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2章
次の国は迷宮都市⁉︎
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次に来たのは迷宮都市ノベール。
迷宮を取り囲むようにできた国は珍しくないらしい。
真ん中に建つ城の形をした迷宮ゴーストハウスは大きくかっこよかった。
その近くにあるギルドのギルドマスター
がこの国の最高権力者だ。そのギルドに行く。そして、カウンターの受付嬢に父さんが「魔王だ。ギルドマスターはいるか?」といった。
「Aランク冒険者の魔王様ですねー。ギルマスなら、今出かけていますのであそこの椅子にお座りになってお待ちください。」と受付嬢が言ったので、そこで待つことにした。
なんで魔王が来たのにそんなにびっくりしなかったのだろう?と疑問に思い、
父さんに聞いてみた。
すると父さんはあわてて
「シーー。父さんはここで冒険者として登録してるんだ。その時ネームを魔王にしてしまったんだ。しかしみんなこのことに気づかず、ギルドマスター以外は、俺の本当の正体を知らないんだ。」
そういうことか、俺は納得した。
すると片手剣を持った18歳位の男の人が近づいてきて言った。
「Aランク冒険者の魔王さんですよね。俺ファンなんです。握手してもらえますか?」
どうやら父さんのファンらしい。父さんが本当の魔王だと知ったら驚いて腰が抜けるだろう。
「もうこの手洗わねー。」
とか言って去っていた若い人を見て、俺は苦笑いした。すると受付嬢から
「ギルマスが帰ってきましたよー」
と声がかかった。
そして俺たち家族は、ギルドマスタールームへと行くのだった。
迷宮を取り囲むようにできた国は珍しくないらしい。
真ん中に建つ城の形をした迷宮ゴーストハウスは大きくかっこよかった。
その近くにあるギルドのギルドマスター
がこの国の最高権力者だ。そのギルドに行く。そして、カウンターの受付嬢に父さんが「魔王だ。ギルドマスターはいるか?」といった。
「Aランク冒険者の魔王様ですねー。ギルマスなら、今出かけていますのであそこの椅子にお座りになってお待ちください。」と受付嬢が言ったので、そこで待つことにした。
なんで魔王が来たのにそんなにびっくりしなかったのだろう?と疑問に思い、
父さんに聞いてみた。
すると父さんはあわてて
「シーー。父さんはここで冒険者として登録してるんだ。その時ネームを魔王にしてしまったんだ。しかしみんなこのことに気づかず、ギルドマスター以外は、俺の本当の正体を知らないんだ。」
そういうことか、俺は納得した。
すると片手剣を持った18歳位の男の人が近づいてきて言った。
「Aランク冒険者の魔王さんですよね。俺ファンなんです。握手してもらえますか?」
どうやら父さんのファンらしい。父さんが本当の魔王だと知ったら驚いて腰が抜けるだろう。
「もうこの手洗わねー。」
とか言って去っていた若い人を見て、俺は苦笑いした。すると受付嬢から
「ギルマスが帰ってきましたよー」
と声がかかった。
そして俺たち家族は、ギルドマスタールームへと行くのだった。
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