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番儀式②★
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セオの味を忘れないよう、舌舐めずりをした。
「大丈夫だったか?気持ち悪くないか?」
「うん……平気。……このまま僕がするね」
僕は組み敷いたまま、唇にキスを落とし首筋から鎖骨へと舌を這わせる。
胸の尖りを猫爪で弄って、もう一つの尖りは舌を這わせたり甘噛みをした。
セオの下生えに手を伸ばして緩く立ち上がった昂まりを優しく掴み上下に扱き上げる。
「はぁ……はァ……っ」セオの息遣いが荒くなり、紅潮していく。みるみるうちに熱くそり立った。
そろそろかな、とパンティーに手をかけようとした時「このままじゃ、入らないよ」と囁かれ、セオにするするとパンティーの紐を解かれる、香油を指に馴染ませた後、蕾は充てがう指を飲み込んで甘く締め付ける。
「俺に身体を預けて……」
堪らなくなっておでこをセオの肩にもたげる。快楽を更に高みへと突き上げるその場所をすぐに探り当て何度も擦られると、身体中の熱が集まって呼吸が浅くなる。
「はァ……もッ……挿れよう……もたない」
僕は上体を起こして、再び扱き張り詰めた男根に手を添えてゆっくりと腰を下ろしていく。
より深く飲み込んだ結合を馴染ませるまで少し待った。
「セオ……好き、ずっと……一緒に……いよう」
「ああ、ルカ……離さない」
そろそろと腰を跳ねさせて、時々腹の裏側に当たる快楽に抗えず背中を反り返す。
じれったくなったセオは腰を掴んで下から突き上げる。
甘い微睡みと痺れの中で揺蕩い、金色の花弁のなか、背骨を伝う官能の熱は恍惚を広げていき、やがて溢れ出した。
☆
いつの間にか、疲れ果てて眠ってしまっていた。眠りが浅くなったころ、ふと我に返り儀式の事を思い出してぼんやりと眼を開くと、目の前に僕を見つめるセオがいた。
「ふっ、起きたか」微笑むセオ。
「ごめん、眠くなっちゃって……儀式の時間大丈夫?」猫らしく手で顔を擦りながら言う。
「まだ大丈夫だ、そろそろ身体を清めるか?」
「うん」と頷くと、セオは僕の膝裏を掬うように横抱きにして湯舟に入れてくれた。
湯舟には、花弁の他に厄除けの為だろうかローズマリー等のハーブも入っていた。
僕は抱えられたまま、ちゅ、と拙い音を立てながら、セオのおでこやこめかみ、頬に口付けた。
セオはお返しに深く口付けをすると、舌で唇を割入り口内を蹂躙して、息をするのが苦しいほどの深い口付けで返した。
二人でたわいも無い会話をして、時計が小さく二回鐘を鳴らし深夜二時を知らせる、そろそろかと湯を上がった。
ふ、と天井を見上げると、それはそれは大きく真ん丸なお月様が綺麗にクレーターまではっきりと見えて、落ちてきそうと思える程だった。
二人は猫型になって準備をする。この国では儀式や出産等は猫型で行う方がリスクも少ない為、推奨されている。
生まれたままの姿……。僕は金色の毛並みではなく魔力で本来の三毛猫の姿になっている、緊張のあまり香箱座りで満月の時が来るのを待っていた。
時々眠ってしまう僕を、セオは舐めて毛繕いをしてくれる。
気持ち良くなって、更に眠気に襲われて、猫耳や口周りを甘噛みして起こしてくれた。
セオの長い尻尾が僕のボブテイルに絡みついたその時、カーンカーンとけたたましく時計の鐘が鳴り響いた。瞳と猫耳をしばたたかせる、真夜中なのに皆んな起きてしまうんじゃないかと憂慮するのも寸秒。
「さあ、するよ」
セオは穏やかに告げると、僕のペンダントを外し、うなじに犬歯をゆっくり優しく食い込ませる。
僕は刹那の痛みが、ぶわっ、と全身を巡り、わずかな痺れとともに身体が火照るような不思議な感覚に襲われた。
噛み跡は月光に照らされ、ふっ、と仄明かりを放つ。
噛み跡が僅かに血が滲んで、心配したセオは暫く舐めていてくれた。
二人は番儀式を終えて安心したのか、微睡みの中に沈み込むように眠った。
「大丈夫だったか?気持ち悪くないか?」
「うん……平気。……このまま僕がするね」
僕は組み敷いたまま、唇にキスを落とし首筋から鎖骨へと舌を這わせる。
胸の尖りを猫爪で弄って、もう一つの尖りは舌を這わせたり甘噛みをした。
セオの下生えに手を伸ばして緩く立ち上がった昂まりを優しく掴み上下に扱き上げる。
「はぁ……はァ……っ」セオの息遣いが荒くなり、紅潮していく。みるみるうちに熱くそり立った。
そろそろかな、とパンティーに手をかけようとした時「このままじゃ、入らないよ」と囁かれ、セオにするするとパンティーの紐を解かれる、香油を指に馴染ませた後、蕾は充てがう指を飲み込んで甘く締め付ける。
「俺に身体を預けて……」
堪らなくなっておでこをセオの肩にもたげる。快楽を更に高みへと突き上げるその場所をすぐに探り当て何度も擦られると、身体中の熱が集まって呼吸が浅くなる。
「はァ……もッ……挿れよう……もたない」
僕は上体を起こして、再び扱き張り詰めた男根に手を添えてゆっくりと腰を下ろしていく。
より深く飲み込んだ結合を馴染ませるまで少し待った。
「セオ……好き、ずっと……一緒に……いよう」
「ああ、ルカ……離さない」
そろそろと腰を跳ねさせて、時々腹の裏側に当たる快楽に抗えず背中を反り返す。
じれったくなったセオは腰を掴んで下から突き上げる。
甘い微睡みと痺れの中で揺蕩い、金色の花弁のなか、背骨を伝う官能の熱は恍惚を広げていき、やがて溢れ出した。
☆
いつの間にか、疲れ果てて眠ってしまっていた。眠りが浅くなったころ、ふと我に返り儀式の事を思い出してぼんやりと眼を開くと、目の前に僕を見つめるセオがいた。
「ふっ、起きたか」微笑むセオ。
「ごめん、眠くなっちゃって……儀式の時間大丈夫?」猫らしく手で顔を擦りながら言う。
「まだ大丈夫だ、そろそろ身体を清めるか?」
「うん」と頷くと、セオは僕の膝裏を掬うように横抱きにして湯舟に入れてくれた。
湯舟には、花弁の他に厄除けの為だろうかローズマリー等のハーブも入っていた。
僕は抱えられたまま、ちゅ、と拙い音を立てながら、セオのおでこやこめかみ、頬に口付けた。
セオはお返しに深く口付けをすると、舌で唇を割入り口内を蹂躙して、息をするのが苦しいほどの深い口付けで返した。
二人でたわいも無い会話をして、時計が小さく二回鐘を鳴らし深夜二時を知らせる、そろそろかと湯を上がった。
ふ、と天井を見上げると、それはそれは大きく真ん丸なお月様が綺麗にクレーターまではっきりと見えて、落ちてきそうと思える程だった。
二人は猫型になって準備をする。この国では儀式や出産等は猫型で行う方がリスクも少ない為、推奨されている。
生まれたままの姿……。僕は金色の毛並みではなく魔力で本来の三毛猫の姿になっている、緊張のあまり香箱座りで満月の時が来るのを待っていた。
時々眠ってしまう僕を、セオは舐めて毛繕いをしてくれる。
気持ち良くなって、更に眠気に襲われて、猫耳や口周りを甘噛みして起こしてくれた。
セオの長い尻尾が僕のボブテイルに絡みついたその時、カーンカーンとけたたましく時計の鐘が鳴り響いた。瞳と猫耳をしばたたかせる、真夜中なのに皆んな起きてしまうんじゃないかと憂慮するのも寸秒。
「さあ、するよ」
セオは穏やかに告げると、僕のペンダントを外し、うなじに犬歯をゆっくり優しく食い込ませる。
僕は刹那の痛みが、ぶわっ、と全身を巡り、わずかな痺れとともに身体が火照るような不思議な感覚に襲われた。
噛み跡は月光に照らされ、ふっ、と仄明かりを放つ。
噛み跡が僅かに血が滲んで、心配したセオは暫く舐めていてくれた。
二人は番儀式を終えて安心したのか、微睡みの中に沈み込むように眠った。
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