(顧問のシーちゃんセンセも含めて)は、校長室で喜びの大泣きをしてしまっていたの。
なんか、校長先生が気を使ってしばらく、黙って見ていたみたみたい。うー、恥ずかしい!
「は、はい。もう大丈夫です」
やっぱり、ミー先輩が最初に立ち直り、いつものクールな感じに戻ってきたので、ちょっと安心しちゃった。
「えー、それでね、所長が君達にお話があるそうなんだ。だから、私は失礼するから、後は胸山先生よろしくお願いしますね」
そう言うと、校長先生は、さっさと校長室からいなくなったの。後には、『地球温暖化研究所』の夏野所長さんと美人の女の人と『地球温暖化研究同好会』のあたし達だけになっちゃった。
早速、ミー先輩は、自己紹介をした後、同好会のメンバーを紹介してくれたわ。まあ、顧問のシーちゃんセンセはいるけど、1人でアワアワしていて、いつものように落ち着きが無くなっていたので、すべては部長のミー先輩が話を進めてくれたの。
すると、その若い夏野所長っていう男の人が、話し出したの。黒のサングラスはしていたけど、絶対にイケメン間違いないと思うのよね。だって、胸板は厚いし、足もすらっと長くて、すべすべしてるの。そう、もちろん海パンをはいてるけど、さすが研究所の所長さんよね。素肌の上に白衣を着てるんだもん。
あ、国の法律でね、特別な専門職の人は、水着の上にユニフォームの着用が認められているのよ。白衣もそのひとつね。
「論文を読ませてもらったよ。……君達の論文は、佳作になったんだが、僕は審査員の1人だったけど、そんなに権限が無くてね。申し訳ないことをしたと思うよ。僕は、あの論文こそが、最優秀賞だと思ったんだ。ただ、他の審査員が、あの論文のすばらしさを理解できなくてね……」
「そ、そうなんですか?……でも、そう言っていただける方がいるだけで、私達は嬉しいです」
本当に、ミー先輩の対応は、大人だと思ったなぁ~。あたしだったら、『えええー!』とか、叫んでしまいそう。
それにしても、この所長さんも、落ち着いているなあ。隣の女の人も、一言もしゃべらないし。
そして、所長さんが、すぐに笑顔になり話し出したの。サングラスで目は見えないけど、絶対イケメンよ! 暑いから、白衣の前はボタンもしないでオープンになってて……うふっ! 絶対にいい男ね!
「だから僕はね、君達にプレゼントを贈ることにしたんだよ……」
「「「「……プレゼント?……」」」」
あたし達は、もう夏野所長に釘付けになってしまったの。これは、もうイケメンパワーだわ。少しは、アッツも見習って欲しいんだけど……。
「気に入ってくれたかい?……そのコスチューム」
「え? これ、所長さんのプレゼントなんですか?」
「ああ、良ければ君達にプレゼントするよ……」
「もちろんです、オレぜったい、欲しいです。……あの、オレが欲しいのはもちろんなのですが……これを女の子達に来てもらうのが、……オ、オ、オレは嬉しくって……」
あ、また、アッツは、余計なことを言ってるし、あっモー(#^ω^) ゴンッ!
「痛って! 何すんだよ~」
「うっさい、黙ってなさい、アッツ!」
「まあまあ、気に入ってくれたなら、それで良かったよ。……じゃあ、これからそのコスチュームの本当の姿を見てもらおうかな……」
「「「「……本当の姿あぁぁぁ?……」」」」
(つづく)
「お、おそ、く、……なりまし、した。……す、すみま……せん」
先頭はやっぱりシーちゃんセンセよね。校長室のドアをノックして中に入ったの。あたし達は、センセの後について行ったけど、シーちゃんセンセはいつも以上に緊張していたわ。
「いや、構わんよ。お陰で、私も、いろいろな話が聞けて、勉強になったしね。……ね、夏野所長」
「こちらこそ、聞いていただき、感謝いたします」
校長室には、いつも話が長い校長先生の他に、『夏野所長』と呼ばれた若い男の人と、その隣に美人の女の人が、座っていたの。だけど、あたしは思わず2度見してしまったわ。
なんとそのお姉さん、とっても美人でスタイル抜群なんだけど、……あ、頭に、アレがあるのよ!
だけど、今は、大きな声を出す場合じゃないし、会ったばかりで、質問するのもどうかと思ったので、黙ってたの。
すると校長先生が、静かに話し出したの。
「紹介しよう……こちらは、『地球温暖化研究所』の所長さんで、夏野太陽さんだ。今日いらっしゃったのは、君達の同好会が応募した『地球温暖化に対する研究論文』が、見事入選して、その報告にいらっしゃったんだ」
「え? あの論文が入選したんですか!」
ミー先輩は、座っていたソファーから飛び上がって、嬉しそうに涙ぐんでしまったの。
「部長! 良かったね。おめでとうございます!」
「何言ってるマナ、あの論文は、みんなで完成させたじゃないか。みんなの成果だぞ!」
「う、うん……ありがとう、ぶっちょ~おおお(´;ω;`)ウゥゥ……」
あたしも、嬉し泣きしてしまった。
「アッツ、よかっ……」
あたしは、横にいるアッツに声を掛けようとしたんだけど、アッツはもうボロ泣きしていたのよね。もう、あたしより大泣きじゃない!
.·´ ̄`(>▂<)´ ̄`·.
「……あ、えっと、君達、もう、落ち着いたかね?……」
気が付けば、地温研同好会のみんな(顧問のシーちゃんセンセも含めて)は、校長室で喜びの大泣きをしてしまっていたの。
なんか、校長先生が気を使ってしばらく、黙って見ていたみたみたい。うー、恥ずかしい!
「は、はい。もう大丈夫です」
やっぱり、ミー先輩が最初に立ち直り、いつものクールな感じに戻ってきたので、ちょっと安心しちゃった。
「えー、それでね、所長が君達にお話があるそうなんだ。だから、私は失礼するから、後は胸山先生よろしくお願いしますね」
そう言うと、校長先生は、さっさと校長室からいなくなったの。後には、『地球温暖化研究所』の夏野所長さんと美人の女の人と『地球温暖化研究同好会』のあたし達だけになっちゃった。
早速、ミー先輩は、自己紹介をした後、同好会のメンバーを紹介してくれたわ。まあ、顧問のシーちゃんセンセはいるけど、1人でアワアワしていて、いつものように落ち着きが無くなっていたので、すべては部長のミー先輩が話を進めてくれたの。
すると、その若い夏野所長っていう男の人が、話し出したの。黒のサングラスはしていたけど、絶対にイケメン間違いないと思うのよね。だって、胸板は厚いし、足もすらっと長くて、すべすべしてるの。そう、もちろん海パンをはいてるけど、さすが研究所の所長さんよね。素肌の上に白衣を着てるんだもん。
あ、国の法律でね、特別な専門職の人は、水着の上にユニフォームの着用が認められているのよ。白衣もそのひとつね。
「論文を読ませてもらったよ。……君達の論文は、佳作になったんだが、僕は審査員の1人だったけど、そんなに権限が無くてね。申し訳ないことをしたと思うよ。僕は、あの論文こそが、最優秀賞だと思ったんだ。ただ、他の審査員が、あの論文のすばらしさを理解できなくてね……」
「そ、そうなんですか?……でも、そう言っていただける方がいるだけで、私達は嬉しいです」
本当に、ミー先輩の対応は、大人だと思ったなぁ~。あたしだったら、『えええー!』とか、叫んでしまいそう。
それにしても、この所長さんも、落ち着いているなあ。隣の女の人も、一言もしゃべらないし。
そして、所長さんが、すぐに笑顔になり話し出したの。サングラスで目は見えないけど、絶対イケメンよ! 暑いから、白衣の前はボタンもしないでオープンになってて……うふっ! 絶対にいい男ね!
「だから僕はね、君達にプレゼントを贈ることにしたんだよ……」
「「「「……プレゼント?……」」」」
あたし達は、もう夏野所長に釘付けになってしまったの。これは、もうイケメンパワーだわ。少しは、アッツも見習って欲しいんだけど……。
「気に入ってくれたかい?……そのコスチューム」
「え? これ、所長さんのプレゼントなんですか?」
「ああ、良ければ君達にプレゼントするよ……」
「もちろんです、オレぜったい、欲しいです。……あの、オレが欲しいのはもちろんなのですが……これを女の子達に来てもらうのが、……オ、オ、オレは嬉しくって……」
あ、また、アッツは、余計なことを言ってるし、あっモー(#^ω^) ゴンッ!
「痛って! 何すんだよ~」
「うっさい、黙ってなさい、アッツ!」
「まあまあ、気に入ってくれたなら、それで良かったよ。……じゃあ、これからそのコスチュームの本当の姿を見てもらおうかな……」
「「「「……本当の姿あぁぁぁ?……」」」」
(つづく)
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