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第二部 聖女
第二十八章 リンセス(挿絵あり)
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膠着した街の現状。それはまた豪勢な神官騎士のお出迎えだった。正確には神官騎士達というべきか。
ヒーラーが多すぎるんだが。
こんな編成は初めて見るな。ヒーラーなどどこも不足しているイメージだったがここにきて大盤振る舞いだ。俺が散々ディスった近接DPSもこの編成なら相当に強い。これが本来のスタイルか。
幸いというべきか魔法使いはほとんどいない。シノも今回は髑髏を顕現して火力に回っている。だがやはり手強いな。近接DPSを擁する編成で防御の陣を固めている。つまるところ大量のヒーラーに手が届かない。こちらに致命傷を与えれる近接が常にまとわりついている上にサポートが万全で数が減らせない。シノの魔法は強力だがヒーラーとは相性が悪い。そもそも魔法は神の加護と相性が悪い上にヒーラーは無駄に神の加護が多い。仕留めるなら近接で加護を削るか、爪と牙で加護を抜くしかない。
しかし手ごわいな。この素手近接、モンクでいいか、も老人以上に完成度が高い個体が居る。数は多くないがオーガを仕留める事が出来るのは脅威だ。幸い俺は交戦経験があるから衝撃を受け流しているがその頻度が高く衝撃を地面に流してもそのダメージが抜けきらない。それもそのはずコイツラはヒーラーの援護で打ち放題だものな。俺も相棒を短く持って対処しているがサブウェポンが欲しい所だ。打ち合うのではなく仕留めるためのショートソード。それに準じた武器が必要だな。
他の場所を見ても苦戦している。あの大盾もヒーラーの援護下では力を発揮しているようだ。盾というより壁か。それを展開して殴りつけている。あれもある意味近接DPSか。単体では弱いがこの環境下では色々な役割が出来ているようだ。
唯一の勝機は消耗だな。人間はどうしても疲労が出る。俺が相手にしているモンクも加護が陰ることはないが集中力が落ちている。事モンクの衝撃は集中が必須な領域だ。休息のために下がろうとはしているが俺が下がらせない。こいつはここで仕留める。脅威度はグレートソードに劣らない。追いつ詰めてでも殺す。
この膠着した状態を打開したのが爆炎だった。言葉通りの巨大な火の玉がヒーラーの一群を襲う。生成魔法かと思ったがそれだけではないようだ。銃声が混じっている。それもヒーラーを狙っているようだ
どういうことだ? この街は交易地で人間が死守するのはわかる。それを邪魔する人間が居るのか?
流石に神殿騎士たちの動きも慌ただしくなってきた。本来ならこのままこのモンクを仕留めたい所だが、この好機を逃がすわけには行かないか。俺は前衛を潜り抜けるとヒーラーに肉薄する。ここまでくれば剣はいらないか。相棒を鞘に納めて爪と牙に魔素を流す。一方的な蹂躙劇を思い描いていたが中々どうして爪は当てられても牙での死傷は防がれている。腕は食えても首が取れない。このままでは蘇生させられる。やはり生存に特化した構成は強いな。
俺が諦めに似た変な関心をしていると先ほどの生成火球が飛んでくる。これを発動しているのがエルフか。ゴブリンの方ではないな。確証はないが相方の方だろう。案の定ヘイトを稼いで狙われているな。
俺は一声咆哮を上げるとエルフに突っ込む。そして手でエルフを掴むと同時に視線を塞ぐ壁を大地の支配で立てる。
「ゴブリンか?」
一応確認するがやはり違うらしい。何かのジェスチャーをしているが言葉も表情も伝わらない。せめてシノが居れば何か助言があっただろうがどうしたものか。取り合えず下すとついてくるように促してくる。あまり協力関係を見せるのはコイツラの立場が悪くなると考えていたが、もうそういう状況は超えているようだな。俺は頷くとエルフについていく。シノはまだ戦闘中だな。いま髑髏の火力が抜けるのは得策ではない。俺だけで行くか。
着いたのは石造りの頑丈な建物だった。道中の魔物は俺がリンクで説得し、人間は蹴散らしてここまで来たがあまりいい雰囲気ではないな。拘置所かその類の建物だろう。地下から魔素を感じる。俺は石造りの建物に大地の支配を流すとその建物ごと放り投げた。
その地下室と思しき場所では変わり果てた姿のゴブリンが居た。
「旦那・・・?」
「生きているか?」
「はー。相変わらず無茶苦茶だな」
無茶苦茶なのはお前の姿だ。
「でもそっか。こいつを守ってくれたんだな。旦那を信じて良かった」
「その体は奇跡で治るのか?」
「無理だ。俺達に神の奇跡は振り向かない。
でもいいさ。俺はそんなものいらない。俺は魔物だ。ゴブリンだ。俺は望んでこうなったんだ。
良い時間だった。俺のくだらない人生より。何倍も。
ありがとうな旦那。あんたに会えて本当に良かった」
俺の返事を確認すると加護を展開する。子エルフとの最後の時間に使うのだろう。
「待たせたなダンナ」
その一声に流石の俺も驚きは隠せない。これはゴブリンの声ではない。女の声だ。子エルフの声か。
「脅かせちまったか。オレはこいつと一つになった。これからは一緒に生きるんだ」
金色だった髪が水色に、水色だった瞳が金色に輝いている。。エキゾチックな民族衣装は肌の露出が多い。肌の色の白も最初からだったか。
「そうか」
確かにコアが二つある。機能もしている。
「これからはオレの事はゴブリンプリンセスのリンセスって呼んでくれ」
(あの人がつけてくれた名前だから)
「確かにそのセンスはゴブリンのものだな」
「だろ。こいつはオレの嫁だからな。オレだけのお姫様だ。誰にも渡さねぇ」
(あの人はもう誰とも私以外の誰とも添い遂げない)
「確かにな。一途な所もあった。まさかあの子エルフをここまで守り通すとは思っていなかった」
「なんだよ。オレにだって甲斐性ってもんがあるさ」
(あの時あなたが居てくれたから私たちは結ばれた)
「そんな大層なものか。お前たちは俺が居なくても結ばれていた」
「ダンナ。ありがとう」
(旦那。ありがとう)
「逝ったか」
「逝ってない。あの人はまた帰ってくる。私の所に帰ってくる。絶対に帰ってくる」
リンセスのその言葉に俺は噴き出した。笑いが止まらない。
「そうだ。そうだった。リンセス。お前は知らないだろうが魔物は望んだ姿で生まれてくる。ゴブリンもそうだ。アイツは不満そうだったがいつも楽しそうにしてた。そうだ。アイツが帰ってこない筈がない」
「ダンナ。最初から気付いてたの?」
「魔物のリンクで大体はわかる。それでも気持ちの整理がつかない奴を一度見ているからな」
シノの時はもっと酷かった。バレても続けていたからな。それに比べればまだ軽症。流石はゴブリンの連れ合いだ。
「リンセス。暫くは俺達と共にいろ。とりあえずは生き延びる方法だ。アイツは帰ってくるだろうがお前は戻れるとは思えない。まず死ぬな。俺達は最前線に立つがお前はまず生き延びろ。そのためなら俺達を見捨てても構わん。そこはゴブリンから学んでいるだろう」
頷くリンセス。決まりだな。後はこの街を占拠してこの長い戦いも終わりか。
▽
Tips補足
ここでリンセスはゴブリンのコアを取り込みツインコアになっている。その時点でゴブリンは死んでいた。
それを受け入れずゴブリンと一体化したことで生きていると思わせようとしたが、魔物のリンクで王牙にはそれがただの演技であることがわかっていた。
ゴブリンに回復の奇跡が効かないのは、ゴブリンのエルフ化はコアによる擬態というのが一番近い。
人間種と誤認させることで神の奇跡などを欺けたが、自身の体に作用する回復の奇跡は効果が限りなく低かった。
ヒーラーが多すぎるんだが。
こんな編成は初めて見るな。ヒーラーなどどこも不足しているイメージだったがここにきて大盤振る舞いだ。俺が散々ディスった近接DPSもこの編成なら相当に強い。これが本来のスタイルか。
幸いというべきか魔法使いはほとんどいない。シノも今回は髑髏を顕現して火力に回っている。だがやはり手強いな。近接DPSを擁する編成で防御の陣を固めている。つまるところ大量のヒーラーに手が届かない。こちらに致命傷を与えれる近接が常にまとわりついている上にサポートが万全で数が減らせない。シノの魔法は強力だがヒーラーとは相性が悪い。そもそも魔法は神の加護と相性が悪い上にヒーラーは無駄に神の加護が多い。仕留めるなら近接で加護を削るか、爪と牙で加護を抜くしかない。
しかし手ごわいな。この素手近接、モンクでいいか、も老人以上に完成度が高い個体が居る。数は多くないがオーガを仕留める事が出来るのは脅威だ。幸い俺は交戦経験があるから衝撃を受け流しているがその頻度が高く衝撃を地面に流してもそのダメージが抜けきらない。それもそのはずコイツラはヒーラーの援護で打ち放題だものな。俺も相棒を短く持って対処しているがサブウェポンが欲しい所だ。打ち合うのではなく仕留めるためのショートソード。それに準じた武器が必要だな。
他の場所を見ても苦戦している。あの大盾もヒーラーの援護下では力を発揮しているようだ。盾というより壁か。それを展開して殴りつけている。あれもある意味近接DPSか。単体では弱いがこの環境下では色々な役割が出来ているようだ。
唯一の勝機は消耗だな。人間はどうしても疲労が出る。俺が相手にしているモンクも加護が陰ることはないが集中力が落ちている。事モンクの衝撃は集中が必須な領域だ。休息のために下がろうとはしているが俺が下がらせない。こいつはここで仕留める。脅威度はグレートソードに劣らない。追いつ詰めてでも殺す。
この膠着した状態を打開したのが爆炎だった。言葉通りの巨大な火の玉がヒーラーの一群を襲う。生成魔法かと思ったがそれだけではないようだ。銃声が混じっている。それもヒーラーを狙っているようだ
どういうことだ? この街は交易地で人間が死守するのはわかる。それを邪魔する人間が居るのか?
流石に神殿騎士たちの動きも慌ただしくなってきた。本来ならこのままこのモンクを仕留めたい所だが、この好機を逃がすわけには行かないか。俺は前衛を潜り抜けるとヒーラーに肉薄する。ここまでくれば剣はいらないか。相棒を鞘に納めて爪と牙に魔素を流す。一方的な蹂躙劇を思い描いていたが中々どうして爪は当てられても牙での死傷は防がれている。腕は食えても首が取れない。このままでは蘇生させられる。やはり生存に特化した構成は強いな。
俺が諦めに似た変な関心をしていると先ほどの生成火球が飛んでくる。これを発動しているのがエルフか。ゴブリンの方ではないな。確証はないが相方の方だろう。案の定ヘイトを稼いで狙われているな。
俺は一声咆哮を上げるとエルフに突っ込む。そして手でエルフを掴むと同時に視線を塞ぐ壁を大地の支配で立てる。
「ゴブリンか?」
一応確認するがやはり違うらしい。何かのジェスチャーをしているが言葉も表情も伝わらない。せめてシノが居れば何か助言があっただろうがどうしたものか。取り合えず下すとついてくるように促してくる。あまり協力関係を見せるのはコイツラの立場が悪くなると考えていたが、もうそういう状況は超えているようだな。俺は頷くとエルフについていく。シノはまだ戦闘中だな。いま髑髏の火力が抜けるのは得策ではない。俺だけで行くか。
着いたのは石造りの頑丈な建物だった。道中の魔物は俺がリンクで説得し、人間は蹴散らしてここまで来たがあまりいい雰囲気ではないな。拘置所かその類の建物だろう。地下から魔素を感じる。俺は石造りの建物に大地の支配を流すとその建物ごと放り投げた。
その地下室と思しき場所では変わり果てた姿のゴブリンが居た。
「旦那・・・?」
「生きているか?」
「はー。相変わらず無茶苦茶だな」
無茶苦茶なのはお前の姿だ。
「でもそっか。こいつを守ってくれたんだな。旦那を信じて良かった」
「その体は奇跡で治るのか?」
「無理だ。俺達に神の奇跡は振り向かない。
でもいいさ。俺はそんなものいらない。俺は魔物だ。ゴブリンだ。俺は望んでこうなったんだ。
良い時間だった。俺のくだらない人生より。何倍も。
ありがとうな旦那。あんたに会えて本当に良かった」
俺の返事を確認すると加護を展開する。子エルフとの最後の時間に使うのだろう。
「待たせたなダンナ」
その一声に流石の俺も驚きは隠せない。これはゴブリンの声ではない。女の声だ。子エルフの声か。
「脅かせちまったか。オレはこいつと一つになった。これからは一緒に生きるんだ」
金色だった髪が水色に、水色だった瞳が金色に輝いている。。エキゾチックな民族衣装は肌の露出が多い。肌の色の白も最初からだったか。
「そうか」
確かにコアが二つある。機能もしている。
「これからはオレの事はゴブリンプリンセスのリンセスって呼んでくれ」
(あの人がつけてくれた名前だから)
「確かにそのセンスはゴブリンのものだな」
「だろ。こいつはオレの嫁だからな。オレだけのお姫様だ。誰にも渡さねぇ」
(あの人はもう誰とも私以外の誰とも添い遂げない)
「確かにな。一途な所もあった。まさかあの子エルフをここまで守り通すとは思っていなかった」
「なんだよ。オレにだって甲斐性ってもんがあるさ」
(あの時あなたが居てくれたから私たちは結ばれた)
「そんな大層なものか。お前たちは俺が居なくても結ばれていた」
「ダンナ。ありがとう」
(旦那。ありがとう)
「逝ったか」
「逝ってない。あの人はまた帰ってくる。私の所に帰ってくる。絶対に帰ってくる」
リンセスのその言葉に俺は噴き出した。笑いが止まらない。
「そうだ。そうだった。リンセス。お前は知らないだろうが魔物は望んだ姿で生まれてくる。ゴブリンもそうだ。アイツは不満そうだったがいつも楽しそうにしてた。そうだ。アイツが帰ってこない筈がない」
「ダンナ。最初から気付いてたの?」
「魔物のリンクで大体はわかる。それでも気持ちの整理がつかない奴を一度見ているからな」
シノの時はもっと酷かった。バレても続けていたからな。それに比べればまだ軽症。流石はゴブリンの連れ合いだ。
「リンセス。暫くは俺達と共にいろ。とりあえずは生き延びる方法だ。アイツは帰ってくるだろうがお前は戻れるとは思えない。まず死ぬな。俺達は最前線に立つがお前はまず生き延びろ。そのためなら俺達を見捨てても構わん。そこはゴブリンから学んでいるだろう」
頷くリンセス。決まりだな。後はこの街を占拠してこの長い戦いも終わりか。
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Tips補足
ここでリンセスはゴブリンのコアを取り込みツインコアになっている。その時点でゴブリンは死んでいた。
それを受け入れずゴブリンと一体化したことで生きていると思わせようとしたが、魔物のリンクで王牙にはそれがただの演技であることがわかっていた。
ゴブリンに回復の奇跡が効かないのは、ゴブリンのエルフ化はコアによる擬態というのが一番近い。
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