1 / 63
ファーストアタック
――最恐のαは相手の性を歪めることができるってよ。
――なんじゃそりゃ。
――敵対するαをΩに変えられるってよ。嫌いなやつをΩにできたら、ザマアじゃん?
――うわあ、えげつねえな。
天成学園には裕福な家庭の優秀な子息が集う。
学園内の第二性の構成比率は、α:β=3:7で、世間の比率に比べればαの割合が多くΩは一人もいない。生徒のみならず、教師や出入り業者に至るまでΩは敷地内に一歩も足を踏み入れることができない。
そんな場所で、αだった生徒がある日、Ωになってしまったとすれば。
彼は思いもしなかった。まさか、学園の覇者として君臨するトップαの自分に、そんな惨い運命が待っていることなど。
それは一人のαによってもたらされたものだった。
◇
藤堂雪弥は、ベッドで眠っていた。その眉が苦しげに歪む。
密度の濃い睫毛が下まぶたに影を作り、漆黒の髪が繊細な輪郭を縁取っている。
いざ覚醒すれば、挑むような冷たい目つきとなるが、寝顔にはまだあどけなさが残っている。
「……ぅぁ……」
雪弥はうなされている。
(ああ、やめろ……)
体のなかに何かを注ぎ込まれるような、形容しがたい感覚に捕らわれている。
「……っ」
目を開けると、ルームメートの天王寺天陽の心配そうな顔が見えた。
「雪弥、大丈夫? うなされてたよ?」
雪弥は天陽の伸びやかな顔にホッと息をつく。差し出されたペットボトルを受け取り、ごくごくと飲み干した。
天陽が心配そうに尋ねてきた。
「雪弥、悪い夢でも見たの?」
「うん。何だか気持ち悪い夢」
(だが、後味が悪いものではなかった)
そこで雪弥は何かに気が付いたのか、スンスンと鼻を鳴らした。
「変な匂いする」
「あ、ごめん、俺、汗かいてる」
(違う、お前のじゃない)
中1から六年もともに過ごす天陽の匂いは、もやは安心させる匂いでしかない。
(嫌な匂い)
「お前、どこかでΩでも引っ掻けてきた?」
天陽は滅相もないという風に両手を顔の前でひらひらと振った。
「そんなことするわけない」
もっとも、天陽の方にその気がなくても、αである限り、油断をすればすぐにΩをおびき寄せてしまう。
しかも、天陽は容姿のすこぶる良いαである。
「もしかしてこれかな。さっき取ってきた」
天陽はポケットから封筒を取り出した。事務用の封筒にシール宛名を貼ったものだ。しかし、中を開くと、可愛らしいピンクの便箋が出てきた。
「知り合い?」
「いいや、まったく」
天陽は差出人を確かめながら言った。
どこかの誰かが、事務用の手紙に偽装して、ファンレターまがいのものを送りつけてきたようだ。
寮生への郵便物は寮職員が部屋ごとに分けて棚に入れておく。怪しげなものは職員がその場で処分するが、このように事務封筒を使われるとすり抜けることもある。
雪弥はその便箋からかすかに漂う匂いをかぎ取った。Ωの匂いだ。
(便箋にΩの匂いをこすりつけてやがる)
「まったく、Ωは気持ち悪いな」
雪弥は不快そうに眉をしかめた。
「これ、事務室で捨ててもらってくる」
天陽はそう言って部屋を出て行った。Ωの匂いのしみ込んだものをα二人の部屋には置いておけない。
雪弥は天陽の声に若干の罪悪感がこもっているのを聞き逃さなかった。中身もろくに読まずに捨てることが忍びないとで思っているに違いない。
(あいつはホントに甘い。Ωなんかに愛想よくするから、相手も勘違いするんだよ。住所も漏れてやがるし)
天陽にそれを言えば、「愛想よくした覚えはないよ?」と言い返すのだろうが、天陽の締まりのない伸びた顔は、いつも人懐っこく笑っているように見える。
もとより、天陽は目立つ体躯に整った顔立ちをしている。どこででも目を引く外見の上に、バスケ部の部長としてコートで得点を稼ぐとあっては、対外試合の度に、他校の生徒が群がってくる。
(あいつは愛想が悪いくらいが、ちょうどいいんだよ)
部屋に戻ってきた天陽にくぎを刺す。
「お前、自覚しろよ。Ωなんかに目をつけられるな」
「自覚?」
「誰にでもヘラヘラすんなってこと。ただでさえ、女もΩも寄ってくるんだから」
「すました顔でコアなファンをつくる雪弥がそれを言うんだ?」
「俺は学校と寮からほとんど出ないから関係ない。構内には女もΩもいないからな」
二人の通う天成学園は中高一貫の男子校だ。天王寺家が率いる学校法人の一つだ。すなわち、天陽の実家の家業でもある。
天陽の家は代々αの家系で、父母、兄弟、婚約者ともにαである。
そのため、天陽はα至上主義だと思いきや、意外にもΩに対して寛容だ。
「天陽、そんな調子だといつかΩで痛い目を見るぞ」
「大丈夫だって。俺には怖い婚約者もいるしさ」
「だからだろ。彼女のためにも気をつけろ。とにかくΩを近寄せるな」
「相変わらずΩ嫌いが激しいよね、雪弥は」
一般的にΩは侮蔑の対象であるが、雪弥がそこまで嫌っているのには理由がある。
雪弥の父親はβで、母親はαだった。はた目にも仲睦まじかった。しかし母親は、ある日、どこの骨ともわからないΩと駆け落ちした。お陰で父親の会社も一時的に信用を失った。
(理知的だった母親はΩに狂わされてしまった)
残された父と子が、Ωを嫌悪するのも無理のないことだった。
しかし、雪弥の父親が嫌っているのはΩだけではなかった。
父親がβの女性と再婚して、βの異母弟が出来てからやっと、父親が内心で雪弥を疎ましく思っていることに気が付いた。家族でいつしか自分だけが浮いていた。
雪弥の父親は学生時代に始めたベンチャー事業が成功した新興成金だ。
そこら辺のαよりもよほど優れたβである父親からすれば、Ωばかりか、αもまた本能に抗えない下等動物に見えるのだろう。父親の雪弥を見る目は時折とても冷たかった。
それが雪弥が寮のある中学校に進んだきっかけであり、なかでもΩを徹底的に排除した天成学園に決めた理由だった。
天成学園の敷地内には、たとえ一歩でもΩは入ることはできない。出入りの業者から保護者に至るまで、Ωであれば入構を禁止される。
(俺はΩに狂わされるのはご免だ)
「天陽、αのΩに対する欲望は、女に対する欲望とは次元が違うんだぞ。とにかくΩには気をつけろ」
天陽がじっと雪弥を見つめてきた。
「ふうん、雪弥でも欲望するの?」
天陽の目に見覚えのない色味が加わり、雪弥は目を見張る。
(こいつ、俺を馬鹿にしてんのか?)
「当たり前だろ。だからあえて男子校にした。ノイズは要らない」
「ノイズて……。それで男にモテてたら意味ないよね」
「何の話だ」
「雪弥こそ、無自覚でしょ。クールビューティーとして学園に君臨してるくせにさ」
「何だそれ? 童貞の妄想キモい。うわ、キモ」
雪弥は思わず茶化した。天陽の粘り気のある目つきにふと戸惑いを感じていた。
「雪弥はねぇ、いつも俺がそばで牽制してあげてるから無事なんだよ? あとは俺が耐え忍んでいるのも大きいからね?」
天陽は色素の薄い目をすっと細めた。雪弥の背中にぞわりと震えが走る。
「ねえよ」
(何だ、こいつ。やっぱり俺を馬鹿にしてんのか)
雪弥は天陽に軽く威圧を仕掛ける。不意の威圧に天陽はガクッと膝を床についた。
(俺とお前、どっちが強いと思ってんだ?)
「はああ、これが雪弥だわ、こういうとこ」
そう言って降参とばかりに両手を上げた天陽の顔は、いつもの明朗な顔に戻っていた。
――なんじゃそりゃ。
――敵対するαをΩに変えられるってよ。嫌いなやつをΩにできたら、ザマアじゃん?
――うわあ、えげつねえな。
天成学園には裕福な家庭の優秀な子息が集う。
学園内の第二性の構成比率は、α:β=3:7で、世間の比率に比べればαの割合が多くΩは一人もいない。生徒のみならず、教師や出入り業者に至るまでΩは敷地内に一歩も足を踏み入れることができない。
そんな場所で、αだった生徒がある日、Ωになってしまったとすれば。
彼は思いもしなかった。まさか、学園の覇者として君臨するトップαの自分に、そんな惨い運命が待っていることなど。
それは一人のαによってもたらされたものだった。
◇
藤堂雪弥は、ベッドで眠っていた。その眉が苦しげに歪む。
密度の濃い睫毛が下まぶたに影を作り、漆黒の髪が繊細な輪郭を縁取っている。
いざ覚醒すれば、挑むような冷たい目つきとなるが、寝顔にはまだあどけなさが残っている。
「……ぅぁ……」
雪弥はうなされている。
(ああ、やめろ……)
体のなかに何かを注ぎ込まれるような、形容しがたい感覚に捕らわれている。
「……っ」
目を開けると、ルームメートの天王寺天陽の心配そうな顔が見えた。
「雪弥、大丈夫? うなされてたよ?」
雪弥は天陽の伸びやかな顔にホッと息をつく。差し出されたペットボトルを受け取り、ごくごくと飲み干した。
天陽が心配そうに尋ねてきた。
「雪弥、悪い夢でも見たの?」
「うん。何だか気持ち悪い夢」
(だが、後味が悪いものではなかった)
そこで雪弥は何かに気が付いたのか、スンスンと鼻を鳴らした。
「変な匂いする」
「あ、ごめん、俺、汗かいてる」
(違う、お前のじゃない)
中1から六年もともに過ごす天陽の匂いは、もやは安心させる匂いでしかない。
(嫌な匂い)
「お前、どこかでΩでも引っ掻けてきた?」
天陽は滅相もないという風に両手を顔の前でひらひらと振った。
「そんなことするわけない」
もっとも、天陽の方にその気がなくても、αである限り、油断をすればすぐにΩをおびき寄せてしまう。
しかも、天陽は容姿のすこぶる良いαである。
「もしかしてこれかな。さっき取ってきた」
天陽はポケットから封筒を取り出した。事務用の封筒にシール宛名を貼ったものだ。しかし、中を開くと、可愛らしいピンクの便箋が出てきた。
「知り合い?」
「いいや、まったく」
天陽は差出人を確かめながら言った。
どこかの誰かが、事務用の手紙に偽装して、ファンレターまがいのものを送りつけてきたようだ。
寮生への郵便物は寮職員が部屋ごとに分けて棚に入れておく。怪しげなものは職員がその場で処分するが、このように事務封筒を使われるとすり抜けることもある。
雪弥はその便箋からかすかに漂う匂いをかぎ取った。Ωの匂いだ。
(便箋にΩの匂いをこすりつけてやがる)
「まったく、Ωは気持ち悪いな」
雪弥は不快そうに眉をしかめた。
「これ、事務室で捨ててもらってくる」
天陽はそう言って部屋を出て行った。Ωの匂いのしみ込んだものをα二人の部屋には置いておけない。
雪弥は天陽の声に若干の罪悪感がこもっているのを聞き逃さなかった。中身もろくに読まずに捨てることが忍びないとで思っているに違いない。
(あいつはホントに甘い。Ωなんかに愛想よくするから、相手も勘違いするんだよ。住所も漏れてやがるし)
天陽にそれを言えば、「愛想よくした覚えはないよ?」と言い返すのだろうが、天陽の締まりのない伸びた顔は、いつも人懐っこく笑っているように見える。
もとより、天陽は目立つ体躯に整った顔立ちをしている。どこででも目を引く外見の上に、バスケ部の部長としてコートで得点を稼ぐとあっては、対外試合の度に、他校の生徒が群がってくる。
(あいつは愛想が悪いくらいが、ちょうどいいんだよ)
部屋に戻ってきた天陽にくぎを刺す。
「お前、自覚しろよ。Ωなんかに目をつけられるな」
「自覚?」
「誰にでもヘラヘラすんなってこと。ただでさえ、女もΩも寄ってくるんだから」
「すました顔でコアなファンをつくる雪弥がそれを言うんだ?」
「俺は学校と寮からほとんど出ないから関係ない。構内には女もΩもいないからな」
二人の通う天成学園は中高一貫の男子校だ。天王寺家が率いる学校法人の一つだ。すなわち、天陽の実家の家業でもある。
天陽の家は代々αの家系で、父母、兄弟、婚約者ともにαである。
そのため、天陽はα至上主義だと思いきや、意外にもΩに対して寛容だ。
「天陽、そんな調子だといつかΩで痛い目を見るぞ」
「大丈夫だって。俺には怖い婚約者もいるしさ」
「だからだろ。彼女のためにも気をつけろ。とにかくΩを近寄せるな」
「相変わらずΩ嫌いが激しいよね、雪弥は」
一般的にΩは侮蔑の対象であるが、雪弥がそこまで嫌っているのには理由がある。
雪弥の父親はβで、母親はαだった。はた目にも仲睦まじかった。しかし母親は、ある日、どこの骨ともわからないΩと駆け落ちした。お陰で父親の会社も一時的に信用を失った。
(理知的だった母親はΩに狂わされてしまった)
残された父と子が、Ωを嫌悪するのも無理のないことだった。
しかし、雪弥の父親が嫌っているのはΩだけではなかった。
父親がβの女性と再婚して、βの異母弟が出来てからやっと、父親が内心で雪弥を疎ましく思っていることに気が付いた。家族でいつしか自分だけが浮いていた。
雪弥の父親は学生時代に始めたベンチャー事業が成功した新興成金だ。
そこら辺のαよりもよほど優れたβである父親からすれば、Ωばかりか、αもまた本能に抗えない下等動物に見えるのだろう。父親の雪弥を見る目は時折とても冷たかった。
それが雪弥が寮のある中学校に進んだきっかけであり、なかでもΩを徹底的に排除した天成学園に決めた理由だった。
天成学園の敷地内には、たとえ一歩でもΩは入ることはできない。出入りの業者から保護者に至るまで、Ωであれば入構を禁止される。
(俺はΩに狂わされるのはご免だ)
「天陽、αのΩに対する欲望は、女に対する欲望とは次元が違うんだぞ。とにかくΩには気をつけろ」
天陽がじっと雪弥を見つめてきた。
「ふうん、雪弥でも欲望するの?」
天陽の目に見覚えのない色味が加わり、雪弥は目を見張る。
(こいつ、俺を馬鹿にしてんのか?)
「当たり前だろ。だからあえて男子校にした。ノイズは要らない」
「ノイズて……。それで男にモテてたら意味ないよね」
「何の話だ」
「雪弥こそ、無自覚でしょ。クールビューティーとして学園に君臨してるくせにさ」
「何だそれ? 童貞の妄想キモい。うわ、キモ」
雪弥は思わず茶化した。天陽の粘り気のある目つきにふと戸惑いを感じていた。
「雪弥はねぇ、いつも俺がそばで牽制してあげてるから無事なんだよ? あとは俺が耐え忍んでいるのも大きいからね?」
天陽は色素の薄い目をすっと細めた。雪弥の背中にぞわりと震えが走る。
「ねえよ」
(何だ、こいつ。やっぱり俺を馬鹿にしてんのか)
雪弥は天陽に軽く威圧を仕掛ける。不意の威圧に天陽はガクッと膝を床についた。
(俺とお前、どっちが強いと思ってんだ?)
「はああ、これが雪弥だわ、こういうとこ」
そう言って降参とばかりに両手を上げた天陽の顔は、いつもの明朗な顔に戻っていた。
あなたにおすすめの小説
番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か
雪兎
BL
第二性が存在する世界。
Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。
しかし入学初日、彼の前に現れたのは――
幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。
成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。
だが湊だけが知っている。
彼が異常なほど執着深いことを。
「大丈夫、全部管理してあげる」
「君が困らないようにしてるだけだよ」
座席、時間割、交友関係、体調管理。
いつの間にか整えられていく環境。
逃げ場のない距離。
番を拒みたいΩと、手放す気のないα。
これは保護か、それとも束縛か。
閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。
あなたと過ごせた日々は幸せでした
蒸しケーキ
BL
結婚から五年後、幸せな日々を過ごしていたシューン・トアは、突然義父に「息子と別れてやってくれ」と冷酷に告げられる。そんな言葉にシューンは、何一つ言い返せず、飲み込むしかなかった。そして、夫であるアインス・キールに離婚を切り出すが、アインスがそう簡単にシューンを手離す訳もなく......。
【16話完結】あの日、王子の隣を去った俺は、いまもあなたを想っている
キノア9g
BL
かつて、誰よりも大切だった人と別れた――それが、すべての始まりだった。
今はただ、冒険者として任務をこなす日々。けれどある日、思いがけず「彼」と再び顔を合わせることになる。
魔法と剣が支配するリオセルト大陸。
平和を取り戻しつつあるこの世界で、心に火種を抱えたふたりが、交差する。
過去を捨てたはずの男と、捨てきれなかった男。
すれ違った時間の中に、まだ消えていない想いがある。
――これは、「終わったはずの恋」に、もう一度立ち向かう物語。
切なくも温かい、“再会”から始まるファンタジーBL。
お題『復縁/元恋人と3年後に再会/主人公は冒険者/身を引いた形』設定担当AI /チャッピー
AI比較企画作品
【bl】砕かれた誇り
perari
BL
アルファの幼馴染と淫らに絡んだあと、彼は医者を呼んで、私の印を消させた。
「来月結婚するんだ。君に誤解はさせたくない。」
「あいつは嫉妬深い。泣かせるわけにはいかない。」
「君ももう年頃の残り物のオメガだろ? 俺の印をつけたまま、他のアルファとお見合いするなんてありえない。」
彼は冷たく、けれどどこか薄情な笑みを浮かべながら、一枚の小切手を私に投げ渡す。
「長い間、俺に従ってきたんだから、君を傷つけたりはしない。」
「結婚の日には招待状を送る。必ず来て、席につけよ。」
---
いくつかのコメントを拝見し、大変申し訳なく思っております。
私は現在日本語を勉強しており、この文章はAI作品ではありませんが、
一部に翻訳ソフトを使用しています。
もし読んでくださる中で日本語のおかしな点をご指摘いただけましたら、
本当にありがたく思います。
愛してやまなかった婚約者は俺に興味がない
了承
BL
卒業パーティー。
皇子は婚約者に破棄を告げ、左腕には新しい恋人を抱いていた。
青年はただ微笑み、一枚の紙を手渡す。
皇子が目を向けた、その瞬間——。
「この瞬間だと思った。」
すべてを愛で終わらせた、沈黙の恋の物語。
IFストーリーあり
誤字あれば報告お願いします!
俺以外を見るのは許さないから
朝飛
BL
赤池凌平は、成瀬真介と出会い、緩やかに親交を深めてやがて恋人同士になるのだったが、時折違和感を抱いていた。
その違和感の正体が明らかになる時には、もう何もかも手遅れになってしまい……。
(女性と付き合うシーンもあります。)
※ネオページ、エブリスタにも同時掲載中。マイペースに更新します。
恋人に好きな人が出来たと思ったら、なにやら雲行きが怪しい。
めっちゃ抹茶
BL
突然だが、容姿も中身も平凡な俺には、超絶イケメンの王子と呼ばれる恋人がいる。付き合い始めてそろそろ一年が経つ。といってもまだキスもそれ以上もした事がない健全なお付き合い。王子は優しいけど意地悪で、いつも俺の心臓を高鳴らせてくる——だけどそれだけだ。この前、喧嘩をした。それきり彼と話していない。付き合っているのか定かじゃない関係。挙句に、今遠目から見つけた王子の側には可憐な女の子。彼女が彼に寄り掛かって二人がキスをしている。
その瞬間、目の前が真っ黒になった。もう無理だ。俺がスイッチが切れたようにその場に立ち尽くした、その時だった。前にいる彼から聞いたこともない怒声が俺の耳に届いたのは。
⚪︎佐藤玲央……微笑みの王子と呼ばれ、常に笑顔を絶やさない。物腰柔らかな姿勢に男女問わずモテる
⚪︎中田真……両親の転勤で引っ越してきた転校生。平凡な容姿で口が悪いがクラスに馴染めず誰とも話さないので王子しか知らないし、これからも多分バレない
※全四話、予約投稿済み。
本編に攻めの名前が出てこないの書き終わってから気が付いた。3/16タイトル少し変更しました。
※後日談を3/25に投稿予定←しました。Rを書くかはまだ悩み中