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ミッチー
◇◆ミッチーside◇◆
樹里に会いたいなぁ・・・
しかし、隣で必死に話しかけてくるこの女は何がしたいんだか・・・
腰をクネクネさせながら俺を挑発してるみたい
だけど・・・全然そそられない
俺の頭の中は樹里の事で埋め尽くされてる・・・
やっと樹里に会えたと思ったのに、誤解されたままだし・・・
あの冷たく俺を見つめる目が耐えられない。
何とか誤解を解きたい。
そんな事を考えながら不意に左端を見た瞬間、心臓がガシッと押さえつけられるような衝動に駆られる。
だって樹里と全く同じ仕草をしてるから・・・
いやでも視線が向いてしまう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
『ねぇ、ミッチー』
『どうした?樹里?』
『ちょっと酔っ払ったかも』
樹里は酔っぱらうと頬杖しながら人差し指で自分の頬っぺたをツンツンしながら、酔っぱらってますって合図を送る
その姿が可愛くてつい魅入ってしまっていた。
『樹里、酔っぱらってるだろう?
お前は酔うとそうやって頬っぺた突っつく変な癖が出るよな』
懐かしい記憶の中の樹里の姿と被る・・・・
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーー
何だか無性に樹里に会いたくてたまらなくなった。
隣のブリッコから逃れるように煙草を吸いに外に出ると、先程気になった眼鏡ちゃんが玄関の花壇に座っていた。
「あれ?具合悪い大丈夫?」
思わず声をかけると、怪訝な顔をする彼女。
「ちょっと外の空気を吸いたかっただけだけなんで気にしないで下さい。」
彼女の声に何故か涙が溢れそうになる
「隣いい?」
彼女の返事を待つことなく強引に隣に座る。
「何か、俺の知り合いに声が似てる・・・」
「・・・・・えっ!?」
「ねぇ、さっき頬っぺたツンツンしてたよね?
あれって癖?」
途端に真っ青になる彼女。
「く、癖って?」
「こうやって頬っぺたをツンツンしながら酔っぱらってますって俺に合図送ってなかった?」
俺はジェスチャーを交えて説明すると・・・
凄い形相で睨まれた。
「・・・・・。」
「俺の好きな人の癖と同じだったから気になっちゃって・・・・」
「それって、私と関係ないですよね?」
「まぁ、そうだよね。」
「そろそろ戻りますんで」
立ち上がろうとする彼女の腕を咄嗟に掴む。
「少しだけ話聞いてくれない?」
困惑しながらもそのまま腰をおろしてくれた。
「ずっと好きだった人がいるんだけど、悲しい事に誤解されままで・・・何とか誤解を解きたいんだ。」
無言で俺の話を聞いてくれる彼女。
樹里と似た声で同じ癖を持つ彼女と樹里を重ねてるだけかもしれない。
「大学の時に付き合ってた子がいたんだけど、俺はアメリカに留学していて中々会えない遠距離恋愛だったんだ」
黙って俺の話を聞いてくれる彼女。
「ある日、友人のトーマスと飲んだ帰り際、きいなりキスしてきたんだ!
今までそんな素振り見せてなかったからビックリしてさ!
酔っぱらってて思考回路がぶっ飛んでた俺はトーマスの好意に気づかなくて・・・
マジで冗談だと思ってたんだけど、運悪く彼女と鉢合わせしちゃって、修羅場になった。
まさか俺に特別な感情を持ってたなんて思ってなくて、トーマスが彼女に嘘を吹き込んだんだ!
そして弁解しようとしたんだけど、彼女に完全にシャットアウトされて音信不通になっちゃって・・・・
今でも俺が男が好きだって勘違いしてる・・・」
樹里に会いたいなぁ・・・
しかし、隣で必死に話しかけてくるこの女は何がしたいんだか・・・
腰をクネクネさせながら俺を挑発してるみたい
だけど・・・全然そそられない
俺の頭の中は樹里の事で埋め尽くされてる・・・
やっと樹里に会えたと思ったのに、誤解されたままだし・・・
あの冷たく俺を見つめる目が耐えられない。
何とか誤解を解きたい。
そんな事を考えながら不意に左端を見た瞬間、心臓がガシッと押さえつけられるような衝動に駆られる。
だって樹里と全く同じ仕草をしてるから・・・
いやでも視線が向いてしまう。
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『ねぇ、ミッチー』
『どうした?樹里?』
『ちょっと酔っ払ったかも』
樹里は酔っぱらうと頬杖しながら人差し指で自分の頬っぺたをツンツンしながら、酔っぱらってますって合図を送る
その姿が可愛くてつい魅入ってしまっていた。
『樹里、酔っぱらってるだろう?
お前は酔うとそうやって頬っぺた突っつく変な癖が出るよな』
懐かしい記憶の中の樹里の姿と被る・・・・
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何だか無性に樹里に会いたくてたまらなくなった。
隣のブリッコから逃れるように煙草を吸いに外に出ると、先程気になった眼鏡ちゃんが玄関の花壇に座っていた。
「あれ?具合悪い大丈夫?」
思わず声をかけると、怪訝な顔をする彼女。
「ちょっと外の空気を吸いたかっただけだけなんで気にしないで下さい。」
彼女の声に何故か涙が溢れそうになる
「隣いい?」
彼女の返事を待つことなく強引に隣に座る。
「何か、俺の知り合いに声が似てる・・・」
「・・・・・えっ!?」
「ねぇ、さっき頬っぺたツンツンしてたよね?
あれって癖?」
途端に真っ青になる彼女。
「く、癖って?」
「こうやって頬っぺたをツンツンしながら酔っぱらってますって俺に合図送ってなかった?」
俺はジェスチャーを交えて説明すると・・・
凄い形相で睨まれた。
「・・・・・。」
「俺の好きな人の癖と同じだったから気になっちゃって・・・・」
「それって、私と関係ないですよね?」
「まぁ、そうだよね。」
「そろそろ戻りますんで」
立ち上がろうとする彼女の腕を咄嗟に掴む。
「少しだけ話聞いてくれない?」
困惑しながらもそのまま腰をおろしてくれた。
「ずっと好きだった人がいるんだけど、悲しい事に誤解されままで・・・何とか誤解を解きたいんだ。」
無言で俺の話を聞いてくれる彼女。
樹里と似た声で同じ癖を持つ彼女と樹里を重ねてるだけかもしれない。
「大学の時に付き合ってた子がいたんだけど、俺はアメリカに留学していて中々会えない遠距離恋愛だったんだ」
黙って俺の話を聞いてくれる彼女。
「ある日、友人のトーマスと飲んだ帰り際、きいなりキスしてきたんだ!
今までそんな素振り見せてなかったからビックリしてさ!
酔っぱらってて思考回路がぶっ飛んでた俺はトーマスの好意に気づかなくて・・・
マジで冗談だと思ってたんだけど、運悪く彼女と鉢合わせしちゃって、修羅場になった。
まさか俺に特別な感情を持ってたなんて思ってなくて、トーマスが彼女に嘘を吹き込んだんだ!
そして弁解しようとしたんだけど、彼女に完全にシャットアウトされて音信不通になっちゃって・・・・
今でも俺が男が好きだって勘違いしてる・・・」
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