魔力なしの嫌われ者の俺が、なぜか冷徹王子に溺愛される

ぶんぐ

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17.街へ行こう2

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「…クラウス。…その…俺と一緒に『収穫祭』に行かないか?」

俺にそう言ってきたのは…なんとギルバートだった。
いつもの早朝の自主練後、2人だけの静かな時間で、突然だ。

え。

と冗談かと思って彼を見ると、ギルバートは口をぎゅっと結んで少し緊張したような面持ちで、それでもその青い瞳は妙な熱を持って真剣にこちらを見つめている。

…これは…本気だ。

雰囲気に押し流されるまま頷く。

「…え、ええ、もちろん、俺でよければ…」

ギルバートはそれを聞くと、あからさまにホッとしたように体のこわばりを解いた。

「…君がいいんだ」

耳に飛び込んでくる低い声。

…ギルバート王子、そういうことを言うと全人類が勘違いするからな。俺もちょっとドキッとしちゃったじゃないか!
しかしそれが顔に出ていたのだろうか。クラウスがつい照れ隠しに頬を緩ますと、なぜか目の前のギルバートはさっと顔を背けてしまった。…最近、朝は冷え込むからギルバートの耳も真っ赤だな。

…しかし、なんで俺を誘ってきたんだろう?彼には、誘いたい人がいるんじゃなかったか…?

「本当に俺でいいんですか?他に誘いたい人がいたんじゃ…」

なにせ、『収穫祭』は”明日”なのである。
てっきり、ギルバートはもう誘いたい人を誘っているのだろうと思ってた。

「…っ、俺が誘いたかったのは、君だ」

彫刻みたいな顔で覗き込むようにそう言われ、一瞬ドキッと心臓が跳ねる。

…それは、どういう意味だ?

頭が理解するより先に、ぶわっと嬉しさが広がる。

…なんで俺、こんなに喜んでるんだよ…。

クラウスはついに赤くなる顔を隠すことができなかった。
ギルバートはそんな様子のクラウスをじーっと見つめていると、予鈴が鳴って2人は授業に戻ることとなった。

…てっきり、ギルバートが誘いたかった人って、彼の想い人かと思ったんだが。みんなもそう思ったはずだ。でも、なぜ俺が…?…まさか、

──しかし、クラウスはその時聞こえてきた女子の会話に、浮かびそうになった思考を慌てて打ち消すこととなった。


「──え?あんたギルバート様を『収穫祭』に誘ったの?ど、どうだった?」
「もちろん、…撃沈よ。ま、分かってたけどね。今まで誰の誘いにも乗らなかったし。──今年も、
「ほーんと、彼、堅実って感じよね~。兄のアーサー様みたいに、たまには羽目を外してもいいのに~」
「ほんとにね。『好きな人とかいないんですか?』って聞いたら、『いない』って言ってたし、今年も王宮に帰って政務の手伝いなのかなー」


──あれ。今年は行かないって…。他の人には言っていないのか?…それに、好きな人はいないって…そりゃそうか。

クラウスは、段々と重くなる心と反対に、冷静になってくるのが分かった。

あー、ほんと恥ずかしい。一瞬でも、ギルバート王子が俺に好意があるんじゃないかって思うなんて…。そんな訳ないだろ…、こんな草臥れた年上に…。
どうやら恋愛事から疎遠すぎて、耐性がなくなっていたらしい。あんな美形にあんな顔されて言われたら、勘違いしてしまう。全く、恐ろしい男だよ…。

多分、彼は来年騎士団に入るのだし、遊べる今のうちに最後にお祭りに遊びに行きたかっただけなんだろう。そこに、最近よく話すようになった俺を誘っただけだ。

…はあ、気づけてよかった。







『収穫祭』の日になった。

「え、ギルバート王子…?」

待ち合わせ場所に来たギルバートを見て、驚く。というのも、いつものカッチリした服装ではなく、シンプルで落ち着いた色合いの服を着ていたからだ。おまけに、この国では外套として広く普及しているフード付きのローブを纏っている。

「俺が街に行くとどうしても目立つからな…」

なるほど。しかし、逆にシンプルな服だからこそ脚の長さやしっかりした肩が目立ち、まとうオーラは隠せていない。

「…君と街を歩くことを隠したい訳じゃない。俺といるところを見られると、周りはまた君を攻撃しかねないと思って…今日は不便をかけるが許してくれ」

ギルバートは少し不安そうにこちらを見つめてくる。

「いえ…考えてくれて嬉しいです」

そうだったのか…。そんなことまで考えて。確かに、王子ゆえに彼は注目の的になりやすく、その上悪い意味で注目の的の俺が一緒にいるとなると、周りの反応は容易に想像がつく。自分だけじゃなく、俺のことまで考えてくれたのが分かった。

思わず微笑むと、彼も目元を緩めた。「それと」と彼は続ける。

「…敬語はいらない。ずっと言いたかったんだが、君には…もっと気軽に話して欲しい」
「(え、ええ~でも王族相手に?)」
「ダメか?」
「(う…子犬顔は卑怯だぞ!)…わかった。ギルバート」

フッとギルバートの雰囲気が柔らかくなる。青い目がきらきらした気がした。

「今日は派手なことはできないが、俺のオススメの場所を案内しよう」

心なしか、嬉しそうな弾む声だ。




街に着くと、驚愕した。何に1番驚いたかというと、仮装をした人々だ。仮装…というか、皆頭に動物の耳や植物の飾りを付けたり、仮面をつけたりしている。

…な、なんだここは……某夢の国か…?

俺は一瞬前世に舞い戻ったのかと錯覚した。

「あの…なぜ皆仮装を…?」
「?…そうか。君は記憶喪失だったから、これも覚えていないのだな。『収穫祭』は古く、聖霊たちが始めた行事だ。いつからか、聖霊たちに似せて、こんな風に仮装し出すようになったんだ」

ああ…そうか。この世界でかつていたとされる聖霊──彼らは、動植物に宿る存在で、その姿形も、動物や植物を元にしている。

「みんな好きな聖霊の格好をしているが…自分の属性の聖霊の格好をするのが今の若者の流行りだな」

側を通りすぎたカップルの2人の頭には、ぴょこんとうさぎ耳が生えている…。な、なるほど?

「…丁度良い。俺たちもやるか」

ええ!!まじか!まあ、確かにバレにくくはなると思うけどっ…この俺が似合うというのか…?!

だがギルバートの意志は固いのか、あれよあれよと言う間に連れられ、2人は仮装屋に来てしまった。

ギルバートが顔を隠してくれる、白い狼の仮面を手に取る。彼のプラチナブロンドに合っていて、隙間から覗く碧眼も相まって恐ろしく様になっている。

なるほどね。仮面なら俺も付けたい…。

と思って俺も仮面に手を伸ばしていると、ひょいと頭に何やら被せられた。ギルバートが無言で俺に動物の耳を付けたらしい。
はっと鏡を見ると、そこには黒い猫耳をつけた草臥れた男──俺がいた。

この俺に猫ちゃんの耳をつけるなんて、気でも狂ったのか、ギルバート?!

俺の頭に耳を装着した張本人のギルバートは、頭上で沈黙している。

…。

な、なにか言うなら言ってくれ…!似合ってないってズバリと!さあ!

「…か、」

か?

ボソリとギルバートが何か言うと、手で顔を覆ってしまう。…そんなに似合っていないのか。
チラッと彼を見ると、ギルバートの顔は仮面で隠れていたが、のぞいている口元は何かを噛み締めるように結んでいた。

「…可愛い(ボソ)」
「?あのさ…俺は別のにするよ…流石にこれは俺にはハードルが…」
「…似合っているが」
「?!」

しかし、俺はギルバートの勧めを何とか振り切って、なんか良い感じの木で出来ているシンプルな仮面を選んだ。

仮装をした2人はさらにバレにくくなったが、狼の仮面をしたギルバートはあまりにカッコ良く、劇団の俳優と思われているのか周りの視線を感じる。
何人かの若い女の子たちが、「っえ、あの人絶対イケメン。声かけようかな?一緒に遊びたいよね」と言っているのが聞こえ、クラウスはドキリとした。

ギルバートは周りの状況に気づくと、さっと俺の肩に手を置き脇道に誘導した。

「…王都には詳しいんだ。俺についてきてくれ」

彼の低音が耳元で聞こえた。

そのまま、人気の少ない路地を進む。両側のレンガの家家からはお祭りを祝う旗が垂れ、色とりどりの飾りが窓に飾ってあるのがとても可愛い。大通りの華やかさもいいけど、ちょっと小道に入るとまるで物語の中に入ったようでクラウスはワクワクした。

…街はどこを通っても小綺麗で、この国が豊かであることがわかる。

ギルバートは確かに道に詳しく、2人は大通りより人気は少ないが沢山の屋台の立ち並ぶ所まで来た。

クラウスは目を輝かせた。というのも、屋台には前世のように美味しそうな食べ物が売ってあるのだが、さらに至る所で魔法が使われていたのだ。
あそこの綿飴っぽい食べ物の屋台では、店主が綿飴を魔法で凍らせているし、こっちでは屋台から突然、炎で出来たドラゴンが現れると串に刺した肉を焼いていく。

ほわ~…

クラウスはいつまで経っても、この魔法の凄さに驚いてしまうのだった。

「あっちに、王都1美味しいボヤール(サンドウィッチ)の店があるんだ」

ギルバートは目を輝かせているクラウスを時々見つめながら、どこか満足そうな顔でオススメの店に次々に連れて行ってくれる。
ボヤール屋の店主のお爺さんは、ギルバートを一目見ると目を大きく見開いた。知り合いかな?
そして小声で話しかけてくる。

「ど、どうしたんかね坊ちゃん!いつもこの時期は街に来ないじゃろ」
「おじさん、お久しぶりです」

お爺さんは俺の方をチラッと見ると、その赤ら顔を綻ばせた。

「ほっほ、ワシはギルバート王子と昔馴染みでね。『収穫祭』では一度も坊ちゃんが遊びにきてくれることがなかったから、嬉しいのじゃよ。ここはとっておきのスペシャルメニューを出してあげよう」

ギルバートはお爺さんの話を始終恥ずかしそうに黙ったまま聞いている。お爺さんは、具沢山のサンドウィッチを慣れた手つきで用意してくれた。笑顔で手渡される。

「ありがとうございます」
「ほほ、じゃ、この後も2人で楽しんで。良いのう、若いお2人は」

そんなにギルバートが来ることが珍しいのだろうか。彼が連れて行ってくれた馴染みのお店の人たちは、一様に驚いていた。そして、最後はいつも謎ににこやかに送り出される。
どのお店の人たちも気が良く、腕が良く、そしてギルバートを孫や子供を見るように慈愛の籠った目で見ていた。

「昔から街に遊びに行っていたのか?」

王子である彼が下町にまで詳しいことに驚きがある。

「…そうだな。小さい頃から、街で遊んでいた。俺の両親は…母上は特に、王族だからと区別したがらなかったんだ。街にも普通に遊びに行っていた。まあ、護衛が遠くから見てるのには気づいたがな」

両親は寛容な人物だったらしい。
彼の両親…ギルバートの父で国王のオスカー陛下と、母はミア王妃という名だったな。
…そういえば、ミア王妃のことはあまり詳しく知らない。あまり情報が出ていないようだ。

しかし、思い返してみると”ゼト事件”の被害者に、王族がいたと記載されていなかったか?

クラウスは、ふと黙り込んでしまったギルバートの横顔を見ながら、心が嫌な音を立てるのを感じた。

ミア王妃は、まさか…。

「…今日案内した所は、全て俺が幼少期お世話になった人たちの所だ。…学園に入る前、本当に辛いことがあって…城に居たくなくて街へこっそり行ったりした。そんな時、俺を家族のように迎え入れてくれた人たちなんだ」

いつの間にか2人は街を見下ろす高台まで来ていた。
ギルバートはそっとクラウスの隣に立つと、読み取れない表情で景色を見つめる。

「誰もが、王族だと俺を区別せずに接してくれたから、俺も平民を身分で区別したくないんだ。…母上も、そんな思いを持った人だった」

”だった”。

「──君のお母さんは、一体…」

彼の声がひどく低く聞こえる。

「…”ゼト事件”で、亡くなったんだ。俺の目の前で…俺を庇って」

っ!!

クラウスは一瞬、ぐらりとする程血の気が引くのを感じた。

悪い予感は当たった。ギルバートから初めて聞かされる、彼とゼト事件との関係。母を失うなんて…
…どんなにこの事件で消えない傷を負ったのだろう。彼の顔は仮面で見えなかったが、固く体がこわばっているのを見て、胸が苦しくなる。
──彼も、本当は、ゼトに似ているこの俺を憎んでいるんじゃ…

ざあっと、今までクラウスに向けられた嫌悪の声が思い出され、目の前が真っ暗になった。

その時、がしりと力強い腕に支えられ、次の瞬間温かいものに包まれる。
ギルバートが支えるように抱きしめてきたのだ。

「──待ってくれ。俺は、君をゼトやアイザックと同じだとは思っていない…!最初、君の容姿だけを見て皆と同じように避けてしまったが…それは俺の心がまだ恐れていたからなんだ…。君はアイザックとは全然違う。君の人柄に触れて、それが良く分かった」

いつの間にか仮面が取れていて、ギルバートのはっとする美しい顔がすぐ目の前にあった。どこか苦しそうに眉を寄せている。

「…すまなかった。最初嫌な態度を取ったことをずっと後悔している。…俺は、ゼトなんかと関係なく、君自身のことをもっと知りたい」

俺自身を…。

俺は転移してきてから初めて、はっきりと自分だけを見られた気がした。彼の氷色の目は、まっすぐ俺を射抜く。その美しい目に捕らえられて、俺は目を離すことができなかった。

バタバタ。

その時、他の人のやってくる足音が聞こえ、2人はハッと我に帰って、すごい勢いで離れた。顔が熱くなるのを感じる。

「…と、とりあえず、あそこで休もう」

2人は高台から街を眺めながら、心地よい時を過ごした。
俺は話がうまい方ではなく口下手だが、ギルバートとの会話は不思議と沈黙さえ苦じゃなかった。彼も口数は多くないが、じっと俺の話に耳を傾けてくれるのが分かる。

…俺は、今までにないくらい彼に話をした。が、最後まで異世界から転移したかも知れないことは言えなかった。…もちろん、俺に魔力がないことも。


──この時打ち明けられていたら、何か変わっていたのかな。


「──そういえば…ずっと気になっていたんだが…君は18歳以上だとは知っているんだが、本当は何歳なんだ?」
「ああ、言ってなかったっけ。27歳だよ」

ボロっと、ギルバートが手に持っていたボヤール(サンドウィッチ)を落としそうになる。

「なっ、え?」
「どうした?」
「…まさか…そんな風には見えない…」

ギルバートが目を見開いて凝視してくる。
あまりの驚かれ様に、クラウスは眉をひそめた。

「…そんな俺って老けて見えるのか…(がーん)」
「いや!違う…!…ええっと、はっきり言うが…君は随分若く見えるんだ。同い年と言われても納得する…多分皆気づいていない」

…そりゃあなぁ…なにせこの世界の人々は男女ともに背が高い。俺だって前世ではそれなりに高い方なのに、ギルバートは見上げるくらい高い。体も筋肉質だし、顔も大人っぽい人が多い…。俺なんて社畜生活で筋肉なんかどっかいってしまった。羨ましい。

「…正直、すごくギャップが…かわ──」


「──ゔゔん、いや、良いと思う」

ギルバートが何やら歯切れ悪く言う。

「しかし、君は年上なのに俺にも敬語で話してくれていたんだな」
「王子だからな~それに、初めて君を見た時、本当に威厳があってとても年下には思えなかったよ」

合同大会で戦うギルバートの凜とした姿を思い出す。すでにもう、騎士のようだった。

「…カッコよくて、思わず魅入っちゃったなあ」
「…カッコいい?」

ピクリとギルバートが反応する。

「ああ!君の魔法を使って戦う姿、本当にカッコよかった!」

クラウスは目を輝かせてにっこり頷いた。
途端に、ギルバートが口に手を当てて天を仰ぐ。

「っ…」

ひとしきり何かに悶えていると、彼はおずおずと「ありがとう」と言ってくる。なんだかソワソワしていて、もしかして誉められて嬉しいのかも知れない、と思い至り、可愛い所もあるんだなと思った。

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