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始まり
一歳誕生日
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あれから一年が過ぎる…
父親ニクスは僕にベタベタで母親ヤサは包むような愛で僕を見守ってくれた。
未だに賢者の名残が消えないけど、話し方は子供の話し方になり喋るだけでも褒めてくれるのが最近の一番の楽しみだ。
両親が家にいない時は犬系獣人奴隷メイドのリリーがお世話をしてくれるので僕のお姉さんのような感じで見ている。
今日は僕の誕生日ということで父親は仕事を休み、
家で僕を甘やかしてくれる。
「お父さん、今日はごちそうなんでしょ」
「うんそうだ。グランの好きなスパゲティーもあるぞ」
「やったー、お父さん大好き。」
「そうかそうか。お父さんも大好きだぞ。」
僕の名前は、賢者が失踪した日に生まれたことから
グランになったらしい。
まぁ、僕なんだけどね。
リリーは、忙しそうにキッチンで料理を作っている。
うちは奴隷だからって差別はしないという主義なのだ。
お母さんは買うものがあると言って出かけていった。
夜になりみんなが食卓テーブルに集まった。
肉料理から野菜料理にケーキまである。
全ての料理が高級な食材を用いて作られている。
思わずよだれが出てしまうが、それもお母さんが拭いてくれる。
ご飯を食べ終わり、ご馳走様をいったときみんながプレゼントを渡してくれた。
お父さんは僕が剣士になりたいことを知っているため本物の剣をくれた。
一歳にこんなものをくれるなんてと思ったが嬉しいので受け取った。
母さんからは魔法の適性を調べる魔道具をくれてその場で魔法の適性を調べた。魔法なんてもうやだと思っていたがお母さんの頼みなので調べると大変な結果がでてしまった。
魔法適性絶大
賢者の資格
周りの空気が固まった。
「ねえあなた、賢者の資格って何。」
「こっちが聞きたいよ。リリーは知ってるかい?」
「知りません、賢者になれるのでしょうか?」
なんかまずいことになったぞ。このままだと賢者コース行きだ。そんなの嫌だよ。あんな魔法ばかりの生活はもう嫌だ。僕は剣士としていきたいんだ。
「お父さんお母さん、僕賢者なんかなりたくない。」
「なんでさ…とっても名誉なことだし、2代目の賢者として世間に名前を知られるんだぞ。」
お父さんが初めて僕に反論した。
「僕の夢は剣士なんだ。ちっぽけな夢って言われてもいい。魔法なんか使えなくてもいいから剣士になりたいんだ。」
「……そうね。賢者なんてなったら私たちとは遠く離れたところに行っちゃいそうだもの。
グラン、夢は剣士のままでもいいわ。でも剣士でも魔法があるのと無いとでは大違いなの。
だから魔法は覚えてちょうだい。
いいわね…母さんとの約束よ。」
母さんはそう言って僕を抱き上げてくれた。
そんな事件の後、リリーも僕にプレゼントしてくれた。
「リリー、いいのかい。少ない給料で、こんな高価なもの買ってもらって…」
「いいんです。グラン坊ちゃんのためならどんなことでもしますわ。それにお金なんてなくても奥様も
優しくしてくれるでしょう。」
と笑顔で言った。
買ってもらったものは、ペンダントでなんで高いのかはつけてみたらすぐわかった。
体が軽くなるのだ。
ペンダントの宝石を見て見ると中に何かの羽が入っている。
「この羽は何?」
と聞いて見ると、
「坊ちゃんそれは海の魔物ハーピーの羽です。上半身が女で下半身が鳥の魔物でその羽は人を軽くする効果があるそうです。」
そうなのか。賢者ですら知らなかった。
あまり引きこもるのは良く無いな。
15歳になったら俺冒険者になろう。
それまでは魔法と剣の訓練だ。
父親ニクスは僕にベタベタで母親ヤサは包むような愛で僕を見守ってくれた。
未だに賢者の名残が消えないけど、話し方は子供の話し方になり喋るだけでも褒めてくれるのが最近の一番の楽しみだ。
両親が家にいない時は犬系獣人奴隷メイドのリリーがお世話をしてくれるので僕のお姉さんのような感じで見ている。
今日は僕の誕生日ということで父親は仕事を休み、
家で僕を甘やかしてくれる。
「お父さん、今日はごちそうなんでしょ」
「うんそうだ。グランの好きなスパゲティーもあるぞ」
「やったー、お父さん大好き。」
「そうかそうか。お父さんも大好きだぞ。」
僕の名前は、賢者が失踪した日に生まれたことから
グランになったらしい。
まぁ、僕なんだけどね。
リリーは、忙しそうにキッチンで料理を作っている。
うちは奴隷だからって差別はしないという主義なのだ。
お母さんは買うものがあると言って出かけていった。
夜になりみんなが食卓テーブルに集まった。
肉料理から野菜料理にケーキまである。
全ての料理が高級な食材を用いて作られている。
思わずよだれが出てしまうが、それもお母さんが拭いてくれる。
ご飯を食べ終わり、ご馳走様をいったときみんながプレゼントを渡してくれた。
お父さんは僕が剣士になりたいことを知っているため本物の剣をくれた。
一歳にこんなものをくれるなんてと思ったが嬉しいので受け取った。
母さんからは魔法の適性を調べる魔道具をくれてその場で魔法の適性を調べた。魔法なんてもうやだと思っていたがお母さんの頼みなので調べると大変な結果がでてしまった。
魔法適性絶大
賢者の資格
周りの空気が固まった。
「ねえあなた、賢者の資格って何。」
「こっちが聞きたいよ。リリーは知ってるかい?」
「知りません、賢者になれるのでしょうか?」
なんかまずいことになったぞ。このままだと賢者コース行きだ。そんなの嫌だよ。あんな魔法ばかりの生活はもう嫌だ。僕は剣士としていきたいんだ。
「お父さんお母さん、僕賢者なんかなりたくない。」
「なんでさ…とっても名誉なことだし、2代目の賢者として世間に名前を知られるんだぞ。」
お父さんが初めて僕に反論した。
「僕の夢は剣士なんだ。ちっぽけな夢って言われてもいい。魔法なんか使えなくてもいいから剣士になりたいんだ。」
「……そうね。賢者なんてなったら私たちとは遠く離れたところに行っちゃいそうだもの。
グラン、夢は剣士のままでもいいわ。でも剣士でも魔法があるのと無いとでは大違いなの。
だから魔法は覚えてちょうだい。
いいわね…母さんとの約束よ。」
母さんはそう言って僕を抱き上げてくれた。
そんな事件の後、リリーも僕にプレゼントしてくれた。
「リリー、いいのかい。少ない給料で、こんな高価なもの買ってもらって…」
「いいんです。グラン坊ちゃんのためならどんなことでもしますわ。それにお金なんてなくても奥様も
優しくしてくれるでしょう。」
と笑顔で言った。
買ってもらったものは、ペンダントでなんで高いのかはつけてみたらすぐわかった。
体が軽くなるのだ。
ペンダントの宝石を見て見ると中に何かの羽が入っている。
「この羽は何?」
と聞いて見ると、
「坊ちゃんそれは海の魔物ハーピーの羽です。上半身が女で下半身が鳥の魔物でその羽は人を軽くする効果があるそうです。」
そうなのか。賢者ですら知らなかった。
あまり引きこもるのは良く無いな。
15歳になったら俺冒険者になろう。
それまでは魔法と剣の訓練だ。
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