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14話
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ストックが切れました。。。。。
ーーーーーー
「……ありがとう」
髪の毛をタオルで拭きながら、少し照れた様子で洗ってくれたエルザにお礼を言うベアトリス。エルザはにっこり笑って「どういたしまして」っといい、盥を片付け始めた。
「待って!…えっと、あのー、エ、エルザさんも入ってみて下さい!!なんなら私が洗いますし!!」
ベアトリスは真剣な顔でエルザを見上げた。が、エルザとベアトリスには身長差があり、また体が温まったからなのか頬が赤くなり、上目遣いでとても可愛くエルザは抱きしめたい衝動に駆られた。
「入りませんか?」
そう言って頭を傾げるベアトリス。人前で裸になるなんて小さな子供でもあるまいし、っと一瞬頭をよぎったがその可愛いベアトリスを見るとエルザの頭の上では鐘がなり鳩が飛び…気がついたら頷いていた。
「でも、少し、、恥ずかしいわね…誰かの前で服を脱ぐなんて、小さい時に母に脱がしてもらったぐらいじゃないかな?」
そう言って脱ぐのを躊躇するエルザにベアトリスは「安心してください。私が子供ですから」っと言うので、エルザは「私にこんなに大きな子供いないわ」っと言って笑った。
エルザは結局言われるまま服を脱ぎ、盥に湯を張り体をつけた。つけたと言っても腰までもない湯だ。体は少し冷えるが朝はとても暖かく気持ちがいい。
「何だか変な感じだわ…あ、気持ちいいのよ?」
そう言ってベアトリスの顔を見ると、ベアトリスは真顔でエルザを見て頷いた。
「髪洗いますね、体育座りをして頭を下げて下さい」
「?ベアトリス?体育座りって何かしら?」
「え!?」っと驚くベアトリス。
「足を抱えて座るのを体育座りって言わない?」
その回答にエルザも「え!?」っと驚く。そもそも体育の意味がよくわからないと答えると、ベアトリスは「あ」っと言う顔をした。
「じゃあ、三角座りは、、、?」
「さ、三角、、、」っと言って頭を傾げるエルザ。悩みに悩んだベアトリスは、とにかく膝を立てて床に座ってその足を腕を回して抱え込んで、頭を膝につけてと頼むとエルザは何となく理解したのか言われた通りにした。
ベアトリスは服の袖を捲り、石鹸を手で泡立てエルザの髪を丁寧に洗い流していき、エルザに流すための温かい水を出してもらい髪を洗い流していった。
その後は背中をベアトリスが洗い残りはエルザ自身で洗い流した。
「ふぅー、なんかさっぱりした気がするわ、ベアトリス、洗ってくれてありがとう」
そう言って笑うとベアトリスは頬を染め俯いて「どういたしまして」っとぼそっと言った。
ベアトリスは着替えを終えた後、盥や服などを片付けベアトリスの髪と自身の髪に香油をつけた。2人の髪からは同じ匂いがして姉妹になったような感じがし、一人っ子だったエルザは嬉しくなった。
「さてと、明日も仕事だから早く寝ないとねー。ベアトリスはこの部屋使ってね?私は二階に行くわね?」
エルザはそう言って部屋を出ようとするとベアトリスに腕を掴まれた。
「わ、私が二階に行きます。だってこの部屋エルザさんのですよね?すみません私が占拠してしまって!」
真剣な顔のベアトリスに「二階はまだ掃除できなさてないのよ?」っと言うと、「問題ないです!」っと言い、きっと折れることはないだろうとエルザはため息をつき、苦笑して了承した。
2人は2階に上がりエルザは風の魔法で軽く部屋を掃除した。また次の休みの日に2階の部屋の片付けをしないければいけないと改めてエルザは思った。
エルザはベアトリスに「おやすみ」っと挨拶をして一回に行き、作れたら作る分として持って帰って来ていたパーツを使ってアクセサリーを作ることにした。
どれくらい経ったか、それなりに量ができたので全て片付けをし、一度ベアトリスが寝ているか部屋に見に行って見た。
こっそりドアを開け、ベッドを覗き込んでみるとベアトリスは寝息を立てて寝ていた。エルザはそっと部屋を出て一階に行きエルザも就寝することにした。
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「……ありがとう」
髪の毛をタオルで拭きながら、少し照れた様子で洗ってくれたエルザにお礼を言うベアトリス。エルザはにっこり笑って「どういたしまして」っといい、盥を片付け始めた。
「待って!…えっと、あのー、エ、エルザさんも入ってみて下さい!!なんなら私が洗いますし!!」
ベアトリスは真剣な顔でエルザを見上げた。が、エルザとベアトリスには身長差があり、また体が温まったからなのか頬が赤くなり、上目遣いでとても可愛くエルザは抱きしめたい衝動に駆られた。
「入りませんか?」
そう言って頭を傾げるベアトリス。人前で裸になるなんて小さな子供でもあるまいし、っと一瞬頭をよぎったがその可愛いベアトリスを見るとエルザの頭の上では鐘がなり鳩が飛び…気がついたら頷いていた。
「でも、少し、、恥ずかしいわね…誰かの前で服を脱ぐなんて、小さい時に母に脱がしてもらったぐらいじゃないかな?」
そう言って脱ぐのを躊躇するエルザにベアトリスは「安心してください。私が子供ですから」っと言うので、エルザは「私にこんなに大きな子供いないわ」っと言って笑った。
エルザは結局言われるまま服を脱ぎ、盥に湯を張り体をつけた。つけたと言っても腰までもない湯だ。体は少し冷えるが朝はとても暖かく気持ちがいい。
「何だか変な感じだわ…あ、気持ちいいのよ?」
そう言ってベアトリスの顔を見ると、ベアトリスは真顔でエルザを見て頷いた。
「髪洗いますね、体育座りをして頭を下げて下さい」
「?ベアトリス?体育座りって何かしら?」
「え!?」っと驚くベアトリス。
「足を抱えて座るのを体育座りって言わない?」
その回答にエルザも「え!?」っと驚く。そもそも体育の意味がよくわからないと答えると、ベアトリスは「あ」っと言う顔をした。
「じゃあ、三角座りは、、、?」
「さ、三角、、、」っと言って頭を傾げるエルザ。悩みに悩んだベアトリスは、とにかく膝を立てて床に座ってその足を腕を回して抱え込んで、頭を膝につけてと頼むとエルザは何となく理解したのか言われた通りにした。
ベアトリスは服の袖を捲り、石鹸を手で泡立てエルザの髪を丁寧に洗い流していき、エルザに流すための温かい水を出してもらい髪を洗い流していった。
その後は背中をベアトリスが洗い残りはエルザ自身で洗い流した。
「ふぅー、なんかさっぱりした気がするわ、ベアトリス、洗ってくれてありがとう」
そう言って笑うとベアトリスは頬を染め俯いて「どういたしまして」っとぼそっと言った。
ベアトリスは着替えを終えた後、盥や服などを片付けベアトリスの髪と自身の髪に香油をつけた。2人の髪からは同じ匂いがして姉妹になったような感じがし、一人っ子だったエルザは嬉しくなった。
「さてと、明日も仕事だから早く寝ないとねー。ベアトリスはこの部屋使ってね?私は二階に行くわね?」
エルザはそう言って部屋を出ようとするとベアトリスに腕を掴まれた。
「わ、私が二階に行きます。だってこの部屋エルザさんのですよね?すみません私が占拠してしまって!」
真剣な顔のベアトリスに「二階はまだ掃除できなさてないのよ?」っと言うと、「問題ないです!」っと言い、きっと折れることはないだろうとエルザはため息をつき、苦笑して了承した。
2人は2階に上がりエルザは風の魔法で軽く部屋を掃除した。また次の休みの日に2階の部屋の片付けをしないければいけないと改めてエルザは思った。
エルザはベアトリスに「おやすみ」っと挨拶をして一回に行き、作れたら作る分として持って帰って来ていたパーツを使ってアクセサリーを作ることにした。
どれくらい経ったか、それなりに量ができたので全て片付けをし、一度ベアトリスが寝ているか部屋に見に行って見た。
こっそりドアを開け、ベッドを覗き込んでみるとベアトリスは寝息を立てて寝ていた。エルザはそっと部屋を出て一階に行きエルザも就寝することにした。
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