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綿菓子女の登場
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打ち合わせも進み、ランチしながら続きの打ち合わせする事になり四人でエレベーターに乗り込む・・・
すると途中でホスト風偽王子が乗り込んでくる。
直ぐに私に気付くと笑顔を振りまくホスト・・・
その瞬間、私の隣を見て固まったまま動かなくなるホスト風偽王子。
「あ、葵・・・・!?」
泣きそうな小さな声が隣から聞こえてくる。
「久し振り、山野さん。」
ふわりと緩くカールした髪が揺れる。
甘ったるい綿菓子みたいな山野さんがモジモジしながらホストをチラチラ見てる。
「武田、もしかして山野さんと知り合いなの?」
眼鏡くんがホストに興味津々で聞いてくる
「大学の後輩だったんだ。」
私は、二人のただならぬ雰囲気にモヤモヤしてしまう
そのままエレベーターが一階に到着したので全員で降りる、すると私の隣にいた山野さんが強引にホストの腕を掴む。
「葵・・ちょっとだけ、話ししたいんだけど?」
何故か冷たい視線を彼女に向けているホスト・・・
「今更俺の方は話す事ないけど・・・・」
その言葉を悲しそうに聞いている綿菓子女こと山野
そんな見るからに訳ありな雰囲気の2人に釘付けになってる眼鏡くんと私。
そんな私の心情を読み取ったのか眼鏡くんと目が合ってしまった。
すると突然、眼鏡くんが爆弾発言する!
「武田、良かったらお前も一緒にランチする?」
眼鏡くん、お節介にも何故ホストを誘う!!
波風立てようと思ってる?
お前、絶対楽しんでるだろ?
・・・何故誘う!?
絶対、二人は只の先輩後輩ってだけの関係じゃない事は分かりきってるのに・・・
隣の綿菓子女は嬉しそうに頬を染めてるけど。
私は思わず眼鏡くんを睨み付けてしまった。
途端に嬉しそうに綿菓子女の瞳がウルウル輝きだす。
「あの・・・葵も一緒にランチいいんですか?」
甘ったるく上目遣いで眼鏡くんに微笑む
眼鏡くん、お前、顔が真っ赤になってるぞ!!
女に免疫ないからか簡単に騙されそうだな・・・
あおい・・・・。
呼び捨てするような仲なんだろうな・・・
彼女を一言で表現するなら綿菓子。
甘くてふわふわしていて色白な可愛らしい容姿。男が守ってあげたくなる雰囲気を醸し出してる。
格好つけるように眼鏡くんが仕切り始める
「大体は打ち合わせも終わったし、俺は武田が一緒でも気にしないけど・・・山田さん一緒でもいい?」
絶対、私の反応を楽しんでるだろう眼鏡!!
最早、お前も私の敵かよ?
「私は、構いませんけど、でも佐藤さんもいらっしゃいますし・・・・」
バーコードはどうすんだ!?
考えて喋ろ!!眼鏡!!
「あっ、僕はこれから一旦報告で本社に戻りますんで若い皆さんで食事楽しんで下さい!」
爽やかに微笑む七三分けバーコード。
空気を読んで引くとか、何ってイイ奴なんだ!!
すると先程から静観していたホストが口を開く
「俺は花子ちゃんとランチ出来るなら嬉しいけど!!かえって俺も一緒じゃ迷惑じゃない?」
「私は久し振りに葵と一緒にランチしたい!遠慮しないでよ!葵!!」
ホストを繋ぎ止めようと必死な綿菓子女だけど、ねぇ、聞いてた!?
勘違いしてない?ホストは私と一緒だと嬉しいって言ってたんだよ!?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーー
何だかんだとこの4人のメンバーでランチする事になった。
ホスト風偽王子は私の隣をガッチリキープしている。
ホストの目の前に綿菓子女、隣は眼鏡くんという座席で座っている。
「あの、さっきから凄く気になってるんだけど・・・山田さんと葵の関係って何なんですか?
昔から葵は面食いだったから、まさかと思いますけど付き合ったりしてないですよね?」
・・・・・!?
綿菓子女!?もしかして喧嘩売ってる?言葉に棘があるよね!?
「花子ちゃんは俺の好きな人だよ!」
ホストの言葉に驚きを隠せないようで、何度も私とホストを交互にチラチラと見てる。
「山田さんって、葵の彼女なの?」
彼女の目が嫉妬で濁ってる気がする・・・
「私は、「そんな事、山野さんには関係ないよね?これ以上俺達の仲に深入りしてほしくないんだけど!!」
話の途中で割って入ってくるホスト・・・
ピキーンと張り詰めた空気が妙に息苦しくなってくる。
すると途中でホスト風偽王子が乗り込んでくる。
直ぐに私に気付くと笑顔を振りまくホスト・・・
その瞬間、私の隣を見て固まったまま動かなくなるホスト風偽王子。
「あ、葵・・・・!?」
泣きそうな小さな声が隣から聞こえてくる。
「久し振り、山野さん。」
ふわりと緩くカールした髪が揺れる。
甘ったるい綿菓子みたいな山野さんがモジモジしながらホストをチラチラ見てる。
「武田、もしかして山野さんと知り合いなの?」
眼鏡くんがホストに興味津々で聞いてくる
「大学の後輩だったんだ。」
私は、二人のただならぬ雰囲気にモヤモヤしてしまう
そのままエレベーターが一階に到着したので全員で降りる、すると私の隣にいた山野さんが強引にホストの腕を掴む。
「葵・・ちょっとだけ、話ししたいんだけど?」
何故か冷たい視線を彼女に向けているホスト・・・
「今更俺の方は話す事ないけど・・・・」
その言葉を悲しそうに聞いている綿菓子女こと山野
そんな見るからに訳ありな雰囲気の2人に釘付けになってる眼鏡くんと私。
そんな私の心情を読み取ったのか眼鏡くんと目が合ってしまった。
すると突然、眼鏡くんが爆弾発言する!
「武田、良かったらお前も一緒にランチする?」
眼鏡くん、お節介にも何故ホストを誘う!!
波風立てようと思ってる?
お前、絶対楽しんでるだろ?
・・・何故誘う!?
絶対、二人は只の先輩後輩ってだけの関係じゃない事は分かりきってるのに・・・
隣の綿菓子女は嬉しそうに頬を染めてるけど。
私は思わず眼鏡くんを睨み付けてしまった。
途端に嬉しそうに綿菓子女の瞳がウルウル輝きだす。
「あの・・・葵も一緒にランチいいんですか?」
甘ったるく上目遣いで眼鏡くんに微笑む
眼鏡くん、お前、顔が真っ赤になってるぞ!!
女に免疫ないからか簡単に騙されそうだな・・・
あおい・・・・。
呼び捨てするような仲なんだろうな・・・
彼女を一言で表現するなら綿菓子。
甘くてふわふわしていて色白な可愛らしい容姿。男が守ってあげたくなる雰囲気を醸し出してる。
格好つけるように眼鏡くんが仕切り始める
「大体は打ち合わせも終わったし、俺は武田が一緒でも気にしないけど・・・山田さん一緒でもいい?」
絶対、私の反応を楽しんでるだろう眼鏡!!
最早、お前も私の敵かよ?
「私は、構いませんけど、でも佐藤さんもいらっしゃいますし・・・・」
バーコードはどうすんだ!?
考えて喋ろ!!眼鏡!!
「あっ、僕はこれから一旦報告で本社に戻りますんで若い皆さんで食事楽しんで下さい!」
爽やかに微笑む七三分けバーコード。
空気を読んで引くとか、何ってイイ奴なんだ!!
すると先程から静観していたホストが口を開く
「俺は花子ちゃんとランチ出来るなら嬉しいけど!!かえって俺も一緒じゃ迷惑じゃない?」
「私は久し振りに葵と一緒にランチしたい!遠慮しないでよ!葵!!」
ホストを繋ぎ止めようと必死な綿菓子女だけど、ねぇ、聞いてた!?
勘違いしてない?ホストは私と一緒だと嬉しいって言ってたんだよ!?
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何だかんだとこの4人のメンバーでランチする事になった。
ホスト風偽王子は私の隣をガッチリキープしている。
ホストの目の前に綿菓子女、隣は眼鏡くんという座席で座っている。
「あの、さっきから凄く気になってるんだけど・・・山田さんと葵の関係って何なんですか?
昔から葵は面食いだったから、まさかと思いますけど付き合ったりしてないですよね?」
・・・・・!?
綿菓子女!?もしかして喧嘩売ってる?言葉に棘があるよね!?
「花子ちゃんは俺の好きな人だよ!」
ホストの言葉に驚きを隠せないようで、何度も私とホストを交互にチラチラと見てる。
「山田さんって、葵の彼女なの?」
彼女の目が嫉妬で濁ってる気がする・・・
「私は、「そんな事、山野さんには関係ないよね?これ以上俺達の仲に深入りしてほしくないんだけど!!」
話の途中で割って入ってくるホスト・・・
ピキーンと張り詰めた空気が妙に息苦しくなってくる。
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