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第6章 紡ぐ繋がりの中で
83 第6章第18話 傷だらけの勝利
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「こ・ろ・なあああああああああーーーーーーー!」
「・・・・・・・・・・・・・・」
「しっかりして! 湖路奈! 今、あなたに倒れられたら、私達にはどうすることもできないのよ! ……お、おね……が……い…………….·´ ̄`(>▂<)´ ̄`·. 」
しかし、湖路奈も沈黙してしまった。
煎餅職人の集団は、ただ1人残された上杉南中子目掛けて迫って来たのだ。
『……ミナ……ミナ……しっかりしなさい!』
南中子が、諦めかけた時、微かに彼女を呼ぶ声が聞こえてきた。
「だれ? ……誰なの?」
『今、あなたが倒れたら、誰が地球をもとに戻すの? ミナ! あなたは、ずうーっと頑張って来たわ! お姉ちゃんは知ってるわ! あなたなら、絶対できるって!』
「え? お姉ちゃん? 布礼愛お姉ちゃんなの?」
『もう少しよ! さあ、立ち上がって! ミナ!』
南中子は、握り締めた湖路奈の手から、力強い励ましを感じたような気がして、思わず顔を上げ前を見た。
そこには、ゆっくりと自分を見つめ、微笑む姉、布礼愛の顔があった。
「お、お姉ちゃん!」
南中子は、全身に力が蘇り、姉の手を頼りに再び立ち上がることができた。
『ミナ! 思い出すのよ。誰が、これだけの職人を集めたの? 核になっているのは誰?』
「あ! そうか。お姉ちゃん、分かったわ! そうね、1号店の職人さんね。私、やってみるわ!」
『頑張って! あなたなら、きっとできるから』
南中子は、姉の手を離し、しっかりと前を見て体制を整えた。
「オンダンファイブ・オールスキャン・サアーーチ!」
ブルーの眼鏡から放たれる青い光線は、部屋中に散会する煎餅職人を隈なく照らした。
ブッブーー……ブッブーー……ブッブプ―……
ブルーの光線は、ある1人の職人を照らした時、真っ赤な蛍光色になり、サーチブザーも鳴り響いた。
「あなたが、そうなのね! 待ってね、今、楽にしてあげるから!」
「オンダンブルー・メガトン・アタッーーーーク!」
ブルーの両手からは、蛍光色に光り輝く真っ青な空色の光線が放たれ、1号店の煎餅職人に命中した。
「ウワアアアアアアアーーーー」
1号店の職人は、店中に響く叫び声を上げたが、間もなく微笑みながらその場に倒れ込んだ。
「…………あ、あり…が…………とう………」
彼は、倒れる間際、本当に小さな声でそう言うと、体中から醤油色の煙が立ち上り、気を失ってしまった。
次の瞬間、あれだけ周りにいた煎餅職人は、跡形もなく消えてしまったのだ。
後に残ったのは、10個目の『氷の結晶』と、倒れて気を失っている5人のオンダンVだけだった。
最後の力を振り絞ったブルーでさえ、その場に突っ伏してしまったのだ。
バン!
まもなく、店の戸が勢いよく開けられた。
「しまった! 遅かったか! ……………」
(つづく)
「・・・・・・・・・・・・・・」
「しっかりして! 湖路奈! 今、あなたに倒れられたら、私達にはどうすることもできないのよ! ……お、おね……が……い…………….·´ ̄`(>▂<)´ ̄`·. 」
しかし、湖路奈も沈黙してしまった。
煎餅職人の集団は、ただ1人残された上杉南中子目掛けて迫って来たのだ。
『……ミナ……ミナ……しっかりしなさい!』
南中子が、諦めかけた時、微かに彼女を呼ぶ声が聞こえてきた。
「だれ? ……誰なの?」
『今、あなたが倒れたら、誰が地球をもとに戻すの? ミナ! あなたは、ずうーっと頑張って来たわ! お姉ちゃんは知ってるわ! あなたなら、絶対できるって!』
「え? お姉ちゃん? 布礼愛お姉ちゃんなの?」
『もう少しよ! さあ、立ち上がって! ミナ!』
南中子は、握り締めた湖路奈の手から、力強い励ましを感じたような気がして、思わず顔を上げ前を見た。
そこには、ゆっくりと自分を見つめ、微笑む姉、布礼愛の顔があった。
「お、お姉ちゃん!」
南中子は、全身に力が蘇り、姉の手を頼りに再び立ち上がることができた。
『ミナ! 思い出すのよ。誰が、これだけの職人を集めたの? 核になっているのは誰?』
「あ! そうか。お姉ちゃん、分かったわ! そうね、1号店の職人さんね。私、やってみるわ!」
『頑張って! あなたなら、きっとできるから』
南中子は、姉の手を離し、しっかりと前を見て体制を整えた。
「オンダンファイブ・オールスキャン・サアーーチ!」
ブルーの眼鏡から放たれる青い光線は、部屋中に散会する煎餅職人を隈なく照らした。
ブッブーー……ブッブーー……ブッブプ―……
ブルーの光線は、ある1人の職人を照らした時、真っ赤な蛍光色になり、サーチブザーも鳴り響いた。
「あなたが、そうなのね! 待ってね、今、楽にしてあげるから!」
「オンダンブルー・メガトン・アタッーーーーク!」
ブルーの両手からは、蛍光色に光り輝く真っ青な空色の光線が放たれ、1号店の煎餅職人に命中した。
「ウワアアアアアアアーーーー」
1号店の職人は、店中に響く叫び声を上げたが、間もなく微笑みながらその場に倒れ込んだ。
「…………あ、あり…が…………とう………」
彼は、倒れる間際、本当に小さな声でそう言うと、体中から醤油色の煙が立ち上り、気を失ってしまった。
次の瞬間、あれだけ周りにいた煎餅職人は、跡形もなく消えてしまったのだ。
後に残ったのは、10個目の『氷の結晶』と、倒れて気を失っている5人のオンダンVだけだった。
最後の力を振り絞ったブルーでさえ、その場に突っ伏してしまったのだ。
バン!
まもなく、店の戸が勢いよく開けられた。
「しまった! 遅かったか! ……………」
(つづく)
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