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旅支度
58. 食材購入
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あとは食材か…調味料も足りないんだよな。肉と野菜と魚は売っているのかな? まあ順番に周っていこう。まずは肉屋を見つけた。まあ見ても何の肉かわからんからこの世界で一般的に食べられているらしいし? 向いている調理方法を確認しつつ買おう。えーと…
むね肉っぽい鶏肉1k 銅貨5枚
もも肉っぽい鶏肉1k 銅貨5枚
豚っぽいロース肉1k 銅貨8枚
豚っぽいひれ肉1k 銀貨1枚
豚っぽいバラ肉1k 銅貨7枚
牛っぽいロース肉1k 銀貨1枚
それぞれ少しずつ買ってみた。5日分にしては多いだろうがまあいい。全部で銀貨3枚と銅貨5枚。全部インベントリにしまった。
野菜は売ってはいたが時間が悪かったのか数が少なく、どう見ても質が悪そうな物ばかりが残っていた。もしかするといい物は午前中に売れてしまっているのかもしれない。そして魚は店すらない。まあたしかに近くに海があるようには見えないから誰かが運んでこないとないのだろう。
で…ハーブ&香辛料とかかれた店が。まあ調味料を扱ってる店なのかな。店の中に入ると何とも言えない匂いがした。多分色んなハーブや香辛料の匂いが入り混じってカオスな状態になっている。早めに欲しいものを見つけて出たほうがいいだろう。まああれだ、そもそも料理のレシピに関する知識が俺にほとんどないので難しいものの使い方がわからない。ガチャで職業とスキルは手に入れたが多分料理をする上で上手に作れるようになる程度だと思われ。まあそれはいいとして何が使えるかな…一応砂糖塩胡椒と一番よく使うと思う調味料は持っている。だから今回欲しいのはそれ以外になるわけなんだが、はっきり言って使い道のわからないものばかりだ。
「すみませーん。油って売ってませんか?」
そうわからなかったら聞くのが早い。
「あぶらぁ~? それは肉屋に決まってるでしょうが」
「肉屋ですか、ありがとうございます」
さっき行ってきたばかりなのに…でも肉屋ってことは動物性の油ってことだよな。植物油はないのか…
再び肉屋に行って油を手に入れてきた。油と言っても肉の脂身の塊だったことに驚いた。これを鍋でとかしてつかうらしい。
脂身1k 銅貨1枚
ないよりはましかな?
「ルー?」
「あーごめんな、あと1ヶ所だけよらせてくれ」
大人しくついて歩くのに飽きたのかネコルーが俺の背中に頭をぐりぐりと押し付けてきた。かわいいんだけどずっと遊んでやるわけにもいかないからむずかしい。
俺が最後に足を運んだのは冒険者ギルドだ。今日の仕事の報酬を受け取ってから帰るのだ。
「報酬銀貨5枚になります」
うん、いつも通りだ。相変わらず多いのか少ないのかわからない金額だけど、貰えるだけありがたいね。テントでお金使っちゃったし王都に行ったらまた少しお金稼ぎしないとやばそうだ。
「あーそうだリョータさまに契約依頼が来ております」
「契約依頼?」
「はい、契約者様からの依頼になりまして断ることはほぼできません」
「見せて」
「こちらになります」
えーと…明後日王都…ジルベスター…ああ。王都へ行くのに食事係として仕事を受けることになるんだね。報酬金貨5枚…は? 1日金貨1枚も出るの?? そういえば報酬の話とか一度もしてなかったな。
むね肉っぽい鶏肉1k 銅貨5枚
もも肉っぽい鶏肉1k 銅貨5枚
豚っぽいロース肉1k 銅貨8枚
豚っぽいひれ肉1k 銀貨1枚
豚っぽいバラ肉1k 銅貨7枚
牛っぽいロース肉1k 銀貨1枚
それぞれ少しずつ買ってみた。5日分にしては多いだろうがまあいい。全部で銀貨3枚と銅貨5枚。全部インベントリにしまった。
野菜は売ってはいたが時間が悪かったのか数が少なく、どう見ても質が悪そうな物ばかりが残っていた。もしかするといい物は午前中に売れてしまっているのかもしれない。そして魚は店すらない。まあたしかに近くに海があるようには見えないから誰かが運んでこないとないのだろう。
で…ハーブ&香辛料とかかれた店が。まあ調味料を扱ってる店なのかな。店の中に入ると何とも言えない匂いがした。多分色んなハーブや香辛料の匂いが入り混じってカオスな状態になっている。早めに欲しいものを見つけて出たほうがいいだろう。まああれだ、そもそも料理のレシピに関する知識が俺にほとんどないので難しいものの使い方がわからない。ガチャで職業とスキルは手に入れたが多分料理をする上で上手に作れるようになる程度だと思われ。まあそれはいいとして何が使えるかな…一応砂糖塩胡椒と一番よく使うと思う調味料は持っている。だから今回欲しいのはそれ以外になるわけなんだが、はっきり言って使い道のわからないものばかりだ。
「すみませーん。油って売ってませんか?」
そうわからなかったら聞くのが早い。
「あぶらぁ~? それは肉屋に決まってるでしょうが」
「肉屋ですか、ありがとうございます」
さっき行ってきたばかりなのに…でも肉屋ってことは動物性の油ってことだよな。植物油はないのか…
再び肉屋に行って油を手に入れてきた。油と言っても肉の脂身の塊だったことに驚いた。これを鍋でとかしてつかうらしい。
脂身1k 銅貨1枚
ないよりはましかな?
「ルー?」
「あーごめんな、あと1ヶ所だけよらせてくれ」
大人しくついて歩くのに飽きたのかネコルーが俺の背中に頭をぐりぐりと押し付けてきた。かわいいんだけどずっと遊んでやるわけにもいかないからむずかしい。
俺が最後に足を運んだのは冒険者ギルドだ。今日の仕事の報酬を受け取ってから帰るのだ。
「報酬銀貨5枚になります」
うん、いつも通りだ。相変わらず多いのか少ないのかわからない金額だけど、貰えるだけありがたいね。テントでお金使っちゃったし王都に行ったらまた少しお金稼ぎしないとやばそうだ。
「あーそうだリョータさまに契約依頼が来ております」
「契約依頼?」
「はい、契約者様からの依頼になりまして断ることはほぼできません」
「見せて」
「こちらになります」
えーと…明後日王都…ジルベスター…ああ。王都へ行くのに食事係として仕事を受けることになるんだね。報酬金貨5枚…は? 1日金貨1枚も出るの?? そういえば報酬の話とか一度もしてなかったな。
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