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お見合い再び
◇◆お見合い当日◇◆
はぁ、何でこんな事しなくちゃいけないんだか・・・
可愛くお嬢樹里仕様でホテルのラウンジで待つこと五分
今日は、白のワンピーススタイルでお嬢様風に仕上げてきた。
「お待たせしました。今日はお時間取って頂いてありがとうございます。」
私に挨拶する色気インテリ
色気スイッチが入ったのか、フェロモン大放出中である。
「はぁ・・・・」
「それでは、食事にいきましょうか」
私の前に手を差し伸べてくるので丁寧に断ると苦笑いされた。
そのまま個室へと入ると丸テーブルへと案内される。
「樹里さん、今日は来ていただいてありがとうございます!」
真っ赤になりながら私に微笑む色気インテリ。
「・・・別に好きで来たわけじゃなく、勝手に決められたので仕方なく来ただけですし」
不本意だと色気インテリに伝えたが何故か嬉しそうにしてる
「嫌々でも来てくれて嬉しいです!」
この男はバカなの??
「代表に樹里さんが中華がお好きだと聞いたので、お薦め料理をチョイスしておきました。」
丸テーブルには美味しそうな中華料理が並んでいた。
私の大好物の北京ダックがある。
そのまま、店員に北京ダックを切り分けてもらう為にお願いすると・・・
「樹里さん、俺がやります。」
店員からナイフを受け取り、北京ダックの肉を切り削いで沢山肉を乗せた皿を渡される。
そのまま受け取りありがとうと言うと、嬉しそうにキラキラと目を輝かせる色気インテリ。
「樹里さんのお好きな男性のタイプは?」
「本当の私を見てくれる人。」
「樹里さんは、美しいです。」
私の意図する事が分かってないみたいね・・
内面を見ろって言ってるんだけどな
「真田さんは、私の顔が好きなんですか?」
「勿論樹里さんの顔が好きです。顔も樹里さんの一部ですよね?」
「じゃあ、私が不細工だったら好きになりました?私の内面みれてますか?
所詮、貴女も私の事を本当に好きじゃないんじゃないですか?」
「確かに、美しい樹里さんを見て一目惚れしましたけど・・・恋に堕ちてしまったんです。」
「私は、本当の自分を見てほしいです。」
訳がわからないという顔をする色気インテリ。
銀縁眼鏡をクイッと上にズラしながら・・・
「それって、武田はそうなんですか?」
「・・・・・。」
色気インテリの言葉に一瞬戸惑う。
そう、ホスト風偽王子は地味子の私を好きだと言ってくれる。
「どうでしょう?クックックッ」
私が意味ありげに微笑むといきなり立ち上がると前のめりになり私の腕を掴む。
そのまま私を引き寄せ真剣な顔で
「あなたを誰にも渡したくない。」
いきなりオス感を出してくる色気インテリに戸惑ってしまう。
しかし、拒絶感がはんぱないわ!!
私は色気インテリを睨み付け
「強引なのは好きじゃないです、離してください!」
「あっ、すみません・・・・」
私の言葉にシュンとして離してくれた。
「ちゃんと貴方にもチャンスは訪れてますよ!
それをちゃんと活用出来るかは貴方しだい!!
今の所、眼中にないけど・・・」
結構強めに拒否ったのに、何故か嬉しそうな顔の色気インテリ
「樹里さん、食事が終わったら外の庭園を散歩しませんか?」
「分かりました。」
はっきり言えば面倒くさいし断りたかったけど、今日を乗り切れば煩わしい事から解放されるので大人しく頷いた。
◇◆◇◆
そのまま、ホテルの庭園を二人で歩く
「樹里さん、寒くないですか?」
「大丈夫です。」
外の庭園をぼんやり眺めていると、よく知ってる人影が見える。
ホスト風偽王子と隣を可愛らしい清楚な女の子が歩いてきた。
私は、思わず二人をガン見してしまう。
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