毒舌お嬢と愉快な仲間たち

すけさん

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3人の攻防

「2人とも馬鹿みたい。」


私の捨て台詞に苦笑いを浮かべる2人



「武田さん、遅れたんだから勿論奢りだよね?」


「勿論!あ、そうだイタリアンは好き?
美味しいパスタの店見つけたんだよね。」



そのまま2人で歩いて行くと後ろから俺様も駆け寄ってくる。



「おい!!俺もその美味いって言うパスタ食べてやるよ!」


後ろから私達2人の肩に手を掛けて肩を組む。



「おぃ、花子ちゃんに触るなよ!!」



乱暴に私の肩から俺様の手を引き離す。



「全く、この地味子の何処がいいんだか・・・・」



小さく呟く俺様をギロリと睨みつけるホスト



結局そのまま、3人でパスタを食べる事に



「何で織田は俺の邪魔ばっかりすんだよ・・・」


ふて腐れながら水をがぶ飲みするホスト風偽王子。



「何で私は2人と仲良くパスタなんか食べてるんだか不思議ですけどね・・・」



「花子ちゃん、デート何時にする?」


突然の言葉にフォークに巻いてたパスタを落としそうになる・・・


「どうして私が武田さんとデートしなきゃいけないんですか?」



「だって、俺達もう運命みたいなもんでしょ??」



「・・・・。」



「おぃ、地味子!!お前は武田と付き合う気があるのかよ?」



「ある訳ないじゃん!」


私が拒否ると、俺様は嬉しそうにニヤケだす。



「えっ??だって嫉妬したでしょ?
それって俺の事が好きって事じゃない?」


ホストの言葉に呆然としてしまう。



「嫉妬したら好きとか飛躍しすぎじゃない!?」


呆れてる私に満面の笑顔を向けてくるホスト。
最早、可愛い子犬みたいだな・・・



何だかもう面倒くさくなってきた。
しかも嫉妬って何??



「お2人は嫉妬したことあります?
私、ぶっちゃけ嫉妬ってどういう風になるかよく分かんないんですけど?」



私の言葉に2人して絶句してる・・・・



「確かに恋愛値0っぽいよな?クックックッ」



私を馬鹿にしたように笑う俺様毒舌。



「あのね~これでも彼氏ぐらい居ましたけど」
(勿論、樹里仕様の時だけど・・・)


私の突然の告白に


「「えっ?嘘だろう??」」



2人してハモる・・・



「2人共私の事を馬鹿にしすぎ!!」



「元彼ってどんな人??
元彼ってイケメン??どの位付き合ったの??」


矢継ぎ早に質問し続けるホスト風偽王子。



もう必死すぎて怖いんだけど・・・



これは完全に自爆踏んだかも・・・



「花子ちゃん、もしかして元彼が忘れられなくて引き摺ってるの?」


最後の方は泣きそうな感じで不安げなホスト



「大学の時に付き合ってましたけど、元彼に留学先で浮気されて別れました。」


私の告白を真剣に聞く2人



「それって地味子が騙されてたって事?」



「はぁ?騙されてたって何ですか?」



「そりゃあ・・・・」


ホストに目配せしながらお互い息を合わせたように頷く。



「そりゃぁ~健全な男子ならば愛がなくても・・・・・」



「言っとくけどプラトニックだったから・・・」


俺様にプラトニック宣言すると・・・



2人してニヤニヤしながら



「「それって本当に付き合ってた?」」




「付き合ってたって言っても、殆どの期間が留学で遠距離だったし・・・
もう昔の事だし別にどうでもいいし!こんな辛気臭い話はもう終わりでいいでしょ!」




私は残ったパスタを食べ終わると特大パフェを注文する。



昔からムシャクシャするとパフェを食べたくなるんだよな



「俺が花子ちゃんと付き合ったらいっぱい愛してあげるよ!」






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