毒舌お嬢と愉快な仲間たち

すけさん

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新入社員歓迎会②

新歓である居酒屋の貸切部屋



そして私は何故か分からないけど、ホスト風偽王子の隣に座らされてる。



ホスト風偽王子を挟んで右隣が私で左隣がブリブリ恵美。



はっきりいってこの席順が面倒くさいんだけど!!



でもしょうがないじゃん不可抗力なんだから



なんと席順はクジで決められるらしく、運悪く私がホスト風偽王子の隣をゲットしたのだ。


なんでも、何回か飲み会でホスト風偽王子の隣がいいと女子社員同士で大騒ぎになり出入禁止になった過去があるらしく・・・
それからは公平を期するためにくじ引きで席順が決まるらしい。



ってか学生かよ!!



馬鹿みたい・・・・



「花子ちゃん、飲んでる?」



「・・・・・・・・。」



「こんなイケメンの隣に座れて嬉しいでしょ?」


私に絡むホスト風偽王子をギロリと睨み付ける。


「武田さんは山田さんのタイプじゃないみたいですよ!
山田さんブス専らしいからイケメンは苦手みたいなんで!クスッ」


ブリブリ恵美が馬鹿にしたように話す。



「山田さんマジでブス専なの?クックックックッ」



何故か笑い出すホスト風偽王子。



「馬鹿じゃないの・・顔が良くても中身がない男なんて価値がないでしょ!?」



私の言葉に固まる2人。



「プップップッーーーー!!」


私の言葉にホスト風偽王子が悶絶して笑い転げる



「マジでやべぇ~んだけど笑いすぎて腹痛すぎ!しかもその顔で凄い毒舌吐くの有り得ないだろう?」



悶絶してて笑いが止まらないらしい。



「でも、普通の女の子は不細工よりもイケメンが好きなんじゃないの?」



私の顔を覗き込みながら意味ありげに微笑む。




すると隣の席から甘ったるい声が聞こえてくる。



「私は断然武田さんが好きなタイプです」


頬をピンクに染めながら、武田の腕を絡ませてグイッと自分の方に顔を向けさせるブリブリ恵美。



隣で視線を交わすブリブリ恵美とホスト風偽王子。



もう、2人で勝手に盛り上がってほしいんだけど・・・



しかし、何故かブリブリ恵美の方向からクルっと方向転換して私の方へと再び向き直る


彼を挟んで向こう側から黒いオーラが漂ってきてない?
般若みたいな顔で私を睨み付けるブリブリ恵美と目が合ってしまう。


ひょえーーーーマジで怖いんだけど!!




「俺、これでもモテるんだけどな・・・」





「だったら、その作り笑いやめた方がいいですよ。」




「作り笑いって・・・なんでそう思うの?」


怪訝な表情で私に聞いてくるので・・・




「だって目が笑ってないじゃん!」



私の言葉に一瞬表情が変わり言葉に詰まる



「よく分からないけど花子ちゃんから見た俺のイメージってそんな感じなんだ・・・」



何故か取り繕う様に早口で喋り出す。
凄い動揺しまくりなんだけど!




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