異世界複利! 【単行本1巻発売中】 ~日利1%で始める追放生活~

蒼き流星ボトムズ

文字の大きさ
84 / 248

【転移84日目】 所持金542兆7512億1951万ウェン 「確かに複利は最強である、文明という名の保護膜に庇護されてさえいれば。」

しおりを挟む
首長国との国境沿いの街道を通っていた所、突然流民の群れが小川を越えて殺到してきた。
恐怖した俺達は慌てて進路を内陸側に転身させる。
連邦側が付けてくれた護衛小隊も相当驚いていたので、全くの不慮の事態だったらしい。
歴戦の猛者であるグリーブですら冷や汗をダラダラ流していたので、ヤバい事態だったらしい。


「申し訳ありません。
私の索敵ミスです。
もっと慎重なルートを選ぶべきでした。」


『やはりグリーブさんから見ても今の状況は危なかったですか?』


「敵意の無い民間人の群れというのが一番対処困難なのです。
まさか撃つ訳にも行きませんし。
かと言って囲まれてしまったら、ドミノ転倒事故が非常に起こり易いので。
距離を取るしか対応方法がありません。」


だろうな。
俺も馬車の窓越しに見ただけだが、流民たちはかなりの興奮状態にあった。
百歩譲ってアレが俺の支持者だったとしても、あの熱量に取り囲まれるのは恐怖でしかない。


その後も駆け付けたケルヒャーにグリーブが詫びを入れていたので、傭兵業界の常識ではかなり危険な状況だったらしい。



==========================


今、俺が目指しているのがオルデンブルクという街らしい。
どこかで聞いたような聞かなかったような響きだな…
と思って記憶を掘り返してたら…

ああ!
思い出した!
寝たきりで皆の会話を聞き取れなかったので《〇△ブルグ》と便宜的に呼んでいた領地だ。

ああ、申し訳ない。
オルデンブルク。
きっとかつてはオルデンブルクという名の家が統治していたのだな。

贖罪も兼ねて左右を見渡してみるが、あちらこちらにミュラー支持の横断幕が掲げられている。
そうかここも三公七民の恩恵を蒙ったのか。
一面焼け野原だが、道行く民衆の表情は明るい。
そりゃあ、税金が下がるんだから嬉しいだろう。
建物は民衆が自力で再建可能だ。
現に新しいバラックがチラホラ見える。
だが税金は民衆の自力では引き下げる事が出来ない。
統治者の妥協か絶滅かのどちらかが必要とされるからである。


小休止で馬と兵士を休ませていると、付近の村人が集まって来て礼を述べられる。


「憎き暴君のオルデンブルクめを討ち取って下さった事
改めて御礼申し上げます!
何卒、財務顧問閣下には今後共宜しくお願い致します。」


少なくとも俺が今、資料に目を通している限りはオルデンブルク卿の治世には何の問題もない。
六公四民の税率も軽くは無いが、暴君呼ばわりされる程の高税率ではない。
元々、連邦の平均年貢率は七公三民であったのだ。

まあ、軍事能力抜きにしてもミュラーが勝つよな。
俺だって税金半分にしてくれるのなら、喜んで横断幕を張るよ。



ああ、後。
ミュラーは服装がみすぼらしいのがいいよな。
女遊びに行く時以外は、ボロボロの皮鎧を着ている。
あれは質素PRにいい。

ドナルド曰く、俺の見た目も素晴らしいそうだ。
顔にある3つの大傷、車椅子に必死にしがみ付かないと用すら足せない。
この満身創痍っぷりを見ていると、金持ちに対する反発心が相当和らぐらしい。

もしも俺が五体満足なら、《どうせ親の遺産を継いだボンボンだろう?》と敵愾心を煽ってしまい兼ねないのだが、何せこの身体である。


《まだ若いのに財産を築くだけの修羅場を潜って来たのだろう!》


という畏敬を勝ち取ってしまうらしいのだ。
額の傷は便所で転んだだけのだが…
個人的にはコンプレックス以外の何物でもないのだが…
軍人や傭兵からのシンパシー獲得に絶大な威力を発揮してくれている。

俺の傷を見た瞬間。
明らかに軍人達が俺を仲間枠に入れてくれるのである。
財力の所為もあるのだろうが、この傷を負って以来、軍人達から意地悪をされたり冷淡に扱われたりしたことが本当に一度もない。
寧ろ、自分達のコミュニティから誕生したヒーローとして礼遇して貰えている。

無論、身体は治したいが、副産物に対しての感謝を怠るつもりはない。



==========================


ケルヒャー・グリーブ両部隊の綿密な索敵によって、トラブルなくオルデンブルク城に到着していた。
ミュラー翁もほぼ同時に到着。

いや違うな。
今やこの城はミュラーの居城の一つなのである。
そうか…
もうここはミュラー領なのか。



「おーう、金持ち少年!
体調はどうだ!?」


『落としたコインを拾える位には回復しました。』


「順調じゃなーい!
若いっていいねえ。
この分だと来週には全力疾走してるよ!」


『ありがとうございます。』



全力疾走は無理でも、自分の意志で脚を痙攣させるくらいの芸当は出来るかも知れないな。



「色々ありがとうな!
カネとか! カネとか! カネとか!
後、おススメの店も良かった!
自由都市は美人が多くて驚いたぞ!!」



そりゃあ、経済法則を鑑みればそうなるだろう。
美人は金持ちが囲ってしまうのだから。
長年経済発展を続けて、かつ国外から亡命貴人(エルデフリダ様とかね)を受け入れている自由都市のルックスレベルが向上するのは当然なのである。
コレットが俺に対して疑心暗鬼になる気持ちは分からないでもない。

彼女も日本の基準ならかなりの美人ではあるのだ。
成長すれば更に美しくなるだろう。
その旨を何度も伝えるのだが、額面通りに受け取ってくれなかった。


『…男は女にそこまで興味が無い。
仕事の邪魔さえしなければ、正直誰でもいい。
誰でもいいから不倫をするし、誰でもいいから不倫をしないのだ。
どれも一緒だからハーレムを作るし、どれも一緒だから一夫一妻を保持する。』


一度だけ、こんな趣旨の発言をしたことがある。
無論、出逢ったばかりの時の雑談でだ。
恐らく、この発言で俺は母娘に見込まれ、そして不安視されている。


男は忙しいんだよ。
仕事したり戦争したり友達と遊んだり深く思索したりラノベ読んだり。
何より女に夢中になるのに精一杯だから女如きに構っている暇がない。
(女の口と書いて「如き」である。)



「で、早速だが!
今から首長国領内に行ってくれんか?」



ほらね?
厄介事が多いでしょ?



『あのねえ。
ミュラー卿。

そういうのは然るべき役職に就いている人の仕事でしょう?
そもそも俺には首長国との接点がない!』


「え?
あるけど?」


『…ありませんよ。
入国したことすらないのに。』


「だって向こうがキミを指名しとるもの。」


『指名されたのはミュラー卿でしょう!』


「いやいや。
ワシの親分はキミだって言い続けてたら
《じゃあコリンズを出せ》
って話の流れでさあ。」


『いやいやいや!!
俺はアンタなんかの親分になった記憶はないですよ!!』



「だって、連邦全体がキミに喰わせて貰ってる状態だしなあ。
ぶっちゃけ、この国はキミによって購入済なんじゃよ?」



『こんな国、買った覚えなんてないですよ!!』



「だぁかぁらぁ。
そういう金額を受け取っちゃったんだって。
ハウザーの息子とも話し合ったんだけどさ。
キミの要求を呑み続ける以外にワシらに選択肢が無いのね?
これってもうキミの国じゃん?」


『じゃあ、要求しますよ!
首長国の民衆とは貴方達が話を付けて下さい!
領主は貴方でしょう!!』


「だからさあ。
その民衆たちが、キミに対して持って来たのよ。」


『持ってくる?
何を?』


「首。
見る?」



ミュラーが無造作に見せて来た首級は首長国の王族でベルトラン卿と言う。
アンリ王太子殿下とは従兄弟関係にあり、臨時総督としてこの地域へ赴任中に地元民に襲撃され惨殺された。
家族を伴っていなかったのは不幸中の幸いかも知れない。


「大切な事はさあ。
ベルトラン君の首級がワシじゃなくて、コリンズ君宛で届けられたことなのね?
この場合、ワシはキミの判断を仰がざるを得ないのよ。

どうする?
首長国へ行ってくれる?」


『もしも嫌だと言えばどうなるんですか?』


「君が根負けするまで首級が届き続けるんじゃない?
だってアイツらには他に選択肢が無いもの

王族殺しの暴徒として地域ごと粛清されるか
勝利して三公七民を勝ち取るか

他の選択肢があるのなら、ワシが知りたいくらい。」


『丸く収める方法はありますか?
俺は一応和平の使者を各勢力に送ってるんですけどね?
支援金と一緒に。』


「収まりはしないよ。
収まる訳ないだろう?
王族も殺された、大量の民衆も鎮圧戦で死んでいる。
矛先を収めた瞬間にソイツは死ぬよ?」


『…。』


「ただ、コリンズ君の話くらいはみんな聞いてくれるんじゃないかな?
もうカネを配ってるんじゃろ?」


『ええ、幾らかの資金投下を行なっております。』


「ハハハww
コリンズの君の事だから100億くらいバラ撒いたんじゃないの?
怖いなーーーwww」



悪いな、一兆ずつだ。



「人間、金持ちの話には耳を傾けるよ?
だって次のカネをくれるかも知れないじゃん。

ワシですらキミの言う事を忠実に聞いとるんじゃから!」



このジジーが言うと妙に説得力があるな。
そりゃあ、俺だってカネをくれそうな人には頭も下げるし、向こうが何か言ってたら聞き入るよ。
だってカネをくれる話かも知れないじゃない?



「ワシがガードするわ。
城下に一個大隊を集結させてある。
進軍しよう?」


『軍事侵攻は控えて下さるようお願いしたじゃないですか?』


「なあ、ワシは戦争のプロじゃ。
キミやキミの御両親が生まれる前から、ありとあらゆる戦場で戦い抜いて来た。

その経験から言わせて貰うけど。
キミが行かなきゃ、皆が死ぬよ?」



『皆とは?』


「皆と言ったら皆さ。
本当は理解出来ているんじゃろ、この状況を?」



『国境沿いまでは向かいます。
あくまで視察!
絶対越えませんからね!?』



「ふーん。
キミは自分の意志で越えると思うけど。」



『越えないって言ってるでしょう!
犠牲者が増えるだけです!』



「ふふふ。
2万ウェン賭けてもいいね。
国境の光景を見ればキミは真逆の事を言う。」



==========================


【所持金】  (リン・コリンズからは視認不能状態)

396兆1687億7337万ウェン
   ↓
396兆1687億7335万ウェン


※ミヒャエル・フォン・ミュラーに2万ウェンを授業料として支払


==========================



「なるほど?
で、部隊を進めていいんだね?

この河、一応国境なんだけど。
理解した上で言ってるんだね?」



『…ミュラー卿。
俺の護衛を依頼します。』



「──。

大隊前進ッ!!!」




最悪な事に、暴徒には指導者が存在しなかった。
目的も理念も規律も何もなく…


ただ狂ったように「サンコーナナミンッ!! サンコーナナミンッ!!」と絶叫し続けている。


ミュラーは行かなければ皆死ぬと言っていた。
あれは嘘だった。

少しでも話が通じそうな連中は《皆》殺され終わっていたからだ。



俺は馬車から乗り越えた軍輿の上で左右をゆっくり睥睨する。
群衆の顔、顔、顔、かお、顔、貌、かお、顔。

知性の欠片すら宿していそうな者は誰一人居なかった。
1人だけ利発そうな顔立ちをした者を遠目に見掛けたが、それは惨殺され終わった王族の晒し首だった。



粗野で、醜悪で、単純で、低俗で、卑劣で、強欲で、残忍な…

ごくごく平均的な無辜の民の素顔に俺は囲まれていた。



《ンディッド・スペシャルアンバサダー信徒》当が支払われました。》



越えねば人間世界の悲惨、越えたが故の我が破滅。
異世界転移84日目、俺は初めてカネの通じない相手に囲まれた。
確かに複利は最強である、文明という名の保護膜に庇護されてさえいれば。


醜い咆哮が各所で上がっている。
四方で卑劣な婦女暴行が発生している。
河を流れる赤ん坊の死体に投石して笑っているグループすら存在した。

それは紛れも無く、全てを費やして俺が救おうと試行錯誤してきた人々だった。
しおりを挟む
感想 26

あなたにおすすめの小説

どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜

サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。 〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。 だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。 〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。 危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。 『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』 いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。 すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。 これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。

少しの間、家から追い出されたら芸能界デビューしてハーレム作ってました。コスプレのせいで。

昼寝部
キャラ文芸
 俺、日向真白は義妹と幼馴染の策略により、10月31日のハロウィンの日にコスプレをすることとなった。  その日、コスプレの格好をしたまま少しの間、家を追い出された俺は、仕方なく街を歩いていると読者モデルの出版社で働く人に声をかけられる。  とても困っているようだったので、俺の写真を一枚だけ『読者モデル』に掲載することを了承する。  まさか、その写真がキッカケで芸能界デビューすることになるとは思いもせず……。  これは真白が芸能活動をしながら、義妹や幼馴染、アイドル、女優etcからモテモテとなり、全国の女性たちを魅了するだけのお話し。

盾の間違った使い方

KeyBow
ファンタジー
その日は快晴で、DIY日和だった。 まさかあんな形で日常が終わるだなんて、誰に想像できただろうか。 マンションの屋上から落ちてきた女子高生と、運が悪く――いや、悪すぎることに激突して、俺は死んだはずだった。 しかし、当たった次の瞬間。 気がつけば、今にも動き出しそうなドラゴンの骨の前にいた。 周囲は白骨死体だらけ。 慌てて武器になりそうなものを探すが、剣はすべて折れ曲がり、鎧は胸に大穴が空いたりひしゃげたりしている。 仏様から脱がすのは、物理的にも気持ち的にも無理だった。 ここは―― 多分、ボス部屋。 しかもこの部屋には入り口しかなく、本来ドラゴンを倒すために進んできた道を、逆進行するしかなかった。 与えられた能力は、現代日本の商品を異世界に取り寄せる 【異世界ショッピング】。 一見チートだが、完成された日用品も、人が口にできる食べ物も飲料水もない。買えるのは素材と道具、作業関連品、農作業関連の品や種、苗等だ。 魔物を倒して魔石をポイントに換えなければ、 水一滴すら買えない。 ダンジョン最奥スタートの、ハード・・・どころか鬼モードだった。 そんな中、盾だけが違った。 傷はあっても、バンドの残った盾はいくつも使えた。 両手に円盾、背中に大盾、そして両肩に装着したL字型とスパイク付きのそれは、俺をリアルザクに仕立てた。 盾で殴り 盾で守り 腹が減れば・・・盾で焼く。 フライパン代わりにし、竈の一部にし、用途は盛大に間違っているが、生きるためには、それが正解だった。 ボス部屋手前のセーフエリアを拠点に、俺はひとりダンジョンを生き延びていく。 ――そんなある日。 聞こえるはずのない女性の悲鳴が、ボス部屋から響いた。 盾のまちがった使い方から始まる異世界サバイバル、ここに開幕。 ​【AIの使用について】 本作は執筆補助ツールとして生成AIを使用しています。 主な用途は「誤字脱字のチェック」「表現の推敲」「壁打ち(アイデア出しの補助)」です。 ストーリー構成および本文の執筆は作者自身が行っております。

備蓄スキルで異世界転移もナンノソノ

ちかず
ファンタジー
久しぶりの早帰りの金曜日の夜(但し、矢作基準)ラッキーの連続に浮かれた矢作の行った先は。 見た事のない空き地に1人。異世界だと気づかない矢作のした事は? 異世界アニメも見た事のない矢作が、自分のスキルに気づく日はいつ来るのだろうか。スキル【備蓄】で異世界に騒動を起こすもちょっぴりズレた矢作はそれに気づかずマイペースに頑張るお話。 鈍感な主人公が降り注ぐ困難もナンノソノとクリアしながら仲間を増やして居場所を作るまで。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。

タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。 しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。 ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。 激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。

最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~

ある中管理職
ファンタジー
 勤続10年目10度目のレベルアップ。  人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。  すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。  なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。  チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。  探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。  万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。

クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる

アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。 でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。 でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。 その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。 そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。

処理中です...