23 / 23
眠り姫の起こし方 2 完
しおりを挟む
ライセは、映画のコマ送りのような世界を流れに任せて流されていた。
そしてついに、ひとつの場面に辿り着く。
そこには、今まさに剣を振り上げ自分の身を貫こうとする自分自身の姿があった。
「諦めるなー!」
ライセは右手を必死に伸ばし、心の底から叫んだ。
「姫のことが本気で好きなら、諦めるな!俺ぇぇえ!」
剣はその身に突き刺さり、鮮血が流れ落ちる。
「痛ってーー!」
ライセの剣はギリギリ軌道を変え、自身の左太腿に突き刺さる。
泣くほど痛いが、死ぬより全然マシだ。傷口に薬草を塗り、布を巻いて応急処置をする。
ライセはその場に大の字に寝ころがると、ゆっくり目を閉じた。
「サクラ、ちゃんと戻ってこれたよ」
ライセはそのまましばらく横になっていた。いつしか陽は沈み、夜空に星が輝きだす。
「姫。戻ってきてください、姫」
ライセはボソッと呟いた。
それからガバッと起き上がると、剣を両手で握りしめた。
「俺にはあなたが必要なんです。お願いです。戻ってきてください、姫!」
ライセは必死に願った。しかしどれだけ呼びかけようが、剣は何の反応も示さない。
疲れたライセは、再びバタンと倒れ込んだ。
「やっぱり無理だよ、サクラ」
ライセは再び目を閉じた。
それから不意にサクラに送り出された時のことを思い出す。正座でお説教なんて、いつ以来のことであっただろうか?
ライセはフッと微笑んだ。
「そういえば…」
あの時サクラが言っていたことを、ライセはやっと思い出す。
『ライセ、よく聞いて!』
サクラは仁王立ちで、正座するライセを見下ろしてくる。
「女の子はね、愛する王子様のキスで目覚めるものなのよ」
「…?でも俺は王家の者では…」
「バカね!」
サクラはライセの言葉を遮った。
「身分の話じゃないわよ。女の子の心の中にはね、皆んな運命の人が住んでるの。それが王子様!」
ライセの理解の範疇を超えた話だった。
「どうせ勝ち勝負なのよ。ライセの気持ちをドーンとぶつけるの!」
サクラは拳を振り上げ、力強く声を張り上げた。
「強気でドーンと!」
「なんだよ、勝ち勝負って」ライセは夜空を見上げながらハハッと笑った。
そしてガバッと立ち上がると足を肩幅に開き、大きく息を吸い込んで夜空に向けて声を限りに叫んだ。
「サクラー!俺はお前のことが好きだー!お前のいない人生なんて、俺は絶対にイヤだーー!」
告白の勢いのまま、ライセは剣の柄にキスをする。
その瞬間、剣から光が溢れだし、ライセは思わず目を閉じた。
「本当、イヤになるわね。どっちに告白したのか紛らわしくて、嬉しさも半減だわ」
眩い光のなか、聞き覚えのある声がライセの耳に届く。未だ光が収まらぬ中、ライセが必死に目を開くとひとりの少女と目が合った。
サクラ姫は拗ねた顔をして、プイと横を向く。
いつしか光は収まっていた。
ライセはアワワと焦りに焦った。
「俺はホントに姫のことが…」
「冗談よ」
サクラ姫はライセの言葉を遮ると、ライセにギュッと抱きついた。
「私もライセ、あなたが好きよ」
「俺も好きだ、サクラ」
ライセもサクラ姫のことを、ギュッと抱きしめるのだった。
***
ライセとサクラ姫は休憩を挟みながら夜通し歩き、朝日が昇るころに瘴気の門までやって来た。
案の定、瘴気が溢れ出している。幸い鬼は出現していない。
あの時は炎王が瘴気を吸い上げていたため気付かなかったが、かなり密度の濃い瘴気である。
「これは」
その時、瘴気の門の周辺に折れた剣が何本も散乱していることに、ライセが気付いた。
「あの男の仕業か」
魔法壁の性質上、衝撃を与え続ければ消滅するのは当たり前である。しかしその事実を知らない元近衛騎士団長が、それをやり遂げたその根気に敬意を表しそうになる。
「だけどこのまま放っておくと、次の炎王が誕生してもおかしくないわね」
サクラ姫が溜め息をついた。
「ああ、それでか」
ライセは納得した。
「あの男、異形の鬼と意思疎通をしているようだった。炎王化が始まっていたのかもしれないな」
元騎士団長は、鬼の軍勢が揃うまでこの地に留まっていた筈である。瘴気の影響を受け始めていたのだろう。
「私への復讐心が勝ってくれて、良かったてことなの?」
ドッシリと腰を落ち着けて準備をされていたら、今度は人間の魔王が誕生していたのかもしれない。
とはいえ、サクラ姫は複雑な心境であった。
「さて、どうするか」
ライセとサクラ姫はお互い顔を見合わせた。
ふとその時、ふたりのそばにある立派な大木にサクラ姫の目が惹かれた。
「あら、この木」
サクラ姫は大木のそばに近付き、幹に触れながら上まで見上げた。
「あの時の木ノ実と同じ力を感じる」
「あの時の種だ!」
ライセも見上げながら驚いた。
「こんなに立派に育ったのか」
「この木の力があれば、もしかして…」
サクラ姫が呟いた。
その時、一羽の小鳥がふたりの周囲を廻り、サクラ姫の足もとに一本の小枝を落とす。拾い上げると不思議な力が伝わってきた。
「力を貸してくれるのね」
サクラ姫は神木を見上げると「ありがとう」と頭を下げる。それから瘴気の門に近付くと、神木の小枝に有りったけの自分の力を込め、門の中に投げ入れた。
すると、瘴気の門は次第に萎んでいき、最後には綺麗さっぱり消滅した。
「終わったわ」
「終わったな」
ふたりは神木の幹に並んでもたれ掛かると、同時にその場に座り込んだ。
それからふたりは、少し照れくさそうに手を繋ぐ。
その時、ふたりの間の木の根元に文字のようなものがあるのを、サクラ姫が発見した。
「ここ、何か彫ってある」
「どれ?」
ライセは覗き込んだ。
『いつまでもおシアワセに サクラ』
神木が成長したためか字は歪んでしまっているが、それでも確かに読めた。
「サクラだ!」
「サクラは私たちならここに来ると、分かっていたのかしらね」
ライセとサクラ姫は顔を見合わせると、バチンと瞳が合った。お互いそのまま見つめ合うと、頬を紅く染めながら初めてのキスをした。
太陽の光も暖かな風も、ふたりを祝福するように優しく包み込む。
まるでサクラの祝福する声が聞こえてくるようであった。
完
***
「ライセが剣の柄にしたアレは、ノーカウントなんですからね!」
サクラ姫の乙女心は反論を受け付けませんので、あしからずご容赦ください。
おわり
そしてついに、ひとつの場面に辿り着く。
そこには、今まさに剣を振り上げ自分の身を貫こうとする自分自身の姿があった。
「諦めるなー!」
ライセは右手を必死に伸ばし、心の底から叫んだ。
「姫のことが本気で好きなら、諦めるな!俺ぇぇえ!」
剣はその身に突き刺さり、鮮血が流れ落ちる。
「痛ってーー!」
ライセの剣はギリギリ軌道を変え、自身の左太腿に突き刺さる。
泣くほど痛いが、死ぬより全然マシだ。傷口に薬草を塗り、布を巻いて応急処置をする。
ライセはその場に大の字に寝ころがると、ゆっくり目を閉じた。
「サクラ、ちゃんと戻ってこれたよ」
ライセはそのまましばらく横になっていた。いつしか陽は沈み、夜空に星が輝きだす。
「姫。戻ってきてください、姫」
ライセはボソッと呟いた。
それからガバッと起き上がると、剣を両手で握りしめた。
「俺にはあなたが必要なんです。お願いです。戻ってきてください、姫!」
ライセは必死に願った。しかしどれだけ呼びかけようが、剣は何の反応も示さない。
疲れたライセは、再びバタンと倒れ込んだ。
「やっぱり無理だよ、サクラ」
ライセは再び目を閉じた。
それから不意にサクラに送り出された時のことを思い出す。正座でお説教なんて、いつ以来のことであっただろうか?
ライセはフッと微笑んだ。
「そういえば…」
あの時サクラが言っていたことを、ライセはやっと思い出す。
『ライセ、よく聞いて!』
サクラは仁王立ちで、正座するライセを見下ろしてくる。
「女の子はね、愛する王子様のキスで目覚めるものなのよ」
「…?でも俺は王家の者では…」
「バカね!」
サクラはライセの言葉を遮った。
「身分の話じゃないわよ。女の子の心の中にはね、皆んな運命の人が住んでるの。それが王子様!」
ライセの理解の範疇を超えた話だった。
「どうせ勝ち勝負なのよ。ライセの気持ちをドーンとぶつけるの!」
サクラは拳を振り上げ、力強く声を張り上げた。
「強気でドーンと!」
「なんだよ、勝ち勝負って」ライセは夜空を見上げながらハハッと笑った。
そしてガバッと立ち上がると足を肩幅に開き、大きく息を吸い込んで夜空に向けて声を限りに叫んだ。
「サクラー!俺はお前のことが好きだー!お前のいない人生なんて、俺は絶対にイヤだーー!」
告白の勢いのまま、ライセは剣の柄にキスをする。
その瞬間、剣から光が溢れだし、ライセは思わず目を閉じた。
「本当、イヤになるわね。どっちに告白したのか紛らわしくて、嬉しさも半減だわ」
眩い光のなか、聞き覚えのある声がライセの耳に届く。未だ光が収まらぬ中、ライセが必死に目を開くとひとりの少女と目が合った。
サクラ姫は拗ねた顔をして、プイと横を向く。
いつしか光は収まっていた。
ライセはアワワと焦りに焦った。
「俺はホントに姫のことが…」
「冗談よ」
サクラ姫はライセの言葉を遮ると、ライセにギュッと抱きついた。
「私もライセ、あなたが好きよ」
「俺も好きだ、サクラ」
ライセもサクラ姫のことを、ギュッと抱きしめるのだった。
***
ライセとサクラ姫は休憩を挟みながら夜通し歩き、朝日が昇るころに瘴気の門までやって来た。
案の定、瘴気が溢れ出している。幸い鬼は出現していない。
あの時は炎王が瘴気を吸い上げていたため気付かなかったが、かなり密度の濃い瘴気である。
「これは」
その時、瘴気の門の周辺に折れた剣が何本も散乱していることに、ライセが気付いた。
「あの男の仕業か」
魔法壁の性質上、衝撃を与え続ければ消滅するのは当たり前である。しかしその事実を知らない元近衛騎士団長が、それをやり遂げたその根気に敬意を表しそうになる。
「だけどこのまま放っておくと、次の炎王が誕生してもおかしくないわね」
サクラ姫が溜め息をついた。
「ああ、それでか」
ライセは納得した。
「あの男、異形の鬼と意思疎通をしているようだった。炎王化が始まっていたのかもしれないな」
元騎士団長は、鬼の軍勢が揃うまでこの地に留まっていた筈である。瘴気の影響を受け始めていたのだろう。
「私への復讐心が勝ってくれて、良かったてことなの?」
ドッシリと腰を落ち着けて準備をされていたら、今度は人間の魔王が誕生していたのかもしれない。
とはいえ、サクラ姫は複雑な心境であった。
「さて、どうするか」
ライセとサクラ姫はお互い顔を見合わせた。
ふとその時、ふたりのそばにある立派な大木にサクラ姫の目が惹かれた。
「あら、この木」
サクラ姫は大木のそばに近付き、幹に触れながら上まで見上げた。
「あの時の木ノ実と同じ力を感じる」
「あの時の種だ!」
ライセも見上げながら驚いた。
「こんなに立派に育ったのか」
「この木の力があれば、もしかして…」
サクラ姫が呟いた。
その時、一羽の小鳥がふたりの周囲を廻り、サクラ姫の足もとに一本の小枝を落とす。拾い上げると不思議な力が伝わってきた。
「力を貸してくれるのね」
サクラ姫は神木を見上げると「ありがとう」と頭を下げる。それから瘴気の門に近付くと、神木の小枝に有りったけの自分の力を込め、門の中に投げ入れた。
すると、瘴気の門は次第に萎んでいき、最後には綺麗さっぱり消滅した。
「終わったわ」
「終わったな」
ふたりは神木の幹に並んでもたれ掛かると、同時にその場に座り込んだ。
それからふたりは、少し照れくさそうに手を繋ぐ。
その時、ふたりの間の木の根元に文字のようなものがあるのを、サクラ姫が発見した。
「ここ、何か彫ってある」
「どれ?」
ライセは覗き込んだ。
『いつまでもおシアワセに サクラ』
神木が成長したためか字は歪んでしまっているが、それでも確かに読めた。
「サクラだ!」
「サクラは私たちならここに来ると、分かっていたのかしらね」
ライセとサクラ姫は顔を見合わせると、バチンと瞳が合った。お互いそのまま見つめ合うと、頬を紅く染めながら初めてのキスをした。
太陽の光も暖かな風も、ふたりを祝福するように優しく包み込む。
まるでサクラの祝福する声が聞こえてくるようであった。
完
***
「ライセが剣の柄にしたアレは、ノーカウントなんですからね!」
サクラ姫の乙女心は反論を受け付けませんので、あしからずご容赦ください。
おわり
0
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(3件)
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
冷遇王妃はときめかない
あんど もあ
ファンタジー
幼いころから婚約していた彼と結婚して王妃になった私。
だが、陛下は側妃だけを溺愛し、私は白い結婚のまま離宮へ追いやられる…って何てラッキー! 国の事は陛下と側妃様に任せて、私はこのまま離宮で何の責任も無い楽な生活を!…と思っていたのに…。
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
愛する夫が目の前で別の女性と恋に落ちました。
ましゅぺちーの
恋愛
伯爵令嬢のアンジェは公爵家の嫡男であるアランに嫁いだ。
子はなかなかできなかったが、それでも仲の良い夫婦だった。
――彼女が現れるまでは。
二人が結婚して五年を迎えた記念パーティーでアランは若く美しい令嬢と恋に落ちてしまう。
それからアランは変わり、何かと彼女のことを優先するようになり……
次期国王様の寵愛を受けるいじめられっこの私と没落していくいじめっこの貴族令嬢
さら
恋愛
名門公爵家の娘・レティシアは、幼い頃から“地味で鈍くさい”と同級生たちに嘲られ、社交界では笑い者にされてきた。中でも、侯爵令嬢セリーヌによる陰湿ないじめは日常茶飯事。誰も彼女を助けず、婚約の話も破談となり、レティシアは「無能な令嬢」として居場所を失っていく。
しかし、そんな彼女に運命の転機が訪れた。
王立学園での舞踏会の夜、次期国王アレクシス殿下が突然、レティシアの手を取り――「君が、私の隣にふさわしい」と告げたのだ。
戸惑う彼女をよそに、殿下は一途な想いを示し続け、やがてレティシアは“王妃教育”を受けながら、自らの力で未来を切り開いていく。いじめられっこだった少女は、人々の声に耳を傾け、改革を導く“知恵ある王妃”へと成長していくのだった。
一方、他人を見下し続けてきたセリーヌは、過去の行いが明るみに出て家の地位を失い、婚約者にも見放されて没落していく――。
三年の想いは小瓶の中に
月山 歩
恋愛
結婚三周年の記念日だと、邸の者達がお膳立てしてくれた二人だけのお祝いなのに、その中心で一人夫が帰らない現実を受け入れる。もう彼を諦める潮時かもしれない。だったらこれからは自分の人生を大切にしよう。アレシアは離縁も覚悟し、邸を出る。
※こちらの作品は契約上、内容の変更は不可であることを、ご理解ください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
最終話まで拝読しました。
道中の盛り上げ方、そして、そこからラストへの流れが絶妙でした。
彫られていたあの文字も、とてもいい味を出していましたし。最初から最後まで、楽しませていただきました。
おおー、良かったです(^^)なんせ初の投稿作品でしたので、何から何まで未熟で…それでも書き上げたという達成感がやっぱり嬉しくて、気に入って頂けたならとても嬉しいです。
時間軸に関するお話でしたので強引な部分もあったでしょうが、最後まで読んでいただき、本当にありがとうございましたm(_ _)m
本日、噂の魔剣士5まで拝読しました。
これは初めて拝読した時から予想(であり確信)していたことなのですが、やはりずっと面白いままですよ。
こちらでもしっかりとキャラクターさんが立ってますし、キャラクターさん同士の関係性も好きですし。気が変わる要素は、見当たりませんよ。
そう言って頂けると嬉しく思います(^^)最初はちゃんと、こんなに地の文書いてたんだなとか、本当自分で書いたとは思えません(T-T)ただストーリーは最初から最後まで、キチンと考えてから書いたので、しっかりしてると思いたい。今は行き当たりばったりなので、反省しないとな(-_-;)
噂の魔剣士1まで拝読しました。
序盤からスピード感があって、ほかの作品同様に、面白いと感じております。
戦闘描写や、キャラクターさん同士のやり取り、そして矢が刺さってしまう前後のシーンなどなど。ここまでにもどっさりと、見所がございました。
王道の中に作者様の色が絶妙な割合でちりばめられていて、拝読していて楽しいですね。
さっそく読んでいただいて本当にありがとうございますm(_ _)m久しぶりに自分でも目を通してみて、本当に自分で書いたのか、今の作風と違う気がして仕方ありません(-_-;)右も左も分からずに、ただひたすらに書き殴った作品ですが、最後まで気に入って貰えると凄く嬉しいです。最期の審判が下されるまで、ドキドキしながら待つことにします(^^)