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第7章 涼しい風を吹かせるために
106 第7章第21話 あの季節を再び
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「やったー湖路奈ちゃん、無事だったね! 良かったよ~」
あたしは、マグマに回収されて、すぐに湖路奈ちゃんを見つけて飛びついたの! 一時は、連絡も途絶えたから、ホントに心配しちゃった!
「ありがとうニャ、マナちゃん! これで、全員無事揃ったニャ!」
あたしは第1艦橋を見渡し、ホッと胸を撫でおろしたの。そして、静かに傍に寄って行って、思いっきり背中をツネってやったわ!
「イテテテテ……マナよ、おめえ、何すんだよ!」
「イタイかい? あーー、それは良かった。……良かった。……ズズ……よ、よか……ったよ~~」
「マナ? 大丈夫か? 何、泣いてんだよ。もう、大丈夫だって……」
アッツが、あたしの涙を拭きながら、頭をポンポンとしてくれた。あーー、あたし……まるで、子どもじゃん! モー。
でも、しばらくどうにもできなかったな~
それに、周りを見たら、シーセンセも校長先生に慰められていたし、事務長さんも泣きながら教頭先生報告してるな。……みんな、それだけ緊張してたんだな。
あれ? ミー先輩だけが、なぜか一人で、室長と湖路奈ちゃんの様子を遠くから見てる? 傍に行けば、……遠慮してるのかな? なんか、湖路奈ちゃんが室長に甘えているし、……あたしが、ミー先輩を……!
あれ? 湖路奈ちゃんが、ミー先輩を呼んでる!
「……ミナ! ミナ!…………おいで!」
「え?……湖路奈ちゃん?……」
「うん、そうよ! 私は、湖・路・奈よ!……おいで、ミナ!」
「うん! うわわわわわ……私、頑張ったの! 頑張れたわ!」
「そうね、よくやったわ、ミナ! ……ほんとに偉かったわ!」
「うん! ありがと! お姉ちゃん!」
『そして、あなた……湖路奈も、よく頑張ったわね!』
『えへへ、そうかニャ……夢中でやったニャ!』
『これからは、ナッチーと仲良くね!』
『ありがとうニャ、フーちゃん!』
ミー先輩が湖路奈ちゃんに抱き着いて、あんなに喜んでいる。どうしたのかな? あんなに、湖路奈ちゃんが好きだったのかな?
まあ、いいっか! ミー先輩が元気なら!
「ところで、室長! あたし達の打ち込んだ“冷却エナジーカプセル”は、成功だったんですか?」
「ああ、真夏美君……ちょっと待ってくれ……今、確認するから…………とりあえずは、全弾命中でポイントには到達してる!……あとは、データだ!」
「シツチョウ! ナンキョクノ ナンシーカラ レンラク ハイッテルヨ!」
≪……タイヨウ!お疲れ!……うまくいったな! こちらの観測では、赤道付近の地熱の上昇が無くなったぞ! この分だと、それぞれの火山エネルギーも収まってくるよー!≫
「そっか、とりあえず、成功だな!」
≪おお、よくやったぞ!……私達は、観測を続けるから、また、何かあったら連絡する!≫
「ああ、ありがとう。頼むな!」
≪……こちら、アメリカのジョンだ! 聞こえるか? ……こちらの調査では、世界各地で起きていたウィルスによる人への感染が無くなったとわかった! これで、無暗に温暖化を進めるやつはいなくなったんだ!≫
「ありがとう、ジョン!……それじゃあ、引き続き調査を頼む!」
≪了解だ、タイヨウ!≫
「みんな、聞いたか! これで、我々の目的は果たされた! これで、地球の温暖化ともおさらばだ!」
「「「「「「「「……ヤッター………ヤッホーーー!……」」」」」」」」」
みんな本当に嬉しかったのね! 大喜びだわ! 室長もホントに嬉しかったのね。湖路奈ちゃんと手をとって喜んでいたの。
え? これで、地球は元に戻るかって?
うーーん? 急には無理かな…………だって、そんなに急に地球が冷えたら、それこそ人類が体調不良で、みんな居なくなってしまうじゃない!
だから、室長が言ってたけど、20年くらいかかるかなって。もとの気候に戻るのに。 ま、それまで、あたしはこの温かい地球を楽しむことにしたわ! アッツと一緒にね!
それに、何だかミー先輩もとっても楽しそうだし!
ねえ、みんな。
しばらく暑さは続くようだから、夏の暑い時は、服なんか着ちゃダメだよ! ちゃんと、水着を着て、いつでもミストを浴びれるようにしておいてね!
わかった!
じゃあね!
(第7部 完 ・ 物語はつづく)
あたしは、マグマに回収されて、すぐに湖路奈ちゃんを見つけて飛びついたの! 一時は、連絡も途絶えたから、ホントに心配しちゃった!
「ありがとうニャ、マナちゃん! これで、全員無事揃ったニャ!」
あたしは第1艦橋を見渡し、ホッと胸を撫でおろしたの。そして、静かに傍に寄って行って、思いっきり背中をツネってやったわ!
「イテテテテ……マナよ、おめえ、何すんだよ!」
「イタイかい? あーー、それは良かった。……良かった。……ズズ……よ、よか……ったよ~~」
「マナ? 大丈夫か? 何、泣いてんだよ。もう、大丈夫だって……」
アッツが、あたしの涙を拭きながら、頭をポンポンとしてくれた。あーー、あたし……まるで、子どもじゃん! モー。
でも、しばらくどうにもできなかったな~
それに、周りを見たら、シーセンセも校長先生に慰められていたし、事務長さんも泣きながら教頭先生報告してるな。……みんな、それだけ緊張してたんだな。
あれ? ミー先輩だけが、なぜか一人で、室長と湖路奈ちゃんの様子を遠くから見てる? 傍に行けば、……遠慮してるのかな? なんか、湖路奈ちゃんが室長に甘えているし、……あたしが、ミー先輩を……!
あれ? 湖路奈ちゃんが、ミー先輩を呼んでる!
「……ミナ! ミナ!…………おいで!」
「え?……湖路奈ちゃん?……」
「うん、そうよ! 私は、湖・路・奈よ!……おいで、ミナ!」
「うん! うわわわわわ……私、頑張ったの! 頑張れたわ!」
「そうね、よくやったわ、ミナ! ……ほんとに偉かったわ!」
「うん! ありがと! お姉ちゃん!」
『そして、あなた……湖路奈も、よく頑張ったわね!』
『えへへ、そうかニャ……夢中でやったニャ!』
『これからは、ナッチーと仲良くね!』
『ありがとうニャ、フーちゃん!』
ミー先輩が湖路奈ちゃんに抱き着いて、あんなに喜んでいる。どうしたのかな? あんなに、湖路奈ちゃんが好きだったのかな?
まあ、いいっか! ミー先輩が元気なら!
「ところで、室長! あたし達の打ち込んだ“冷却エナジーカプセル”は、成功だったんですか?」
「ああ、真夏美君……ちょっと待ってくれ……今、確認するから…………とりあえずは、全弾命中でポイントには到達してる!……あとは、データだ!」
「シツチョウ! ナンキョクノ ナンシーカラ レンラク ハイッテルヨ!」
≪……タイヨウ!お疲れ!……うまくいったな! こちらの観測では、赤道付近の地熱の上昇が無くなったぞ! この分だと、それぞれの火山エネルギーも収まってくるよー!≫
「そっか、とりあえず、成功だな!」
≪おお、よくやったぞ!……私達は、観測を続けるから、また、何かあったら連絡する!≫
「ああ、ありがとう。頼むな!」
≪……こちら、アメリカのジョンだ! 聞こえるか? ……こちらの調査では、世界各地で起きていたウィルスによる人への感染が無くなったとわかった! これで、無暗に温暖化を進めるやつはいなくなったんだ!≫
「ありがとう、ジョン!……それじゃあ、引き続き調査を頼む!」
≪了解だ、タイヨウ!≫
「みんな、聞いたか! これで、我々の目的は果たされた! これで、地球の温暖化ともおさらばだ!」
「「「「「「「「……ヤッター………ヤッホーーー!……」」」」」」」」」
みんな本当に嬉しかったのね! 大喜びだわ! 室長もホントに嬉しかったのね。湖路奈ちゃんと手をとって喜んでいたの。
え? これで、地球は元に戻るかって?
うーーん? 急には無理かな…………だって、そんなに急に地球が冷えたら、それこそ人類が体調不良で、みんな居なくなってしまうじゃない!
だから、室長が言ってたけど、20年くらいかかるかなって。もとの気候に戻るのに。 ま、それまで、あたしはこの温かい地球を楽しむことにしたわ! アッツと一緒にね!
それに、何だかミー先輩もとっても楽しそうだし!
ねえ、みんな。
しばらく暑さは続くようだから、夏の暑い時は、服なんか着ちゃダメだよ! ちゃんと、水着を着て、いつでもミストを浴びれるようにしておいてね!
わかった!
じゃあね!
(第7部 完 ・ 物語はつづく)
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