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第二章
第十一話.襲撃
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目を凝らしてよく見てみる。
するとその人型の何かは、街灯からするりと降りて、翼を広げてふわりと着地する。
街灯の光が消える――同時に、その人型は急に迫ってきた――
「うっ……!」
あまりにも速い。
目の前までくるや、また翼を広げる――大きい、鳥が人のサイズになった時はこんな感じなのかと、思う。
しかし、それはいい。
それよりも、大事な事実が目の前に、ある。
「……小鳥遊さん?」
そう――街灯によって照らされたその素顔は、小鳥遊さんだった。
しかし彼女を彼女として認識するには、やや差異が生じている。
その瞳は白目と黒目の色が反転しいて、明らかに異質。
俺を睨みつける双眸、敵意を感じさせるその表情、いつもの小鳥遊さんの雰囲気はまるでない。あるのはただひたすらな、敵意だけ。
彼女は右手を振るう。
とっさに後方へ避けるも右手の指先から鋭い痛みが伝わる。
地面に血が滴る、かすったものの指先は鋭利な刃物で切られたかのような切り傷が走っていた。
彼女の手を見てみると、その爪は鋭く、そして太く伸びていた。鳥の爪のような見た目だ。
彼女の背にある翼が、大きく広がる。
風が生じ、姿勢を低くしてなんとか吹き飛ばされないように耐える。
小鳥遊さんの足が地面から離れて、彼女の体は次第に上へ上へと浮いていく。
街灯の照明の位置あたりまできたところで――滑空、俺へ真っ直ぐに向かってくる。
「くっ……!」
横に避ける。
その際に、痛みも走った。あの速さ、とんでもないな……。
避けたと思ったのに、切り傷ができている。
小鳥遊さんは地面すれすれを低空飛行し、翼を広げるやまた高所へと移動する。
鳥が敵を攻撃する光景を見たことがある、それとまったく同じだ。
「小鳥遊さん!」
「……」
俺の呼びかけには何も答えない。
続く攻撃の姿勢に備えて俺は身構える、滑空、低空飛行、攻撃――最後の瞬間に横へと逃げるも痛みが走る。
攻撃を完全にかわすことは不可能だ。
けれど、これくらいの攻撃ならば、耐えられる。
俺なら、耐えられるが。
耐えたところで問題が解決するわけでもない。それが、問題だ。
彼女の正気をどうにかして取り戻す必要がある。
しかしながらここは住宅街、あまりにも彼女の異様な姿は目立つ。
ひと気がないとはいえ、このままここで騒音をまき散らせばいずれ近隣の住民に知られる。怪異関連で騒ぎになると、厄介だ。
本来、一般人は怪異の姿を目視することができないが、小鳥遊さんの場合はその肉体が怪異に操られて変化している――一般人にも当然彼女の姿は見える。
今日何とかしたとして、明くる日に鳥人間現る――と彼女が話題になってしまうのは、とても厄介な話である。
俺はポケットから財布を取り出した。
別にこの問題を金銭で解決しようってわけじゃあない。
財布の中に、このような状況になった時のための道具を忍ばせているのだ。
札を入れる場所に入っている、一枚のおふだ。
お金ではない。自分でも読めないような文字で埋め尽くされた、異様なおふだ。
それを取り出して、俺は地面へと張りつけた。おふだは吸い付くように張り付く。
周辺に広がる、青白い空間。
――結界。というらしい、こういうのを。
これにより怪異に関するものは周囲に認識されず、更には人払いの効果もある。
このおふだはじいちゃんから譲り受けたものだ、今までに何度か使用したことがある、効果は確かなもの。
再び小鳥遊さんの猛攻が続く、左右の塀は既に傷だらけである。
攻撃の際に体を回転させての爪攻撃が厄介だ、速い上に射程距離が意外とある。
小鳥遊さんは街灯の上に一旦着地し、俺の様子を窺っていた。
「小鳥遊さん、きみは怪異に操られてるんだ! 意識を取り戻せ!」
「……」
やはり反応はなしか。
翼が広がる。大きく羽ばたく動作をするや、翼の羽がまるで針のように降り注いできた。
「うぉっ!」
電柱の影に隠れてやりすごす。
おいおい。地面に羽、突き刺さってるよ……。
羽の硬度も自在に変えられるようだな。
じいちゃんよ。意外と戦闘やらの力はたいしたことないのかもしれんなあ――だって? 全然たいしたことあるよこの力。たいしたもんだよこの力。
そんじょそこらの怪異よりはるかに強い。
何より知能が高い。相手の力量を図るべくしっかりと観察して、攻撃を何度かして様子を窺っている。今は遠距離攻撃で俺の出方を見てるときた。
それなりに戦い慣れている怪異だ。
幸鳥、思ったよりも手こずりそうだな……。
「さて、どうするか……」
顔を出してみると、また羽が飛んできたのですぐに顔を引っ込める。
危ねえ……目ん玉にでも突かれたらたまったもんじゃないぜ。
一先ずは、この場合……手っ取り早いのは小鳥遊さんの意識を覚醒させることだ。
そうすれば肉体の主導権が彼女に移る、はず。多分。確証はない。
「小鳥遊さん、目を覚ますんだ! 怪異に負けるな!」
声を掛けてはみるものの、果たして効果はあるのかどうか。
言葉の代わりに帰ってきたのは羽攻撃。
とんだ返答だね、泣けてくるぜ。
俺は隙を見て電柱から電柱へと移動した。このたった数メートルの斜め移動、冷や汗をかく。
羽攻撃が飛んできたために飛び込むように電柱の影へ。
危うくハチの巣になるところだった。
「やってるやってる~」
ふとその時、後方からコツッコツッと足音を鳴らしてやってきたのは――
「立花さん……?」
「そう、立花だよ~」
煙草を吸いながら、まるで散歩でもするかのような足取り。
「上等な結界を張ってるもんだから、つい来てしまったよ~」
「立花さん、危ないですよ!」
「大丈夫よ~」
小鳥遊さんの羽攻撃――しかし立花さんは避けようともせず、煙草をただふかして煙を吐いた。
羽は、煙に触れると停止、した。
「これでもわたし、意外と戦えるのよ?」
「……そのようで」
あの煙草は何かしらの力が込められたもののようだ。
ただの煙草に見えて、あれも仕事道具、か。
見た目や雰囲気と違って相当な実力の持ち主らしい。何よりじいちゃんの作ったお札の結界を軽々と突破するような人だ。詐欺師であって、詐欺師と見せかけて、ちゃんとした専門家。
ようやくそのことを、思い知らされる。
とはいえ、俺の中にある立花さんの評価はたいして上がりはしないが。
「ううぅ~……」
小鳥遊さんは立花さんを見るや表情を歪めていた。
明らかな嫌悪感を見せている。それに対して立花さんはどこか恍惚に表情を染めていた。
小鳥遊さんは背を向けて、飛び去ってしまった。
「……嫌われちゃったかしら?」
「そのようで」
「ショックだな~」
そう言うにしては、まんざらでもないような表情だが。
まあそれはいいとして。
「ともかく、助かりましたよ」
「本来ならばお金をもらうところなんだけど、初回サービス無料よ」
「そうですか、それはどうも」
次回の利用はあるのやら。
「怪我はないかい?」
「特には」
「そうかい、それはよかった」
電柱に預けていた背中を離す。
小鳥遊さんの姿はもうないし、危機は去ったとみていいだろう。
俺は胸を撫で下ろして、一息ついた。
「上等な結界はこれかい」
「ええ、そうです」
立花さんは地面からおふだをぺりぺりと剥がしてまじまじと見ていた。
ふぅむ。そんな声を漏らしては、表、裏と、細部まで、まじまじと。
「これ、もらっていい?」
「駄目です」
「わたしのおかげであの子が撤退したんだし、これくらいいいだろう?」
「仕方ないですね、一枚だけですよ」
「ということは何枚か持ってるのかい?」
「……」
無言の返答。
もはや答えを言っているようなものだけど。
立花さんはにやついた笑みを浮かべておふだを丁寧に折ってポケットへしまった。
「あれは一体、なんなんですか?」
「あれかい? 幸鳥はコウトリバコの使用者の体に取り憑いて変化させることができるんだよ~。言ってなかったかい? 言ってなかったか。まあ~大体、幸鳥が危機を感じたときくらいだ、ああやってしかけてくるのは。コウトリバコに何かしようとしなかったかい?」
「……あっ」
「思い当たる節があるようだね~」
そういえば、一度強く握って破壊を試みようとしたな。
あれくらいで、か。幸鳥にとっては身の危険を感じるほどだったのかもしれないが。
「あの段階になるとますます祓うのが難しくなる、変なプライドなんか捨ててわたしを頼りたまえよ~」
「そうですね、気が向いたら連絡しますよ」
「まったく、強情だね~」
「それじゃあ、失礼します」
「気を付けて帰りたまえよ~。ほら、忘れ物」
「どうも」
地面に落ちていた夏美へのお土産である菓子の入った袋を受け取る。
一か所、穴が開いているがまあ食べられるだろう。
「おふだ、ありがとね~」
「いえいえ、どういたしまして」
互いに踵を返す。
家まで徒歩数分といった距離、再び襲われないことを祈るばかりだ。
自宅についてしまえばおそらくは安全だろう。自宅にはじいちゃんがくれたおふだがいくつもあってあそこはある意味世界一安全な場所だ。怪異が生きたまま入ってくることは、先ずない。
入ってくるのは大抵俺が仕留めた死体の怪異だけだ。
するとその人型の何かは、街灯からするりと降りて、翼を広げてふわりと着地する。
街灯の光が消える――同時に、その人型は急に迫ってきた――
「うっ……!」
あまりにも速い。
目の前までくるや、また翼を広げる――大きい、鳥が人のサイズになった時はこんな感じなのかと、思う。
しかし、それはいい。
それよりも、大事な事実が目の前に、ある。
「……小鳥遊さん?」
そう――街灯によって照らされたその素顔は、小鳥遊さんだった。
しかし彼女を彼女として認識するには、やや差異が生じている。
その瞳は白目と黒目の色が反転しいて、明らかに異質。
俺を睨みつける双眸、敵意を感じさせるその表情、いつもの小鳥遊さんの雰囲気はまるでない。あるのはただひたすらな、敵意だけ。
彼女は右手を振るう。
とっさに後方へ避けるも右手の指先から鋭い痛みが伝わる。
地面に血が滴る、かすったものの指先は鋭利な刃物で切られたかのような切り傷が走っていた。
彼女の手を見てみると、その爪は鋭く、そして太く伸びていた。鳥の爪のような見た目だ。
彼女の背にある翼が、大きく広がる。
風が生じ、姿勢を低くしてなんとか吹き飛ばされないように耐える。
小鳥遊さんの足が地面から離れて、彼女の体は次第に上へ上へと浮いていく。
街灯の照明の位置あたりまできたところで――滑空、俺へ真っ直ぐに向かってくる。
「くっ……!」
横に避ける。
その際に、痛みも走った。あの速さ、とんでもないな……。
避けたと思ったのに、切り傷ができている。
小鳥遊さんは地面すれすれを低空飛行し、翼を広げるやまた高所へと移動する。
鳥が敵を攻撃する光景を見たことがある、それとまったく同じだ。
「小鳥遊さん!」
「……」
俺の呼びかけには何も答えない。
続く攻撃の姿勢に備えて俺は身構える、滑空、低空飛行、攻撃――最後の瞬間に横へと逃げるも痛みが走る。
攻撃を完全にかわすことは不可能だ。
けれど、これくらいの攻撃ならば、耐えられる。
俺なら、耐えられるが。
耐えたところで問題が解決するわけでもない。それが、問題だ。
彼女の正気をどうにかして取り戻す必要がある。
しかしながらここは住宅街、あまりにも彼女の異様な姿は目立つ。
ひと気がないとはいえ、このままここで騒音をまき散らせばいずれ近隣の住民に知られる。怪異関連で騒ぎになると、厄介だ。
本来、一般人は怪異の姿を目視することができないが、小鳥遊さんの場合はその肉体が怪異に操られて変化している――一般人にも当然彼女の姿は見える。
今日何とかしたとして、明くる日に鳥人間現る――と彼女が話題になってしまうのは、とても厄介な話である。
俺はポケットから財布を取り出した。
別にこの問題を金銭で解決しようってわけじゃあない。
財布の中に、このような状況になった時のための道具を忍ばせているのだ。
札を入れる場所に入っている、一枚のおふだ。
お金ではない。自分でも読めないような文字で埋め尽くされた、異様なおふだ。
それを取り出して、俺は地面へと張りつけた。おふだは吸い付くように張り付く。
周辺に広がる、青白い空間。
――結界。というらしい、こういうのを。
これにより怪異に関するものは周囲に認識されず、更には人払いの効果もある。
このおふだはじいちゃんから譲り受けたものだ、今までに何度か使用したことがある、効果は確かなもの。
再び小鳥遊さんの猛攻が続く、左右の塀は既に傷だらけである。
攻撃の際に体を回転させての爪攻撃が厄介だ、速い上に射程距離が意外とある。
小鳥遊さんは街灯の上に一旦着地し、俺の様子を窺っていた。
「小鳥遊さん、きみは怪異に操られてるんだ! 意識を取り戻せ!」
「……」
やはり反応はなしか。
翼が広がる。大きく羽ばたく動作をするや、翼の羽がまるで針のように降り注いできた。
「うぉっ!」
電柱の影に隠れてやりすごす。
おいおい。地面に羽、突き刺さってるよ……。
羽の硬度も自在に変えられるようだな。
じいちゃんよ。意外と戦闘やらの力はたいしたことないのかもしれんなあ――だって? 全然たいしたことあるよこの力。たいしたもんだよこの力。
そんじょそこらの怪異よりはるかに強い。
何より知能が高い。相手の力量を図るべくしっかりと観察して、攻撃を何度かして様子を窺っている。今は遠距離攻撃で俺の出方を見てるときた。
それなりに戦い慣れている怪異だ。
幸鳥、思ったよりも手こずりそうだな……。
「さて、どうするか……」
顔を出してみると、また羽が飛んできたのですぐに顔を引っ込める。
危ねえ……目ん玉にでも突かれたらたまったもんじゃないぜ。
一先ずは、この場合……手っ取り早いのは小鳥遊さんの意識を覚醒させることだ。
そうすれば肉体の主導権が彼女に移る、はず。多分。確証はない。
「小鳥遊さん、目を覚ますんだ! 怪異に負けるな!」
声を掛けてはみるものの、果たして効果はあるのかどうか。
言葉の代わりに帰ってきたのは羽攻撃。
とんだ返答だね、泣けてくるぜ。
俺は隙を見て電柱から電柱へと移動した。このたった数メートルの斜め移動、冷や汗をかく。
羽攻撃が飛んできたために飛び込むように電柱の影へ。
危うくハチの巣になるところだった。
「やってるやってる~」
ふとその時、後方からコツッコツッと足音を鳴らしてやってきたのは――
「立花さん……?」
「そう、立花だよ~」
煙草を吸いながら、まるで散歩でもするかのような足取り。
「上等な結界を張ってるもんだから、つい来てしまったよ~」
「立花さん、危ないですよ!」
「大丈夫よ~」
小鳥遊さんの羽攻撃――しかし立花さんは避けようともせず、煙草をただふかして煙を吐いた。
羽は、煙に触れると停止、した。
「これでもわたし、意外と戦えるのよ?」
「……そのようで」
あの煙草は何かしらの力が込められたもののようだ。
ただの煙草に見えて、あれも仕事道具、か。
見た目や雰囲気と違って相当な実力の持ち主らしい。何よりじいちゃんの作ったお札の結界を軽々と突破するような人だ。詐欺師であって、詐欺師と見せかけて、ちゃんとした専門家。
ようやくそのことを、思い知らされる。
とはいえ、俺の中にある立花さんの評価はたいして上がりはしないが。
「ううぅ~……」
小鳥遊さんは立花さんを見るや表情を歪めていた。
明らかな嫌悪感を見せている。それに対して立花さんはどこか恍惚に表情を染めていた。
小鳥遊さんは背を向けて、飛び去ってしまった。
「……嫌われちゃったかしら?」
「そのようで」
「ショックだな~」
そう言うにしては、まんざらでもないような表情だが。
まあそれはいいとして。
「ともかく、助かりましたよ」
「本来ならばお金をもらうところなんだけど、初回サービス無料よ」
「そうですか、それはどうも」
次回の利用はあるのやら。
「怪我はないかい?」
「特には」
「そうかい、それはよかった」
電柱に預けていた背中を離す。
小鳥遊さんの姿はもうないし、危機は去ったとみていいだろう。
俺は胸を撫で下ろして、一息ついた。
「上等な結界はこれかい」
「ええ、そうです」
立花さんは地面からおふだをぺりぺりと剥がしてまじまじと見ていた。
ふぅむ。そんな声を漏らしては、表、裏と、細部まで、まじまじと。
「これ、もらっていい?」
「駄目です」
「わたしのおかげであの子が撤退したんだし、これくらいいいだろう?」
「仕方ないですね、一枚だけですよ」
「ということは何枚か持ってるのかい?」
「……」
無言の返答。
もはや答えを言っているようなものだけど。
立花さんはにやついた笑みを浮かべておふだを丁寧に折ってポケットへしまった。
「あれは一体、なんなんですか?」
「あれかい? 幸鳥はコウトリバコの使用者の体に取り憑いて変化させることができるんだよ~。言ってなかったかい? 言ってなかったか。まあ~大体、幸鳥が危機を感じたときくらいだ、ああやってしかけてくるのは。コウトリバコに何かしようとしなかったかい?」
「……あっ」
「思い当たる節があるようだね~」
そういえば、一度強く握って破壊を試みようとしたな。
あれくらいで、か。幸鳥にとっては身の危険を感じるほどだったのかもしれないが。
「あの段階になるとますます祓うのが難しくなる、変なプライドなんか捨ててわたしを頼りたまえよ~」
「そうですね、気が向いたら連絡しますよ」
「まったく、強情だね~」
「それじゃあ、失礼します」
「気を付けて帰りたまえよ~。ほら、忘れ物」
「どうも」
地面に落ちていた夏美へのお土産である菓子の入った袋を受け取る。
一か所、穴が開いているがまあ食べられるだろう。
「おふだ、ありがとね~」
「いえいえ、どういたしまして」
互いに踵を返す。
家まで徒歩数分といった距離、再び襲われないことを祈るばかりだ。
自宅についてしまえばおそらくは安全だろう。自宅にはじいちゃんがくれたおふだがいくつもあってあそこはある意味世界一安全な場所だ。怪異が生きたまま入ってくることは、先ずない。
入ってくるのは大抵俺が仕留めた死体の怪異だけだ。
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