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2章

連続戦闘 ボスとの戦い

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あれからゴブリンの群れと4回
オーガというゴブリンの上位種族頭3回戦った。どんどん進んでいきとうとうボスの部屋に行った。しかしそこで会ったのは、そこにいてはいけないものだった。(ミノタウルス)人の体に牛の顔。強靭な肉体で襲いかかってくる厄介なモンスター。本来なら迷宮の奥にいるBランク級のモンスターだ。
父さんに戦ってみろと言われたので、戦ってみる。相手の体から伝わる重圧感。
相手が息を吸い、吠えた。空気がビリビリと震える。その声で戦いは始まった。ミノタウルスが持っているハンマーを弾く。しかし恐るべき怪力で、無理矢理ハンマーを動かし俺を潰そうとする。サイドステップでよけるが、はねた地面のかけらが腕に刺さる。血が出るが、治癒魔法で治す。体勢を崩したミノタウルスの背中を切り裂く。しかし途中で突き刺さって止まってしまった。武器をなくした俺は困惑して止まってしまった。
そんな俺を嘲笑いながら、殴りかかってきたミノタウルスの拳を父さんが止めた。「選手交代だ。ソーマ下がっとけ。」と言って父さんが戦う。
するとミノタウルスは瞬く間にボコボコにされ、戦闘が終わった。それと同時に溢れ出てくるパワー。おそらくこれがレベルアップなんだろう。魔石を取り出し、ギルドマスターのところに戻ることにした。
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