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旅
山龍《ベヒモス》
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そして起きている俺をなぜか無視して起きたリーフィアたちは、「おなかがへった!!」というウンディーネの一言によりウンディーネになにか教えた後に食堂に向かっていった。
「あれれれれーおっかしいーぞー」やばい。高校生が言うととても痛い。しかも、恥ずかしい。よくあの名探偵はいえるな。というか、それを高校生が言っている時点でもうおかしい点だよな!!もう末期かもしれない。アニメと切り離されたせいで、朝からネタをぶっこみまくっている。神よ。俺がおかしくなって暴走する前にアニメを。ラノベを。
まあ冗談はほどほどにしよう。ふざけてコナ○風に言ってみたがおかしいのは事実だ。なぜ?リーフィアは俺を無視したんだ?俺は特にリーフィアたちに対してリーフィアたちに起きている間何もやっていない。俺は何をやらかしたんだろう。女の子は難しい。難しすぎる。
いや、待てよ。俺は特にリーフィアたちに対してリーフィアたちに起きている間何もやっていない。つまり、寝ている間には俺はやらかしてしましそうなったわけだがもしかしたら起きてたんじゃないのリーフィアは。リーフィアは俺と同じでとても緊張してたし。この感じで考えて行くと、冒険者といっても、貴族の女子であるマギナも寝れなかったんじゃ。ということはウンディーネも。と思ったのだが、ウンデイーネには緊張する要素が無いし、何か教えていたのはこのことだろう。
要するに、手を出そうとしたので嫌われた。ということだろう。最悪、恋人関係は解消していいから、友達ぐらいには戻して欲しい。魔人がらみのこともあるが、普通にお近づきになりたい。元いた世界ではモテなかったのでそのような高望みをしなかったかもしれないが、この世界だとモテそうなのでこれぐらいは望ませてほしい。
そんなことを思った後、俺が食堂に行きトレイをもらってみんなの席に行くとリーフィアにいわれた。
「あ、そういえばヒョウガを起こし忘れてた。どこ行ってたんですか。布団にいませんでしたよね。ま、まさか変なお店に行ってたりとかしてたんですか?」
「いや、俺はみんなと一緒の部屋にいたよ」
「す、すみません//」
「気づかなかった。お見事」
「いたのー?」
なにそのヒドイオチは。というか、そっちの方が傷つく。まあ俺の心が痛むだけで、関係は維持できるのだから別に良かったな。うん、良かった。良かったんだ。ちなみにいつの間にか朝食は食べ終わっていた。
確か朝食は、ご飯と、きゅうりの漬物と豚肉だった。それ以外はあまり覚えていない。だが、皿に生姜が残っていたので豚の生姜焼きだったんだと思う。そして俺たちはカウンターにトレイを置いてクリスティーネさんの部屋に行った。そこでマギナが扉の前で「行く」とクリスティーネさんに言うと、扉がものすごい勢いで開きクリスティーネさんは飛び出していった。
ちなみに、マギナはそれが解っていたのか言うなり左に寄っていた。メイドか執事か知らないけど、ご主人に気を使わせてはいけないと思うんだが。まあそんなことは良いか。俺たちは普通のペースで階段を下り、食堂などを歩いていって宿屋を出たのだが、そこには馬車と御者の乗るスペースに乗るクリスティーネさんの姿があった。
え、早すぎない?そんな風に俺が思っていることなど露知らずマギナは俺の手を引いて馬車に入った。もちろん馬車の内装などは変わっておらず、相変わらず豪華だった。入るとマギナがマギナの隣をポンポンと叩いていた。リーフィアと同じく隣に座って欲しいのだろう。なので隣に座ることにした。
隣に座ると反対の声やウンディーネが隣に座ってきそうだったが、なぜかそういったことは無く向かいの席におとなしく座った。まあもともとリーフィアはそういうキャラでも無いしな。それでマギナは「出発」以外は話さずに数時間は過ぎていく。もしかしたら、喋りたくないから隣に座ったのかな?あの胸当て作戦以外は向かい合っているほうがいいからね。
そしてそんなことを思ってから数分が過ぎるとマギナが耳打ちしてきた。
「敵襲。前方に一体。でかい」
「解ったけど別にマギナ一人でよくないか」
「あの推理が本当だとするとまずい。念のため」
いつもの無表情とは違い微妙に焦っている表情に見えたので、まあ二人居ても問題ないかな。と思い俺はマギナと一緒に出た。すると山と見間違えるような姿がそこにはあった。まるで岩のように表面がゴツゴツしており、岩が動いているかのように錯覚させる。顔の二つの穴から空気が吸われていく。そしてそいつは雄たけびをあげた。
「PuuuuuUuuuuuuuuuuuuuuuuum!!!!!!!!」
凄い大きな雄たけびだった。マギナがさりげなく渡してくれた耳栓が無かったら確実に鼓膜があっけなく破れていただろう。するとマギナが俺に指示を出しながら駆け出した。
「わたしでは火力がたりない。注意を惹きつけるから、お願い。あと、裏が弱点」
「解った!!!」
俺は頭の中でありがちだな。と思いつつ甲羅の底が弱いなら底が抜けてしまうんじゃないか?と思っていた。すぐに俺は思考を切り替え、どうやって倒すかについて考え出す。まずはひっくり返す。という方法だがそんな強度の土壁を作った後に刺せるかどうかわからないので却下。下から爆破するというはどうだろうか?と思ったがそれだとあとあと通行できなくなる。
それにしてもノロマだなー遅い遅い。待てよ?じゃあ下から剣山みたいのを作りだしてそのまま攻撃するか、それが良いな。じゃあ早速調べよう。手を振り上げてアプリを表示させてアプリでできた円を回しギャラリーを開く。検索の欄を押すと架空キーボードが表示された。架空キーボードで土の針と調べてエンターキを押す。
マギナとリーフィアは結局やっていることは同じなのだが、マギナだと安心感があるな。まあ火龍に追い回されてるのとベヒモスにあの危険なレーザー砲みたいな攻撃を俺に当たらないようにしているのでは違うか。いかんいかん話が逸れた俺は草原から剣山が出てくるのを想像し詠唱する。
「土よ従え!汝を針とし、今敵をぶっ刺せ!」
俺がそう言うとベヒモスの動きが止まった。倒せたかー。ふぅ。良かった。そしてマギナが止まり何かボッソっと言った。そしてマギナが戻っていったので俺はマギナの後に続き馬車に入った。
そうすると馬車は動き出した。俺はみんなから何も聞かれないので不思議に思っているとリーフィアが喋りだした。
「山賊ならヒョウガと一緒じゃなくても問題ないでしょう?」
「念のため」
「まさか、わざと連れ出したんじゃ」
「違う」
なぜか知らないが二人には山賊退治をしたことにしとくらしい。そんなことを不振に思いながらも乗っていること三十分。ついに都市が見えてきた。賢者の町ベルンだ。
「あれれれれーおっかしいーぞー」やばい。高校生が言うととても痛い。しかも、恥ずかしい。よくあの名探偵はいえるな。というか、それを高校生が言っている時点でもうおかしい点だよな!!もう末期かもしれない。アニメと切り離されたせいで、朝からネタをぶっこみまくっている。神よ。俺がおかしくなって暴走する前にアニメを。ラノベを。
まあ冗談はほどほどにしよう。ふざけてコナ○風に言ってみたがおかしいのは事実だ。なぜ?リーフィアは俺を無視したんだ?俺は特にリーフィアたちに対してリーフィアたちに起きている間何もやっていない。俺は何をやらかしたんだろう。女の子は難しい。難しすぎる。
いや、待てよ。俺は特にリーフィアたちに対してリーフィアたちに起きている間何もやっていない。つまり、寝ている間には俺はやらかしてしましそうなったわけだがもしかしたら起きてたんじゃないのリーフィアは。リーフィアは俺と同じでとても緊張してたし。この感じで考えて行くと、冒険者といっても、貴族の女子であるマギナも寝れなかったんじゃ。ということはウンディーネも。と思ったのだが、ウンデイーネには緊張する要素が無いし、何か教えていたのはこのことだろう。
要するに、手を出そうとしたので嫌われた。ということだろう。最悪、恋人関係は解消していいから、友達ぐらいには戻して欲しい。魔人がらみのこともあるが、普通にお近づきになりたい。元いた世界ではモテなかったのでそのような高望みをしなかったかもしれないが、この世界だとモテそうなのでこれぐらいは望ませてほしい。
そんなことを思った後、俺が食堂に行きトレイをもらってみんなの席に行くとリーフィアにいわれた。
「あ、そういえばヒョウガを起こし忘れてた。どこ行ってたんですか。布団にいませんでしたよね。ま、まさか変なお店に行ってたりとかしてたんですか?」
「いや、俺はみんなと一緒の部屋にいたよ」
「す、すみません//」
「気づかなかった。お見事」
「いたのー?」
なにそのヒドイオチは。というか、そっちの方が傷つく。まあ俺の心が痛むだけで、関係は維持できるのだから別に良かったな。うん、良かった。良かったんだ。ちなみにいつの間にか朝食は食べ終わっていた。
確か朝食は、ご飯と、きゅうりの漬物と豚肉だった。それ以外はあまり覚えていない。だが、皿に生姜が残っていたので豚の生姜焼きだったんだと思う。そして俺たちはカウンターにトレイを置いてクリスティーネさんの部屋に行った。そこでマギナが扉の前で「行く」とクリスティーネさんに言うと、扉がものすごい勢いで開きクリスティーネさんは飛び出していった。
ちなみに、マギナはそれが解っていたのか言うなり左に寄っていた。メイドか執事か知らないけど、ご主人に気を使わせてはいけないと思うんだが。まあそんなことは良いか。俺たちは普通のペースで階段を下り、食堂などを歩いていって宿屋を出たのだが、そこには馬車と御者の乗るスペースに乗るクリスティーネさんの姿があった。
え、早すぎない?そんな風に俺が思っていることなど露知らずマギナは俺の手を引いて馬車に入った。もちろん馬車の内装などは変わっておらず、相変わらず豪華だった。入るとマギナがマギナの隣をポンポンと叩いていた。リーフィアと同じく隣に座って欲しいのだろう。なので隣に座ることにした。
隣に座ると反対の声やウンディーネが隣に座ってきそうだったが、なぜかそういったことは無く向かいの席におとなしく座った。まあもともとリーフィアはそういうキャラでも無いしな。それでマギナは「出発」以外は話さずに数時間は過ぎていく。もしかしたら、喋りたくないから隣に座ったのかな?あの胸当て作戦以外は向かい合っているほうがいいからね。
そしてそんなことを思ってから数分が過ぎるとマギナが耳打ちしてきた。
「敵襲。前方に一体。でかい」
「解ったけど別にマギナ一人でよくないか」
「あの推理が本当だとするとまずい。念のため」
いつもの無表情とは違い微妙に焦っている表情に見えたので、まあ二人居ても問題ないかな。と思い俺はマギナと一緒に出た。すると山と見間違えるような姿がそこにはあった。まるで岩のように表面がゴツゴツしており、岩が動いているかのように錯覚させる。顔の二つの穴から空気が吸われていく。そしてそいつは雄たけびをあげた。
「PuuuuuUuuuuuuuuuuuuuuuuum!!!!!!!!」
凄い大きな雄たけびだった。マギナがさりげなく渡してくれた耳栓が無かったら確実に鼓膜があっけなく破れていただろう。するとマギナが俺に指示を出しながら駆け出した。
「わたしでは火力がたりない。注意を惹きつけるから、お願い。あと、裏が弱点」
「解った!!!」
俺は頭の中でありがちだな。と思いつつ甲羅の底が弱いなら底が抜けてしまうんじゃないか?と思っていた。すぐに俺は思考を切り替え、どうやって倒すかについて考え出す。まずはひっくり返す。という方法だがそんな強度の土壁を作った後に刺せるかどうかわからないので却下。下から爆破するというはどうだろうか?と思ったがそれだとあとあと通行できなくなる。
それにしてもノロマだなー遅い遅い。待てよ?じゃあ下から剣山みたいのを作りだしてそのまま攻撃するか、それが良いな。じゃあ早速調べよう。手を振り上げてアプリを表示させてアプリでできた円を回しギャラリーを開く。検索の欄を押すと架空キーボードが表示された。架空キーボードで土の針と調べてエンターキを押す。
マギナとリーフィアは結局やっていることは同じなのだが、マギナだと安心感があるな。まあ火龍に追い回されてるのとベヒモスにあの危険なレーザー砲みたいな攻撃を俺に当たらないようにしているのでは違うか。いかんいかん話が逸れた俺は草原から剣山が出てくるのを想像し詠唱する。
「土よ従え!汝を針とし、今敵をぶっ刺せ!」
俺がそう言うとベヒモスの動きが止まった。倒せたかー。ふぅ。良かった。そしてマギナが止まり何かボッソっと言った。そしてマギナが戻っていったので俺はマギナの後に続き馬車に入った。
そうすると馬車は動き出した。俺はみんなから何も聞かれないので不思議に思っているとリーフィアが喋りだした。
「山賊ならヒョウガと一緒じゃなくても問題ないでしょう?」
「念のため」
「まさか、わざと連れ出したんじゃ」
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