一話完結ヤンデレシリーズ

ルイ

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捨て子を拾うと?下

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風呂から出るとすでに料理が机の上に並べられていた。
しかし俺の席の前にあったのは、もやしだった。
「なんでもやしなんですか?」と恐る恐る聞いてみると
「ん?」と何か文句あんのかという風に返される。
その様子を見て俺は、何も言わずに食べ始めるのだった。


「お腹減ったな」と俺はつぶやく。
晩御飯が豆腐だけだったのだ。そうなるのは必然ともいえる。
「仕方ない、おにぎりだけでも買いに行くか...」といい、俺はコンビニにおにぎりを買いに行くのだった。

「ありゃしたー」とガラの悪そうな店員に買ったおにぎりを渡される。
俺はそれを受け取り、帰路につく。
明日で椎名を拾ってちょうど一年がたつ。ちょうどいいだろう俺も、椎名も共依存をやめなければならない。
明日、話し合いをしよう
そう思い俺は家へと戻るのだった。



次の日俺は仕事を休む旨の電話をして、椎名を呼び出していた。
「話って何ですか?」と聞いてくるので俺は直球に
「椎名に話したいことがある。」というと真剣な表情をした俺を見て椎名も何かを察したように真面目になる。
「椎名にはやっぱり施設とかに行くべきだと思うんだ。」そういうと椎名の顔色が一気に暗くなる。
「だからーーーーー」そう言いかけると
「もうーーーーー」とつぶやく
「どうしーーー」
「もういいです!その先は言わないでください!やめてください話さないで、、、、いやだ、、、、、、、離れ、、、たくない」と涙を流す椎名を見て俺は椎名の頭をなで、
「ごめん、、、、俺が間違ってた。これからも椎名にいてほしいんだ。ただ俺は椎名が負担に思ってるんじゃないかって」そういうと椎名は俺の胸に顔をうずめて、「もう二度とこんなこといわないで、、、、私がもっと働くので、、、、私が、、、、、、、、」そういい泣き始める。
俺は「ごめんな別に今ので十分にやってもらってるし二度とこんなことも言わないから許してほしい」というと「約束です」と椎名は言い、俺たちは気づくと夜になるまで抱きしめあっていた。


「なあ晩御飯食べたいものとかある?」と俺が聞くと少し恥ずかしそうに椎名は
「ルイの手料理が食べたい」と言ってくる。
その姿を見て俺は料理に取り掛かるのだった。


「ほい、できたぞ」とおれはテーブルに料理を置く。
作ったのは俺と椎名の好物のオムライスだ。
「すまんちょっと失敗したけどそっちはうまくできたから」というと椎名は俺のオムライスと椎名のオムライスを交換する。
「そっち失敗したほうだぞ」というと「失敗したほうがいいんです」といいオムライスを食べ始める。

ずっとこんな時間が続けばいいのに、とそんなことを思いながら俺もオムライスを食べ始めるのだった。
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