毒舌お嬢と愉快な仲間たち

すけさん

文字の大きさ
50 / 104

秘書課

無事に企画開発の研修を終えて、今日から秘書課に移動になった。



勿論、美奈子とブリブリ恵美も一緒だ。



「あっ、長田さんは専務で佐々木さんは常務、山田さんは代表の担当になりますので宜しくお願いします。」



銀縁メガネをクイッと上にズラしながら私達に説明していく色気インテリ。



そう、パーティーが終わったら直ぐに部署移動になった。

3ヶ月なんてあっという間である。


最後の方はバタバタしていて企画開発の引き継ぎも早々に忙しかった。



しかし、健兄の担当秘書って確か色気インテリだよね


って事は必然的に色気インテリが私の直接の上司になるのか・・・・


何か今から憂鬱だな。


色気インテリに連れられて健兄がいる社長室に向かう



「代表、今日から配属になった山田花子さんです。」



「山田花子です。宜しくお願いします。」



健兄に挨拶すると・・・



今にも笑いだしそうなくらい口元が緩んでるんだけど・・・・






「じゅ、じゃない・・・・
山田さん、宜しくお願いしますね。クックックッ」


我慢できずに私を見て笑いやがったよ!!
そんな態度してたらバレるだろう!?



「じゃあ、山田さんと親睦を深める為に早速ランチ行く!?」


子供のようにはしゃぐ健兄に色気インテリが怪訝な表情を浮かべてる。




おい!!
私を特別扱いしないでよ!!お願いだから!!



「代表、お昼は友引商事との会食が入っておりますので、山田さんとのランチは次の機会で宜しいでしょうか?」



「そっか残念、じゃあ、山田さんも会食に一緒に付いて来てよ!!」


笑顔の健兄に戸惑い気味の色気インテリ・・・・


そんな健兄に呆れてしまう
完全に私主体になっちゃってるじゃん!!



「代表、私は新人ですので会食は遠慮させて頂きます。」


私の言葉に驚いている色気インテリ



「代表、新人教育が出来ていなくて申し訳ございません。」


何故か私の頭を無理やり下げ謝れと強要する色気インテリ



はぁ?

何で私が怒られないといけないのよ・・・・・


それから一週間後、やっと私と健兄と色気インテリは3人で仲良くランチをすることに


「山田さん、これもあれも食べてね。」


何故か甲斐甲斐しく私の世話をする健兄に、隣の色気インテリが戸惑ってるんだけど・・・



「代表は、山田さんがお気に入りなんですか?」



何か凄く馬鹿にされてる気がするけど・・・



「うん、だって山田さん可愛いしイイ子だしそうだねお気に入りだけど・・・・」


健兄の言葉に絶句する色気インテリ



「・・・・・・・。」



私はあえてスルーして無言で食べる事に集中していると・・・



「それにしても、山田さんはプチモテキなのかな?イケメンが次から次ぎって山田さんを好きになっていく・・・」


「へぇ、山田さんってモテるんだ!?
詳しく聞きたいな~」


含みのある言葉を呟く健兄に軽くイラつく私


そんな私なんか気にもしないように色気インテリが爆弾発言する。



「代表、折り入ってご相談があります!
先日お願いしていた樹里さんとのお見合いをお膳たてして頂きたいのですが・・・」



いきなりの言葉に飲んでいたジュースでむせてしまう。



「ゴ、ゴホホホ!!」



「そんなに僕の妹の樹里がいいの?
真田君なら俺も樹里の旦那候補に異存はないんだけど・・・・そうだ山田さんはどう思う?」



いきなり私に話をふる健兄。
ふざけてんのか??


「私に聞かれても分かり兼ねます。」



「あ、いい事思いついた!!
真田君、山田さんがOKしたらお見合いセッティングしてあげるよ!」





「はぁ!????」



爆弾発言する健兄の言葉に絶句していると・・・



私の顔を見てニヤリと妖しい微笑みを浮かべる色気インテリ。



「山田さん、秘書課で生きていきたいなら勿論分かってるよね!?」


苦笑いしながら私を見つめる色気インテリ



はぁ、マジであんたバカでしょ!?
隣で座ってるのは紛れもなくあんたが恋い焦がれてる樹里なんだけどね・・・・



「あの・・・・私は関係ない「山田さん、俺が言った意味分かってるよね?俺と樹里さんのお見合い賛成してくれるよね!?」




私の言葉の途中で会話に割り込んでくる真田

全く目が笑ってないし目がギラギラ血走ってるんだけど・・・
そんな色気インテリの威圧感に恐怖を感じ頷いてしまう。


そんな私に満面の笑みで健兄に視線を移す色気インテリ



「代表、山田さんも了承してくれました。」


















感想 1

あなたにおすすめの小説

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

還暦の性 若い彼との恋愛模様

MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。 そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。 その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。 全7話

極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です

朝陽七彩
恋愛
 私は。 「夕鶴、こっちにおいで」  現役の高校生だけど。 「ずっと夕鶴とこうしていたい」  担任の先生と。 「夕鶴を誰にも渡したくない」  付き合っています。  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  神城夕鶴(かみしろ ゆづる)  軽音楽部の絶対的エース  飛鷹隼理(ひだか しゅんり)  アイドル的存在の超イケメン先生  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  彼の名前は飛鷹隼理くん。  隼理くんは。 「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」  そう言って……。 「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」  そして隼理くんは……。  ……‼  しゅっ……隼理くん……っ。  そんなことをされたら……。  隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。  ……だけど……。  え……。  誰……?  誰なの……?  その人はいったい誰なの、隼理くん。  ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。  その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。  でも。  でも訊けない。  隼理くんに直接訊くことなんて。  私にはできない。  私は。  私は、これから先、一体どうすればいいの……?

とっていただく責任などありません

まめきち
恋愛
騎士団で働くヘイゼルは魔物の討伐の際に、 団長のセルフイスを庇い、魔法陣を踏んでしまう。 この魔法陣は男性が踏むと女性に転換するもので、女性のヘイゼルにはほとんど影響のない物だった。だか国からは保証金が出たので、騎士を辞め、念願の田舎暮らしをしようとしたが!? ヘイゼルの事をずっと男性だと思っていたセルフイスは自分のせいでヘイゼルが職を失っただと思って来まい。 責任を取らなければとセルフイスから、 追いかけられる羽目に。

同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。

ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。 真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。 引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。 偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。 ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。 優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。 大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。