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第一章 死の小隊
第1話 邂逅
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その男は魔物のオーガとして進軍する群れの中で歩いていた。
巨大な赤い体。まさに赤鬼と呼べるその巨体は優に3メートルを超える。
上半身は裸だが腰布はある。その体に巻き付けられた鎖には武器が繋がっている。
その背にはバスタードソード。そして体の各部に予備の武器が仕込まれている。
その男は裸足で大地を踏み締め進軍する。ただその流れに逆らわず。
「皆さん。進軍したままで聞いてください」
男の脳に直接声と映像が映る。目や耳という五感から得られる情報ではない。
「これは選ばれたオーガにのみ見えています。あなたは王牙さん。あっていますね?」
王牙と呼ばれた男は意識だけで頷く。
「私はリブラ。この世界の神です。あなた方の転生を司どっています。そしてあなた方を選抜しました。あなた方には死の髑髏小隊に行ってもらいます。そこで彼女の指示に従ってください」
リブラと自称する存在は金髪金目でエルフのような尖った耳をしている。それにニット帽と普段着と思われる服装だ。およそ神と呼べるような風貌ではない。
「それに逆らったらどうなるってんだ? 神様よぉ」
隣に居た緑のオーガが悪態をつく。彼にもこれが見えているのだろう。
「そうですね。あなたはリンキンさんですね。お答えします。私は転生を司どっています。あなたが死んだらゴブリンに転生させてあげましょう! そこで思考も感情もなくしてただ突撃するだけの生き方をプレゼントします!」
リブラは映像の中で両手を上げさもいい事の様に宣言する。
「なんだと・・・!?」
反抗しようとしたリンキンの頭蓋が吹き飛ぶ。これは天上からの攻撃だろうか。その角度から王牙はそう判断する。
にわかにざわめきだす魔物達。そこに地面が盛り上がるようにして一匹の魔物が生まれる。緑の体に突き出た腹、小柄で醜いその姿は正にゴブリンだった。
「こ、え、あ、がぁぁぁ!!!」
そのゴブリンが苦しそうに喉を抑える。
「はい。言葉は使えません。思考も感情も失っていくでしょう? どうですか私のプレゼントは。皆さん気に入って私の指示に従ってくれます。あなたもそうでしょう? リンキンさん」
リブラの言葉にゴブリンが喉を抑え地面にのたうち回り涙を流す。
「あまり喜ばれていないようですね。では王牙さん。リンキンさんを一度死なせてください。私の・・・」
王牙はリブラの言葉が終わる前にゴブリンの首を斬り飛ばす。あまりにも早い抜刀に騒がしかった周りの魔物が黙り込む。
そしてまた地面から巨体が生まれる。緑色だがオーガよりも一回り小さい。
「流石ですね。王牙さん。流石私が選別しただけの事はあります。リンキンさん。あなたも王牙さんを見習って私に協力してくださいますか?」
苦しそうに喉を抑えるリンキンだったがそれは単に先の感覚が残っているからだろう。
「はい。了承しました。わかっていただけで私も嬉しいです。あなた方は神であるこの私が選別したのです。わかっていただけると信じていました」
リンキンと呼ばれた小柄な緑オーガは顔を俯かせ歩き出す。この脳内での会話で返答したのだろう。
「では点呼を始めます。呼ばれたら手を上げてください。その手を挙げたオーガがあなた達の仲間です。まずは、赤鬼の王牙さん」
王牙が手を上げる。
「次は緑鬼のリンキンさん」
先程の小柄な緑鬼が手を上げながら王牙を睨みつける。
「次は青鬼のタウラスさん」
オーガにしては細身の青鬼が王牙にウインクしながら手を上げる。
「次は白鬼のスコルピィさん」
無口だが装飾の多い白鬼が手を上げる。特に仲間には興味はなさそうだ。
「最後は黒鬼のマカツさん」
顔に骨が浮いた明らかに異質な黒鬼が手を上げる。ぶしつけに手をあげたオーガ達を値踏みしているようだ。
「はい。あなたがた五人がこれから死の髑髏の小隊に配属です。現地に着く前に顔見せです。それまで仲良くしてくださいね」
「おい。赤鬼野郎。さっきは良くも俺を殺してくれたな」
リブラの会話が終わると真っ先に緑鬼のリンキンが王牙に絡んでくる。
「背中には気を付けておけよ。邪魔なら真っ先に殺すからな」
「だったら君はあのまま苦しみたかったのかい? リンキン。王牙は君を助けてくれたんだ。それもわからないのかい?」
王牙に凄むリンキンを止めたのは青鬼のタウラスだ。そのまま王牙の方に腕を乗せる。
「そうだろう王牙。君からは優しさを感じるよ。僕にもその優しさを分けて欲しいくらいだ」
そっと王牙の体を撫でるタウラスにリンキンが嫌悪を示す。
「げぇ! なんだお前。タウラスとか言ったな。そっちかよ! 俺の所には来るなよな!」
「リンキン。君って奴は自意識過剰だよ。僕も君はお断りだ。選ぶ権利は僕にあるんだ。そうだよね。王牙」
王牙はタウラスを軽くかわすとリンキンを見つめる。
「俺は、見ていられなかったからな。リンキン。あれはそんなに苦しかったのか?」
その真っすぐな視線に居心地が悪そうなリンキンだったが渋々というように口を開いた。
「・・・ああ。かなりな。魂が消えてなくなりそうだったぜ。あのままだったら、ああ、放置された方がヤバかったぜ」
「ならばよかった。お前が消えそうに見えたからな。リンキン」
王牙の返しを聞いてリンキンは照れ臭そうに頭を掻いた。
「なんだ。アンタ良い奴だな。もっとヤバい奴だと思ったぜ旦那。正直そこの黒いのよりな」
リンキンが声を掛けると黒鬼のマカツがこちらに来る。
「俺がヤバい奴ってのは当たりだな。俺と組んで生きていた奴は居ない。皆死んでゴブリン送りさ。まさかの戦う前にゴブリン落ちが出たのは初めてだけどな」
見た目の風貌に見合わず軽い感じの話し方をするマカツ。だがそれでも滲み出る威圧感にリンキンは身震いする。
「俺がゴブリンに落ちたのはあんたの影響かよマカツ。幸先が悪ぃな。戦えるのはアンタと旦那。俺とナヨナヨはそこまでじゃねぇ。そこの白いのはどうなんだ?」
リンキンが先程からこちらに関心のない白鬼のスコルピィに話しかける。
「・・・俺はどうでもいい。俺は死ねない。このまま生き延びて、人間への転生権を得るんだ。それ以外はどうでもいい。アンタラがそれに見合わなけりゃ俺は見捨てる。それだけだ」
「めっちゃ喋ってんじゃねぇか! お前はそういう奴か。だったら俺達と仲良くしとけよスコルピィ。成果がなけりゃ生き延びても意味ねぇだろ」
「そういうのが一番ムカつくんだよな緑鬼野郎。だったらお前は何しにここに来たんだ。目的もねぇ奴が俺を語るんじゃねぇ」
今まで無反応だったスコルピィがリンキンに詰め寄る。
「・・・確かに何もねぇな」
「・・・だったら仲良しごっこは止めろ。成果がだせねぇならリンキン。お前こそ背中に気を付けるんだな」
そしてスコルピィは黙って歩く。
その重苦しい空気を壊したのは王牙だった。
「人間への転生権というのはなんだ?」
「旦那は知らねぇのか? さっきの転生の神リブラに認められれば人間に転生可能って事だ。まあ、目的があるってだけでもいいものかもな」
「なるほどな。俺はここに来たばかりでな。魔物に関しては無知だ。教えてもらえるか?」
「ウッソダロ旦那。アンタが一番の歴戦の魔物に見えてたぜ」
「王牙。だったら僕が教えてあげるよ。二人っきりで」
「タウラス。悪いが俺はノーマルだ。他所を当たってくれ。リンキン頼めるか?」
「いや構わねぇけどよ。はー。一体アンタどこから来たんだよ。転生直後でここまで落ち着いてる奴なんて初めて見たぜ」
それを見ていたマカツが会話に加わる。
「俺から見ても意外だな王牙。まさか戦えないなんて言わないよな?」
「安心しろマカツ。そっちは問題ない。一戦するか?」
王牙が背のバスタードソードに手を掛ける。
「いいな。一度知っておきたい。結局俺達は言葉よりもこっちだな」
マカツの返答に王牙の顔が凄みを帯びた笑い顔に変わる。
「旦那。アンタ、本当に名前通りのオーガ野郎だな」
リンキンの呆れ声を合図に王牙とマカツが進軍から外れ切り合いながら前進していく。
「僕達はあの二人に付き合うのか。リンキン、君もあれくらい強いのかい?」
「馬鹿言うなよ。なんで俺がこんな死地に送られなきゃいけねぇんだ」
「だよねぇ」
王牙達は聖王都に向かう。
巨大な赤い体。まさに赤鬼と呼べるその巨体は優に3メートルを超える。
上半身は裸だが腰布はある。その体に巻き付けられた鎖には武器が繋がっている。
その背にはバスタードソード。そして体の各部に予備の武器が仕込まれている。
その男は裸足で大地を踏み締め進軍する。ただその流れに逆らわず。
「皆さん。進軍したままで聞いてください」
男の脳に直接声と映像が映る。目や耳という五感から得られる情報ではない。
「これは選ばれたオーガにのみ見えています。あなたは王牙さん。あっていますね?」
王牙と呼ばれた男は意識だけで頷く。
「私はリブラ。この世界の神です。あなた方の転生を司どっています。そしてあなた方を選抜しました。あなた方には死の髑髏小隊に行ってもらいます。そこで彼女の指示に従ってください」
リブラと自称する存在は金髪金目でエルフのような尖った耳をしている。それにニット帽と普段着と思われる服装だ。およそ神と呼べるような風貌ではない。
「それに逆らったらどうなるってんだ? 神様よぉ」
隣に居た緑のオーガが悪態をつく。彼にもこれが見えているのだろう。
「そうですね。あなたはリンキンさんですね。お答えします。私は転生を司どっています。あなたが死んだらゴブリンに転生させてあげましょう! そこで思考も感情もなくしてただ突撃するだけの生き方をプレゼントします!」
リブラは映像の中で両手を上げさもいい事の様に宣言する。
「なんだと・・・!?」
反抗しようとしたリンキンの頭蓋が吹き飛ぶ。これは天上からの攻撃だろうか。その角度から王牙はそう判断する。
にわかにざわめきだす魔物達。そこに地面が盛り上がるようにして一匹の魔物が生まれる。緑の体に突き出た腹、小柄で醜いその姿は正にゴブリンだった。
「こ、え、あ、がぁぁぁ!!!」
そのゴブリンが苦しそうに喉を抑える。
「はい。言葉は使えません。思考も感情も失っていくでしょう? どうですか私のプレゼントは。皆さん気に入って私の指示に従ってくれます。あなたもそうでしょう? リンキンさん」
リブラの言葉にゴブリンが喉を抑え地面にのたうち回り涙を流す。
「あまり喜ばれていないようですね。では王牙さん。リンキンさんを一度死なせてください。私の・・・」
王牙はリブラの言葉が終わる前にゴブリンの首を斬り飛ばす。あまりにも早い抜刀に騒がしかった周りの魔物が黙り込む。
そしてまた地面から巨体が生まれる。緑色だがオーガよりも一回り小さい。
「流石ですね。王牙さん。流石私が選別しただけの事はあります。リンキンさん。あなたも王牙さんを見習って私に協力してくださいますか?」
苦しそうに喉を抑えるリンキンだったがそれは単に先の感覚が残っているからだろう。
「はい。了承しました。わかっていただけで私も嬉しいです。あなた方は神であるこの私が選別したのです。わかっていただけると信じていました」
リンキンと呼ばれた小柄な緑オーガは顔を俯かせ歩き出す。この脳内での会話で返答したのだろう。
「では点呼を始めます。呼ばれたら手を上げてください。その手を挙げたオーガがあなた達の仲間です。まずは、赤鬼の王牙さん」
王牙が手を上げる。
「次は緑鬼のリンキンさん」
先程の小柄な緑鬼が手を上げながら王牙を睨みつける。
「次は青鬼のタウラスさん」
オーガにしては細身の青鬼が王牙にウインクしながら手を上げる。
「次は白鬼のスコルピィさん」
無口だが装飾の多い白鬼が手を上げる。特に仲間には興味はなさそうだ。
「最後は黒鬼のマカツさん」
顔に骨が浮いた明らかに異質な黒鬼が手を上げる。ぶしつけに手をあげたオーガ達を値踏みしているようだ。
「はい。あなたがた五人がこれから死の髑髏の小隊に配属です。現地に着く前に顔見せです。それまで仲良くしてくださいね」
「おい。赤鬼野郎。さっきは良くも俺を殺してくれたな」
リブラの会話が終わると真っ先に緑鬼のリンキンが王牙に絡んでくる。
「背中には気を付けておけよ。邪魔なら真っ先に殺すからな」
「だったら君はあのまま苦しみたかったのかい? リンキン。王牙は君を助けてくれたんだ。それもわからないのかい?」
王牙に凄むリンキンを止めたのは青鬼のタウラスだ。そのまま王牙の方に腕を乗せる。
「そうだろう王牙。君からは優しさを感じるよ。僕にもその優しさを分けて欲しいくらいだ」
そっと王牙の体を撫でるタウラスにリンキンが嫌悪を示す。
「げぇ! なんだお前。タウラスとか言ったな。そっちかよ! 俺の所には来るなよな!」
「リンキン。君って奴は自意識過剰だよ。僕も君はお断りだ。選ぶ権利は僕にあるんだ。そうだよね。王牙」
王牙はタウラスを軽くかわすとリンキンを見つめる。
「俺は、見ていられなかったからな。リンキン。あれはそんなに苦しかったのか?」
その真っすぐな視線に居心地が悪そうなリンキンだったが渋々というように口を開いた。
「・・・ああ。かなりな。魂が消えてなくなりそうだったぜ。あのままだったら、ああ、放置された方がヤバかったぜ」
「ならばよかった。お前が消えそうに見えたからな。リンキン」
王牙の返しを聞いてリンキンは照れ臭そうに頭を掻いた。
「なんだ。アンタ良い奴だな。もっとヤバい奴だと思ったぜ旦那。正直そこの黒いのよりな」
リンキンが声を掛けると黒鬼のマカツがこちらに来る。
「俺がヤバい奴ってのは当たりだな。俺と組んで生きていた奴は居ない。皆死んでゴブリン送りさ。まさかの戦う前にゴブリン落ちが出たのは初めてだけどな」
見た目の風貌に見合わず軽い感じの話し方をするマカツ。だがそれでも滲み出る威圧感にリンキンは身震いする。
「俺がゴブリンに落ちたのはあんたの影響かよマカツ。幸先が悪ぃな。戦えるのはアンタと旦那。俺とナヨナヨはそこまでじゃねぇ。そこの白いのはどうなんだ?」
リンキンが先程からこちらに関心のない白鬼のスコルピィに話しかける。
「・・・俺はどうでもいい。俺は死ねない。このまま生き延びて、人間への転生権を得るんだ。それ以外はどうでもいい。アンタラがそれに見合わなけりゃ俺は見捨てる。それだけだ」
「めっちゃ喋ってんじゃねぇか! お前はそういう奴か。だったら俺達と仲良くしとけよスコルピィ。成果がなけりゃ生き延びても意味ねぇだろ」
「そういうのが一番ムカつくんだよな緑鬼野郎。だったらお前は何しにここに来たんだ。目的もねぇ奴が俺を語るんじゃねぇ」
今まで無反応だったスコルピィがリンキンに詰め寄る。
「・・・確かに何もねぇな」
「・・・だったら仲良しごっこは止めろ。成果がだせねぇならリンキン。お前こそ背中に気を付けるんだな」
そしてスコルピィは黙って歩く。
その重苦しい空気を壊したのは王牙だった。
「人間への転生権というのはなんだ?」
「旦那は知らねぇのか? さっきの転生の神リブラに認められれば人間に転生可能って事だ。まあ、目的があるってだけでもいいものかもな」
「なるほどな。俺はここに来たばかりでな。魔物に関しては無知だ。教えてもらえるか?」
「ウッソダロ旦那。アンタが一番の歴戦の魔物に見えてたぜ」
「王牙。だったら僕が教えてあげるよ。二人っきりで」
「タウラス。悪いが俺はノーマルだ。他所を当たってくれ。リンキン頼めるか?」
「いや構わねぇけどよ。はー。一体アンタどこから来たんだよ。転生直後でここまで落ち着いてる奴なんて初めて見たぜ」
それを見ていたマカツが会話に加わる。
「俺から見ても意外だな王牙。まさか戦えないなんて言わないよな?」
「安心しろマカツ。そっちは問題ない。一戦するか?」
王牙が背のバスタードソードに手を掛ける。
「いいな。一度知っておきたい。結局俺達は言葉よりもこっちだな」
マカツの返答に王牙の顔が凄みを帯びた笑い顔に変わる。
「旦那。アンタ、本当に名前通りのオーガ野郎だな」
リンキンの呆れ声を合図に王牙とマカツが進軍から外れ切り合いながら前進していく。
「僕達はあの二人に付き合うのか。リンキン、君もあれくらい強いのかい?」
「馬鹿言うなよ。なんで俺がこんな死地に送られなきゃいけねぇんだ」
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