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1章・未来消滅

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兄は今日もプログラム排除隊の一員として奴らと戦っている。
「今日、午後4時30分にプログラム排除隊の一員の一人がお亡くなりになりました。
メメントモリの背後に迫った時にナイフで腹部を刺され死去しました。お名前は闇桜霊さんです。
今夜葬式が行われる模様です。」とアナウンサーが言った。
兄ではなかったことは喜ばしい。
しかし、一人死んだらチームが弱くなると思う。
今町内アナウンスが入った。
「東京都すべての交通機関、電気活動を停止します。理由はメメントモリ氏が殺されたことによって
起こる災害が数時間後に起こると予想されるからです。繰り返します。」
「お兄ちゃんが奴を殺したとしたら直にその災害を受けるじゃないか。助けに行かないと。」
私は現場へ行った。兄や仲間たちがゲームマスターとの戦いに苦戦していた。
私は病を患っているが動けないほどではなかったのでその場にあったナイフをゲームマスターの目に
刺したが死ななかった・・・
「桜、早く非難しろ。お兄ちゃんは後でついていくから。」と言って笑った。
目の前で爆発が起こった。そして私の方に向かってゲームマスターの首が飛んできた。
私は肉眼で見えるか見ないくらいのところの煙をじっと見た。
「えっ、ゲームマスターが首なしで動いている。お兄ちゃんは非難しろって言ってたけど、でも助けないと
家族なんだから。」
私は走り兄のもとに行って抱き着いた。
はずだった、ゲームマスターと一緒にワープしてしまった。
私は考えた。
いつか皆戻って来ると・・・
そして、2か月後。
プログラムは起動してしまった。
また兄たちは帰ってこなかった。そしてもう兄たちは帰ってこないとと思っていた。
家のチャイムが鳴った。
「誰だろう。」
私はドアを開けた。
「ただいま。」
「生きててよかった。」と言って私は抱き着いた。
「ゲームマスターは俺たちで殺した。だがプログラムは止められなかった。」
兄は笑いながらそう言った。 
「今からでも遅くないと思う。だからあの場所へ行こう。」
「そ、そうだな。」
私たちは、未来タワーに向かった。そしてなんの困難なく22階にあるプログラムの元へ行った。
「お兄ちゃん。あれを壊せば未来は平和になるの?。」
「多分な。」
私は兄にナイフを借りて、そのナイフで未来前進検閲プログラムが入ったパソコンに刺した。
そして画面が黒くなったと思っていたが・・・
画面を見たら、再起動までの秒数が出ていた。
あと3秒、2秒、1秒、0となった時にプログラムが再開してしまった。
「どうすればいいのお兄ちゃん。」
「俺に聞かれてもわからないよ。」
と言って画面を見て考えた。

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