異世界を最強スキル『スマホ』と『ゲーム』で無双する

5章

グリズリーパレード

「俺はラジエルが進化してからある夢を見るようになった。」
赤髪とあおがみの男の子に緑の髪の女の子がいる。
そのみんなが俺を囲んで魔法をかけている。俺は昔から体が弱くて体が良くなる魔法をかけなきゃいけないらしい。
夢の中の俺はなんでも知ってて、ゆりかごとよばれるところにいた。
揺かごは世界の生命線らしい。
そこで夢は終わる。

「ムームー、スズおはよう。」

「「おはよう」」

スズが言う。「昨日はぐっすり寝てたね。うなされてないってことは例の夢にも慣れた？」


ムームーが言う。「大丈夫ですか？」

「ああ少しめまいはするがな」

同じ体に二つの意識が入っている感じだ。

その時どあがバタンと開いた。

「大変だ。エレメンタルグリズリーどもが深層から攻めてくる。冒険者は全員集合だ。」

茶髪の男は頬に傷を負っていた。確か商店街にいた男だ。
「「「行くぞ」」」

こいつらを王都を守るためにも。


………

エレメンタルグリズリーを前に魔道書を掲げる人たちや、大剣を振る人たち。やばいぞこの状況。

［ラジエルです。この者たち、敵と味方と分けて瞬殺することができますがしますか？］

「そんなことが…できるならやってほしい。」

［スキル「支配者」の処刑発動。支配者により、処刑対象を定めました。特殊スキル「揺かごの守り」を対象以外に発動。
ラジエルの権限により、運動エネルギーの逆反射。
スキル「回る者」による回転流動体の回転を8倍まであげます。物理法則を無視し拡大します。
運動エネルギーを貫通させます。揺かごにより、魔物の瘴気の浄化。又は魔剣化します。一部失敗。
MPにして、取り込みます。それを使い、負傷者の回復。完了いたしました。
味方側に魔族が数人いましたが排除。1名とりのがしました。］

「えっ？強すぎない。エレメンタルグリズリー、跡形もないよ？なんか剣落ちてるよ？みんな眠ってるよ？」

［これが真の力です。］

「びっくり、ディノってこんな強かったんだね。」

「すごいです。」

「ウオーーーーー」
なんか称えられました。
僕の力じゃないのにな～