35 / 71
旅立ち
旅立ち(後編)
しおりを挟む
俺がリーフィアたちのところに着くとちょうど説明が終わったらしく、静かになっていたので俺は例の火龍退治の報酬金の金貨百五十枚の使い道について聞いた。
「火龍を退治した報酬で金貨150枚を貰うんだけど、どうする?」
「金貨百五十枚ですか。多いですね」
「どうでもいい!!」
「家を買うのは反対」
そう、マギナが顔を顰めて言ったので何で家を買うのが反対なのか俺は気になったので俺は聞いた。
「何で家を買うのは反対なんだ?」
「冒険をしないと勇者に相応しいどうか解らない。それにいろいろな所で旅をすると何か面白いものが発見できる」
「まあ勇者に相応しい云々は置いといて。買った家の方は拠点ということにしてそこでいったん支度をして旅をするなり冒険するなりすれば良いんじゃないのか?」
「それもそう。だったら家を買うならベルンがお勧め。普通サイズの家と土地なら庭付きでも金貨百五十枚も払えるならかなりお釣りが来る。それにみんなが分担して狩りと冒険者稼業をやれば十分、実験道具代と旅費が稼げるし、治安も抜群に良い」
「ど、同居!ついにこの時が来ましたか」
俺はリーフィアをからかいたかったが、からかうと話が逸れそうなのでスルーし俺はマギナに聞いた。
「そういえばベルンはマギナの故郷だったっけ。どんなところなんだ」
「そう。ベルンはわたしの故郷。ベルンはオウター家が治める土地の中心地でベルンは通称、賢者の町と呼ばれている。たまに第二の首都と呼ばれたりもする。何故ベルンが賢者の町と呼ばれているかというと主に二つ理由がある。一つ目は、賢者の住まう町だから。ベルンは賢者つまりオウター家《賢者》の者が代々住んでいる。
「二つ目は賢者になれる町だから。なぜ賢者になれる町かというとベルンには学校という学問や読み書きを学ぶ場所があるのと図書館という本がいっぱい蔵書されていて貸し借りできる施設があるから。だから、ベルンの住人はほぼ全員が読み書きは完璧に出来る。それに、図書館があるからかなりいろいろな知識を持っている。これらのことからベルンの町の人は下手な商人よりもいろいろ知っている。といわれたりもする」
「へー賢者の町か。やっぱりオウター家の積み上げた知識や技術を学校や図書館で公開したりしてるのか?」
「うん。でも、全部は公開してない。さすがに今公開すると時代が加速しすぎるとか、学問に革命が起きちゃうとかそういう技術や知識は公開しない」
「オウター家って物騒だな」
「ヒョウガは失礼」
「まあでもベルンで家でも買って住んでみるか。じゃあベルンに向かおう!!」
「おう!!」
「じゃあベルンへの行き方と必要な交通費などもろもろ聞いてきますね」
「リーフィアが行く必要はない。ユニコーンと馬車を買ってくる」
「ちょっと待っててお金を下ろして来るわ」
「問題ない。お金なら有り余ってるから、そ、そのおごりってことで大丈夫」
今のマギナが超可愛かった。「そ、その」のところだけまさに幼女という感じの声だった。声優で例えるなら小倉さんとか日高さんとかだね。そんなことを思っていると斜め前でブツブツとリーフィアが光の無い目でつぶやいていた。
いやおごりにしなかったからってそこまで落ち込まなくてもいいだろ。ちなみに主な内容は「貸してあげるじゃなくて、素直におごりにすればよかった」と「でも、あれは村の人が働いて治めた税金の一部なんだから村の人にも悪いから貸すので良かった」と「言い訳ですね、こんなの。最低な女子です。わたし」である。しかもこの内容を挙げた順番に言っていき最後まで行くとまた最初に戻ってを繰り返しループさせている。
そういえばループといえばハル○だな。あの夏休みの奴どうせキスあたりでループ抜けるんだろうなと思ってたら全然違かったんだよな。たしかー・・。そうだ宿題だ。宿題で抜けられたんだよね。
いかんいかん。またアニメの事を考えてしまった。もう限界かもな。家を買ったら自室にパソコンとラノベを本棚ごと召喚しよう。引きこもる可能性に関しては多分大丈夫だよね。だって前はちゃんと日常生活していたから、こっちでも大丈夫なはず。
そんなことを考えたりボーっとしたりしながら一時間経った。現在時刻は1時26分である。腹が減ったなー食べ物が来たりしてくれないかな。そんな風に冗談を混ぜながら腹が減ったと思っていると願いが通じたのかマギナが両手に葉に包まれたサンドウィッチをもって帰って来た。「どうぞ」と言いながら渡してくるマギナからサンドウィッチを貰うと俺は貰ってからすぐに腹が減ってるのでサンドウィッチにかぶりついた。するとどっかで食ったことがある薄い肉とキャベツの味だった。
恐らくここで食ったことがあるのは爆走牛と耳長猪《じちょういのしし》しかないし、耳長猪は残念ながらくそまずかったので恐らく爆走牛だろう。というかなんでレタスじゃなくてキャベツなんだよ。そんな風に心の中で文句をいいながらも俺は真っ先におなかいっぱいに食べて、みんなが食べ終わるのを待った。マギナは少食なのか、ちびちびと食べ一つサンドウィッチを食べ終わると話し始めた。
「ユニコーンと馬車を買った。冒険組合の近くにクリスティーネが留めてる。だからすぐに行こう」
「おう!!」
こうして俺たちは冒険者ギルドから出た。
「火龍を退治した報酬で金貨150枚を貰うんだけど、どうする?」
「金貨百五十枚ですか。多いですね」
「どうでもいい!!」
「家を買うのは反対」
そう、マギナが顔を顰めて言ったので何で家を買うのが反対なのか俺は気になったので俺は聞いた。
「何で家を買うのは反対なんだ?」
「冒険をしないと勇者に相応しいどうか解らない。それにいろいろな所で旅をすると何か面白いものが発見できる」
「まあ勇者に相応しい云々は置いといて。買った家の方は拠点ということにしてそこでいったん支度をして旅をするなり冒険するなりすれば良いんじゃないのか?」
「それもそう。だったら家を買うならベルンがお勧め。普通サイズの家と土地なら庭付きでも金貨百五十枚も払えるならかなりお釣りが来る。それにみんなが分担して狩りと冒険者稼業をやれば十分、実験道具代と旅費が稼げるし、治安も抜群に良い」
「ど、同居!ついにこの時が来ましたか」
俺はリーフィアをからかいたかったが、からかうと話が逸れそうなのでスルーし俺はマギナに聞いた。
「そういえばベルンはマギナの故郷だったっけ。どんなところなんだ」
「そう。ベルンはわたしの故郷。ベルンはオウター家が治める土地の中心地でベルンは通称、賢者の町と呼ばれている。たまに第二の首都と呼ばれたりもする。何故ベルンが賢者の町と呼ばれているかというと主に二つ理由がある。一つ目は、賢者の住まう町だから。ベルンは賢者つまりオウター家《賢者》の者が代々住んでいる。
「二つ目は賢者になれる町だから。なぜ賢者になれる町かというとベルンには学校という学問や読み書きを学ぶ場所があるのと図書館という本がいっぱい蔵書されていて貸し借りできる施設があるから。だから、ベルンの住人はほぼ全員が読み書きは完璧に出来る。それに、図書館があるからかなりいろいろな知識を持っている。これらのことからベルンの町の人は下手な商人よりもいろいろ知っている。といわれたりもする」
「へー賢者の町か。やっぱりオウター家の積み上げた知識や技術を学校や図書館で公開したりしてるのか?」
「うん。でも、全部は公開してない。さすがに今公開すると時代が加速しすぎるとか、学問に革命が起きちゃうとかそういう技術や知識は公開しない」
「オウター家って物騒だな」
「ヒョウガは失礼」
「まあでもベルンで家でも買って住んでみるか。じゃあベルンに向かおう!!」
「おう!!」
「じゃあベルンへの行き方と必要な交通費などもろもろ聞いてきますね」
「リーフィアが行く必要はない。ユニコーンと馬車を買ってくる」
「ちょっと待っててお金を下ろして来るわ」
「問題ない。お金なら有り余ってるから、そ、そのおごりってことで大丈夫」
今のマギナが超可愛かった。「そ、その」のところだけまさに幼女という感じの声だった。声優で例えるなら小倉さんとか日高さんとかだね。そんなことを思っていると斜め前でブツブツとリーフィアが光の無い目でつぶやいていた。
いやおごりにしなかったからってそこまで落ち込まなくてもいいだろ。ちなみに主な内容は「貸してあげるじゃなくて、素直におごりにすればよかった」と「でも、あれは村の人が働いて治めた税金の一部なんだから村の人にも悪いから貸すので良かった」と「言い訳ですね、こんなの。最低な女子です。わたし」である。しかもこの内容を挙げた順番に言っていき最後まで行くとまた最初に戻ってを繰り返しループさせている。
そういえばループといえばハル○だな。あの夏休みの奴どうせキスあたりでループ抜けるんだろうなと思ってたら全然違かったんだよな。たしかー・・。そうだ宿題だ。宿題で抜けられたんだよね。
いかんいかん。またアニメの事を考えてしまった。もう限界かもな。家を買ったら自室にパソコンとラノベを本棚ごと召喚しよう。引きこもる可能性に関しては多分大丈夫だよね。だって前はちゃんと日常生活していたから、こっちでも大丈夫なはず。
そんなことを考えたりボーっとしたりしながら一時間経った。現在時刻は1時26分である。腹が減ったなー食べ物が来たりしてくれないかな。そんな風に冗談を混ぜながら腹が減ったと思っていると願いが通じたのかマギナが両手に葉に包まれたサンドウィッチをもって帰って来た。「どうぞ」と言いながら渡してくるマギナからサンドウィッチを貰うと俺は貰ってからすぐに腹が減ってるのでサンドウィッチにかぶりついた。するとどっかで食ったことがある薄い肉とキャベツの味だった。
恐らくここで食ったことがあるのは爆走牛と耳長猪《じちょういのしし》しかないし、耳長猪は残念ながらくそまずかったので恐らく爆走牛だろう。というかなんでレタスじゃなくてキャベツなんだよ。そんな風に心の中で文句をいいながらも俺は真っ先におなかいっぱいに食べて、みんなが食べ終わるのを待った。マギナは少食なのか、ちびちびと食べ一つサンドウィッチを食べ終わると話し始めた。
「ユニコーンと馬車を買った。冒険組合の近くにクリスティーネが留めてる。だからすぐに行こう」
「おう!!」
こうして俺たちは冒険者ギルドから出た。
0
あなたにおすすめの小説
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
ガチャで領地改革! 没落辺境を職人召喚で立て直す若き領主
雪奈 水無月
ファンタジー
魔物大侵攻《モンスター・テンペスト》で父を失い、十五歳で領主となったロイド。
荒れ果てた辺境領を支えたのは、幼馴染のメイド・リーナと執事セバス、そして領民たちだった。
十八歳になったある日、女神アウレリアから“祝福”が降り、
ロイドの中で《スキル職人ガチャ》が覚醒する。
ガチャから現れるのは、防衛・経済・流通・娯楽など、
領地再建に不可欠な各分野のエキスパートたち。
魔物被害、経済不安、流通の断絶──
没落寸前の領地に、ようやく希望の光が差し込む。
新たな仲間と共に、若き領主ロイドの“辺境再生”が始まる。
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる