治癒魔法で不死の軍隊を!

潮風ひなた

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3章

ドワーフさん視点 襲撃者

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今は、たくさんの道具を持って、魔王様の子供、ソーマ様の初戦争で必要なものを、
持って行く途中なのです。

城が少し見え、ソーマ様が丘の上から手を振っています。見送りに来てくれたのでしょうか。

こちらも手を振り返します。
まだ会って2回目なのにとてもフレンドリーで今度の、魔王が務まりそうな良い性格です。

いきなりソーマ様が倒れました。

誰かが弓を放ったのです。

荷物を運んでいた冒険者の2人のうちの、一人です。

私の馬鹿が。今は、戦争中と言うことをわかっていたのに、信用のできない冒険者を雇ってしまいました。

戦闘の経験のある私の弟子が、襲撃者を殺そうとしますが、さすがは戦闘職と言うべきでしょうか。私の弟子でははが立ちません。

自分自身が貴重で私は人に狙われやすいので、誘拐されるのを防ぐために武には自信があります。

私自身が作ったショートソードを、鞘から抜いて立ち向かいます。

自分のミスは自分で解決する。
これが私のモットーなのですから。

相手が持っているのは、弓矢と短剣が二本と、投げナイフが一つ。

冒険者、いや襲撃者がナイフを投げてきました。紙一重で躱し、間合いに入った襲撃者を切り捨てようとしますが、
受けられます。

襲撃者もなかなかの戦闘経験を持っているのでしょう。相手は1本の短剣を逆手に持ち、私の腕を切りつけようとします。

同じ位の実力での攻防。
それは5分位に渡り、続きました。

しかし鍛治をやって体力をつけていた私の方が体力はありました。

相手はだんだん傷をつけていき、
やがて力つきました。

ソーマ様は大丈夫でしょうか。


ソーマ様は、右腕から血を流して倒れていました。

私が買っていたいざと言う時のために使う、上級ポーションをかけます。

血は止まったので、急いで城の医務室に連れて行きます。

……… 30分後医務室から出てきたソーマ様は無事でした。

どうやら自分の治癒魔法で、直したそうです。無事で良かったと思い、謝罪の気持ちを込め、魔導回路短縮型魔方陣を全てタダで渡すことにしました。

自分の部下は、反対しましたが
私はそれだけの財力を持っているし、何より謝罪は大切です。このくらいのことをしておかなければ。

私はこの後1時間位にわたり魔導回路短縮型魔方陣の、説明をして、最後に謝罪をして帰ることにしました。

メイドさんが出してくれた紅茶はとてもおいしかったです。戦争中でもこの味を出せる事は、とてもすごいことなのでしょう。帰るとき私は部下に今後いっさいこのようなことがないように気をつけるように言い聞かせてから帰りました

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